長め前髪の“ウザバング×外ハネMIXボブ”なら、時短でラフなこなれ髪が手に入る!
あえて目にかかるぐらいの前髪で作る、ウザバング。アンニュイな印象でこなれて見せると人気のスタイルです。また仕事中は耳にかけるなどですっきりさせ、仕事の後に下ろしてかき上げバングを楽しむというOLも。そんな人気の前髪に合わせた、時短で作れるラフな髪型を紹介します! 前髪が長い分、全体の長さは短めの方がバランスが取りやすくて◎。毛先を外ハネに動かしたボブと合わせると、程よくカジュアルでかっこいい大人のスタイルが仕上がります。全体を外ハネにすると幼くなりがちなので、表面はMIX巻きを崩してラフな印象に。毛先は自然に外ハネになる長さにカットすると、スタイリングが簡単です。またこのボブはクセ毛やボリュームが出にくい人にもおすすめ。MIX巻きなのでどんなクセ毛もいかしやすいし、表面にレイヤーを入れれば立体感が出てボリュームアップが叶います。そんな外ハネボブにこなれ感のあるウザバングを合わせれば、おしゃれ偏差値格段にUP。前髪だけで印象がガラッと変わるので、こなれ感やかっこよさが欲しい人は今すぐTRYを!
サッとかき上げればウザさがそれほど気にならずこなれた印象に
【How to“ベース&カラー”】
自然にハネるようにあご下3cm、襟足を長めに残してカットします。巻いたときラフな動きを出すためトップと顔周りにレイヤーを。さらに毛量調整をするセニングカットを多めに入れます。前髪は鼻頭で平行カット、薄めに取り束感が出やすいように毛量調整を。サイドは自然に流れるようにカットします。カラーは10トーンのピンクアッシュ。ナチュラルなハイライトを入れ、セニングカットにより立体感を強調します。ピンクは肌なじみが良く、顔色を美しく見せる効果あり。
【How to“スタイリング”】
ウザバングは普通に乾かすと動きが出にくく、本当にウザいだけの前髪に。まず前髪を含め全体を前に引き出すように乾かします。8割程度乾いたら、今度はかき上げるように立ち上げながら乾かして。これでふわっとした立体感あるウザバングに。32mmのアイロンで、表面の毛束を多めに取り、1.5回転内・外交互に巻きます。ざっくりしたMIX巻きにしたいので巻き過ぎは注意。130℃~150℃の低温で巻くのがおすすめです。裾は自然に外ハネになるようカットしていますが、足りない部分はアイロンでプラスを。ウエットな質感になるワックスとミルクトリートメントを1:1で混ぜ、全体の毛束を根元から持ち上げながらもみ込みます。このとき巻きをしっかり崩し、空気を含ませながら束感を整えます。前髪にもなじませ毛先を自然にサイドに流して完成です。
ウザバングはこなれ感が高く、伸ばしかけでも楽しめる前髪です。前髪を切るか伸ばすか悩み前に、「中途半端を楽しむ」もぜひ候補に入れてみて!
MINX 銀座二丁目店
ヘアスタイリスト/山内ヨシヒロ(MINX 銀座二丁目) モデル/溝口杏果 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。