ヘアスタイル・髪型
2024.12.13

シースルーバングの作り方は?セルフカット&スタイリング|おすすめ髪型22選

定番人気の前髪「シースルーバング」。今回は、シースルーバングが似合う人から、セルフでできる作り方・切り方、スタイリング方法、シースルーバングを取り入れた顔型×レングス別おすすめスタイルまで、まるっとご紹介します!

シースルーバングって?似合う人は?

シースルーバングとは「おでこが透けて見える、薄めの前髪」

韓国発祥と言われ、日本に来てからも人気でトレンドの前髪。薄めでおでこが透けるような毛流れが特徴。長さや薄さ、スタイリングの仕方で可愛くも綺麗めにもできます。

\長めシースルーバング/

前髪は、目の上ギリギリの長さでシースルーに。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) manaさん

\極薄シースルーバング/

前髪を作りたいけど、生えぐせや分かれぐせがあるから……、という人にこそチャレンジして欲しいのが極薄のシースルーバング。生えぐせを活かせ、ストレスフリーで前髪を作った人からは喜びの声が続出だとか!

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

似合う人1|縦ラインを強調するデザインは「丸顔さん・エラ張りさん」に◎

すっかり定番となったシースルーバング。おでこが透けることで縦ラインを強調し、丸顔やエラ張りを解消するメリットもあります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

\面長さんは、ワイドにつくってサイドバングに繋げると◎/

シースルーバングで、縦長を強調し、丸顔をカバー。さらに、前髪をワイドにつくり、サイドバングに繋げているので、面長さんの補正もできる優秀デザインです。

担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん

頬にかかるサイドバングは、小顔見せはもちろん面長さんのカバーにも。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデン ヨコハマ) 千葉いずみさん

似合う人2|「重めスタイルの人」は抜け感が出て好バランスに

重めのスタイルなので、前髪はシースルーで抜け感を出すのが正解。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) 豊田楓さん

前髪は幅の狭いシースルーに。全体が重いシルエットなので、抜け感をつくりメリハリのあるスタイルにします。

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクス シブヤスマートサロン) 知念弘行さん

セルフでできるシースルーバングの【作り方・切り方】

作り方1|固めバームで「太束シースルー」に

K-two GINZA エグゼクティブディレクター

谷口翠彩さん

【before】

生えぐせが強いため、あまり前髪の冒険をしないタイプ。短すぎるとくせが出てぱっくり割れてしまうので、ある程度の長さにして下ろしている。

【how to】

  1. 何もつけないコームでとかした後、バームを指先にほんの少しつけて毛先をつまむと、太めの束に。

【使用アイテム】
ルベル/タカラベルモント ザ・モイ バーム アンビエントデュウ

価格容量
¥3,520(サロン専売品) 37g

重めのスタイルに最適。

作り方2|オイルで「細束ウエットシースルー」に

【how to】

  1. 指先にほんの少しつけて手ぐしで前髪になじませてから、何もつけていないコームでとかせば出来上がり。

【使用アイテム】
コーセーコスメポート SS ビオリス ボタニカル ポリッシュオイル

価格容量
¥1,320(編集部調べ) 75ml

ゼリー状のオイル。

作り方3|ピンを使った「ツイストアレンジ」

tricca Daikanyama クリエイティブディレクター

小走祥菜さん

【before】

前髪は鼻くらいの長さ。クセのあるドライヘアでボリュームが出やすく、重たい印象になりがち。

【how to】
(1)前髪~髪全体にバームをなじませる
「手のひら全体にバームをのばしたら、手ぐしで前髪をとかしながらバームをなじませます。前髪の内側からもなじませると、全体にまんべんなくバームがついて、崩れにくさがUP」(小走さん/以下「」内同)

(2)こめかみの産毛を取り出す
「前髪を左右に分けたら、こめかみの産毛を出しておきます。根元からきっちりと上げてしまうと少し古い感じになってしまうので、ルーズ感を演出します」

(3)前髪を後ろへ引っ張りながらツイストを
「左右に分けた前髪の片側からツイストしていきます。前髪の根元近くからツイストし始めると幼い印象になるので、スタート地点が頭頂部くらいになるように、毛束を後ろへ引っ張りながら行います。これが大人っぽく仕上げるコツ!」

(4)毛流れと逆方向にヘアピンをさす
「ツイストした毛束と逆方向から、一番外側の髪をピンですくい取り、そのまま髪の内側へピンを押し込みます。これで、しっかりと前髪が固定します。反対側の前髪も同様にツイストしたら完成です」

\完成/

程よいウェット感とルーズ感が今っぽい! サイドの髪を耳にかけないのも、大人らしさをキープするコツ。

切り方|生え癖を直し「3分割にして真ん中から」カット

kumu代表

松浦布右真さん

【before】

伸びてきたせいで生え癖が出てきて割れてしまう。

【用意するもの】

  • ケープ
  • ハサミ
  • スプレー水
  • コーム
  • ドライヤー

【how to】
(1)スプレー水をON
前髪を根元から濡らす。指先を湿らせて擦るだけでもOK。

(2)サイドの髪をねじる
ドライヤーを当てながら指で擦るorコームで左右に前髪を揺らし水分を飛ばす。両側にしっかり振ることがポイント。

(3)真ん中からカットスタート
前髪を3分割にして真ん中からカット。髪を持つ指とハサミが地面と並行になるよう意識する事がポイント。

(4)両サイドもカット
両サイドの髪の毛をカット。この時に真ん中よりも外側が2から3mm長くなるくらいに少しハの字の向きに切ることを意識すると、小顔効果と失敗防止になります!

(5)バランスを整える
顔にハサミを押し当てて4から5回に分けてちょっとずつガタがついてる部分をカット。押し当てる事でハサミが安定して真っ直ぐ切れます! 前髪を巻く方は巻いてからこの工程をすると、切りすぎも防止できます。

\完成/

気分でオイルをつけてあげると束感ができてシースルー感もUPします! 生え癖を直してから切る事が大事なのでポイントを押さえて切ってみてください♪

どう巻く?シースルーバングの【スタイリング方法】

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原 涼香さん

2度巻きとスプレーのサンドイッチ! ひとつひとつを丁寧に行えばシースルーバングがキレイなままキープできる♡

STEP1|前髪の内側にスプレー

前髪を持ち上げ、前髪の内側全体につくようにスプレーを10cmくらい離して吹きつける。スプレーを持っている手を左右に振りながらつけると、ムラにならず、全体に薄くつけることができる。

STEP2|ストレートアイロンで巻く

前髪の毛先が少し内に曲がる程度に、ストレートアイロンで巻く。「内巻きにする!」と意識せず、アイロンをスルーさせる程度の軽さでOK。

STEP3|マジックカーラーで巻く

アイロンを通した熱が残っているうちに、マジックカーラーで内巻きにする。これは根元をふんわりさせるためのひと手間なので、前髪を持ち上げて根元を立たせ、根元にマジックカーラーをつけて巻くこと。巻いている間にメイクやほかの仕度などをして、髪の熱が冷めたら外す。

STEP4|表面にスプレーをつける

今度は前髪の表面にスプレーを吹きつける。片手で顔をカバーしながら、10cm離れたあたりからシュッと。このときもムラにならないよう、スプレーを持っている手を振りながら吹きるけるのがおすすめ。

【湿気や汗が気になるときには】生えぎわにマットパウダーを!
肌用のマットパウダーや前髪専用のパウダーなどで、前髪の根元(生えぎわ)を押さえて水分や皮脂をオフ。お出かけ前に仕込んでもいいし、パウダーを持ち歩いて気になったときにお直しするのも◎。こまめに行うと、キレイなシースルー感が続く。

\できあがり/

【顔型×レングス別】シースルーバングのおすすめ髪型

【丸顔×ショート】こなれ色っぽショート

Point

トップのボリュームがコントロールしやすいショートヘア。軟毛さん、丸顔さんにもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
スタイルのポイントとなる前髪は、鼻先の長さでカット。より薄めのシースルーにカットします。サイドは耳が半分くらい出る長さに設定して、バックに繋げます。

カラーは、6レベルのベージュに。暗めなヘアカラーなので、透明感ベージュをチョイスして。赤みをおさえ、落ち着いた雰囲気をもたらします。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、毛先をストレートアイロンか、32mmのカールアイロンでワンカールするだけの簡単ヘアです。前髪は、乾かすときに、薄めにおろして乾かすとグッド。

最後にオイルを中間から毛先になじませます。オイルは、ツヤ感UPにもなるのでやや重めを選んで。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 須藤叶也さん

【丸顔×ボブ】メリハリ美人なくびれボブ

Point

長めバランスの前下がりボブ。毛先は厚みを残し、シースルーバングで軽さを表現し、メリハリをしっかりつけたデザインとなっています。
縦長シルエットになるので、丸顔さんには特におすすめ!

【how to“ベース&カラー”】
肩につかないギリギリの長さで前下がりにカット。顔の形に合わせ顔周りにレイヤーを入れます。前髪は、シースルーで抜け感を。

全体のカラーは、暖色にも寒色にもふられないマロンベージュに。イヤリングカラーは、ホワイトベージュをさりげなく入れるのが洒落感のポイント。

【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで、毛先を外巻きにワンカール。顔周りは、リバースカールに。前髪は、カールをつけずにさらっと通すだけでOK。

バーム:オイル=1:1でMIXし、もみ上げからつけてボリュームを出します。顔周り、くびれ、毛先を中心に全体に馴染ませ、最後、前髪を整えたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん

【丸顔×セミロング】ハイレイヤー色っぽセミロング

Point

大人世代のシースルーバングは、気持ち重めにすることで、おでこのシワやくすみをカバーします。また、縦長印象を演出するデザインなので、丸顔が気になる人にも。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、胸上くらいでカット。顔周りにリップラインからつながるレイヤーをしっかり入れます。前髪は、幅が薄めのシースルーに。大人っぽくするなら、毛先は先細りにならないように。

カラーは、極細ハイライトを表面と内側のみに入れます。全体ではなくポイントで入れることで、ダメージも少なく、上品なハイライトに。全体のヘアカラーは、暗めのアッシュブラウンをセレクト。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、顔の丸みの沿うような内巻きに。毛先を抜くとき、円を描くようにするとグッド。

オイルスプレーをさらっと全体にスプレーし、ツヤ感をプラス。前髪は、オイルをなじませ束感を整えます。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん

【ベース型×ショート】クアンクレイヤーショート

Point

長い前髪と顔周りをカバーする毛流れに。

【スタイルのポイント】
前髪の長めでクールでナチュラルに。動きのあるレイヤーでふわっとなる大人ショート。長めの前髪と顔周りにかかる髪でエラ部分をカバー。

【前髪カットのポイント】
長めにカットして少し前に束感を出して、デザイン性のあるシースルーに。巻かなくてもクールな大人前髪になります。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん

【ベース型×ミディアム】Iライン外ハネミディ

Point

フェイスレイヤーとシルエットで、縦長を強調できるので丸顔さんやエラ張りさんにおすすめ。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmのワンレングスでカット。顔まわりとトップにレイヤーを入れ、前髪は目にかかる長さで程度なシースルーバングに。

カラーは、8レベルのグレージュをチョイス。透明感たっぷりで、赤みが気になるけど、肌をくすませたくない人におすすめのカラーです。

【how to“スタイリング”】
ハンドブローでもOKですが、アイロンを使う場合は、ストレートアイロンで毛先を外ハネに。ハネすぎ注意で、ナチュラルに仕上げます。顔まわりと表面は軽く内巻きに。

基本的に軽めのオイルがおすすめですが、毛量が多い人は重めのオイルでも。また、多毛さんや広がりやすい人は、縮毛矯正をかけると◯。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん

【ベース型×セミロング】姫カット風セミロング

Point

ほお骨をカバーできるため、面長さんやエラが気になる人におすすめのデザイン。

【how to“ベース&カラー”】
全体の長さは、胸上でカットし、ローレイヤーを入れます。前髪は、シースルーに。サイドバングをリップラインで切り、もみ上げとつなげるようにカットすることでなじむ姫カットを実現。サイドバング、もみ上げ、前髪、3つのバランスで小顔効果を叶えます。

カラーは、8レベルのピンクブラウンをチョイス。春夏カラーとしてもおすすめで、髪の赤みを活かしながら、肌色をきれいに見せてくれます。暖色系メイクとの相性もよく、色持ちがいいのも特徴です。

【how to“スタイリング”】
32mm、もしくは38mmのコテを使い、全体を内巻きに。表面の髪は、真上に引き出し根本まで巻きます。コテは低温(140℃)で、サラッと巻くのがコツ。前髪と顔まわりはストレートアイロンで。顔まわりはフェイスラインに沿うようにするとグッド。

最後に、オイルorバームを全体になじませたら完成です。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん

【面長×ボブ】洒落感くびれボブ

Point

くびれデザインなので、面長さんや気になるおでこの広さのカバーも◎ぱつっとカットした重めバングは、スタイリングでシースルーにするとこなれた印象を与ええることができます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩上のボブ。顔まわりにレイヤーを入れ、前髪はぱつっとしたライン感を残し重めにカットします。

カラーは、10レベルのウォームベージュに。秋冬カラーとしてもおすすめで、柔らかいイメージを演出し、明るめカラーでもツヤ感があり女性らしさを引き立てます。

【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで、毛先を外ハネに。フェイスレイヤーは、内巻きにワンカール、バックに繋がる顔まわりはふんわりリバースに巻きます。

スタイリング剤は、セット力のあるバームで。内側からしっかりなじませ、毛先とフェイスレイヤーはやや多めにつけると、抜け感が出せるのでグッド。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 佐藤礼華さん

【面長×ミディアム】ぷつっとラインの大人ミディ

Point

重めのスタイルですが、レイヤーとシースルーバングで抜け感を演出。ワンカール巻くとふんわり丸みがついて、ひし形シルエットに。面長さんもカバーします。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨ラインでカットし、表面にレイヤーを入れます。前髪は目の上でカットし、自然な毛流れが出やすいように。サイドバングは、自然になじませることで、こめかみ部分に分け目が出来にくく、小顔効果もプラスします。

カラーは、色持ちのいいフォギーベージュを6レベルで。赤みを打ち消し透明感&ツヤ感を与えるので、大人っぽく垢抜けたい人にぴったり。

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに。表面のみ内巻きに巻いてふんわり感を出し、ひし形シルエットをつくります。

小指の爪程度のバームを手に取り、手にしっかり伸ばします。セミウェットな質感を目指して、顔まわり、内側、前髪になじませます。レイヤースタイルなので、ツヤ感の出るタイプのセット剤がグッド。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) 豊田楓さん

【面長×ロング】韓国風甘めロング

Point

顔まわりを包み込むような曲線が柔らか印象を演出するロングレイヤー。ウェイトのコントロールが自在なので、面長さんにもおすすめです。また、毛先に厚みを残しているため、前髪はシースルーで抜け感を出すのが、今っぽくベストバランスに。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。

カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。

【how to“スタイリング”】
32mmもしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。

スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。

担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん

【卵型×ショート】耳かけ丸みショート

Point

卵型さんは基本的には、どんな髪型も似合いやすいです。少しだけサイドに丸み、ボリュームを出すとより似合う髪型になります。
軽めのシースルーにして2WAYを楽しめるように。

【スタイルのポイント】
丸みのあるショートヘア。前髪に少しカールをつけて毛流れを作り、セミウェットのスタイリング剤をよく馴染ませる。コームで梳かしてツヤを出す。襟足はタイトにして耳かけして、耳後ろの髪を少し出してボリューム感を出して完成。

【前髪カットのポイント】
目にかかる長さにカットした長めの前髪に。下ろしても流してもOKにしたいので長めに。シースルーも楽しみたいので前髪は軽めに。少しだけ前髪の幅は広くして似合わせる。

担当サロン:The C ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん

【卵型×ボブ】韓国風くびれボブ

Point

卵型さんは、ちょっとしたことで面長に転んでしまうので、それをカバーするためにサイドの顔まわりの部分に空間ができるように巻きます。横幅を出すことで全体的に丸っぽいシルエットになります。

【how to“ベース&カラー”】
表面にレイヤーをいれ、重心が下になりすぎないようにします。顔まわりにも動きが出やすくなるようにレイヤーを入れます。前髪はシースルーのウザバンにして小顔見せ。

カラーは9トーンのマロンベージュで明るすぎずでも透明感の出る色味です。

【how to“スタイリング”】
サイドの顔まわりはリバースに巻き、横に空間を作ります。全体は下重心になりすぎないように外ハネと内巻きをワンカールずついれてくびれスタイルにします。

スタイリング剤はポリッシュオイルなどでツヤ感の出るように仕上げれば艶が出てきれいに決まります。

担当サロン:ciel(シエル) 藤間帆乃夏さん

【卵型×ミディアム】レイヤーくびれミディ

Point

卵型さんは特に骨格をカバーする必要もないので、色々な髪型が楽しめます。ただし、縦の長さを出しすぎると面長に見えてしますので注意。

【how to“ベース&カラー”】
顔まわりをカットしふんわりさせる。トップはあまりボリュームを出さずに仕上げる。前髪は全体のながさが、鎖骨ぐらいなのであまりまっすぐおろさず(面長感が出てしまうので)、少し流してあげると◎。シースルーで小顔効果も抜群です。

カラーは、アッシュベージュ14トーンでトーンアップして赤みを抑えたベージュに。肌馴染みが良く、透明感たっぷりカラーになります。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで外ハネにワンカール巻いて、顔まわりはリバースに巻きます。くびれができてメリハリシルエットに。

ミルクをつけて束感を出します。写真のようにカチューシャを付けてあげるときは、耳横の髪を少し出して、顔周りをカバーしてあげると可愛く決まります。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん

【逆三角形×ショート】前下がりショートボブ

Point

逆三角形の方は、顎ラインがシュッと見えがちなので、スタイリングはワックスまたはオイルで襟足とサイドの髪を少しタイトに抑え、トップはふんわりするように揉み込んで。

【how to“ベース&カラー”】
ショートボブにカットして、サイドの髪を長めに残してフェイスラインをカバー。トップにふんわりとなるようにレイヤーを入れます。こうすることで、きれいな黄金比のひし形シルエットが完成します。前髪はシースルーバングに。

カラーは9トーンカラーで艶の出るグレーベージュに。ふんわりと柔らかい質感にみえます。

【how to“スタイリング”】
2トップのみ26ミリアイロンで内巻きワンカールにしてふんわり感を出します。

バームとオイルを混ぜて全体的に揉み込みながら束間をだします。トップをふんわり、サイドをタイトにしたことできれいなフォルムの完成です。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉彩さん

【逆三角形×ボブ】切りっぱなし外ハネボブ

Point

コンパクトなシルエットで、小頭+小顔効果が期待できる外ハネボブ。前髪ありでもシースルーバングなら、甘すぎず大人女性を演出できます。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、えり足ギリギリのワンレンミニボブに。顔まわりにレイヤーを入れ、前髪はシースルーにカットします。全体は重め、前髪は抜け感をつくることでメリハリのあるスタイルを実現。

カラーは、5レベルのブルーブラックをセレクト。ダークカラーでお洒落に差をつけつつ、ツヤ感UPも狙えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンor26mmのコテで、毛先を外ハネに。首に沿うようにするとおさまりがよくグッド。前髪レイヤー(=サイドバング)の部分は、後ろに流すように動きをつけることで、前髪とのつなぎ目がパカッと割れず、顔幅を狭く見せることができます。

スタイリング剤は、バームとオイルをMIXしたものを全体になじませます。ウェットな質感で、ツヤ感と束感を出したら完成です。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 蒼さん

【逆三角形×ミディアム】ウルフ風レイヤーミディ

Point

逆三角・ハチ張りさんは、トップに高めのレイヤーを入れ顔まわりにも短いレイヤーを入れることでふんわりとタイトなシルエットに。

【how to“ベース&カラー”】
逆三角・ハチ張りさんはトップがペタンとなりやすいので、高めのレイヤーを入れてトップをふんわりとさせます。顔周りにも短いレイヤーを入れてふんわり感をここでも出しながらシルエットを作りましょう。前髪もシースルーで長めに作ることでハチに長さに対して、縦のシルエットが生まれるので重要です。

カラーは10トーンのグレーベージュ赤みを抑えて透明感のある髪に仕上がります。

【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで毛先は外ハネに。トップと顔まわりは内巻きにワンカールに。この際、ハチ部分はきゅっとしまった感じにして、そこをスタートとして顎にかけてふんわりカールを作ってあげましょう。

最後にバームを全体的につけ束感を出します。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉彩さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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