ヘアスタイル・髪型
2025.11.13

シースルーバングの作り方・切り方・セット方法|最新おすすめヘア29選

定番人気の前髪「シースルーバング」。今回は、シースルーバングが似合う人から、セルフでできる作り方・切り方、スタイリング方法、顔型×レングス別・韓国風ごとのシースルーバングを取り入れた最新おすすめ髪型まで、まるっとご紹介します!

EDIT: 美的.com編集部

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美的.com編集部

2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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シースルーバングって?似合う人は?

シースルーバングとは「おでこが透けて見える薄めの前髪」

韓国発祥と言われ、日本に来てからも人気でトレンドの前髪。薄めでおでこが透けるような毛流れが特徴。長さや薄さ、スタイリングの仕方で可愛くも綺麗めにもできます。

\長めシースルー/

前髪の長さは目の下に設定し、少ない量でシースルーに。

担当サロン:Garland GINZA(ガーランド ギンザ) 柏倉智紀さん

\狭めシースルー/

前髪は狭めにとって目の上辺りでカットしてシースルーに。

担当サロン:Un ami shibuya(アンアミ シブヤ)  池田凌さん

\ぱっつんシースルー/

フルに下ろした目元ぱっつん前髪の、両黒目の間の毛束を薄めに取り、均一なレイヤーを入れてシースルーに。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん

似合う人1|縦ラインを強調するため「丸顔さん・エラ張りさん」に◎

すっかり定番となったシースルーバング。大人世代が今っぽく取り入れるなら、量をやや多めにとり、スタイリング剤で束感を出すのがおすすめ。前髪ありでも、やや長めにしているため幼く見えないのも嬉しい。また、おでこが透けることで縦ラインを強調し、丸顔やエラ張りを解消するメリットもあります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

\面長さんはワイドに作ると◎/

シースルーバングで、縦長を強調し、丸顔をカバー。さらに、前髪をワイドにつくり、サイドバングに繋げているので、面長さんの補正もできる優秀デザインです。

担当サロン:joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん

似合う人2|「重めスタイルの人」は抜け感が出て好バランスに

ふんわりとした柔らかい動きが魅力のボブヘア。ボブは毛先の重さがポイントですが、シースルーバングと合わせることでバランスよく抜け感のある軽さを演出。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) 豊田楓さん

依然として人気のライン感ボブ。
重めのスタイルなので、前髪はシースルーで抜け感を出すのが正解。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) 豊田楓さん

切りっぱなしデザインのライン感を楽しめるこちらのミディアム。
重めのスタイルですが、レイヤーとシースルーバングで抜け感を演出。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) 豊田楓さん

セルフでできるシースルーバングの【作り方・切り方】

K-two GINZA エグゼクティブディレクター

谷口翠彩さん

作り方1|固めバームで「太束シースルー」に

【how to】

  1. 何もつけないコームでとかした後、バームを指先にほんの少しつけて毛先をつまむと、太めの束に。

【使用アイテム】
ルベル/タカラベルモント ザ・モイ バーム アンビエントデュウ

価格容量
¥3,520(サロン専売品) 37g

重めのスタイルに最適。

作り方2|オイルで「細束ウエットシースルー」に

【how to】

  1. 指先にほんの少しつけて手ぐしで前髪になじませてから、何もつけていないコームでとかせば出来上がり。

【使用アイテム】
コーセーコスメポート SS ビオリス ボタニカル ポリッシュオイル

価格容量
¥1,320(編集部調べ) 75ml

ゼリー状のオイル。

切り方|生え癖を直して「真ん中から」カット

kumu代表

松浦布右真さん

【how to】
(1)スプレー水をON
前髪を根元から濡らす。指先を湿らせて擦るだけでもOK。

(2)サイドの髪をねじる
ドライヤーを当てながら指で擦るorコームで左右に前髪を揺らし水分を飛ばす。両側にしっかり振ることがポイント。

(3)真ん中からカットスタート
前髪を3分割にして真ん中からカット。髪を持つ指とハサミが地面と並行になるよう意識する事がポイント。

(4)両サイドもカット
両サイドの髪の毛をカット。この時に真ん中よりも外側が2から3mm長くなるくらいに少しハの字の向きに切ることを意識すると、小顔効果と失敗防止になります!

(5)バランスを整える
顔にハサミを押し当てて4から5回に分けてちょっとずつガタがついてる部分をカット。押し当てる事でハサミが安定して真っ直ぐ切れます! 前髪を巻く方は巻いてからこの工程をすると、切りすぎも防止できます。

\完成/

気分でオイルをつけてあげると束感ができてシースルー感もUPします! 生え癖を直してから切る事が大事なのでポイントを押さえて切ってみてください♪

どう巻く?シースルーバングの【セット方法】

【1】「ストレート」のシースルーバング

THE GARDEN TOKYO ディレクター

KOMAKIさん

【how to】
(1)前髪にアイロン前のベース剤をつけておく。つけすぎるとベタつきの原因になるので、スプレーなど軽めのタイプを選んでシュッと薄めに塗布する。

(2)前髪の根元から、しっかりストレートアイロンを通す。150℃くらいに設定し、毛先は内巻きにせずスッと下へ通すだけに。

(3)ドライヤーの冷風を当てて、アイロンの熱を冷ます。髪は乾くときに形が作られるため、一度熱したものを冷まして形をキープ。これでくずれにくくなる。最後にコームでとかしてサラッと仕上げる。

【2】「ふんわり内巻き」のシースルーバング

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原涼香さん

【how to】
(1)前髪の内側にスプレー
前髪を持ち上げ、前髪の内側全体につくようにスプレーを10cmくらい離して吹きつける。スプレーを持っている手を左右に振りながらつけると、ムラにならず、全体に薄くつけることができる。

(2)ストレートアイロンで巻く
前髪の毛先が少し内に曲がる程度に、ストレートアイロンで巻く。「内巻きにする!」と意識せず、アイロンをスルーさせる程度の軽さでOK。

(3)マジックカーラーで巻く
アイロンを通した熱が残っているうちに、マジックカーラーで内巻きにする。これは根元をふんわりさせるためのひと手間なので、前髪を持ち上げて根元を立たせ、根元にマジックカーラーをつけて巻くこと。巻いている間にメイクやほかの仕度などをして、髪の熱が冷めたら外す。

(4)表面にスプレーをつける
今度は前髪の表面にスプレーを吹きつける。片手で顔をカバーしながら、10cm離れたあたりからシュッと。このときもムラにならないよう、スプレーを持っている手を振りながら吹きつけるのがおすすめ。

【湿気や汗が気になるときには】生えぎわにマットパウダーを!
肌用のマットパウダーや前髪専用のパウダーなどで、前髪の根元(生えぎわ)を押さえて水分や皮脂をオフ。お出かけ前に仕込んでもいいし、パウダーを持ち歩いて気になったときにお直しするのも◎。こまめに行うと、キレイなシースルー感が続く。

\できあがり/

【顔型×レングス別】シースルーバングのおすすめ髪型

\ショート/

【丸顔/面長/卵型/逆三角形】全方位美人のマッシュショート

【how to“ベース&カラー”】
えり足は短めにカットし、後頭部に丸みが出るような重さでカット。もみ上げがリップラインになるよう前下がりに切り、前髪は目にかかる長さのシースルーバングに。毛量調整は最低限し、ツヤ感が出るよう重めにします。

カラーは上品なツヤ感のあるマロンブラウンをチョイス。赤み、黄色みをおさえるながら、こっくりとした冬仕様のカラーを実現。肌色、ファッションを問わず、万人にマッチするヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
全体をドライヤーでふんわり乾かします。ハンドブローだけでもまとまりますが、洒落感をUPさせるために“もみ上げ”のストレートアイロンはマスト!

軽めのオイルを手によく伸ばしたら、シャンプーをするようにオイルをなじませます。最後にコーミングをして、髪の質感を均一に整えたら出来上がり。耳かけしてもかわいいですが、かけすぎないようにするのがポイントです。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん

【丸顔/ベース型/逆三角形】耳掛け外ハネショート

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、グラデーションスタイル。襟足と耳まわりをすっきり引き締め、全体はレイヤーでふんわりと。顔まわりデザインは、骨格と顔型に合わせてカットすることで、小顔効果、横顔美人も狙えます。

カラーは、ラテベージュに。黄色味をおさえるラベンダーを加えることで、ツヤ感のある上品な髪色へ。落ち着いた印象を与えるので大人女性におすすめのヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、外ハネにする襟足以外は、すべて内巻きに。トップは、ふんわり仕上げて。

軽めのオイルかバームをなじませたらフィニッシュ。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 関真吾さん

【丸顔/面長/卵型/逆三角形】大人のコンパクトショート

【how to“ベース&カラー”】
えり足を首元がすっきり見える長さでカット。バックのウエイトは、若見え、柔らか印象を叶える低めに設定します。顔まわりはレイヤーを入れ、前髪は長めのシースルーバングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、大人っぽさを感じられるスタイルになります。

カラーは、5レベルのアッシュベージュをチョイス。地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体をシャープに仕上げ、顔まわりのみ軽く内巻きにします。

最後に軽めのオイルで、エアリー感を出すようになじませたら完成です。

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクス シブヤスマートサロン) 渡邉由理さん

\ボブ/

【丸顔/ベース型】フェイスレイヤーのライン感ボブ

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはえり足ギリギリの切りっぱなしボブ。ぷつっとした平行ラインをあえて残し、顔まわりのみにレイヤーを入れます。顔を小さく見せつつ顔型をカバーできるよう、フェイスレイヤーは骨格に合わせカットします。前髪は長めのシースルーに。

カラーはブルーブラックをセレクト。地毛では味わえないおしゃれ感があり、光に透けるとブルー独特の透明感を楽しめます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで少し丸みをつけるように通します。特に顔まわりは毛先が内側に入るように。前髪も自然なカール感を出します。

オイルとワックスを混ぜたものを根本からしっかりなじませ、束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 土屋結莉さん

【丸顔/ベース型/面長/卵型/逆三角形】ミニマムなスリークボブ

【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはあご下レングスの前下がりボブ。前下がりラインにすることで、モード感とシャープさを演出します。毛先は重くなりすぎないよう、量感を調整して軽さを出します。前髪は長めのシースルーにカットし、サイドへかけてラウンドさせながら繋げることで大人っぽい雰囲気に。

カラーは5レベルのアッシュブラックをチョイス。地毛では味わうことのできない透け感があり、暗髪でもお洒落を楽しみたい人に一押しです。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、タイトなシルエットに仕上げます。前髪も丸みを出さないほうがベター。くせ毛さんは、クセを伸ばすイメージでアイロンを通して。

スタイリング剤はオイルを使い、やや多めの量をなじませます。前髪は束感を出し、ツヤ感のあるウェットな質感に仕上げます。汗をかきやすい人は、ポイントスティックを前髪の内側に使うとスタイルが長持ちします。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 松下ひとみさん

【丸顔/ベース型/卵型】小顔見せ外ハネボブ

【how to“ベース&カラー”】
ベースはあご下1cmのワンレングスボブ。グラデーションとレイヤーを入れることで、重さを残しつつ軽い動きを出しやすくします。顔まわりは鼻先の長さにレイヤーを入れ、前髪は流しも下ろしもできるシースルーバングに。

カラーは10レベルのアッシュベージュをセレクト。通年人気のヘアカラーですが、日本人特有の赤みを消して柔らかさのあるベージュカラーに。アッシュ系でもくすみ知らずなのも◯。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネにするだけの楽々ヘア。前髪は気分に合わせて横分けにしたり、下ろしたりすることで雰囲気のチェンジを楽しめます。

ヘアオイルを全体になじませ、顔まわりのレイヤーと前髪の髪を細めにつまんで束感を演出。もみ上げを引き出してアクセントを加えればお洒落感UP。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデン エン) 鍬崎さやかさん

【ベース型/面長/卵型/逆三角形】キレイ見せシンプルボブ

【how to“ベース&カラー”】
あご下2cmのワンレングスボブにカット。ライン感を楽しむデザインなのでノンレイヤーで。前髪はワイドのシースルーに。スタイリングでシースルーとなるよう調整します。

ヘアカラーは7レベルのチョコレートブラウンに。こっくりとした温かみのある色でまろやかなツヤ感が魅力です。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをまっすぐ通すだけで決まるシンプルヘア。

スタイリング剤は重めのオイルを選び、内側からしっかりなじませ、表面、前髪の順番につけます。つけすぎにならないよう少しずつ足すのが鍵。ウェットな質感で洗練された印象に仕上げて。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 佐藤礼華さん

\ミディアム/

【面長/卵型】垢抜け印象のくびれミディ

【how to“ベース&カラー”】
ベースを肩ラインでカットし、顔まわりに骨格に合わせたレイヤーを入れ、軽やかな動きを出しやすくします。前髪は長めのシースルーバングをややラウンド状に。

ヘアカラーは透明感と深みを両立するナチュラルブラウンを7レベルで。赤みをおさえながらツヤ感をキープ。肌なじみがよく柔らかい雰囲気を添えられ秋冬カラーにもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで毛先を外ハネ、顔まわりはリバースに軽く流し、エアリー感を出します。タートルや首元の詰まったファッションのときは、外ハネのカール感を強くするとかわいい。表面はツヤ感を出す程度にさらっと通します。

スタイリング剤は髪質に合わせ、広がりが気になる人は重めのオイル、軟毛さんは軽めのオイルを選びます。オイルを手に取り全体になじませ、毛束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 長濱優花さん

【丸顔/面長/卵型/逆三角形】ひし形黄金バランスの王道美人ミディ

【how to“ベース&カラー”】
カットベースを鎖骨レングスでカットし、骨格に合わせてレイヤーを入れます。例えば、面長さんは高め、丸顔さんが低めなど輪郭をカバーできる長さにカット。前髪は巻いて目の上になるシースルーに。ぱつんとかわいい印象のバングですが、おでこの透け感があるので幼く見えません。

ヘアカラーはマロンベージュを9レベルで。シンプルなベージュにラベンダーをMIXすることでまろやかな髪色となり、ツヤ感と女性らしい柔らかな印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで毛先を外ハネ、表面は内巻きにワンカール。カットで形になるようにしてあるので、さらっとアイロンを通すだけでOK。

スタイリング剤は動きとツヤ感を出すバームをチョイス。全体になじませふわっと仕上げ、顔まわりの毛束をつまんで束感メイクをしたら完成です。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデン ギンザ) 鈴木菖さん

【丸顔/ベース型/面長/卵型/逆三角形】大人のこなれ感ミディ

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは鎖骨レングスの切りっぱなし。肩に当たりハネる長さで、レイヤーを入れていないため髪のおさまりも◎。量感をしっかり取って、軽さを調整しているので重すぎないのもグッド。前髪は目の上の長さで薄めにつくります。

ヘアカラーは6レベルのオリーブグレー。ブラウンではなく、グレーMIXなので重くならずに洗練された雰囲気に。また、暗髪ですが、地毛では味わえないおしゃれな透け感があります。

【how to“スタイリング”】
全体をドライヤーで乾かしたら、オールバックをするようにヘアオイルをなじませるだけの簡単ヘア。オールバックにしますが、最初に前髪にオイルをつけるとベタっとしやすいため、後ろからなじませて、手に残ったものを前髪やフロント部分につけるのがコツ。最後に前髪を引き出し、束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【ベース型/面長】フェイスラインカバーのレイヤーミディ

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは鎖骨下のワンレングス。顔まわりは短めにあご下から切り込み、ベースとは繋げず独立させることで今っぽいエアリーな印象に。前髪はシースルーバングで抜け感を出しやすくします。

ヘアカラーは9レベルのラベンダーベージュに。黄色くなりやすい明るめのベージュですが、ラベンダーのニュアンスを加えることで柔らかさのあるナチュラルな髪色を叶えます。

【how to“スタイリング”】
アイロンは髪質により、軟毛さんは38mm、硬毛さんは32mmを使うのがおすすめ。

ベースは外ハネ、顔まわりと表面は内巻きにして、最後にソフトバームをなじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN shibuya(ガーデン シブヤ) 中山栞さん

\セミロング~ロング/

【ベース型/面長/卵型/逆三角形】たっぷりレイヤーの洗練セミロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースを首下20cmでやや前上がりでカット。顔まわりからバックにかけてたっぷりレイヤーを入れます。前髪は幅を狭めで薄めにカットし、サイドバングは頬骨の高い位置にかかるようにつくります。

カラーは9レベルのトープグレージュに。気になる赤みはおさえながら、ツヤ感を演出する赤みを少しだけ残した繊細なカラー。寒色系ですが、肌映りがよく、ヘルシーな血色感をプラスします。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで表面のレイヤーは内巻きに、サイドバングはリバースに巻きます。レイヤーがしっかり入っているので、巻くだけでナチュラルなエアリー感を演出できます。

スタイリング剤は、ムラにならないようツヤ出しスプレーを顔まわりにスプレーしてから、全体に軽めのオイルをなじませるとグッド。艶やかな質感を目指して。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん

【丸顔/卵型】万能スタイリングのレイヤーセミロング

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは前上がりラインのセミロング。巻くだけでキマるようあご下からしっかりレイヤーを入れ、全体にもレイヤーを入れます。前髪は眉毛にかかる長さくらいでぷつっとライン感の残るシースルーバングに。

カラーは8レベルのベージュに。寒色でも暖色でもない無彩色で、どんなファッションにも合わせやすく、肌なじみも抜群。ツヤ感があり、オレンジっぽさを打ち消すため色落ちしてもキレイなカラーが持続します。

【how to“スタイリング”】
カール仕上げは38mmのアイロンを使い、全ての髪をフォワードに巻きます。ストレート仕上げはストレートアイロンでつくりますが、頭を下に向けてカットラインに合わせてアイロンを入れると巻きやすく、キレイな仕上がりに。

スタイリング剤は髪質に合わせて、軟毛さんは軽めのヘアオイル、硬毛さんは重めのヘアオイルを選びます。毛先を中心にまとまるようになじませたら出来上がり。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん

【丸顔/ベース型/面長/卵型/逆三角形】シンプルでもお洒落なレイヤーロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりラインにカットし、レイヤーを欲しい場所から顔まわりにたっぷり入れます。サイドバングをあごラインで切り、フェイスレイヤーとつなげます。前髪は抜け感のあるシースルーに。

カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。ナチュラルなアッシュカラーを楽しめ、肌なじみも抜群。黄色っぽさをおさえ、透明感とツヤ感を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを中間〜毛先に入れ、自然なカール感に仕上げます。顔まわりはレイヤーを出すように毛先をワンカール巻くとグッド。

軽めのオイルをさらっとなじませたら出来上がり。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん

【丸顔/ベース型/面長/卵型/逆三角形】たっぷりレイヤーの柔らかロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸上で前上がりにカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れます。特に、顔まわりはあご下からたっぷりレイヤー感を出すのが柔らか見せの鍵に。また、ミドルの毛量を適度に調整することで、引き締まったシルエットをつくります。前髪はおでこが透ける程度のシースルーにカットします。

カラーは11レベルのくすみベージュ。オリーブのニュアンスを加えることで、赤味を打ち消し透明感と柔らかさを両立させます。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカール、顔まわりはフォワードに巻きます。前髪はストレートの方がこなれ感が出せるのでストレートアイロンを使います。

ふんわりとした動きをキープできるスプレー、もしくは、髪質を柔らかく見せられるシルエットバームを全体になじませたら完成です。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 臼井真貴子さん

【韓国風】シースルーバングのおすすめ髪型

【1】メリハリ美人な韓国風くびれボブ

【how to“ベース&カラー”】
肩につかないギリギリの長さで前下がりにカット。顔の形に合わせ顔周りにレイヤーを入れます。前髪は、シースルーで抜け感を。

全体のカラーは、暖色にも寒色にもふられないマロンベージュに。イヤリングカラーは、ホワイトベージュをさりげなく入れるのが洒落感のポイント。

【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで、毛先を外巻きにワンカール。顔周りは、リバースカールに。前髪は、カールをつけずにさらっと通すだけでOK。

バーム:オイル=1:1でMIXし、もみ上げからつけてボリュームを出します。顔周り、くびれ、毛先を中心に全体に馴染ませ、最後、前髪を整えたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクス アオヤマ) 清水豊さん

【2】ワンカールで華やかな韓国風くびれミディ

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下のレングスでカットし、顔まわりを中心に全体にもレイヤーをオン。前髪は、透け感のあるバングで大人かわいい印象に。

ヘアカラーは、ツヤ感と透明感のあるグレージュを8レベルで。ベージュとグレーの中間色で、赤みをおさえることができます。また、ピンクバイオレットをほんのりMIXすることで、柔らかく肌なじみのいい仕上がりに。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで毛先は外ハネに。顔まわりは内巻きにワンカール巻き、髪を巻いたままアイロンを後方に抜いて、くびれシルエットと華やかな毛流れをつくります。

スタイリング剤は、ボリュームが欲しい人はバーム+オイル、ボリュームダウンしたい人はオイルを選んで。毛先を中心になじませパサつきをおさえつつ、軽やかな動きをプラスします。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん

【3】小顔見せも叶える韓国風外ハネセミロング

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmでカットし、顔まわりと表面にレイヤーを入れます。ボリュームが自在となり、スタイリングが楽々に。前髪は、シースルーに。久しぶりに前髪をつくる人は、ごく薄めにするとグッド。おでこのシワもカバーできます。

ヘアカラーは、程よく赤みを打ち消すラベンダーベージュを7レベルで。ツヤ感、色持ちが抜群で、日本人の肌にもマッチする色味です。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、32mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに、トップを内巻きに巻きます。

スタイリングは、セミウェットな質感をつくるバームを選び、中間から毛先になじませます。最後に、前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデン ヨコハマ エスト) 豊田楓さん

【4】フォワード巻きで艶っぽ韓国風ロング

【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸の位置でつくり、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで切り、サイドバングは結んだときにこめかみが分かれない長さでカット。もみ上げはあご下で切ります。

ヘアカラーはオリーブベージュを9レベルで。イエベさんにおすすめの寒色系になります。また、赤みが気になる人にも◯。

【how to“スタイリング”】
全体を太めの(45mm)ロールブラシでブローしてから、耳前のみ38mmのコテでフォワード巻きに。ブロー仕上げでツヤのある柔らかいベースをつくり、今っぽい毛流れをアイロンでプラスします。フォワード巻きはシンメトリーを気にしなくてOKなので、スタイリングも楽々。前髪はストレートアイロンを通します。

最後に柔らかい質感を出せる艶出しスプレーを吹きかけ、前髪だけ毛先をつまんで細めの毛束感に整えたら出来上がり。ヘアピンを合わせてもかわいい!

担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクス シブヤスマートサロン) 鈴木マユウさん

【5】波巻きウェーブの韓国風ロング

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはバストラインのワンレングス。引き続きトレンドのシースルーバングを長めにつくり、サイドに流れるようにします。顔まわりはあごラインにおくれ毛をつくります。

カラーは艶のあるダークアッシュに。こちらは6レベルの明度ですが、8レベル以下ならアッシュでもツヤ感を楽しむことが可能。赤みを出さないようにブラウンをMIXするのがポイントです。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで毛先から内巻き→外ハネを交互に巻き、S字カールのウェーブ巻きに。前髪は毛先のみアイロンを通します。ツヤ感が必須なので、髪のクセが気になる人は縮毛矯正をすると仕上がりがキレイになります。

スタイリング剤はオイルorバームを選び、ベタっとならない程度に軽くなじませます。最後に前髪の束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん

【6】たっぷりレイヤーの韓国風甘めロング

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。

カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。

【how to“スタイリング”】
32mm もしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。

スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。

担当サロン:Violet(バイオレット) 内田圭悟さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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