大人の前髪デビュー!どんな顔でも似合う“隙間バング”
「私に前髪は絶対似合わない…」大人になるほどそう思い込む人は多いのでは? でも大丈夫。どんな顔でもしっくりなじむ、甘くならない大人の前髪があるんです! ポイントは、ざっくりした束感と“隙間見せ”にあり。隙間を作らずにきれいに流した前髪は、甘く見えたり、逆にコンサバに見えたりして似合う顔を選びます。前髪に隙間を作ると表情にヌケ感が出てややカジュアルになり、自然とどんな顔にもなじみやすくなります。合わせるスタイルはボブがおすすめ。重心が上がるので前髪が浮きにくく裾との一体感が出ます。前髪を作るとイッキにイメチェンになり心境もきっと変わるはず。前髪に躊躇していた人ほどぜひTryを!
眉間の隙間をなじませるため表面に前髪とは反対の毛流れあり!
【How to“ベース&カラー”】
前髪は軽く目にかかる長さにカット。厚くすると束感が作りにくいので、やや薄めに取ります。サイドは肩につかないくらいの長さでやや前上がりにカット。バックは襟足部分をセイムレイヤーにカットし、ウルフカットのようなすっきり感を。トップには軽さを出すためレイヤーを入れます。カラーは前髪を軽く見せないように、落ち着きのある7トーンのグレイベージュで。くすみのある寒色なので、クールな大人っぽさを演出します。
【How to“スタイリング”】
襟足部分は首に沿わせるように手ぐしを入れながら乾かします。全体の毛先にアイロンでゆるく内外ランダムに巻きニュアンスをつけて。しっかり巻かずアイロンを滑らせる程度でOK。レイヤーが入っているトップも巻くのを忘れずに。セミウエットなスタイリング剤を毛先に揉み込んで束感を出します。前髪は隙間を作りながら毛先だけややサイドに流して。さらに前髪の表面の毛を少し取り、流した毛先と反対側にカールするように動かします。この表面の毛が隙間の上にかかり、隙間を目立たせないようにする重要ポイント。ラフに見せつつ、前髪が顔になじむように計算されているからこそ、どんな顔にも似合うのです。
Sui(スイ)
撮影/蓮見 徹 ヘアスタイリスト/坂口勝俊(Sui) モデル/鈴木愛優美 文/上村ゆう子
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