【2025最新】前髪ありロングの髪型!20のおすすめスタイルを紹介
前髪あり×ロングの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選しました。まずは2025最新トレンドのスタイルをチェック!さらに、シースルーバングにレイヤースタイルなど定番人気から、個性的な姫カットまで前髪の種類×ロングのスタイル別におすすめを紹介します。
【2025最新】前髪ありロングのヘアスタイル【2選】
【1】ポイント使いのアイロンワークで簡単!フォワード巻きで作る韓国風ロング

顔まわりのフォワード巻きが新鮮な韓国風艶っぽロングヘア。難しい巻き方ではないので、アイロンが苦手な人にもおすすめです。
顔まわりに今どきな柔らかい動きのあるこちらのロング。引き続きK-Beautyが人気ですが、今季は耳より前に動きを出すのが気分。一見、複雑なアイロンワークに見えますが、巻いているのは耳前のみ。それもフォワード巻きなので簡単に色っぽヘアをつくることができます。
髪の動きがある顔まわりにあるデザインなので、前髪は細めの束感で抜け感を出すのが鍵。ロングヘアでも新しさがほしい人やナチュラルヘアの中にトレンドを取り入れたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸の位置でつくり、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで切り、サイドバングは結んだときにこめかみが分かれない長さでカット。もみ上げはあご下で切ります。
ヘアカラーオリーブベージュを9レベルで。晩夏〜秋にかけておすすめの涼やかな色味で、イエベさんにおすすめの寒色系になります。また、赤みが気になる人にも◯。

【how to“スタイリング”】
全体を太めの(45mm)ロールブラシでブローしてから、耳前のみ38mmのコテでフォワード巻きに。ブロー仕上げでツヤのある柔らかいベースをつくり、今っぽい毛流れをアイロンでプラスします。フォワード巻きはシンメトリーを気にしなくてOKなので、スタイリングも楽々。前髪はストレートアイロンを通します。
最後に柔らかい質感を出せる艶出しスプレーを吹きかけ、前髪だけ毛先をつまんで細めの毛束感に整えたら出来上がり。ヘアピンを合わせてもかわいい!
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 鈴木マユウさん
【2】キレイめフェミニンな顔まわりすっきりも叶うハッシュカットロング

短く切り込んだ”ハッシュカット”と自然な毛流れのサイドバングがポイントのロングヘア。抜け感、柔らかな動き、暖色と今っぽさを取り入れたデザインです。
顔まわりを短く切り込み、たっぷりレイヤーを入れた“ハッシュカット”。韓国アイドル発祥のスタイルで、フェイスラインをすっきり小顔に見せられ、抜け感を演出しながら柔らかい印象を与えます。顔まわりに軽やかな動きがあるのでロングでも重くならず、今っぽい表情に。
シースルーバングからサイドへの自然な毛流れもポイントで、凛としたかっこよさとふわっとしたフェミニンさが共存。アイロンワークがシンプルなので、簡単スタイリングを求める人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下でカット。ハッシュカットのポイントとなる顔まわりは短めに、胸と鎖骨の間からレイヤーを入れます。ベースとの繋がりはありませんが、なじむようにカットしているので挑戦しやすいデザインに。前髪は目にかかるくらいのシースルー、サイドバングはほおが隠れる長さにカットします。
カラーは6レベルのブラウンをチョイス。赤みのあるブラウンで、温かみがあり柔らかさとツヤ感をプラスします。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで全体をふわっと大きめカールの内巻きに。顔まわりはリバースに巻いて毛流れを出します。軽めのオイルをなじませた後、手ぐしや粗めのくしで全体をほぐしてあげると面が整いツヤ感がUPします。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 外山海成さん
シースルーバング×レイヤーロング【5選】
【1】前髪の悩みも解消!シースルーバングと“こなレイヤー”でつくるロング

こなれ感+レイヤーの“こなレイヤー”が魅力のロングスタイル。ワンカール巻くだけで、ふわっと揺れるナチュラルな動きが作れ、大人の雰囲気を演出します。レイヤー&おくれ毛のニュアンスがあるので、結んでもかわいい!
前髪を作りたいけど、生えぐせや分かれぐせがあるから……、という人にこそチャレンジして欲しいのが極薄のシースルーバング。生えぐせを活かせ、ストレスフリーで前髪を作った人からは喜びの声が続出だとか!
凛とした女性らしさと色っぽさ、どちらも欲しいという人におすすめのスタイルです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸ラインでカットし、全体にローレイヤーを入れます。おくれ毛を兼ねるもみ上げは、あご下2cmでカットします。前髪は眉下の長さで薄めにカット。極薄く作ることで、前髪の生えぐせを活かすことができます。
カラーは透明感をプラスするラベンダーグレージュを6レベルで。黄色っぽさを打ち消し、ほんのりモードな印象に。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、上下を2ブロックに分けてから、それぞれを32mmのアイロンで毛先をワンカール。トップは髪を真上に引き出しワンカール巻くとふわっとした動きを作れます。軽めをオイルを全体になじませたら出来上がり。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】ノンアイロンでもOK!暗髪でも軽やかなレイヤーロング

黒髪×ロングでも今っぽい抜け感のあるスタイルに。ストレートはもちろん、巻いても結んでも決まりアレンジも自在です。
顔まわりの軽さが魅力のこちらのロングヘア。リップラインからたっぷりレイヤーが入っているので、重めベース&暗髪でも重く見えずこなれ感のあるスタイルを叶えます。また、アイロンなしでもまとまるので、スタイリングが楽々なのも嬉しい。
甘くなりやすいカジュアルなレイヤースタイルですが、ダークカラーを合わせることでモード寄りの大人印象を実現します。さらに、暗髪に合わせる前髪は透け感を出すのが鉄則。幅広いファッションにも似合うので、おしゃれ好きな人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは胸上のレイヤーロング。サイドはリップライン〜鎖骨にかけてしっかりレイヤーを入れ、今っぽいおしゃれ感を演出します。顔まわりレイヤーでヘアアレンジがしやすく、顔を小さく見せられる効果も。前髪は短すぎない目にかかるくらいの長さで薄めに。
カラーは赤みのない5レベルのダークアッシュ。黒髪ながら寒色の透け感がある地毛風カラーです。日差しの強くなる季節でも、髪をキレイに見せることができます。

【how to“スタイリング”】
洗い流さないトリートメントをなじませ、ハンドブローで内側に髪を入れるイメージ乾かすだけ。アイロンを使うなら、ストレートアイロンをさらっと通します。最後に少し重めのオイルを毛先→中間→顔まわり→前髪の順に塗布し、前髪の束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【3】面長さんにもおすすめなたっぷりレイヤーの韓国風甘めロング

ロングスタイルで印象チェンジをしつつ、トレンドを取り入れたい人にチェックして欲しいこちら。毛先に重さを残しフロントにたっぷりとレイヤーを入れた韓国風ヘアは、ワンカールでつくれるためアイロンが苦手でも可愛い仕上がりを叶えます。
顔まわりを包み込むような曲線が柔らか印象を演出するロングレイヤー。ウェイトのコントロールが自在なので、面長さんにもおすすめです。また、毛先に厚みを残しているため、前髪はシースルーで抜け感を出すのが、今っぽくベストバランスに。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。
カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。

【how to“スタイリング”】
32mm もしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。
スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。
担当サロン:Violet(バイオレット) 内田圭悟さん
【4】たっぷりレイヤーで印象チェンジ!抜け感カラーを合わせた柔らかロング

ワンカールでつくる柔らかい雰囲気のロング。骨格もカバーする優秀デザインです。
顔まわりにしっかりレイヤーを入れたこちらのロング。さらっとアイロンを通すだけで、柔らか仕上げを叶え、ぱっと華やかな印象を与えます。また、顔まわりの毛流れはフォワードにするのが今の気分。フェイスラインを包み込むことで、骨格をカバーして小顔に見せることもできます。
ヘアカラーは透明感を演出し、髪を柔らかく見せられる“くすみベージュ”をチョイスして。ブリーチなしでも気になる赤味をおさえ、色素薄い系の透け感を楽しむことができます。また、色落ちしてもキレイな色が続くのもポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸上で前上がりにカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れます。特に、顔まわりはあご下からたっぷりレイヤー感を出すのが柔らか見せの鍵に。また、ミドルの毛量を適度に調整することで、引き締まったシルエットをつくります。前髪はおでこが透ける程度のシースルーにカットします。
カラーは11レベルのくすみベージュ。オリーブのニュアンスを加えることで、赤味を打ち消し透明感と柔らかさを両立させます。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカール、顔まわりはフォワードに巻きます。前髪はストレートの方がこなれ感が出せるのでストレートアイロンを使います。ふんわりとした動きをキープできるスプレー、もしくは、髪質を柔らかく見せられるシルエットバームを全体になじませたら完成です。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 臼井真貴子さん
【5】顔まわりがポイントのシンプルでもお洒落なレイヤーロング

重たく動きの出にくいロングは、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れて印象チェンジを!長さを変えずに雰囲気を変えられ、トレンド感も上がるデザインに。また、前髪はシースルーにすることで、より抜け感を演出できます。
シンプルなスタイルですが、顔まわりを巻けば華やかなイメージにアレンジも可能。結んでもフェイスレイヤーがアクセントになってかわいい。柔らかい動きがあるので優しさや女性らしさが欲しい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりラインにカットし、レイヤーを欲しい場所から顔まわりにたっぷり入れます。サイドバングをあごラインで切り、フェイスレイヤーとつなげます。前髪は抜け感のあるシースルーに。
カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。ナチュラルなアッシュカラーを楽しめ、肌なじみも抜群。黄色っぽさをおさえ、透明感とツヤ感を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを中間〜毛先に入れ、自然なカール感に仕上げます。顔まわりはレイヤーを出すように毛先をワンカール巻くとグッド。軽めのオイルをさらっとなじませたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん
短め2WAYバング×レイヤーロング
小顔見せも叶う!たっぷりレイヤーのロング

たっぷりレイヤーを入れつつ、今っぽくベースの重さを残したこちらのロングスタイル。軽やかな動きが出しやすく、まとまり感も抜群です。2WAYバングとしてはやや短めですが、前髪とフェイスレイヤーのスタイリング次第で、大人かわいいも、キレイめもアレンジ自在なのが嬉しい。
おくれ毛の毛流れは、リバースではなく顔を包み込むようにするのが新鮮。今後のトレンドとしても注目です。また、顔まわりデザインで小顔効果も発揮します。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカット。特に、耳より前をぐぐっと前上がりにするのがポイントで、まとまりがありつつ動きのあるデザインを叶えます。さらに、耳前にはたっぷりレイヤーを入れます。前髪は短めの2WAYバングに。
カラーは8レベルのグレージュをチョイス。赤みをおさえた透明感のある色味で、キレイめな大人カジュアルを演出します。

【how to“スタイリング”】
仕上げではブローでも、ストレートアイロンでも、カールアイロンでもお好みで。大人かわいくするならおくれ毛にカールをつけ、キレイめにするならかき上げバングに。ツヤ感とまとまり感が鍵になるので、髪質に合わせてスタイリングを。ツヤ出しスプレーを全体にスプレーし、ごく少量のヘアクリームを毛先になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
顔まわりデザイン×レイヤーロング
顔まわりの抜け感がかわいい!カジュアルな大人のレイヤーロング

顔まわりデザインがポイントのレイヤーロング。前髪とおくれ毛をつなげて抜け感を出しやすくしているので、乾かすだけでも決まる優秀ヘアです。柔らかいカール感に仕上げることで、大人カジュアルを楽しめ休日のおしゃれヘアにもぴったり。
ローレイヤーで扱いよさも抜群のロングヘア。顔まわりが軽やかな印象になるので、少しだけ雰囲気を変えたい人はもちろん、初めてレイヤーにチャレンジしたいという人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
胸上のワンレングスでベースをカットし、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかからない長さで切り、ほお骨ラインでつくったおくれ毛とつなげるようにカットし毛流れを出しやすくします。
カラーは8レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感カラーとして王道ではありますが、気になる髪の赤みを消すだけでなく、肌ベースを問わず誰にも似合う万能カラーでも。

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンを使い、全体を上下2パネルに分けてから毛先を内巻きにワンカール。顔まわりもワンカール巻きます。ソフトバームorやや重い質感のオイルを毛先から揉み込んだら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 米本圭吾さん
長めシースルバング×パーマロング
ゆるっとパーマがかわいい!抜け感ガーリーロング

大人世代になっても、やっぱりかわいいものが大好き。ヘアスタイルも例外ではありませんが、王道のロング+前髪あり+顔際カットだと、顔まわりが重くなりキュートになりすぎの印象にも。そこで提案したいのが、抜け感とかわいらしさを兼ね備えたこちらのロング。
シースルーバングだけでなく、ゆるめのパーマをかけることで、さらなる抜け感をプラス。アイロンで仕上げても、ヘアスタイルが崩れてしまう人におすすめなデザインです。また、ロングヘアで、動きや軽さが欲しい人、伸ばしかけで変化を求める人も要チェックです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、胸ラインのローレイヤーに。毛先にはあまりレイヤーを入れずに、重さを残すことで今っぽい洒落感をUP。前髪は、長めのシースルーにカットし、顔まわりはあごアインで軽めにつくります。
カラーは、10レベルのラベンダーグレージュに。柔らかさと透明感を両立するヘアカラーで、上品なイメージも与えます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、大きめの32mmのロッドで毛先をワンカール、顔まわりと前髪はラフな動きが出るようやや細めのロッドを使います。
スタイリングは、毛先がやや濡れている状態までドライしてから、しっとり系のオイルを全体になじませるだけの簡単ヘアです。アイロン要らずなので、暑い季節にも◎。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
シースルーバング×韓国風ロング【3選】
【1】アッシュなのに艶やか!韓国風波巻きウェーブのロング

赤みを打ち消してくれる人気のアッシュ。ツヤ感に物足りなさを感じやすいカラーですが、ダークアッシュにすれば赤みをおさえつつ艶かな髪色を手に入れることができます。キレイめ印象に見せられ、ヘアカラーの制限がある人にもおすすめです。
ロングヘアは波巻きウェーブが今季の気分。ストレート仕上げに飽きた人やイメージチェンジも叶え、柔らかいS字ウェーブで大人の韓国風スタイルに。20〜30代と幅広い世代にマッチし、上品さの漂う華やかな仕上がりも魅力です。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはバストラインのワンレングス。引き続きトレンドのシースルーバングを長めにつくり、サイドに流れるようにします。顔まわりはあごラインにおくれ毛をつくります。
カラーは艶のあるダークアッシュに。こちらは6レベルの明度ですが、8レベル以下ならアッシュでもツヤ感を楽しむことが可能。赤みを出さないようにブラウンをMIXするのがポイントです。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで毛先から内巻き→外ハネを交互に巻き、S字カールのウェーブ巻きに。前髪は毛先のみアイロンを通します。ツヤ感が必須なので、髪のクセが気になる人は縮毛矯正をすると仕上がりがキレイになります。スタイリング剤はオイルorバームを選び、ベタっとならない程度に軽くなじませます。最後に前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
【2】暗めロングヘアでも柔らか印象になる韓国風ヘア

韓流風スタイルが手をかけないと再現できない…、そう思っている人に朗報です。こちらのロングスタイルは、簡単なアイロンワークで簡単に韓国風ヘアに!また、巻いた後にカールを崩すから、やり過ぎ感がなくどんなファッションにも似合う巻き髪を叶えます。
ヘアカラーは肌ベースを選ばないブラウンベージュが、女性らしく柔らかい印象に。また、さらなる色っぽさを引き出す短めのおくれ毛は、下ろしてもアップヘアでもニュアンスを加えてくれます。ボリューム感自在なのでペタっとしやすい人には特におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下でカットし、耳前の顔まわりにたっぷりレイヤーを入れます。骨格を隠す長さのおくれ毛をつくり、ニュアンスをプラス。前髪はシースルーにカットします。
カラーは8レベルのブラウンベージュをセレクト。肌なじみがよくイエベ・ブルベを問いません。柔らかい雰囲気はもちろん、暖色系をMIXしているためツヤ感も抜群です。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで(胸上のレングスの場合32mm)、毛先を内巻きにワンカール、顔まわりはリバースに巻きます。巻いた後にブラシを通すことで柔らかいナチュラルな仕上がりに。巻きすぎないようにするのがコツ。前髪は軽めにワンカール巻きます。
スタイリング剤は、手ぐしを通しても柔らかカールをキープできるシルエットワックスがおすすめ。全体的にスプレーし、さらに顔まわりにしっかりつけたら完成です。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん
【3】20・30代にぴったり!ナチュラルだけど色っぽい韓国風くびレイヤー

韓国風ヘアといえば、ヨンシンモリを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?でも、作り込んだ印象で日常には…。そこで提案したいのが、韓国っぽい雰囲気で、ナチュラルさを感じられる、くびれヘア+レイヤー=“くびレイヤー”です。顔まわりの自然な毛流れが、今どきなエアリー感でお洒落を演出!
くびレイヤーに合わせたいのが、地毛風の暗髪カラー。大人っぽく印象チェンジしたい人は要チェックです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカットし、くびれをつくりたい長さにレイヤーをオン。骨格と顔型に合わせ顔まわりを調整し、前髪はシースルーに。
カラーは、6レベルのグレージュに。透明感と柔らかさがあるので、ダークトーンでも透け感があり軽やかに。ツヤ感も抜群で、美人カラーにも。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、大きくワンカール巻きます。毛先から巻かずに、中間からアイロンを滑らせるように大きなカールをつくるのがコツ。顔まわりはリバースに巻きますが、斜めにアイロンを入れて頬骨に添うように。前髪は、マジックカラーで巻いておくとグッド。
スタイリング剤は、少量のオイルと艶出しスプレーでペタッとしないようエアリーに仕上げます。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池澤大地さん
ケンニプモリ×ウェーブロング
タイトな前髪“ケンニプモリ”とゆるっとウェーブのきれいめロング

韓国ヘアの新トレンドである「ケンニプモリ」。ケンニプはエゴマ葉を意味し、タイトに流した前髪と束感がポイントになります。そんなケンニプモリに合わせたいのが、ゆるっとした波巻きウェーブヘアです。ツヤ感重視で韓流女優のような女性らしさを演出しつつ、お洒落な抜け感をプラス。
ヘアカラーも艶やかな質感がポイントなので、暖色系のマロンベージュがベストマッチ。
【how to“ベース&カラー”】
胸下のカットベースに、顔まわりにレイヤーを入れ、ベースはあえて重さを残します。前髪は目の下の長さで薄めにつくります。
ヘアカラーは9レベルのマロンベージュに。カラーもツヤ感重視で暖色系を選びますが、赤みをおさえて柔らかさも欲しいのでベージュ系で。品よくいい女っぷりをあげてくれる色味になります。

【how to“スタイリング”】
45mmの太めのカールアイロンで、毛先を内巻きにワンカール巻いたら、中間から平巻きで2〜2,5回転巻いて波巻きに。前髪は中間から流すようにストレートアイロンを通します。ポイントとなる束感は、毛束をつまんで巻くとグッド。ウェーブ部分にはツヤ感を出すバームをなじませ、前髪と顔まわりはマスカラタイプのややセット力があるスタイリング剤で仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
オン眉バング×ストレートロング
ロングの印象チェンジに!ワンランク上の抜け感モードヘア

ロングヘアでお洒落に差をつけるなら、顔まわりでアクセントを。眉上ギリギリのぱっつんバングは、薄めにカットすることで、モード感を和らげ程よいエッジ感を演出します。また、オン眉でも絶妙なバランスで幼く見えないのもポイント。
トレンドの顔まわりレイヤーは、フェイスラインを隠すことで小顔見せを叶えます。さらに、長さや量感の調整で顔型のカバーにも。ロングでイメージチェンジしたい人や、ちょっぴり個性的なスタイルを楽しみたい人に一押しです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸下ラインの切りっぱなしワンレングス。前髪は、眉毛ギリギリのオン眉でカットします。モードに寄りすぎないよう、薄めにつくり抜け感を出すのがポイント。
カラーは、10レベルのオリーブベージュをチョイス。モード感のあるスタイルなので、暖色ではなく、軽さのある寒色系はおすすめ。特に、赤みをおさえるオリーブカラーが◎。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を真っ直ぐに伸ばし、毛先は少しだけ内に入れます。根本から大きく弧を描くようにするとグッド。内巻きにするとガーリーな仕上がりになるので注意して。仕上げにオイルを馴染ませ、前髪をつまんで束感を整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
重めフルバング×ストレートロング
顔まわりデザインはこう作る!軽やかで柔らか印象のロング

ロングヘアをキープしたまま、印象チェンジしたい人に、提案したいこちらのがこちら。思い切って顔まわりをリップラインでカットすることで、エッジのきいたデザインとなりますが、透明感カラーで柔らかさや甘さをプラス。顔まわりデザインは、結んだ時のニュアンスにもなり、フェイスラインのカバーにも。
重く見えやすいロングに、軽さを演出。ペタっとしやすい人にもおすすめで、モード感の中に女性らしい柔らかさが欲しい人はぜひチャレンジを。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。
カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。

【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん
姫カット・ステップカット×ストレートロング【2選】
【1】簡単につくれるけどかわいい!抜け感レイヤーロング

トレンドの顔まわりレイヤーがたっぷり入っているこちらのロングヘア。ストレート仕上げのかわいいデザインで、スタイリングも楽々です。また、印象チェンジを叶える姫カットは、毛先に軽さを出してナチュラルな雰囲気に。おしゃれにも差をつけられます。
顔まわりレイヤーと姫カットで、似合せスタイルを実現するデザイン。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカットし、耳前にしっかりレイヤーを入れたトレンドスタイルに。さらに、骨格に合わせたソフトな姫カットをつくります。前髪は薄めにカット。
カラーは、6レベルのアッシュグレージュをチョイス。やや暗めのカラーながら透明感があり、色落ちしてもオレンジっぽくならずに色持ちがいいのが特徴です。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンを全体に軽く通すだけ。最後に、軽めのオイルを毛先になじませたら、簡単でかわいいスタイルの出来上がりです。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
【2】ステップカット×暖色カラーがおしゃれな楽々スタイリングのストレートロング

プツッとした存在感のあるラインを強調した“ステップカット”と合わせたこちらのストレートロング。フェイスラインに姫カットのようなデザインをつくるのがポイントで、シンプルヘアでもお洒落に差をつけたい人にぴったりです。
ヘアカラーは引き続き暖色が気分。ストレートロングの美髪を引き立て、ツヤ感が出しやすく女性らしさもプラスします。スタイリングはストレートアイロンを通すだけなので、失敗知らずでサロン帰りのスタイルを簡単に再現することができ、時短を叶えることができます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下でぷつっとライン感が出るように切ります。ほお骨ラインと長め前髪を同じくライン感を出してカットするのがポイント。レイヤーは入れずにワンレングスの重さを楽しみます。
カラーは10レベルのレッドブラウン。トレンドの暖色のなかでも彩度が高いヘアカラーで、髪色をキレイに見せることができツヤ見せも満点。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをまっすぐ通すだけの簡単ヘア。アイロン後、軽めのオイルをしっかりなじませます。ラインを出すとお洒落感がUPするので、毛先、顔まわり、前髪にはたっぷりつけるのがコツ。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 佐藤礼華さん
前髪と顔周りを変えるだけで印象がかわるロングスタイル【2選】
少し変えるだけで印象が大きく変わるのが、前髪と顔周り。威力絶大なこのパーツのデザイン。プロのテクニックを参考に!
【1】長めシースルーバング

毛束の隙間から見える肌で今っぽい抜け感を演出。
前髪の長さは目の下に設定し、少ない量でシースルーに。耳から前にレイヤーを入れ、フェースラインをぼかすように調整を。全体をストレートでまとめ、サラッと仕上げて。
\ひとつ結びver./

前髪のシアーな毛束が、クールでこなれたニュアンスをプラス。
担当サロン:Garland GINZA(ガーランド ギンザ) 柏倉智紀さん
【2】眉上ショート前髪

顔周りに後れ毛風レイヤーを入れて大人モードに。
周りと差のつくおしゃれ感が手に入る、個性派バング。前髪を独立させず、顔周りにレイヤーを作ることでマネしやすくなります。裾は大きめのカールにし、甘さをブレンド。
\ひとつ結びver./

短い前髪がフレンチガール風な味つけ。フェースラインも上手にカバー。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん
40代・50代におすすめ!前髪&トップボリュームの悩みに応えるスタイリング
薄・透け・パックリ・ペタンコ…年齢とともに増えてくる髪の悩み。そのお悩み、スタイリングで解決しましょう!人気ヘアスタイリストのshucoさんが提案する、大人世代たちのにハマるスタイリングを要チェック!!薄・透け・パックリ・ペタンコに悩む美的グラニストがBefore → Afterで実証。

まずは前髪をカット!大人の盛れる前髪
ベースのテクスチャー作りが“しゃれ盛り”の秘訣です!
「女らしさや若さの印象に直結する髪のボリューム問題。悩む人が多いわりに、意外とみんなやっていないのがベースのテクスチャー作り。髪の根元を立ち上げるスタイリング剤を適切に使うと、ぺたんこの髪にハリ・コシを出せ、いつものヘアセットでもブローと手ぐしで動きが出て、ボリュームアップとコントロールがかないます。テクニックよりスタイリング剤選びが重要なので、このページで紹介したものをぜひ使ってみてください」(shucoさん・以下「」内同)
お悩み:前髪を下ろしたいのにいつも右側でぱっくり分かれてしまいます。分け目の透け感や白髪も悩みです…。
美的グラニスト 吉原典子さん(書道講師)
元々髪のボリュームが少なくストレートなので、分け目が広がって見えてしまい、白髪やパサつきも最近とても気になります。アイロンやブローでもち上げてスプレーで固めても髪がバリバリになるだけでトップがつぶれてしまうんです。

shucoさんのAnswer:前髪を切って、スタイリングで分け目、ボリューム、白髪などの問題を一気に解決します!
「生えぐせが弱い人であれば、分け目を変えることでも解決できますが、吉原さんのように生えぐせで勝手に髪が分かれてしまい分け目を変えにくい人は、前髪を作ってスタイリングで毛流れを変えると簡単に解決できます。グラン世代におすすめなのがこの3ウェイ前髪。大人なので中央は眉にかかる長さに切り、サイドの髪を少し長めにして後ろの髪になじむようにカットします」(shucoさん)

【Basic】今どき感のあるシースルーバングス

前髪をカットどおりに自然に下ろしたスタイル。中央がいちばん長くやや重みがありつつ全体は薄めのシースルーバングで今っぽく。前髪の両サイドは重みを出すことで生え際が薄く見えるのを防止。
【HOW TO】
前髪にオリベのミストをかけてクシでとかしストレートアイロンを毛先だけ通す。

【使用アイテム】
MTG リファ ストレートアイロン プロ
| 価格 |
|---|
| ¥23,000 |
新プレート採用でなめらか仕上がり。
花王サロンジャパン オリベ マキシミスタ ボリューム ヘアスプレー
| 価格 | 容量 |
|---|---|
| ¥5,610 | 200ml |
shucoさん絶賛。ベタつかずハリコシアップ。
【Arrange1】大人の女っぽさを出せる斜め前髪

前髪を作ったからといって毎日同じだと飽きるし、大人っぽく装いたい日もあるもの。そんな日には分け目を変えて。ボリュームを出しながら斜め分けにして女っぽさをアップ!
【HOW TO】
STEP1:髪をいつもと反対側に分けオイルを髪全体になじませ艶を出す。根元は避け髪の内側につけて。

STEP2:ハリ・コシを出してスタイリング力のあるミストを前髪とサイドに軽くスプレーする。

STEP3:前髪をややたゆませながら、ピンで止める。しばらく止めておくと斜め前髪にくせづく。

【使用アイテム】
リノ クロノシャルム オイルエスケープ 1.0
| 価格 | 容量 |
|---|---|
| ¥3,960 | 50ml |
さらっとした質感で艶高い髪に。
アラミック OWAY スカルプティング・ミスト
| 価格 | 容量 |
|---|---|
| ¥4,840 | 240ml |
根元から立体的にボリュームアップするミスト。
【Arrange2】フレッシュな短め前髪をあわせたひとつ結び

大人がひとつ結びにすると、疲れて老けて見えやすいのでフレッシュに見える工夫を。前髪は少量を根元から巻き、短めの“オン眉”に。サイドはそのままなじませると自然です。
【HOW TO】
STEP1:いつもより薄めに前髪を取る。前髪以外はダッカールで跡がつかないように留めておく。

STEP2:前髪にストレートアイロンでカールをつける。根元から巻いてするんと毛先に抜けるように。

STEP3:前髪の中央部分はそのまま、サイドの髪をコームで耳前の髪となじませて完成。

【BACK】

※一部サロン専売品が含まれます。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。


東京のヘアサロンを経て、パリを拠点にヨーロッパのモード界で活躍。帰国後もセンスと技術の高さ、親しみやすいキャラクターで各媒体やインスタグラムで人気。毛髪診断士の資格も持つ。