大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
ディープなタイを知るために、“イサーン”と呼ばれる東北地方を訪れている、タイ国政府観光庁主催の取材ツアー。
今回は、地元密着型の手作り体験をご紹介。地元の方と触れ合い、美容やパワースポットにもつながるのであれば、女子旅なら足を伸ばしたくなりますよね。
「自然に触れて、とにかく癒されたい!」都会生活で消耗している方にピンポイントでおすすめしたいのが、タイ東北地方の経済都市・コーンケーンの郊外にあるローカルなオーガニックファーム。
バスに揺られながらのどかな田園風景を見ていると、2016年にオープンした有機農園「ミーキン・ファーム」が見えてきます。
最近は様々な場所で、“アグリツーリズム(都市居住者などが農場や農村で休暇・余暇を過ごすこと)”の動きが広がっていますが、その中でミーキン・ファームは、タイの東北地方のモデルファームと言ってもよいでしょう。
代表は、笑顔の素敵な女性、プーさん。もともと農業を営まれていた一家の長女で、タイの名門・タマサート大学とロンドン留学で学んだ後に故郷に戻り、農地を購入して有機農園を始めたという、穏やかな雰囲気ながらバリバリのキャリアを持つ実業家です。
この農園では、オーガニックのパパイヤを用いたソムタム作りや、自然の中で寝泊まりする農村ステイが体験できます。
農村地帯では珍しく英語でのコミュニケーションがOKというのも、訪れやすいポイントです。
日本では青パパイヤのサラダとして知られているソムタムは、もともとタイの東北地方の郷土料理で、今やその人気は全国区! 美的読者にもぴったりの、ヘルシーな料理です。このソムタムは日本で食べるよりも少しピリ辛ですが、辛さの調節は可能なので、ぜひ本場の味を体験してみてくださいね。
有機野菜を使用したヘアケアアイテムや絶品のゴマドレッシングなど、お土産も購入できますよ。
タイのローカルなエリアを巡っていると、寺院や民家などで目にするのが、このカラフルなデコレーション。
これは「トゥン」や「トゥンヤイ・メンムン」などと呼ばれる“蜘蛛の巣”という意味の装飾。イサーン地方でお守りのような意味を込めて飾られるものだとか。
タイ国内では、各地の伝統文化の保存や継承を目的に、コミュニティーベイストツーリズムの動きも広まっています。
ラムナムポン川のほとりにある「シラ・コミュニティー」では、このトゥンや花輪など、東北地方ならではの伝統工芸を体験できるのが魅力!
私はトゥンの作り方を、村のお母さんに教えていただきました。交差させた木の棒に自分の直感や好みで色を選び、カラフルな色を巻き付けていくと、あっという間に完成。
自然の中、竹で作られた小屋の中で黙々とものづくりに励むのは、思いのほか癒しの時間でした。
手が進むうちに、ほとんど言葉は通じないのにも関わらず、村のお母さんたちとも分かりあえていくから不思議です。
シラ・コミュニティーでは、短時間の体験のほか、コテージで宿泊客も受け入れているそう。
地元の方との“濃い”触れ合いができるのも、イサーンを訪れる大きな醍醐味と言えるのではないでしょうか? 次回は発展の目覚ましい、バンコクの最旬スポットをお伝えします!
<取材協力>
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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