ヘアスタイル・髪型
2023.3.20

大野いとさん風に近づく【15の髪型実例】柔らかい動きのナチュラルロング

女優の大野いとさん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ゆるっとナチュラルなスタイルが透明感のある大野いとさんにぴったり!大野いとさんっぽいロングヘアを集めました。

大野いとさん風の髪型って?

大野いとさんといえば近年は前髪なしのロングヘアが定番です。柔らかな動きを付けたナチュラルなスタイルです。ドラマ「同期のサクラ」ではハイライトを入れた強めカールのロングヘアが印象的でした。

近年の定番は柔らかな動きのあるロング【10選】

【1】ラフに動く毛先がおしゃれな外国人風ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. ランダムさをだす為に、毛先はジグザグにカットし全体にレイヤーを入れていく。
  2. その後スライドカットでところどころに動く髪を作り、前髪はリップラインでカット。
  3. 髪が柔らかく、動きが出にくい方は、全体的に緩めにパーマをかけてあげるといい。
  4. カラーは7トーンのディープグリーンで赤味を完全に除去。濃いめカラーに慣れたカラー上級者や、絶対に赤味を消したい方にもオススメ。

【how to“スタイリング”】

  1. パーマなしの場合、全体の毛先を外ハネに巻いた後、中間をリバースに巻いていく。同じ幅で取らずにランダムな量で巻くのがポイント。
  2. その後ブラシで軽くくずし、仕上げにシアバターを全体に馴染ませて完成。巻くのが面倒な方は、ラフに乾かすだけでも可愛い外国人風ヘアになれる。

担当サロン:NEHAN(ネハン) 町田雄一さん

 

【2】艶カラーの上品なトレンドロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体にしっかりレイヤーをいれたカットにすることで、巻かなくても動きが出るようにしている。
  2. 顔周りも長めの前髪が重くなりすぎないようにレイヤーを入れてある。
  3. カラーは暗めでもツヤ感の出る7トーンのショコラベージュ。落ち着きがあるこの色は、秋冬やどの年齢にもおすすめの優秀カラー。これからの寒い季節にはピッタリ。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンでワンカール巻いている。レイヤーが入っているのでワンカールでもふわっと動きの出るスタイルになる。内巻きではなく外巻きにすることでカジュアルな雰囲気になってくれる。
  2. スタイリング剤はポリッシュオイルなど少し軽めの質感の方が柔らかさが出てくれる。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 橋本和佳奈さん

 

【3】毛流れカットとカラーでふんわり感を出したナチュラルヘア

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【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪からサイドに繋がる毛流れがあるロングレイヤースタイル。顔周りをふんわりさせるとボリュームアップ感が出る。
  2. 極細のハイライトがたっぷり入ってる事で、自然なコントラストが付きエアリー感も増す。ブリーチハイライトを全体的に細くたくさん入れ、流した後にオンカラーをのせるWカラーになる。全体が9トーンのグレーブラウンになるようにオンカラーする。

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【how to“スタイリング”】

  1. 38ミリのカールアイロンで、毛先を巻いた後サイドのハチ上の髪をリバースに巻く。
  2. 前髪もリバースに毛先のみ巻く。
  3. ワックスを揉み込んで完成。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【4】レイヤーで動きを出したフェミニンロング

Point

ふんだんに入ったレイヤーで毛先がたまらず“揺れ感”が出るので、ロングヘアも重くならずに軽やかに。くせを生かした自然で緩やかな髪の流れが、柔らかでちょい色っぽい雰囲気に見せてくれます。

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【how to “カット”】

  1. ベースはロングレイヤー。
  2. 前髪は少し長めに鼻くらいの高さで後ろに流れるようにカット。
  3. フェースラインにはあえて前髪とつながらないよう、あご下から後ろにつながるレイヤーを入れ、さらに毛先に前上がりのレイヤーを。

「元々のくせ毛を生かしてレザーカットすることで、自然な動きが出るのに柔らかくなじみます」(二階堂さん・以下「」内同)

【how to “カラー”】

  1. 内側にだけブリーチをして明るいインナーカラーを束で数本入れる。
  2. 上から、ミントアッシュのカラーを全体にかぶせて。

「ハイライトも大人ははっきりわからなくていいんです。でも内側をあらかじめ明るくしておくことで、透け感が出て、ロングでも軽い印象に。ブリーチする分量が少ないのでダメージ防止にも」

【how to “パーマ”】

  1. モデルさんは元々少しくせ毛で、ハチ周りが広がってボリュームが出やすいので、部分的なストレートパーマでふくらみをつぶしている。

「トップからの毛流れがスムースに見えることでロングでも全体が重くならず、自然なクセを生かした毛先の動きがキレイに見えます。くせは生かすのかつぶすのかそのバランス感も大切」

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FRONT

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BACK

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【how to “スタイリング”】
「面で整っているより、束感がありつつ毛先がランダムに動いている方が今どき。ロングレイヤーは、この揺れ感が軽さとフェミニンさにつながります。しっかりスタイリング剤をつけておくことで、梅雨時期の湿気で髪が広がる・ふくらむことも防止することができます」

STEP1:ワックス少量とオイル2プッシュを混ぜ、手ぐしで髪を結ぶように束にしてから毛先へのばす。

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STEP2:毛先を持って上からパラパラと振り落とす。レイヤーにより程よい束感で自然にバラけた毛先に。

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担当サロン:Rougy 二階堂 雪さん

 

【5】優しいお姉さん風に仕上がるウェーブロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. 胸レングスのローレイヤーカットで下の方に動きが出やすいようにしている。
  2. カラーはイルミナカラーのコーラルとヌード、サファリを混ぜて9トーンのオレンジベージュを作る。大人女子におすすめの落ち着いた色見になっている。

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【how to“スタイリング”】

  1. 32ミリのアイロンで、まず全体を縦でわけとりリバース、フォワードと交互に中間から巻いていく。
  2. 顔まわりも頬骨辺りから流れるように外向きにアイロンをいれる。そうすることで柔らかいウエーブヘアが出来上がる。
  3. 最後にオイルを軽めにつけて艶を出したら完成。

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

【6】下膨れさんのお悩みを解消するレイヤーロング

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スタイルのポイント

  1. 韓国クアンクヘア
  2. 毛先ワンカールであまり巻きすぎないのがポイント
  3. お顔周りのにしっかりとフェイスレイヤーをいれて流れるようにカット
  4. かきあげできる髪の長さに顔周りは設定して下膨れもカバー

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波 さん

 

【7】爽やかな空気感が流れるふわっとカールロング


【how to“ベース&カラー”】

  1. 胸丈ラインの前上がりレイヤーベース。レイヤーを入れるのは頬ラインから、耳前の毛束のみ。耳後ろやバックの毛束にはレイヤーを入れず重たさを残す。ふわっとした軽やかさが出やすいよう、表面にも軽くレイヤーを。
  2. カラーは8トーンのリビングコーラル。全体を1色で染めることでツヤ感を強調します。暖かみのあるカラーなので上品さや柔らかさを演出する効果もあり。


【how to“スタイリング”】

  1. 前髪をかき上げながら乾かし最後に根元に温風をしっかり当てると、自然と立ち上がった前髪を作れる。また全体の毛先はロールブラシを使って内巻きにブロー。ブラシを使うことでキューティクルが整いよりツヤが出る。
  2. 32mmのアイロンを毛束の中間に挟み、毛先まで滑らせ軽く内巻きに。クルンと巻きすぎると古く見えるので注意。
  3. シアバターのスタイリング剤を毛先中心に軽くなじませ完成。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

 

【8】セミウェットで抜け感を出したレイヤーロング


【how to“ベース&カラー”】

  1. グラデショーンベースの重ためのロング。ワンレンではなく、グラデーションでカットしているため、丸みがあり女性らしいスタイルに仕上がっている。
  2. 顔まわりと表面にレイヤーを入れ、スライドカットと毛量の調整で浮遊感のあるデザインに。
  3. カラーは、10レベルのブランジュ。ブランジュは、ブラウン+ベージュのいいとこ取りをした色味で、透け感があり軽い印象を与えます。また、肌ぐすみのカバー効果も。


【how to“スタイリング”】

  1. 全体を乾かしたら、32mmのアイロンを使い、サイド3段、バック4段に分けてワンカール。アウトラインのみ外巻きに、その他は内巻きでカールをつける。
  2. レイヤーを入れた顔まわりと表面は、髪を細い毛束で拾ってワンカール。そして、巻いたらほぐすのがほつれ感をつくる鍵。
  3. 最後に、シアバターとオイルをミックスし、毛先中心に塗布。根元は少なめにつけて、セミウェットな質感に。手ぐしを通しながら、髪を高い位置(耳くらいの高さ)からパラパラと落としつつほぐして整えたら完成。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清家勇典さん

 

【9】後ろ姿も綺麗なナチュラルロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットラインは、全体的にレイヤーの幅も狭くローレイヤーの重め。こうすることで、巻かないストレートでもまとまりが出る。
  2. 前髪をリップから顎ラインで作って、顔まわりに動きを出している。
  3. 全体に8.5トーン位のアッシュブラウンに、細めで細かめに、12トーンのナチュラルベージュがハイライトで入っている。このカラーなら白髪ヘアもきれいにまとまるのでおすすめ。

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【how to“スタイリング”】

  1. 38ミリのカールアイロンで毛先を逆巻に巻いた後、表面の髪を厚めに取りリバースに中間巻きをする。
  2. 前髪は、毛先のみをリバースに巻いて流す。
  3. ワックスを揉み込んで完成。今回は巻いていますが、日ごろ巻かなくてもカットでまとまるようにしているので、きれいなストレートヘアが楽しめる。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【10】ナチュラルだけど様になる大人のロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. ロングレイヤースタイル。
  2. リップラインくらいの位置からレイヤーを入れ、動きを出したスタイル。全体的な量感はやや重めですが、レイヤーで軽く見せている。
  3. カラーは、中間から毛先にかけて明るくなるグラデーションカラーにしている。根元近くは、6トーンのアッシュ、中間が8から9トーンくらい、毛先で12トーン位になるように設定。このぐらいの暗さから始めれば、大人でも落ち着いて見えるのでおすすめ。

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【how to“スタイリング”】

  1. 濡れた状態で、アウトバストリートメントを馴染ませ、ブローする。この時、トップにボリュームが出るように、ドライヤーの風を四方八方から当て、分け目がつかないように。
  2. 32ミリのカールアイロンで、カールがつき過ぎないように、ザックリと巻く。
  3. 仕上げにオイルを馴染ませて完成。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

ドラマ「同期のサクラ風」ハイライトありのカールロング【5選】

【1】ピンクインナカラーの個性的なウェーブロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはほとんどレイヤーを入れずに作っている。
  2. さりげないラウンド感がこのモデルさんの骨格にはなじむので、前髪は長めのシースルーでサイドになじんでいくように切っている。
  3. 耳周りから襟足にかけてブリーチのWカラーでインナーカラーをしている。オンカラーはピンクで、ベースは地毛のままにしている。人気のインナカラーを思いっきり入れたい場合は、コントラストが出るように色見に大きな違いを持たせるのがポイント。

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【how to“スタイリング”】

  1. 38ミリのカールアイロンでウェーブにしている。耳下は毛先から巻いて、1.5回転くらい、耳上は、中間から巻いて、2回転くらい。
  2. 最後にオイルを少量馴染ませる。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】ハイライトをたっぷり入れた外国人風ロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. センターパートのロングレイヤースタイル。
  2. 頬骨高さに設定した前髪は、骨格の面積を少なく見せてくれるので、小顔効果◎。かき上げバングとしてもきれいに決まるスタイル。
  3. カラーは、10トーンのグレージュベースに14トーンのハイライトをたっぷりと入れる。

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【how to“スタイリング”】

  1. 38ミリのカールアイロンで毛先を巻き、前髪は45ミリくらいの大きなマジックカーラーで内巻きにしている。
  2. フィニッシュは、パール粒より少し大きいぐらいのワックスを手のひらにしっかり広げてから、髪全体(特にウェーブ部分に集中的)に揉み込んだら完成。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】大人女性にも似合うWカラーのレイヤーロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. 顔まわりに、ハイライトを入れたロングレイヤースタイル。肩より下に、レイヤーが入っていて、少し重めスタイルになっている。
  2. 前髪は、やや厚めにして、おでこの形をカバー。前髪を高い位置から作ることで、トップがふんわりとして見える。
  3. ハイライトは、ブリーチをして、ベージュを重ねるWカラーに。全体は、10トーンのココアブラウンにしている。色味をブラウン系に統一することで大人の落ち着いた雰囲気が醸し出される。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは32ミリのカールアイロンで、毛先をワンカールさせた後、表面を縦に巻き込んで、ウェーブに仕上げている。
  2. 大豆1つ部分ぐらいのワックスを手にしっかり広げて、指の間にも伸ばし、優しく手櫛のようにウェーブになじませたら完成。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【4】透明感と立体感が出る髪色のAラインロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは胸下のAライン。裾に厚みを残しつつ、表面にレイヤーを入れて動きをつけやすく。逆三角さん特有の、ハチをカバーするためにこめかみ部分はタイトに、トップにはボリュームを持ってくる。
  2. 前髪は目の長さで薄めに2WAYに。かきあげも下ろしもどちらもできるスタイル。
  3. カラーは、全体に細かくたっぷりハイライトをいれてから11トーンのディープラベージュをオンカラー。透明感と立体感たっぷりに。

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【how to“スタイリング”】

  1. 逆三角さんは顎にかけシュッとしているので、頬下から32ミリのコテでミックスにして、低めの位置にボリュームを持っていく。
  2. バームとオイルをミックスして毛先中心につけ、束感たっぷりの仕上がりに。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

 

【5】華やかでおしゃれなグラデーションカラーロング

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【how to“ベース&カラー”】

  1. ロングヘア×グラデーションカラーで大人っぽく、クールな印象に。レイヤーはあまり入れず、毛量が多いので中間部分の量を梳いて減らし、毛先は重たに揃えてカット。
  2. 毛量が多い人は、グラデーションカラーをすることで軽く見え、顔色も明るくなるのでオススメ。
  3. ベースカラーは8から9トーンのピンクベージュに、毛先が12から13トーンくらいのミルクティーベージュになるようにブリーチでダブルカラー。ベージュと紫を入れて徐々にグラデーションカラーになるように調整。重たくなるのが嫌!という方はぜひ挑戦してみては。

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【how to“スタイリング”】

  1. 38ミリのアイロンを180度にして使用。毛先を全て外巻きにしてから、上下で2段に分けて下の段を外巻に。
  2. 上の段は内巻きに、前髪は根元を濡らしてから立ち上げるようにドライヤーでうしろに乾かし、かきあげ前髪にすることで大人っぽさが出る。
  3. 粗いコームで全体をとかしてオイルとバームを8:2でつけて完成。

担当サロン:LallYou金山(ラルユー カナヤマ) 日高 杏奈さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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