若見えが叶う髪型って?-5歳が叶うスタイルや疲れた印象を払うコツを紹介

若見えする髪型をレングス別・顔型別に厳選。決め過ぎないけどおしゃれ!そして、若々しく明るい印象になるスタイルを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。お悩みでも多い前髪のカット&スタイリングについても解説します。
GRAND世代必見!-5歳が叶う長さ別スタイル【8選】
【1】襟足すっきりで後頭部は丸みを出した曲線ショート
後頭部の丸みを生かすため、襟足やサイドを潔くスッキリと。ハードルが高いと思いがちなショートですが、前髪やシルエットが曲線になっているため女性らしさを損なわずマネしやすい!
【how to“ベース&カラー”】
前髪からマッシュラインでつなげ、後頭部に丸みが出るよう襟足は短くグラデーションカットに。トップにはレイヤーを。
ハイライトを入れることで白髪をなじませる。全体のカラーは少し明るめのアッシュブラウンをチョイスし、透明感アップ。
【how to“スタイリング”】
分け目をつけないハンドブローで全体に丸みを出してから、表面だけストレートアイロンを通す。オイルで艶をプラス。
担当サロン:ABBEY(アビー) 松永英樹さん
【2】ひし形フォルムのちょっぴり甘めなマッシュショート
首が長く見えるから相対的に小頭に見え、頭身バランスも良く見えるのがショートマジック。襟足が短い分、前髪に長さを残せばボーイッシュにならず、どんなファッションにも似合います。
【how to“ベース&カラー”】
グラデーションボブで、前髪は目の下の長さにしてサイドにつなげる。後頭部の丸みに沿ってレイヤーを入れひし形に。
顔周りとトップにハイライトを細かめに入れ、明るめのブラウンベージュをかぶせる。ハイライト効果で白髪をごまかして。
【how to“スタイリング”】
前髪とサイドは前方に向け、トップは上にもち上げてワンカールの内巻きに。バームを内側からつけ、サイドを耳かけ。
担当サロン:EMMA GINZA NAOMIさん
【3】エアリーな量感でペタンと見えない前髪なしボブ
トップのふんわり感と顔周りの外ハネニュアンスで、シンプルなボブが女っぽく変化。軽やかさの立て役者はやっぱりレイヤー。エアリーな量感があると髪が顔に張りつかず、小顔効果も!
【how to“ベース&カラー”】
あごラインのボブベース。顔周りに、チークラインからのレイヤーを入れる。ハチ上にもレイヤーを加え、空気感をプラス。
明るめのサンドベージュ。根元は白髪染め、中間からは普通のカラー剤を使う。カラーに水素トリートメントを加えている。
【how to“スタイリング”】
根元が立ち上がるパーマをかけておく。ストレートアイロンで顔周りは外ハネ、毛先は内巻きにして、バームで仕上げる。
担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん
【4】シースルーバングで抜け感を出したくびれボブ
首元にくびれを作ることでメリハリが生まれ、後頭部の丸みも強調。おでこがチラ見えするシースルーバングで、抜け感のある旬髪に。どこから見ても美しいシルエットは大人の強い味方。
【how to“ベース&カラー”】
肩ラインのボブに、目の下辺りの薄い前髪がベース。厚みを残しながらサイドとバックにグラデーションを入れる。
根元だけ暗めのアッシュブラウンの白髪染め、ほかは少し明るめのマロンベージュに。白髪がギラつかない色味がうれしい。
【how to“スタイリング”】
顔周りとトップは、ストレートアイロンでワンカールの内巻きに。ハチ下は外巻きにし、最後にバームをなじませる。
担当サロン:EMMA GINZA NAOMIさん
【5】レイヤーでぺたんこ解消が叶う大人のウルフヘア
顔周りのレイヤーによる外への毛流れと、後頭部に入れたレイヤーのふんわり感で、美人見え間違いなしのひし形シルエットに。襟足を絶妙に削ったウルフが、軽やかさを演出。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは鎖骨の長さ。フロントは頬ラインから流れるレイヤーを、全体は前下がりのレイヤーを入れて、後頭部の丸みを出す。
全体にハイライトを入れてから、白髪が気になる根元は白髪染め、ほかは普通のカラーを重ねてラベンダーブラウンに。
【how to“スタイリング”】
サイドの毛束を頬の位置までもち上げ、ストレートアイロンで外巻きにして後ろへ流す。10円玉大のバームで仕上げて。
担当サロン:WAKU(ワク) 土屋佑児さん
【6】大胆に流した前髪がラフでおしゃれな外ハネミディ
かきあげたように流れる前髪でしゃれ感を出し、襟足のレイヤー+外ハネでくびれを。耳下辺りにウエイトを置いたシルエットはまさに黄金のひし形。キメすぎないラフさが、大人の余裕感。
【how to“カット&カラー”】
全体は鎖骨下、前髪は鼻の長さに。前髪にレイヤーを入れ流しやすくし、後頭部も丸みが出るようにレイヤーを加える。
ダメージの少ないカラークレンジングでハイライトを入れてから、明るめのウォームブラウンを。黄色くなるのを防げる。
【how to“スタイリング”】
フロントはかきあげながら横分けに。ストレートアイロンで前髪の毛先や裾を外ハネにする。オイルワックスで束感仕上げ。
担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 冬木慎一さん
【7】骨格のお悩みをカバーする上品ミディ
くびれをつけたミディアムは骨格のお悩みをカバーしやすく、おまけに上品さも際立つ優秀スタイル。フェースラインのひし形とアウトラインのひし形で、ハチ張りをカバーし美フォルム確実。
【how to“ベース&カラー”】
後ろは肩につく長さにカットし、レイヤーでくびれをつけて後頭部の丸みを強調。前髪は目元の長さにして、横に流れるように。
白髪がぼけるアッシュベージュブラウンで、全体を染める。根元の白髪が多い場合は、根元だけ白髪染めを使うのがベター。
【how to“スタイリング”】
裾の毛先は外ハネ、トップは根元から内巻きにしてひし形に。ヘアオイルを塗布後、前髪はワックスでつまんで束感と隙間を。
担当サロン:ABBEY(アビー) 松永英樹さん
【8】髪質改善で髪の質感も良く見えるロング
ハチ張りの場合、ロングヘアだと広がって頭の大きさが目立ちがち。髪質改善できるトリートメントを取り入れると質感が良くなり、まとまりがアップ。巻き髪にしたとき美シルエットに。
【how to“ベース&カラー”】
バストラインのロングは、毛先がまとまるようにカット。前髪は薄く作り、顔周りにはグラデーションカットをプラス。
明るくなりやすい髪質のため、暗めのブルーブラックのワンカラー染めに。自然な黒髪に見える色で、大人にぴったり。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、まずは根元から軽くストレートに。そのまま、毛先のみミックスに巻く。オイルワックスで束感を。
担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 冬木慎一さん
疲れた老けた印象を払う!若く見えるヘアセット&アレンジのコツ
まずは前髪カットについて!グラン世代におすすめの3ウェイ前髪
ベースのテクスチャー作りが“しゃれ盛り”の秘訣です!
「女らしさや若さの印象に直結する髪のボリューム問題。悩む人が多いわりに、意外とみんなやっていないのがベースのテクスチャー作り。髪の根元を立ち上げるスタイリング剤を適切に使うと、ぺたんこの髪にハリ・コシを出せ、いつものヘアセットでもブローと手ぐしで動きが出て、ボリュームアップとコントロールがかないます。テクニックよりスタイリング剤選びが重要なので、このページで紹介したものをぜひ使ってみてください」(shucoさん・以下「」内同)
お悩み:前髪を下ろしたいのにいつも右側でぱっくり分かれてしまいます。分け目の透け感や白髪も悩みです…。
美的グラニスト 吉原典子さん(書道講師)
元々髪のボリュームが少なくストレートなので、分け目が広がって見えてしまい、白髪やパサつきも最近とても気になります。アイロンやブローでもち上げてスプレーで固めても髪がバリバリになるだけでトップがつぶれてしまうんです。
shucoさんのAnswer:前髪を切って、スタイリングで分け目、ボリューム、白髪などの問題を一気に解決します!
「生えぐせが弱い人であれば、分け目を変えることでも解決できますが、吉原さんのように生えぐせで勝手に髪が分かれてしまい分け目を変えにくい人は、前髪を作ってスタイリングで毛流れを変えると簡単に解決できます」
「グラン世代におすすめなのがこの3ウェイ前髪。大人なので中央は眉にかかる長さに切り、サイドの髪を少し長めにして後ろの髪になじむようにカットします」
シースルーバングは今っぽくセット
前髪をカットどおりに自然に下ろしたスタイル。中央がいちばん長くやや重みがありつつ全体は薄めのシースルーバングで今っぽく。前髪の両サイドは重みを出すことで生え際が薄く見えるのを防止。
【HOW TO】
前髪にオリベのミストをかけてクシでとかしストレートアイロンを毛先だけ通す。
完成
【使用アイテム】
MTG リファ ストレートアイロン プロ
価格 |
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¥23,000 |
新プレート採用でなめらか仕上がり。
花王サロンジャパン オリベ マキシミスタ ボリューム ヘアスプレー
価格 | 容量 |
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¥5,610 | 200ml |
shucoさん絶賛。ベタつかずハリコシアップ。
斜め分け前髪は大人上品にセット
前髪を作ったからといって毎日同じだと飽きるし、大人っぽく装いたい日もあるもの。そんな日には分け目を変えて。ボリュームを出しながら斜め分けにして女っぽさをアップ!
【HOW TO】
STEP1:髪をいつもと反対側に分けオイルを髪全体になじませ艶を出す。根元は避け髪の内側につけて。
STEP2:ハリ・コシを出してスタイリング力のあるミストを前髪とサイドに軽くスプレーする。
STEP3:前髪をややたゆませながら、ピンで止める。しばらく止めておくと斜め前髪にくせづく。
完成
【使用アイテム】
リノ クロノシャルム オイルエスケープ 1.0
価格 | 容量 |
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¥3,960 | 50ml |
さらっとした質感で艶高い髪に。
オーウェイ スカルプティング・ミスト
価格 | 容量 |
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¥4,840 | 240ml |
根元から立体的にボリュームアップするミスト。
疲れて老けて見えやすいひとつ結びは前髪を短めにセット
大人がひとつ結びにすると、疲れて老けて見えやすいのでフレッシュに見える工夫を。前髪は少量を根元から巻き、短めの“オン眉”に。サイドはそのままなじませると自然です。
【HOW TO】
STEP1:いつもより薄めに前髪を取る。前髪以外はダッカールで跡がつかないように留めておく。
STEP2:前髪にストレートアイロンでカールをつける。根元から巻いてするんと毛先に抜けるように。
STEP3:前髪の中央部分はそのまま、サイドの髪をコームで耳前の髪となじませて完成。
完成
【BACK】
【使用アイテム】
トレス アマンダ シュシュ エ ロサンジェ イン ベージュ
価格 |
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¥12,100 |
ヘアアクセでもぺたんこ髪をサポート。
白髪と分け目は便利アイテムを活用してカバーする
\染めても染めても現れる!/「エンドレス白髪」と「ぱっくり分け目」はこうしてカバー!
【HOW TO】
STEP1:分け目の始まりにAのヘア専用パウダーをポンポンして生え際の髪の透け感をカバー。
STEP2:Bでとかし白髪をブラウンに色づけカバー。分け目を何度か変えてトップ全体に塗布する。
STEP3:細かい目のコームでトップ全体をとかす。余分な液が取れて分け目がなじみ薄毛も隠れる。
A.ヘアモンスターラボ モンスターパウダー
価格 | 容量 | 色 |
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¥3,850 | 20g | ダークブラウン |
髪を太く見せ、隙間を埋める。
B.ドクターシーラボ 簡単ひと塗り白髪カバー
価格 | 色 |
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¥2,120 | ダークブラウン |
即色づき、使う度に色を定着させる。
若々しい印象になれる!おすすめヘアスタイル【8選】
【1】首元すっきりで若見えも狙えるコンパクトショート
タイトなシルエットながら、透け感があるので、重い印象にならずにカジュアルなモード気分を楽しめます。また、シースルーバングでも抜け感をプラス。クールに寄りすぎないので、幅広い年齢層に似合うスタイルとなっています。
【how to“ベース&カラー”】
えり足を首元がすっきり見える長さでカット。バックのウエイトは、若見え、柔らか印象を叶える低めに設定します。顔まわりはレイヤーを入れ、前髪は長めのシースルーバングに。顔まわりにレイヤーを入れることで、大人っぽさを感じられるスタイルになります。
カラーは、5レベルのアッシュベージュをチョイス。地毛では味わうことのできない絶妙な透明感のあるカラーで、お洒落感をUPさせます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体をシャープに仕上げ、顔まわりのみ軽く内巻きにします。最後に軽めのオイルで、エアリー感を出すようになじませたら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 渡邉由理さん
【2】骨格美人が叶うすっきりショートボブ
丸みのあるシルエット&えり足すっきりで、後頭部ふんわりの骨格美人ヘアに。また、ボリュームラインを低めにしているため若見え効果も抜群です。さらに、表面に長さを残すことで、大人女性に必須のツヤ感のある仕上がりを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
えり足をすっきりと短めにカットした前下がりラインのグラデーションボブ。前髪を長めにすることで、大人っぽい雰囲気に。レイヤーを少しだけ入れ、動きを出します。
カラーは、8レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みをおさえつつ、透明感を出し、柔らかく見せてくれるカラー。
【how to“スタイリング”】
内巻きブローで、ストレートタッチに仕上げるとツヤ感がUPしてグッド。ブラシは、細めのロールブラシorデンマンブラシで。アイロンを使うなら、ストレートアイロンを選んで。最後に、シアバターをさらっと軽く中間~毛先につけて、最後に手に残っているものを前髪になじませたら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 大山幸也さん
【3】顔印象が明るくなるシースルーバングの外ハネボブ
おでこ見せのシースルーバングが、お洒落感を出しつつ、顔の印象を明るくしてくれるのがポイント。前髪ありでも幼くならないのは、サイドバングをつくること+ストレートタッチに仕上げけているから。この2点により、大人世代にも挑戦しやすいデザインになっています。また、こめかみ付近に締まりが生まれることで小顔効果も狙えます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下2cmの切りっぱなしボブに。プツッとしたライン感を残すのが鍵。毛先は内巻きにも外巻きにもしやすいように、毛量を軽めに調整します。前髪は、ライン感を残したシースルーバングにして、サイドバングをつくります。
カラーリングは、9レベルのオレンジベージュをセレクト。暖かみがあり肌なじみがよく、優しい印象を与えます。ツヤ感を出してくれるので、乾燥が気になる季節におすすめです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、やや外ハネに。カールをつけない方がお洒落に決まります。重めのオイルを全体(特に内側は多め)につけ、手に残っているものを前髪の毛先に塗布したら完成です。
担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 武田美奈さん
【4】隙間を作った前髪で若見えするフェミニンロブ
ロブは、薄めの下ろし流し前髪にすることで、目力UP、前髪ありでも甘く見えない、さらには、隙間ができることで面長までカバーできる優秀バング。おでこがちらっと見えることで若々しい印象も与えられます。ワンカール巻くだけでふんわりフェミニンを叶えられる簡単ヘアでも。
【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨でハネる長さでカットし、表面にレイヤーを入れて動きを出しやすくします。ポイントの前髪は、やや幅を広くとり薄めにカットします。
カラーは9レベルのチョコラブラウンに。ラベンダーとピンクのニュアンスを加え、明るめカラーでもパサつきをおさえツヤ感を与えてくれます。
【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、全体を外ハネに。表面は内巻きワンカール巻きますが、 ナチュラルにサラっと巻くのがコツ。バームor軽めのオイルを髪の内側にしっかりつけます。表面は毛先のみでOKです。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 加藤ゆりえさん
【5】極細ハイライトで白髪をおしゃれに見せる若返りミディ
細かくたくさん入れたハイライトが白髪をぼかす効果があります。ほかの部分とのなじみも抜群でグレーヘアにはオススメです。
【how to“ベース&カラー”】
肩について跳ねる長さのミディアムボブ。細めにたくさん入れたハイライトが表面に動きを出してくれます。また、極細ハイライトの効果で、髪が多くても重く見えないです。
全体的には9トーンのナチュラルブラウン。大人の女性にはナチュラルに決まるオススメカラーです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、襟足の根元から外に跳ねるように、アイロンをかけていきます。少しずつ毛束をとって、表面まで、積み上げていく感じで。仕上げに、オイル、続いてバームとつけます。内側もしっかり、中間から毛先につけて、ウェットな質感を出していきます。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【6】小顔見せを叶える若見せくびれミディ
顔まわりに沿うように入れたレイヤーポイントのミディアムヘア。頬の高さ、目の位置、前髪を計算ずくでカットすることで骨格をカバーし、首にフィットするくびれ感が小顔見せを叶える優秀デザインです。全体を前下がりラインにすることで首元のすっきり見せも◯。
【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さでベースをやや前下がりにカットします。顔まわりにレイヤーを入れ、表面にも少しだけレイヤーをオン。おくれ毛を頬にかかる長さでつくり、前髪は黒目の外側の延長線上でカット。
カラーは6レベルのカカオブラウン。赤みを帯びた深みのあるブラウンとなり、やさしい印象で万人受けすること請け合いです。
【how to“スタイリング”】
ドライヤーを当てながら、トップの髪を持ち上げながら乾かしボリューム感をメイク。サイドは毛先が外ハネになるようボリュームをおさえてタイトに。ハネ感が上手くできない場合は指で挟んで毛先を外へ逃すとグッド。おくれ毛のみストレートアイロンで内巻きするとお洒落感がUPします。ただ、巻きすぎると骨格カバーができなくなるので注意して。
ツヤ感とまとまり感を出すオイルを首元の内側から毛先中心になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【7】黄金比のひし形フォルムで作るワンカールミディ
簡単にワンカール巻くだけでくびれシルエットを叶えるこちら。黄金比のひし形フォルムで、フェイスラインを引き締め小顔だけでなく、小頭見せも望めます。また、前髪は今っぽい透け感をつくると、透明感のある明るい印象に。
【how to“ベース&カラー”】
鎖骨ラインでベースを平行にカットし、トップにレイヤーをオン。前髪は目にかかる程度の長さで薄めにつくります。サイドバングは頬にかかる長さで、フェイスレイヤーは結べる長さを残してカットします。
カラーは6レベルのシンプルなブラウンに。どの世代にも似合うヘアカラーで、ツヤ感をプラスし、ちょっぴり甘くかわいい印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、アウトラインを外巻きに、トップは内巻きにワンカール。細毛・軟毛さんは軽めのオイル、硬毛さんはしっとりめのオイルを選び、ふんわり曲線ができるように、ひし形シルエットに整えたら完成。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【8】エイジングケアを叶える髪質改善もプラスしたミディ
大人ヘアは顔まわりを包み込むレイヤーの入れ方が重要です。エイジングケアを叶えるDELAオリジナルの髪質改善は普段巻く方に非常に相性がいいです。
【how to“ベース&カラー”】
普段巻くという方で髪が比較的長い方には、レイヤーを入れて動きが出やすくするのがポイント。
カラーは9トーンのピンクグレージュ。白髪もぼかせるし、艶とピンクで可愛らしさがぷらすされます。グレージュとミックスすることで、ピンクの派手さは消されるので、大人でもおすすめのカラーです。
【how to“スタイリング”】
乾かすときは、根元に癖がある方は根元を押しつぶすように最初は乾かして、癖を取りましょう。ある程度乾いたら、根元を持ち上げるように乾かすことで、ふんわり感が出ます。前髪はロールブラシで流すようにして乾かすと、写真のように流し前髪が作れます。今回の方は、おうちでコテで巻くということだったので、32ミリのアイロンでミックス巻きに。最後に軽くオイルとバームをミックスして、さらっとなじませて完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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初出:大人可愛いミディアムは流れるサイドバングが決め手
「顔型別」に似合う若見えの髪型【2選】
【1】「ベース型さん・面長さん」若々しくヘルシーな印象のパーマボブ
シンプルボブでお洒落に差をつけるなら無造作パーマはいかが? クシャっとしたラフな質感で、動きが出にくいボブヘアに明るく元気な印象をプラス。ボリュームも自在で、スタイリングが簡単なので朝の時短も叶えます。また、顔周りのサイドバングが顔型をカバーして小顔見せにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ベースのワンレングス。表面に少しだけレイヤーを入れ、毛先の毛量を調整します。前髪は三角ベースに取り、目にかかる長さでカット。目尻〜こめかみにかけてサイドバングをつくります。
カラーは10レベルのグレーベージュに。グレージュとも違ったニュアンスで、グレーをMIXし、褪色しても赤みが出にくいようにしています。暗くならず、より柔らかい質感のヘアカラーです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17〜26mmのロッドを使い、平巻きで2回転半巻きます。
ドライヤーで乾かすとき、髪をもみ込みカールを出しながら風を当てます。その後、重めのヘアオイル3〜4プッシュを毛先から全体になじませます。クシャっと髪にもみ込み、顔まわりを手ぐしで整えたら出来上がり。
担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん
【2】「丸顔さん」前髪レイヤーで顔型補正が叶うミディ
甘すぎないくびれヘアは、レイヤーを“3cmのズレ”が生まれるように入れることで、あご下から毛先にかけて柔らかい表情の動きを演出。ボリュームのポイントが低めなので、お洒落感があり若々しい印象にも見せられます。前髪にもレイヤーを入れ、バックに流れをつくりながら丸顔の補整も。
【how to“ベース&カラー”】
全体を巻いたときに肩につく長さでカット。表面のレイヤーを3cmのズレができるように入れ、前髪はセンター分けで頬の高さから流れる長さでカットします。
カラーは9レベルのショコラベージュをセレクト。深みがあるヘアカラーはブラウンとベージュのいいとこ取りをしたヘアカラーで、ツヤ感も柔らかさも満点です。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンでベースを外ハネに、表面は内巻きにワンカール巻きます。前髪は中心に髪を集めて内巻きにしてから、センター分けでバックに流します。
スタイリング剤はツヤ感と動きが出せるオイルバームをチョイス。パサつきが気になる人にもおすすめなスタイリング剤で、全体になじませて顔まわりを整えたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 塩見勇さん
「パーマ」前髪を作ることで若々しい印象になる大人仕様の柔らかヘア
甘めすぎず、ラフでもない大人仕様の柔らかいニュアンスパーマで、アイロン要らずのため、スタイリングが苦手な人にもおすすめ。顔まわりレイヤーをプラスして、トレンド感もあるパーマスタイル。前髪をつくることで、若々しい清楚さを演出します。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下でカットし、トップに少しだけレイヤーを入れて軽さを出します。顔まわりには今どきのフェイスレイヤーを入れ、華やかな印象に。前髪は眉下でカットします。
カラーは7レベルのチョコレートブラウンに。暖色系にするなら深みのあるブラウン系が断然おすすめ。地毛よりほんのり明るい明度で、ツヤ感も抜群です。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは22mmのロッドをメインに使い、耳より下は平巻き、耳より上は中間巻きでパーマをかけます。
スタイリングは7割ほど乾いた状態で(乾いた状態なら濡らして)、カール感が残っている状態にオイルとクリームタイプのワックスをMIXしたものをなじませ艶やかな質感に。また、髪を乾かす前に洗い流さないタイプのトリートメントをつけてケアするとパーマのぱさつきをおさえることができます。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 山中さくらさん
※一部サロン専売品が含まれます。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
東京のヘアサロンを経て、パリを拠点にヨーロッパのモード界で活躍。帰国後もセンスと技術の高さ、親しみやすいキャラクターで各媒体やインスタグラムで人気。毛髪診断士の資格も持つ。