低めのポニーテールで絶壁をカバー!|どこから見えも美しい立体フォルムの大人っぽいひとつ結びテク【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 105】
低い位置でひとつにまとめたポニーテールが素敵なMAKOさん。
素敵に見える理由は、どこから見ても立体的なフォルムにあり!
「後頭部が絶壁ゆえ、ただ髪をまとめるだけだと寂しい感じになってしまうのが悩み。頭が立体的に見えるように、まとめ方を工夫したり、髪を引き出したりして、顔まわりを“ひし形フォルム”にしています」とのこと。
低めの位置でまとめると絶壁が目立ちそうなのに、まったく絶壁感のない方法とは?
立体フォルムの低めポニーテールの作り方を教えてもらいました。
今月の賢人File
ヘアサロンKATE スタイリスト MAKOさん
名前:MAKO(まこ)
年齢:29歳
髪質:太くもなく細くもなく、毛量も普通で直毛。
髪の長さ:バスト上まであるロング。前髪は鼻にかかる長さ。
ヘアカラー:ナシ
パーマ:ナシ
髪コンプレックス:後頭部が絶壁のため、ひとつにまとめたときに目立ちやすい。
賢者プロフィール:表参道の人気ヘアサロン『KATE』のスタイリスト。美容師歴9年。自身が好きなウルフカットやパーマ、透明感のあるヘアカラーはおまかせあれ。MAKOさんがいるサロンはこちら
立体フォルムの“低めポニーテールテク”How to
【STEP1】髪を3つに分けてからひとまとめに
「立体感を出しやすくするために、髪をトップから横の両サイドと、後頭部の3つに分けてからまとめます。後頭部の髪をまとめてから、両サイドの毛束をかぶせるようにすると、あとで後頭部の髪が引き出しやすくなります」
【STEP2】結ぶ位置は耳下の高さの低い位置
「襟足ギリギリくらいの耳下の高さでひとつに結びます。低い位置で結んだ方が、あとで立体フォルムが作りやすいんですよ。このとき、先に耳に少し髪をかけておき、ひし形フォルムのベースを作っておくのがポイントです」
【STEP3】毛束を巻きつけてヘアゴムを隠す
「結んだ毛束から少しだけ髪を取り、ヘアゴムに巻きつけていきます。毛先は毛束の下からヘアゴムの中に押し込みます」
【STEP4】後頭部の髪をぐっと引き出す
「片手で結び目を抑えながら、後頭部の髪をつまんで引き出していきます。後ろに引っ張るのは、【STEP1】でまとめた後頭部の髪だけにすると、キレイな立体感が作れますよ」
【STEP5】サイドと襟足の髪もつまみ出してひし形フォルムに
「サイドの髪は横に、襟足の髪は下に、少しずつ引き出していきます。襟足の髪をたるませると、ゆるっとした抜け感が出てこなれた印象になります」
【完成】
顔まわりが理想的なひし形で、落ち着いた低めのポニーテールがこなれた印象に。
ゆるっとした襟足が、おしゃれな雰囲気を後押し。
横から見ると…
絶壁とは思えない美しい立体感。
【STEP2】と見比べても、フォルムに雲泥の差が!
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。