まとめ髪のトップが割れたり、ぺったりするなら…|1日中崩れにくいふんわり感キープの秘訣は逆毛にあり!【美容賢者の髪コンプレックス解消vol.57】
「トップの髪が短めだから、まとめ髪をしたときにボリュームを出そうとすると、崩れてきたり、分け目がぱっくりと分かれたりしやすい」と悩んでいたネイリストの旭 美香さん。
ハードスプレーやワックスなどを使わずに、ふんわりとさせるには、“逆毛”が有効なんだとか。
ひと手間でふんわりと柔らかい印象を与える“まとめ髪アレンジ”を教えてもらいました。
今月の賢人File
tricca ginza ネイリスト 旭 美香さん
名前:旭 美香(あさひ みか)
年齢:31歳
髪質:柔らかい。襟足の毛量が多いストレートヘア
髪の長さ:肩にかかるセミロング。
ヘアカラー:ブリーチのハイライトが入った明るめのカラー
パーマ:ナシ
髪コンプレックス:トップの髪が短めのため、ひとまとめにすると崩れやすい。
賢者プロフィール:ヘアの施術と同時にネイルを受けられるサロン『tricca ginza(トリッカ銀座店)』で活躍中のネイリスト。上品なのに今っぽい、ほんのりエッジの効いたネイルデザインが得意。厚ぼったさを感じさせないジェルネイルの仕上がりにも定評がある。『美的.com』の【365日ネイル】にて、毎月ステキなネイルデザインを提案中。旭さんがいるヘアサロンは…www.tricca-m2b.com
トップの髪が短めでも崩れずふんわりとしたまとめ髪をキープするHow to
【STEP1】トップの髪を後ろからコームで逆毛に
「トップの髪を取り、上に持ち上げて後ろからコームで逆毛を立てます。逆毛は、トップの毛束の中央から根元に向かって、何度かコームを入れていけばOK」
【STEP2】ハチ上の髪を引き出して前髪の分け目の目立ちを防ぐ
「手ぐしで髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムで結ぶ前にハチ上の髪を引き出しておきます。ひとまとめにしたときに、前髪と後ろ髪の分け目がぱっくりと分かれていると野暮ったい印象になるのを防ぎます」
【STEP3】ひとつ結びは耳の後ろの高さがベストバランス
「後ろの髪をヘアゴムで結びます。結ぶ高さを耳の後ろくらいにすると、トップのふんわり感が出やすくてベストです」
【STEP4】トップの髪を少しずつつまみ出してルーズに
「ヘアゴムの結び目を押さえながら、トップの毛を少しずつつまみ出してふんわり感を強調させます」
【STEP5】旬のヘアカフを使って後ろ姿も美人に
「ヘアカフは、飾りにフックがついたヘアアクセサリーのこと。ヘアゴムの結び目の上から差し込むだけでアクセントになる便利アイテムで、手軽に後ろ姿も決まります」
【完成!】
逆毛を仕込んだおかげで、スタイリング剤を使わなくてもふんわりとしたトップに。女性らしく柔らかな雰囲気のまとめヘアが完成♪
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。