今どきウルフカットは、ストレートが新鮮!【髪型22+アレンジ術】

トレンドのウルフは顔周りにかかる髪を作るのがポイントです。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからストレートのウルフヘアをレングス別にご紹介します。
ウルフカットってどんなスタイル?
何と言ってもここ最近で一番人気のウルフヘアに用いられるウルフカット!レイヤーを更に段の幅を効かせたハイレイヤーでカットし、オオカミを意識してトップは短く、襟足は残し薄くしていく様なカットです。ナチュラルなデザインにポイントで要素を入れることによりアイロンでもデザインする事も可能です。年代問わず、またハードさもソフトさもカットの調整で出せるウルフカットは万人受けするため、ウルフヘアが人気がある理由もわかりますね。
ストレートとパーマでウルフはどう変わる?
【ストレート】レイヤーと顔周りの髪でこなれ感と小顔効果がゲットできる

Nil トップスタイリスト
大石真里奈さん
自分に似合う髪型がわからないと言われる方、ぜひ一度ご相談ください。女性ならではの繊細なお悩みに寄り添って、似合うヘアスタイルをご提案します。ファッションやメイクも好きなので、お客様がトータルで素敵になれるお手伝いをさせて頂きます。
ウルフカットは顔周りのデザインの仕方でかなり印象が変わります。前髪を厚めにするのか薄めにするのかでも全然雰囲気が変わるので、美容師さんと相談しながら決めるのをオススメします。
前髪はシースルーにカットし、顔まわりは頬、顎ライン、鎖骨と3段になるようにレイヤーをたっぷり入れてカットしています。バックも顎ラインの長さに合わせてレイヤーを入れています。顔周りにかかる2段目部分のレイヤーが、しっかりと小顔効果を演出してくれます。
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【パーマ】簡単に動きとしゃれ感が出る

副店長/トップスタイリスト
原菜摘さん
自分史上最高の【ショート】【ボブヘア】を作ります♪お客様の骨格に合わせてフィットするスタイルが得意です。トレンドのカラーやパーマと組み合わせながら、自分史上一番しっくりくる【ショート】【ボブヘア】をおすすめします。時間のかけたくない朝に少しでもお手入れが楽になるスタイルを提案します。
全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウェーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。
「ショート~ショートボブ」ウルフカット×ストレート【3選】
【1】初心者向けウルフっぽさを加えたショート
Point
顔まわりからサイドにかけてレイヤー、少しウルフっぽいショートヘアに。【how to“ベース&カラー”】
縮毛矯正をされている方やストレートな髪質の方。襟足は長めに、サイドはやや前上がりになる様に顎ラインで設定。
前髪の長さはサイドよりもやや前が上がりに、サイドへ流れる様に少しのレイヤーでシースルーにもセンター分けにも対応。
12トーンベージュに設定。肌トーンを上げてくれる上にメイク映えもする、健康的な肌見せに役立つお色味。
【how to“スタイリング”】
全体的にストレートアイロンでやや外ハネにするイメージで軽く通すだけ。顔まわりは真上に持ち上げて軽く内巻きになる様にアイロンを通す。全体にバームを少量、中間から毛先に向かってつければ完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 徳崎 ヨシヒデさん
【2】カットとカラーがポイントのパンクなウルフ
Point
ショートウルフは動きが十分に出るのでスタイリングがとてもしやすいです。【how to“ベース&カラー”】
前髪、トップ、顔周りが繋がるようにレイヤーカットします。毛先が軽くなるようにスライドを中間から毛先にかけてしっかり入れます。レイヤーをしっかり入れることで動きが出るのがウルフヘアの一番のメリットです。
ブリーチベースで16トーンのペールピンクをランダムに入れて、ベースは12レベルのベージュで染めています。
【how to“スタイリング”】
レイヤーをたっぷり入れたことで、十分に髪の動きが出ているため、スタイリングはストレートアイロンで軽くカールをつけて巻くだけでOK。
最後に軽くオイルをつけたら完成です。
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【3】フェミニンなモテウルフ
Point
ウルフは簡単にひし形くびれシルエットを作ることができるので、ボリュームが出にくい方や骨格にお悩みを抱えてる方にオススメなヘアスタイルです。伸ばし途中の中途半端な長さの時に、下の長さは変えずに変化させられるのもウルフヘアだからこそ!【how to“ベース&カラー”】
丸みボブのラインとウルフのくびれをmixさせた美シルエットのボブルフ。ハチ上を緩やかなレイヤー(ローレイヤー)でカットし、ハチ下はレイヤーでつなぐ事によって、丸みのあるレイヤーボブとくびれを強調するレイヤーウルフのmixヘア!立体感が出やすいように、膨らんで見えるハチ周りや耳後ろはしっかり量感調整します。毛先の質感調整カットも束感や空気感を作りやすくするために必須です。
前髪は少しだけ厚めにとってラウンドカットにし、頭の丸みと形が綺麗に見えるようにしてます。
カラーは今人気のあるピンク系オレンジ系。ブリーチをしてから、今回は透明感たっぷりのミルクティーオレンジで柔らかく艶々に仕上げました。
【how to“スタイリング”】
ハチ下は外ハネ1カール、ハチ上は内巻きゆる1カールの簡単スタイリング。顔周りにリバース巻きを足してひし形シルエットを強調するのもオススメです!
仕上げは艶と束感が綺麗に出るオイルを中間から毛先に馴染ませて完成です。
担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん
「ボブ」ウルフカット×ストレート【8選】
【1】大人っぽいくびれボブルフ
Point
大人っぽく決めるウルフはナチュラルに仕上げるのがポイント。なので、毛先にウルフ感を持ってきました。毛先の癖を活かして動きを作っています。【how to“ベース&カラー”】
前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。
前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。
カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。
【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん
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【2】ウェットな束感を出したくびれボブルフ
Point
乾燥や切れ毛が気になる方はレイヤーカットで揃えて動きを出し、最後にオイルでウエット感を出すのがおすすめです。傷んだ髪はうねりや癖もあるので、活かしつつカットで整えています。【how to“ベース&カラー”】
全体的にレイヤーをしっかりと入れてくびれボブルフスタイルに。レイヤーを入れる際に切れ毛などをうまくカットすることで、パサつきが抑えられます。軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れて大人ウルフ感スタイルにしました。
カラーは10トーンのトープグレージュにベージュとグレーで艶のある柔らかく透明感のあるカラーに。
【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテで毛先は外ハネにして、顔まわりとトップと顔まわりは内巻きのワンカールで形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感に仕上げました。
最後はオイルをつけてウエット感を出すと艶もまとまりも出ます。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
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【3】オン眉×マッシュの個性的なウルフボブ
Point
アッシュカラーにカーキをプラスすることで深みが増してオシャレカラーになります。また、アッシュカラーは日本人特有の髪の赤みを抑えてくれるので透明感が増して肌の色を綺麗に見せてくれま。色落ちがいいのもアッシュ系カラーの特徴です。【how to“ベース&カラー”】
表面と顔まわりにレイヤーを入れることで自然に外ハネのボブルフスタイルになります。また、顔まわりのレイヤーで小顔効果とオシャレ感がUPします。
前髪はウルフとは相反するようですが、ぱっつんオン眉の前髪にして個性を出してみました。
カラーはブリーチした16トーンベースにカーキアッシュを入れることで透明感抜群に。ブリーチをしていなくてもアッシュ系カラーは赤みを消してくれるので、透明感が出やすいカラーに仕上がります。
【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで全体的に外はねにして、表面だけ内巻きにしてマッシュ感を出しました。
オイルとバームをミックスしてスタイリングしています。バームを混ぜることでセット力がアップして束間が出やすくなりこなれ感がでます!とても簡単なスタイリングなのでぜひ挑戦してみてください。
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 前田花蓮さん
【4】羽バングがポイントのハイトーンカラーウルフ
Point
顔周りにちょっとウザ目にかかる羽バングとウルフという個性的な2つのスタイルを合わせてみました。髪色は明るくしていますが、トーンによっては見方が全く違ってくると思います。【how to“ベース&カラー”】
前髪は重めに少しワイドにカット。サイドからリップラインにかけて、頬のラインに沿わせてレイヤーを入れて羽バングをプラスで作りました。
カラーは、ベースの髪は元々ブリーチを続けているのですが、今回はそのままの状態(自然に伸ばした根元はそのまま)で9レベルのオレンジをのせました。
【how to“スタイリング”】
顔周りはストレートアイロンで内巻きに。襟足は外にはねさせます。
頬周りの髪はレイヤーが入っているので、手櫛で内に入れるように乾かせば写真のようになります。
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【5】シルエット綺麗なボブルフ
Point
いつものショートヘアから少し雰囲気を変えたい方、伸ばし中でもヘアスタイルを楽しみたい方におすすめ◎お洒落を楽しみたい大人女性に人気のヘアスタイルです。【how to“ベース&カラー”】
外ハネしやすい襟足の長さに、トップはふんわり骨格に合わせてカット。
前髪からもみあげまで切り込んだ、お顔周りがポイント◎。全体的に動きのある軽い質感になるよう、量感調整にもこだわりました!
カラーは、ブリーチでハイライトを入れた後に、9トーンのオリーブグレージュでオンカラー。一見落ち着いて見えるけど、光に当たると透明感溢れる肌映えカラーに仕上げました。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで襟足は外ハネ、他はふんわりと内巻きに熱を通します。スタイリング用のオイルを全体に揉み込んで完成です。不器用さんでも挑戦しやすい簡単スタイリング◎。ウルフカットのくびれ感で小顔効果も◎。無造作に動く毛先が可愛いスタイルです。
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん
【6】暗髪に似合うモテウルフ
Point
あまり知られていませんが、実はどんな輪郭・骨格の方にも相性がいいのが「ウルフカット」!横幅を広く見せたり、逆にカバーをしてくれたり、エラを隠せたりと、その人の悩みに合わせて自由自在にスタイリングすることができる。また、通称「ブルーアッシュグレー」とも呼ばれるくすみブルーは、比較的暗めのカラーに。日本人特有の赤みを抑え、透明感を与えてくれる。暗髪ですが、暗髪にはない垢抜け感と透明感がとってもオシャレで人気。【how to“ベース&カラー”】
ベースは襟足を長めに残し、毛先に向かってレイヤーを入れたウルフミニボブに。いま芸能人の間でも流行っているウルフカットは2022年のトレンドヘア。前髪をシースルーバング×眉上にすることで個性的な髪型になり、周りと差をつけることができます。カラーは6トーンの暗髪くすみブルー(ブルーアッシュグレー)にし、モード系の大人っぽ。美白&白玉効果あり。
【how to“スタイリング”】
毛先の巻き方次第で様々なヘアが楽しむことができます。外ハネにすると画像のモデルさんのような若々しく少しミステリアスな雰囲気に。内巻きにすると、個性的かつ清楚な雰囲気に。26ミリのカールアイロンで巻き、オイルを毛先中心につけてたら完成です。
担当サロン:LallYou立川(ラルユータチカワ) 松宮 拓さん
【7】顔周りにもレイヤーを入れた骨格カバーウルフ
Point
・顔まわりをウルフっぽく作ることで骨格をカバーしてお洒落な雰囲気に・スタイリングがしやすいひし形くびれレイヤーカット
・ノーレイヤーのぷつっとオン眉カット
・肩に当たるくらいの長さで、ストレートでも外ハネでも内巻きでも可愛く
スタイルのポイント
顔まわりにナチュラルにレイヤーを入れてお洒落な雰囲気に。
長さは変えたくないけど、雰囲気を変えたい方におすすめ。
短めのシースルーバングで軽さを出す事で明るいイメージにも。
前髪カットのポイント
イルチャベン・オン眉(韓国語で真っ直ぐな前髪)で今っぽい雰囲気に。
担当サロン:ciel(シエル) sanaさん
【8】大人女性に似合うふんわりウルフ
Point
顔周りのレイヤーによる外への毛流れと、後頭部に入れたレイヤーのふんわり感で、美人見え間違いなしのひし形シルエットに。襟足を絶妙に削ったウルフが、軽やかさを演出。【how to“カット”】
ベースは鎖骨の長さ。フロントは頬ラインから流れるレイヤーを、全体は前下がりのレイヤーを入れて、後頭部の丸みを出す。
【how to“カラー”】
全体にハイライトを入れてから、白髪が気になる根元は白髪染め、ほかは普通のカラーを重ねてラベンダーブラウンに。
【how to“スタイリング”】
サイドの毛束を頬の位置までもち上げ、ストレートアイロンで外巻きにして後ろへ流す。10円玉大のバームで仕上げて。
担当サロン:WAKU(ワク)土屋佑児さん
「ミディアム」ウルフカット×ストレート【3選】
【1】パープルカラーがおしゃれなレイヤーウルフ
Point
このモデルさんは面長なので、顔を包み込むような毛流れを作るためにたっぷりとレイヤーを入れました。そのため、ふんわり感の中にきちんと動きもあるウルフスタイルに。【how to“ベース&カラー”】
毛量がしっかりとあるので、癖に合わせて全体的にレイヤーをしっかりと入れて軽さを出し、顔まわりにもレイヤーを入れてエッジのきいたウルフ感スタイルにしました。
面長さんなので、顔を包み込むように内巻きウルフにして面長をカバーしています。前髪も横に流して、縦ラインを払拭しています。
カラーは11トーンのモーヴグレージュで柔らかく透明感のあるカラーに。パープル系のカラーは、透明感が出るので最近人気のお色です。
【how to“スタイリング”】
全体的には32ミリのコテでレイヤーのカットラインに合わせて内巻きのワンカールでクセを活かし形を作っています。丸く入れすぎない感じでCカールを描く感じでコテを入れてウルフ感を出しています。
最後に軽く、オイルをなじませると艶感アップで◎。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【2】頬にかかるレイヤーが可愛いストレートウルフ
Point
毛量が少なかったり、猫っ毛さんでも決まるウルフヘア。生え癖などを活かして、レイヤーを入れすぎないように注意すればスカスカにならずにきれいに決まります。【how to“ベース&カラー”】
髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。
カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。
【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。
顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。
スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)&REVES(レーヴス) 藤間帆乃夏さん
【3】大人の上品なウルフミディ
Point
控えめなウルフにすることでフェミニンさが残るので、大人ヘアにはオススメです。また、外ハネにすることでメリハリが出て、シルエットがきれいに決まります。【how to“ベース&カラー”】
ミディアム外ハネスタイル。くびれのをしっかりつくる事で、メリハリのあるスタイルになります。質感が軽くなるので、髪の量が多く広がりやすい方に、おすすめのスタイルです。ボブっぽさもあるので、ウルフより、ややフェミニンさがあるので、大人が取り入れやすいスタイルになります。
カラーは8トーンのナチュラルブランで艶を出しています。
【how to“スタイリング”】
32ミリのカールアイロンで、すそを外に巻きます。表面の髪をやや多めに量をとり、毛先をワンカール内に巻いたら、ワックスで揉みこんで、毛束を散らしたら完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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「セミロング~ロング」ウルフカット×ストレート【4選】
【1】丸顔さんに似合うウザバンのセミロングウルフ
Point
・丸顔さんは横幅よりも縦幅を意識してカット、スタイリングした方が小顔に見えます・ウザバングは強くカールを出してシースルーバングを作ってあげるのがgood
・全体的にレイヤーを入れて、その人の骨格を見てスタイリングで動きをつけていきます
スタイルのポイント
全体的に軽さを出すため、レイヤーを入れてウルフヘアに(トップはハイレイヤー)。
26ミリで上下でブロッキングし、下の段は毛先を外ハネ、上の段は内巻きに。
明るめオレンジベージュで元気でフレッシュなイメージに。第一印象もよくなる。
前髪カットのポイント
前髪は顔周りからつながるシースルーのウザバンにして、全体的に下に伸びる感じを出し丸顔をカバー。
担当サロン:LallYou(ラルユー)錦糸町店 田中亜沙美さん
【2】アッシュ系カラーのロングウルフ
Point
ロングウルフでボリュームを演出。赤味を抑え、適度にトレンドのくすみ感をだすカラーになります。アッシュの透明感+グレージュのくすみ効果でお肌が綺麗にみえるので、顔が暗く見えずおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さのロングヘアで、全体的にローレイヤーのペースで、顔まわりはしっかりめにフェイスレイヤーをいれています。
10トーンのアッシュグレージュなら赤味を抑えて透明感が出やすくなります。
【how to“スタイリング”】
ふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライします。32ミリのアイロンで、全体に外ハネした後に、顔まわりと耳前をリバースで巻きます。
巻いた後に、全体的に崩し、オイルを内側からつけ、軽くかき上げるようにつけます。すると、艶感が髪の中心から毛先にかけて出た後に、顔まわりもベタつかずまとまります。これで韓国ヘアの完成です。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん
【3】細毛・猫っ毛さん必見!ふんわりウルフロング
Point
・ウルフカットはトレンドのくびれスタイルをモチーフにしているので、世代問わず、オシャレで可愛いトレンドのウルフヘアになります。・ボリュームが出にくい方や骨格に悩みをか変えている方は、ウルフヘアにすることによって、レイヤーが入るので、トップが立ち上がり、全体的にふわっとしたひし形ラインができるのでおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ウルフカットは、髪全体にレイヤーを入れて長短をつけたメリハリのあるスタイル。根本がペタッとしてしまう細毛や猫っ毛の方は、フェイスレイヤーとトップにレイヤーを入れることによって毛先の重さが消えるので、軽さが出てふんわりしやすい。
顔周りをフェイスレイヤーをいれることにより小顔に見せてくれるのが一番のポイント。毛量が多い方、広がりやすい方でもレイヤーを入れることによって、収まりがよくなり、綺麗なシルエットになる。
カラーは、今季トレンドの、10トーンのトープグレージュ。ベージュの色をベースにグレーの色味が入ることにより、赤みを抑えまろやかさを出すので、重くなり過ぎず、綺麗な色味に。
【how to“スタイリング”】
顔まわりを外巻きにするか、内巻きにするか、ベースの毛先を内巻きにするか外巻きにするか、など様々なアレンジ次第で雰囲気ががらりと変わるので、その日の気分に合わせてスタイリングを楽しめるのがポイント。
写真のようなアレンジだと全体的に毛先を内巻きにするだけで、レイヤーが入っているので、ふわっとした柔らかい印象になる。トップにレイヤーがあるので、ひし形になるので、レングス問わず、ペタッとしてしまわないので、スタイリングが決まりやすい。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん
【4】レイヤーで動きを出したハンサムウルフ
Point
・アンダーの厚みは程よく残し、フロント側をレイヤーしっかりめで後ろに行くに従って幅は狭くします。・ロングウルフなら今流行りのヨシンモリもやりやすいスタイル。
・ペタ毛さんにもおすすめのスタイルです。
【how to“ベース&カラー”】
バストトップより3センチ上でみつ襟までカット。そこから耳後ろまで45度の前上がりでカット。顔まわりの一番短いところを決めて(顎下8cm)そこに繋ぐようにオーバーセクションだけレイヤーを入れていきます。
前髪は鼻上で薄めにカットすることで、かき上げて動きを出せるように。
カラーは11トーンのオレンジベージュ、インナーカラーはミルクティーベージュで入れて明るめに。
【how to“スタイリング”】
根元を立ち上げながらドライします。オイルをつけてからストレートアイロンでクセを伸ばしながら巻いていきます。毛先の部分はJカールに巻き、顔まわりのレイヤー部分も緩やかにリバースに巻きます。
最後にふんわり感を保たせるために内側からスプレーをふります。
担当サロン:Tierra (ティエラ) 毛利仁美さん
ストレートアイロンを使った【スタイリング方法】

ヘアサロンtricca銀座店 アシスタント
高桑えむさん
銀座にあるヘアサロン『tricca』でスタイリストデビューを控えているアシスタント。ヘア悩みと向き合い、ロジカルな考え方で解消するのが得意
STEP1:髪を4段に分けて根元からストレートアイロンを
「ストレートアイロンをしっかり効かせるコツは、1回に挟む毛束の量にあります。毛束量が多いとクセが取りきれないので、髪を4段に分け、アイロン幅にムリなく収まる量くらいに小分けにしてアイロンを当てていきます。ストレートアイロンは根元近くから入れると、ふくらみが落ち着きやすいですよ」(高桑さん・以下「」内同)
STEP2:毛先は流れに沿って自然な外ハネに
「肩について跳ねやすい毛先は、流れに沿ってストレートアイロンでひとなでします。がんばって内巻きにするよりスタイリングがラクなだけでなく、動きがあって自然な仕上がりになると思います」
STEP3:少し重ためのヘアオイルをなじませる
「日中に髪がふくらんで来ないように、仕上げにヘアオイルをなじませます」
完成
するんっとまとまりのいいダウンスタイルは、大人っぽい印象に。肩について跳ねる部分は流れを生かしているから、自然な動きを一日中キープ。
ウルフカット×ストレートをもっと楽しむ「ヘアアレンジ」【4選】
【1】カチューシャを使ったフェミニンアレンジ

ヘアサロンchobbi アシスタントスタイリスト
Tomokoさん
銀座にあるヘアサロン『chobbi』のアシスタントスタイリスト。今年中にスタイリストとしてデビューを目ざしている。コンプレックスを解消しながら個性を生かしたカットを勉強中。
STEP1:跳ねやすいサイドの毛先を軽く内巻きに
「ウルフカットで毛先が跳ねやすいので、ストレートアイロンで毛先を落ち着かせます。カチューシャで髪を上げた時に目立つサイドの髪を軽く内巻きにします」(Tomokoさん・以下「」内同)
STEP2:前髪の生え際にバームをつける
「カチューシャで髪を後ろに流しやすいように、前髪の生え際から髪全体にバームをなじませます。バームを手のひらに広げてから、もみ込むようになじませていきます」
STEP3:前髪を薄めに取る
「愛用しているカチューシャは黒なので、重たい印象にならないように、前髪の量を少なくします。前髪の生え際をつまみ上げるように後ろに持っていけばOK。バームがついているから、動かしやすいです」
STEP4:前髪の分け目の近くにカチューシャを
「カチューシャをのせる位置は、STEP3で前髪を分けた境い目のやや後ろ。ここがハチの張りを目立たなくさせるポイントです。カチューシャに髪がかかってしまうとボリューム感が出てしまうので、仕上げに手のひらで髪を押さえます」
完成
トップとサイドがスッキリしているから、ボリュームもハチも気にならない!薄めに取った前髪が、ダウンスタイルでも軽やかな印象に。
\使用アイテム/
リッカ リレイ トリートメントバーム
価格 | 容量 |
---|---|
¥2,750 | 40g |
「髪をしっとりと落ち着かせて、動きがつけやすくなります。ハンドクリームとしても使えるナチュラルな成分でできているから、頭皮についても安心」
【2】編み込み&ツイストで作るおしゃれアレンジ

ヘアサロンtricca銀座店 アシスタント
高桑えむさん
銀座にあるヘアサロン『tricca』でスタイリストデビューを控えているアシスタント。ヘア悩みと向き合い、ロジカルな考え方で解消するのが得意
STEP1:毛先をコテで外ハネに
「サイドは編み込みとツイストで華やかになりますが、後ろから見たときに寂しい印象にならないように、毛先をすべて外ハネにして動きをつけておきます。26mmのコテを使って、1カールさせます」(高桑さん・以下「」内同)
STEP2:サイドの髪を1回編み込む
「前髪の上と頭頂部の間の、ハチの上の髪を取り、前後で二等分にします」
「前の毛束が上になるようにクロスさせます」
「クロスした毛束の下の髪を取り、上の毛束と合わせます」
STEP3:2つの毛束を3回ねじる
「STEP2で1回編み込んだ毛束を、今度はツイストしていきます。それぞれの毛束をねじりなから、3回ツイストさせます」
STEP4:耳上のところにヘアピンで留める
「耳上の位置で、ヘアピンを2本使って留めます。留める向きを少し変えると、ホールド感がUPします」
完成!
サイドの髪の膨らみが抑えられて顔周りがすっきり。簡単な編み込みとツイストのおかげで、大人っぽく華やかな印象に。
横から見ると…
編み込み&ツイストがカチューシャのように見えておしゃれ。外ハネにした毛先のおかげで、どこから見ても華やか。
【3】クリップがポイントのハーフアップ
STEP1:耳より1cm上から髪を取る
「耳上からサイドの髪をまとめるとフェースラインが強調されてしまうので、耳より1cm分の髪を残してハーフアップにします」(高桑さん・以下「」内同)
STEP2:ヘアゴムで結んでおだんごに
「STEP1で取った髪をヘアゴムで結びます。最後の毛束はヘアゴムを通し切らずに、おだんごに。毛先が下に向くようにして、後ろの髪となじませます」
STEP3:トップの髪をつまみ出してラフに
「片手でSTEP2の結び目を押さえながら、もう片方の手でトップの髪を少しずつ引き出してラフに崩します」
STEP4:前髪の中央のみ後ろで留める
「前髪が目の下くらいの長さで邪魔になるので、中央部分の毛束のみ後ろに持っていきます」
「結び目の上で、前髪を留めるようにクリップピンを挟みます。もうひとつのクリップピンは飾りとして、結び目の横の位置に。ふたつのクリップピンの向きが揃わないようにするのが、後ろから見たときにこなれた感を出すコツです」
STEP5:顔まわりの髪を外巻き&縦巻きで動きを出す
「前髪は外巻きにすると、伸びかけでもうっとおしさが半減します」
「サイドに残した髪は縦巻きにして、顔まわりにふんわりと柔らかな動きをつけます」
完成!
ハーフアップにすることで、ハチの膨らみが気にならず軽やか。
顔まわりのゆるやかなウェーブのおかげで、余裕を感じるラフでおしゃれな仕上がりに。
後ろから見ると…
ふたつのクリップピンがアクセントになって、後ろから見てもハーフアップが華やか。
【4】シースルースカーフが可愛いおしゃれポニー
STEP1:襟足の横の髪を引き出す
「後ろの髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムで結ぶ前に襟足の横の髪を引き出します。耳の後ろに縦のラインになるように毛束を下ろすことで、髪をまとめたときに襟足の毛量が目立ちにくくなります」(高桑さん・以下「」内同)
STEP2:後ろの髪を耳下の高さで結ぶ
「後でスカーフを巻きつけるので、低めの位置で後ろの髪をヘアゴムで結びます。スカーフをリボン結びにしても、大人っぽい雰囲気になります」
STEP3:結び目から毛先に向かってスカーフを巻きつける
「スカーフをヘアゴムの周りで1周させてから、毛先に向かって巻きつけて行きます。少しきつめに巻きつけて、毛束のボリュームを抑えます」
STEP4:スカーフの先をリボン結びに
「毛先近くまでスカーフを巻きつけたら、スカーフの先をリボン結びに。動きが出て軽やかな印象がUPします」
完成
襟足から垂らした毛束が女性らしい雰囲気に。シースルーのスカーフも動きがあって軽やか。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ミセス世代に圧倒的な支持を持ち、美容を楽しんだり自分に自信が持てるヘア提案が得意です。遠方からも悩み解決やイメチェンをしたいお客様が訪れています。企業広告や、有名人のヘアメイクなど幅広い仕事もこなす魅力的な美容師です。