下膨れ悩みを解消する「髪型のポイント」と「おすすめスタイル16選」
下膨れが気になる方におすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。レングス別の下膨れカバーのポイントも!カバーのポイントをおさえて似合う髪型を見つけてみては♪
下膨れさんの【特徴】
頬が赤ちゃんのようにぷっくりしているのが特徴。小顔に見えないから!とコンプレックスも感じている人もいるようです。
下膨れカバー【レングス別のポイント】
【ショートの場合】柔らかパーマでトップをふんわりと
下膨れを目立たせないよう、トップにふんわりとした動きが出るように、ワンカールのやわらかいパーマをかけて輪郭カバー。ひし形シルエットになっているので下膨れ顔ショートの方でもシュッとして輪郭が細めにみえます。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【ボブの場合】ふんわりひし形シルエットに
下膨れは下に顔の重心が下がっている為、ボブの時はひし形のシルエットになるように。また、顔まわりはタイトなデザインになるようにします。ペタっとしたストレートヘアよりはふんわりと動きがあるデザインにするのが似合うポイントです。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【ロングの場合】レイヤーカットで頬の厚みをカバー
顔まわりのレイヤーカットとスタイリングでくびれるシルエットを作り、エラの辺りに影を作ることで頬の厚みをカバー。
担当サロン:ciel(シエル) sanaさん
「ショート」下膨れさんにおすすめのスタイル【3選】
【1】トップふんわりのひし形ショート
Point
レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。前髪は流し目にして、シースルーバングに。
カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【2】顎ラインに沿ってカットしたオン眉ショート
Point
顔まわりを小顔に見せるように、顎ラインに沿って収まるようにカット。【how to “ベース&カラー”】
オン眉前髪は、メインバングを黒目と黒目の外側に設定し、浅め、軽めにカットする。抜け感をつくるため、眉の位置でカット。
ヘアカラーも軽さの出る、透明感のあるベージュに。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、軽めのオイルをさらっと手ぐしを通してつけるだけでok。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【3】縦ラインも意識した丸みショート
Point
オン眉バングは隙間をつくって縦ラインを強調する。【how to “ベース”】
フォルムと前髪を短めに クールすぎないように丸みをつけてカット。フルバングでカットし、奥行きはやや浅めにとり、カットする。重く見えすぎないように、チョップカットとセニングで軽さを出し、隙間をつくる。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで艶を出す。オイルを2プッシュ出し全体に手ぐしを通してスタイリング。手に余った分で最後に前髪と顔周りに軽くつけてあげ、質感を整える。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
「ボブ」下膨れさんにおすすめのスタイル【5選】
【1】ふんわりひし形ボブ
Point
前髪から顔周りに繋がる髪を作って頬を隠し、下膨れをカバーしています。【how to“ベース&カラー”】
トップがふんわりなるようにカット。
カラーは11トーンのシナモンベージュ。赤みを抑えるようにして柔らかい雰囲気の色味にします。
【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで内巻きにワンカールで下膨れを隠しています。また、表面さ毛束を持ち上げ柔らかいカールが出るようにします。あまりツヤっぽくなりすぎないワックスで毛先を揉み込むようにしながらスタイリングしたら完成。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【2】顎ラインのグラデーションボブ
Point
耳下にカールを加える事で下膨れ感を無くす。【how to“ベース”】
下膨れをカバーするためには顎ラインのグラデーションボブに。前髪はリップラインくらいでどこでも流せるように。センターパート、サイドパートにも対応できる2WAY。
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【3】顎下レングスのレイヤーボブ
Point
顔まわりにしっかり目にレイヤーを入れることで、骨格カバーにもなるし、ふんわり感も出る。【how to“ベース”】
顎下レングスのレイヤーボブで下膨れをカバー。前髪は目にかかるくらいの少し長めで毛先を毛量調整。
【how to“スタイリング”】
ワンカールさせるだけで自然に流れるし、サイドに持って行けば、おでこだしスタイルも楽しめる。
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【4】オン眉シースルーバングの丸みボブ
Point
大人かわいい丸みショートフレンチボブ。オン眉シースルーバングで下膨れカバー。【how to“ベース”】
大人かわいい丸みのあるボブはふわっとした質感の毛束でつくることで子どもっぽくなりすぎないナチュラルキュートな印象に。
前髪はゆるーく丸みをつけて眉ギリギリの長さにカット。オン眉の前髪は、適度なシースルー感で抜け感アップ。サイドの毛流れをに自然につながるように、サイドバングを長めにカットするのがポイント。
【how to“スタイリング”】
コテで巻くのが意外と難しいボブは髪を硬くしない低温デジタルパーマで柔らかなカール感をつけることで毎日のスタイリングが楽ちんになります。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【5】ひし形シルエットのワンカールパーマボブ
Point
ゆるくワンカールのパーマをかけてひし形のシルエットになる様にして、下膨れの骨格をカバー。【how to“ベース”】
顎ラインに設定。表面にほんのりレイヤーをいれてトップはフワッと動きをだす。アウトラインはぱつっと切りっぱなしのラインを残す。眉ぎり隠れる長さのオン眉に。幅は厚めに設定。
【how to“パーマ”】
ふわっと立体感がでるようゆるくパーマをかける。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
「ミディアム」下膨れさんにおすすめのスタイル【3選】
【1】顔まわりレイヤーのミディアムボブ
Point
ミディアムボブでトップと顔まわりはレイヤーを入れて下膨れをカバー。【how to“ベース”】
レイヤーが入っているので顔まわりを包み込むようになるため、小顔効果も♪前髪は目の上で流す方向を長めに斜めにチョップカット。伸びてきても分けれるように毛先は毛量調節でなじませてあげれば、サイドに流すこともできる。
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【2】ひし形シルエットの重めミディ
Point
ふわっとワンカールで全体をひし形シルエットにして骨格もカバー。【how to“ベース”】
前髪と毛先を重めにぱつっとカットしたミディアムスタイル。オン眉バングは隙間をつくって縦ラインを強調する。フルバングでカットし、奥行きはやや浅めにとり、カットする。重く見えすぎないように、チョップカットとセニングで軽さを出し、隙間をつくる。
【how to“スタイリング”】
オイルを2プッシュ出し全体に手ぐしを通してスタイリング。手に余った分で最後に前髪と顔周りに軽くつけてあげ、輪郭を隠すように整える。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【3】ひし形シルエットの外ハネミディ
Point
ふわっとワンカールで全体をひし形シルエットに。【how to“ベース”】
顔周りとトップにレイヤーをいれた外ハネミディアムスタイル。オン眉バングは隙間をつくって縦ラインを強調する。フルバングでカットし、奥行きはやや浅めにとり、カットする。重く見えすぎないように、チョップカットとセニングで軽さを出し、隙間をつくる。
【how to“スタイリング”】
オイルとバームを1:1で混ぜ、全体に手ぐしを通してスタイリング。手に余った分で最後に前髪と顔周りに軽くつけてあげ、輪郭を隠すように整える。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 高遠 翔馬さん
「ロング」下膨れさんにおすすめのスタイル【5選】
【1】幼顔を解消するレイヤーロング
Point
動きのあるメリハリヘアは大人っぽい毛流れを作ることができるため、下膨れさんの幼顔を解消するにもオススメ。【how to“ベース&カラー”】
頬の部分がちょうどよく隠れるように、全体的にレイヤーを入れて動きを出します。前髪は、眉毛の辺りで流せるシースルーにして、こめかみに続くようにすることで顔の面積を小さく見せて小顔効果も出しています。
カラーは9トーンのチョコレートカラー。ほんのりラベンダーっぽいブラウンカラーが今っぽくて明るすぎず可愛い◎。
【how to“スタイリング”】
38ミリのコテでゆるっと巻くのがポイント。毛先を外ハネにし、顔まわりと後ろの表面のみをリバースに巻いて、頬の位置がうまく隠れるようにするのが下膨れカバーには重要。バームをつけた後にブラシでとかすことで艶とまとまりのあるクアンクヘアに。
担当サロン:ciel(シエル) sanaさん
【2】姫バングで小顔見せが叶うストレートロング
Point
前髪なしで顔周りにかかる髪と毛先を2段のぱっつんにして「姫バング」に。頬に顔周りの髪がかかることで、小顔効果抜群です。下膨れや四角顔、頬の厚みが気になる方におすすめのスタイルです。【how to“ベース&カラー”】
胸上で毛先をぱつっと切り揃えたワンレン。顔まわりもラインを残しながらぱつっと厚めにリップ下でカットして2段の姫バングスタイルに。ぱつっとラインで今っぽい質感を作りつつ、頬とエラをカバーして小顔に。
カラーは地毛風の5トーンのアッシュグレージュ。落ち着けつつも透明感はしっかりある赤みを抑えたカラーです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先は丸めずストレートにスタイリング。スタイリング剤もオイルをつけて艶を出し、ナチュラルすれば完成です。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
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前髪なしのロングのストレート×姫バングは小顔見せ効果抜群
【3】顔周りのレイヤーのロング
Point
顔周りのレイヤーでフェイスラインをカバーしつつ軽く。【how to“ベース&カラー”】
前髪に隙間をつくり少し短く軽めにする事により縦長の印象に。オン眉は、メインバングを黒目と黒目の外側に設定し、浅め、軽めにカットする。縦長の印象をつくるため、眉の位置でカット。ヘアカラーも軽さの出る、透明感のあるベージュに。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、軽めのオイルをさらっと手ぐしを通してつけるだけでok。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【4】ふんわり黒髪ロング
Point
顔周りにレイヤーをいれ、ニュアンスを出し、フェイスラインをカバー。【how to“ベース”】
束間のあるシースルー前髪で縦ラインを強調し下膨れ感をカバー。眉ラインで長さを設定し隙間と束感ができるようにチョップカット。メインバングの延長に馴染むようにサイドバングをつくり、フェイスラインを補正。
【how to“スタイリング”】
スタイリングはヘアオイルでさらっと手ぐしを通し、軽めの質感にする。
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【5】緩ウェーブとフェイスレイヤーのかきあげロング
Point
かきあげできる髪の長さに顔周りは設定して下膨れもカバー。【how to“ベース”】
韓国クアンクヘア。毛先ワンカールであまり巻きすぎないのがポイント。お顔周りのにしっかりとフェイスレイヤーをいれて流れるようにカット。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波 さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。