ヘアスタイル・髪型
2025.10.25

2025秋の髪型はこれ!最新トレンドのヘアスタイル&アレンジを紹介

2025秋の髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから紹介。秋色ヘアカラー+今っぽスタイルでこの秋真似したい最新トレンドスタイルに!秋冬に向けて印象を変えたい人へ、髪型のポイントからベースのカット、秋らしいカラー、スタイリング法までおすすめスタイルを詳しく紹介します。さらに秋冬にぴったり!ベロアリボンを使ったヘアアレンジも紹介します。

EDIT: 美的.com編集部

美的.com編集部

美的.com編集部

2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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【2025秋】今すぐ真似したい!秋らしいトレンドヘア【5選】

【1】骨格カバーも叶う360度美人ヘア!秋らしいハニーベージュショートボブ

ボブ

かわいらしさのなかに洗練された上品さをプラスしたショートボブをご紹介します。頭の形をキレイに見せられ、前髪ありでも大人っぽさを演出できます。

ひし形美シルエットで全方位どこから見てもかわいいこちらのショート。気になる絶壁やハチ張りをカバーできるのはもちろん、髪の広がりもおさえて頭の形をキレイに見せることができます。また、もみ上げを骨格に沿わせることで、フェイスラインを引き締め顔型のカバーも。

ふんわりとした髪の動きと丸さがかわいく、今っぽいお洒落感のあるショートヘア。秋らしいハニーベージュのヘアカラーが、フレッシュな印象を引き立ててくれます。また、スタイリングも簡単なので、朝の時短を求める人にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは後頭部の丸みが耳の高さになるようバックを切ります。もみ上げはフェイスラインに沿うようにつくり、それに合わせてえり足を切り揃えます。前髪は幼くならないよう目の上ギリギリの長めにカット。

カラーは10レベルのハニーベージュ。ブラウンとベージュのいいとこ取りをした色味で透明感があり、肌なじみがいいのが特徴。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を内巻きに。もみ上げはアイロンを通したら毛先を指で軽くおさえて骨格に沿わせるとグッド。トップは分け目ができないよう、髪を持ち上げてふわっとしたニュアンスが出るようにアイロンを入れます。

最後にオイルorバームを全体になじませたら、えり足、もみあげ、耳まわりはボリュームをおさえ、トップはエアリー感を出します。前髪は束感をつくり抜け感をプラスして。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん

【2】簡単スタイリングで完成、ツヤ感重視&柔らか前髪の小顔見せボブ

ボブ

顔まわりの軽やかさがかわいいボブをご紹介します。自然な内巻きでシンプルなデザインでも女性らしさを引き立ててくれます。

顔まわりと前髪の柔らかい印象がポイントのボブ。骨格に沿うようにサイドをカットするのが鍵で、小顔効果と軽さを演出します。ナチュラルな内巻きになるよう調整しているため、シンプルボブでも女性らしい雰囲気を纏えます。また、カラーはツヤ感重視で温かみのあるブラウンに。上品で落ち着いた印象なので秋カラーにもぴったりです。

まとまり感抜群なのに、ちょうどいい抜け感とかわいさがあるので大人世代にもおすすめ。簡単スタイリングできちんと感を出したい人にも◯。

【how to“ベース&カラー”】
バックをあごラインに合わせた前下がりのボブ。前髪は薄過ぎないシースルーにカットします。サイドを顔に沿うようにつくることで、軽さと抜け感をだしつつ小顔見せも叶えます。

カラーは7レベルのショコラブラウン。赤みをおさえた温かみのあるブラウンにしているため、肌なじみがよく健康的なツヤ感に。落ち着いた印象なので秋色にもぴったりです。

ボブ

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を軽くワンカール。前髪はストレートに伸ばさず、半円を描くようにアイロンを通すと柔らかい質感に仕上がります。

全体に軽めのオイルやバームをまじませ、広がりやすい人や多毛さんはタイトに仕上げるとグッド。前髪はオイルを指先につけ、束感と軽い動きをつけると柔らかい表情がつくれます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん

【3】ベージュカラーが季節の変わり目におすすめ!大胆レイヤーのカジュアルミディ

ミディアム

スタイリングやアイロンが苦手な人にもおすすめのミディアムヘアをご紹介。トレンドのレイヤーでさりげない抜け感を演出します。

顔まわりにしっかりレイヤーを入れたこちらのミディアム。カットで動きが出るように計算しているので、乾かしただけでもバランスよく決まります。また、レイヤーがトレンドですが、毛流れを内側のフォワードにするのも今季のポイントに。ぐっとお洒落感が増すだけでなく、小顔効果も絶大です。

前髪はサイドにかけてラウンドさせることで、輪郭にフィットして顔まわりの印象を高めてかわいい仕上がりに。また、今秋はどんなファッションにも合いやすいベージュカラーがベストチョイス!

【how to“ベース&カラー”】
カットベースを鎖骨下3cmで平行ラインにカットし、顔まわりにレイヤーをたっぷり入れます。顔まわりレイヤーに合わせて、バックとトップにもレイヤーをプラス。前髪は小顔に見せられる目尻から目尻の幅で、目の上の長さでカットし、サイドバングにラウンド状に繋げます。

カラーはシンプルなベージュを7レベルで。赤みのないベージュカラーで柔らかく透明感のある髪色に。色落ちしてもキレイなカラーが持続し、幅広いファッションにもマッチします。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、丸みがつかないよう全体に通します。顔まわりは真下ではなく、前側に髪を引き出して通すと今っぽい表情に。トップは真上に引き出して柔らかい動きを出します。

最後にしっとり系のオイルを3プッシュ手に取り、全体になじませます。前髪は毛先1cmのみにつけ、コーミングすると均一になじんで抜け感を出すことができるので一手間ですがぜひ取り入れて。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 秋山拳太郎さん

【4】重軽MIXで大人かわいい!たっぷりレイヤーの小顔見せも叶うミディ

ミディアム

ワンカールでつくる立体感ミディをご紹介します。たっぷりレイヤーでも扱いやすく、長さをキープしたまま印象チェンジを狙いたい人にもおすすめです。

レイヤーを入れると髪が跳ねてしまう……という人にチェックしてほしいのがこちら。顔まわりにたっぷりレイヤーを入れつつ、ベースをグラデーションにすることでほどよい重さを残し、レイヤーの動きを最大限に活かした立体感のある仕上がりを叶えます。また、扱いやすくワンカール巻くだけでサマになるのも嬉しい。

スタイリングはフォワードに巻くのが旬顔のポイントに。顔まわりレイヤーの入れ方次第で面長さんも丸顔さんもカバーができ、小顔効果も望めます。伸ばしかけでイメージを変えたい人、スタイリングを簡単にしたい人にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、グラデーションでベースも重さを少しだけ削ります。耳前にはたっぷりレイヤーを入れ、トップにもレイヤーをオン。前髪は目にかからない長さでぷつんと感のあるシースルーに。透け感バングでもライン感を出すのが今っぽい。

カラーは10レベルのマロンベージュに。くすみ感がなく肌なじみのいいヘアカラーで、温かみがあり秋カラーにもぴったりです。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで中間からゆるやかな弧を描くような内巻きに。髪を上中下と3段に分け、前方向に髪を持ち上げて巻くとレイヤーの重なりがキレイに出せます。また、毛流れは内側に入るようフォワード方向に巻くと今どきの表情に。前髪はさらっとアイロンを通します。

最後に軽めのオイルやグロススプレーでツヤ感を出したら出来上がり。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

【5】簡単アイロンワークでできる、フォワード巻きの艶っぽ韓国風ロング

ロング

顔まわりのフォワード巻きが新鮮な韓国風艶っぽロングヘア。難しい巻き方ではないので、アイロンが苦手な人にもおすすめです。

顔まわりに今どきな柔らかい動きのあるこちらのロング。引き続きK-Beautyが人気ですが、今季は耳より前に動きを出すのが気分。一見、複雑なアイロンワークに見えますが、巻いているのは耳前のみ。それもフォワード巻きなので簡単に色っぽヘアをつくることができます。

髪の動きがある顔まわりにあるデザインなので、前髪は細めの束感で抜け感を出すのが鍵。ロングヘアでも新しさがほしい人やナチュラルヘアの中にトレンドを取り入れたい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸の位置でつくり、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで切り、サイドバングは結んだときにこめかみが分かれない長さでカット。もみ上げはあご下で切ります。

ヘアカラーオリーブベージュを9レベルで。晩夏〜秋にかけておすすめの涼やかな色味で、イエベさんにおすすめの寒色系になります。また、赤みが気になる人にも◯。

ロング

【how to“スタイリング”】
全体を太めの(45mm)ロールブラシでブローしてから、耳前のみ38mmのコテでフォワード巻きに。ブロー仕上げでツヤのある柔らかいベースをつくり、今っぽい毛流れをアイロンでプラスします。フォワード巻きはシンメトリーを気にしなくてOKなので、スタイリングも楽々。前髪はストレートアイロンを通します。

最後に柔らかい質感を出せる艶出しスプレーを吹きかけ、前髪だけ毛先をつまんで細めの毛束感に整えたら出来上がり。ヘアピンを合わせてもかわいい!

担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 鈴木マユウさん

「ショート」秋らしい髪色がかわいいおすすめの髪型【2選】

【1】ビビットだけど深みのある秋カラーが新鮮!伸ばしかけにもおすすめなショートボブ

ショート

秋らしいショートボブがお目見え。ヘアスタイルを大きく変えなくてもカラーチェンジで雰囲気が変えられるので伸ばしかけの人にもおすすめ。これからの季節には暖色が推しカラーです!

季節が変わり印象チェンジしたいけど、カットで大きな変化ができないならヘアカラーでのイメチェンはいかが?ちょっぴり攻めたビビッドな髪色ですが、深みのあるレッドカラーにすれば、秋冬ムードをぐっと高めてくれます。夏の間に紫外線で褪色した髪色のカバーリングにもぴったりです。

スタイリングはタイトに仕上げるとモード感が出るため、あえて崩して遊びをプラスし、カジュアル感を演出して。また、秋色のファッションにも映えるので、トータルでおしゃれを楽しみたい人にも◎。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースはショートボブ。トップにはレイヤーを入れ、ラフな動きを出しやすくします。前髪は巻いて眉毛が隠れる長さでカットし、毛量調整で抜け感をプラス。

ヘアカラーはWカラーがおすすめですが、ワンメイクでもキレイなレッドに染めることができます。鮮やかなヘアカラーですが、ブラウンを加えることで深みのある秋色を叶え、ツヤ感のあるキレイ色が長時間持続します。

ショートボブ

【how to“スタイリング”】
24mmのアイロンで毛先を外ハネ、内巻きにランダムに巻くのがポイント。トップは根本付近にもアイロンを入れて立体感を出すとグッド。無造作な動きがあることで大人のカジュアル感を出せ、お洒落感もUPします。

最後にムースをもみ込んでふんわりとした動きを出します。秋冬はドライな質感もかわいいので、ムースもおすすめです。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん

【2】ピンクカラーがかわいい!クセ毛を活かせる柔らかショート

ショート

クセ毛を活かせる柔らか印象のショートヘアをご紹介。ピンクカラーとのコンビで、ふわっとかわいく女性らしいイメージに見せることができます。

ショートにしたいけど、ボーイッシュになるのは避けたいものです。そこで提案したいのが、こちらのピンクカラーが目を引く柔らか印象のショートヘア。彩度の高いピンクブラウンは肌に血色感を与え、髪色のキャラクターがわかりやすく、秋カラーの先取りにもおすすめ。

カットではトップの長さを残してふんわりとした丸みシルエットにしているため、女性らしい今どきの表情に。ニュアンスのあるソフトな動きもポイントで、クセ毛を活かせてスタイリングも簡単。髪の悩みがある人はぜひチェックして。

【how to“ベース&カラー”】
えり足を短めにあごラインでカットしたショートヘア。サイドは耳たぶが隠れる長さで切り、トップの長さはやや長めに残して丸みのあるシルエットをつくりやすくします。前髪は目の上でつくり、重くならないように調整。

ヘアカラーは10レベルのピンクブラウンに。ピンクらしさを楽しめる濃い色味で、ツヤ感も抜群。かわいい印象の暖色系カラーのため、柔らかい雰囲気も演出します。

ショート

【how to“スタイリング”】
まず、トップがふわっとなるよう、根本に色々な方向からドライヤーの風を当てながらドライします。その後、ストレートアイロンでウェーブ感のある動きを出しますが、全体ではなくクセ毛を活かすようポイントでトップと左右の耳まわりの3か所のみを内巻きにワンカール。クセと自然になじんで柔らかいニュアンスが出せます。

最後にオイル+バームを混ぜたもの(バーム単品でも)をなじませ、前髪の束感を整えたら出来上がり。

担当サロン:GARD/ën(ガーデン エン) 佐藤礼華さん

「ボブ」柔らかな印象の秋冬ムードなおすすめの髪型【2選】

【1】秋冬に挑戦したいふんわりパーマの若々しくヘルシーなボブ

ボブ

シンプルボブでお洒落に差をつけるなら無造作パーマはいかが? クシャっとしたラフな質感で、動きが出にくいボブヘアに明るく元気な印象をプラス。ボリュームも自在で、スタイリングが簡単なので朝の時短も叶えます。また、顔周りのサイドバングが顔型をカバーして小顔見せにも。

カラーは柔らかい雰囲気のグレーベージュが秋冬のムード。グレーが赤みを和らげほんのりくすみ感があるのがポイントです。ナチュラルなパーマなので、まとまりがよく扱いやすいのもグッド。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ベースのワンレングス。表面に少しだけレイヤーを入れ、毛先の毛量を調整します。前髪は三角ベースに取り、目にかかる長さでカット。目尻〜こめかみにかけてサイドバングをつくります。

カラーは10レベルのグレーベージュに。グレージュとも違ったニュアンスで、グレーをMIXし、褪色しても赤みが出にくいようにしています。暗くならず、より柔らかい質感のヘアカラーです。

ボブ

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17〜26mmのロッドを使い、平巻きで2回転半巻きます。

ドライヤーで乾かすとき、髪をもみ込みカールを出しながら風を当てます。その後、重めのヘアオイル3〜4プッシュを毛先から全体になじませます。クシャっと髪にもみ込み、顔まわりを手ぐしで整えたら出来上がり。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

【2】フェイスレイヤーで洒落感アップ!小顔も狙えるくびれボブ

ボブ

今っぽい抜け感があることで人気のフェイスレイヤー×ボブヘア。そのフェイスレイヤーを存分に活かしたスタイルがこちら。普段は、姫カット風のデザインを楽しむことができますが、顔まわりをリバースに巻くだけで一気にお洒落感がアップ。特別な日やデートのときのスタイリングにおすすめです。

くびれデザインなので、面長さんや気になるおでこの広さのカバーも◎ぱつっとカットした重めバングは、スタイリングでシースルーにするとこなれた印象を与ええることができます。華やかさや可愛らしさが欲しい人は、ぜひお試しを!

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩上のボブ。顔まわりにレイヤーを入れ、前髪はぱつっとしたライン感を残し重めにカットします。

カラーは、10レベルのウォームベージュに。秋冬カラーとしてもおすすめで、柔らかいイメージを演出し、明るめカラーでもツヤ感があり女性らしさを引き立てます。

ボブ

【how to“スタイリング”】
26mmのアイロンで、毛先を外ハネに。フェイスレイヤーは、内巻きにワンカール、バックに繋がる顔まわりはふんわりリバースに巻きます。スタイリング剤は、セット力のあるバームで。内側からしっかりなじませ、毛先とフェイスレイヤーはやや多めにつけると、抜け感が出せるのでグッド。

担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 佐藤礼華さん

「ミディアム」深み・柔らかカラーやが秋らしいおすすめの髪型【4選】

【1】雰囲気チェンジ&小顔効果を叶える秋色カラーのふんわりミディ

ミディアム

ボブから伸ばし中、長さを変えずに雰囲気を変えたい人にチェックして欲しいのがこちら。トレンドであるぱつっとしたラインを残しつつ、表面にふんわりとしたレイヤーをオン。ペタっとなりやすいというお悩みを解消し、軽い動きをプラスします。また、前髪からサイドバングに流れるようにすることで、小顔効果も絶大です。

柔らかミディを引き立てるのがブラウンのヘアカラー。シンプルな色味ながらバイオレットをMIXすることで、深みのあるツヤ感を演出し、秋カラーとしてもぴったり。結べる長さがあるので、ヘアアレンジも楽しめるのも◎

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmのワンレングス。トップと顔まわりにレイヤーを入れ、軽い動きを出しやすくします。前髪は、目にかかるギリギリの長さでカット。前髪はライン感があるものの、長めにすることで落ち着いた印象に。

カラーは、9レベルのブラウンをチョイス。シンプルなヘアカラーですが、秋色にはほんのりバイオレットのニュアンスを加えるのが鍵。こっくりとしたツヤ感を演出し、髪色をきれいに見せられます。

ミディ

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、毛先を外ハネに。カールっぽくせずにストレートタッチにするのがお洒落に仕上げるポイントです。トップは髪を持ち上げてワンカールさせるとふんわり感を強調できます。

スタイリング剤は、柔らかい動きをキープしたいのでセット力のあるミルクとオイルを混ぜて使います。全体になじませ、表面や毛先を整えたら完成です。

担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 船木真桜さん

【2】ほんのりレイヤーで抜け感も◎オイルで仕上げるナチュラルミディ

ミディアム

アイロンで巻かずに肩に当たるハネ感を活かせる楽々ヘア。ヘアオイルをつけるだけでキマる。低めのフェイスレイヤーにすることで、リラックス感のある抜け感を演出し、ひし形バランスとなるため面長さんをカバー。小顔効果も叶えます。

アイロンで巻かずに肩に当たるハネ感を活かせる楽々ヘア。ヘアオイルをつけるだけでキマり、こっくりとしたヘアカラーを合わせれば、秋冬にぴったりなデザインを楽しむことができます。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下2cmでカットしたベースに、厚みが残るようにレイヤーをオン。独立したフェイスレイヤーは顔を包み込むように低めに入れ、柔らかい動きを出しつつ、ひし形シルエットをつくりやすくします。前髪は目にかからない長さでぱらっと薄めにつくります。

カラーは温かみのあるマロンベージュを7レベルで。柔らかなベージュカラーを楽しみたい人は、こっくりとした印象がでるマロン系が一押しです。

【how to“スタイリング”】
基本的にはアイロンは無しでOK。前髪は分け目がつかないように乾かし、全体の根本を立ち上げたら、ドライヤーの風を上から当てながらドライするとgood。キューティクルが整いツヤ感がアップします。軽めのオイルorツヤスプレーを全体にさらっとなじませたら完成です。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 小野寺紗良さん

【3】秋におすすめグレージュで透明感も!韓国風の華やかくびれミディ

ミディアム

仕事モードでは、程よく上品な雰囲気でいたいものですが、お出かけやデートのときにはおしゃれなヘアスタイルを楽しみたい。そんな人にぴったりなのがこちらのミディアム。くびれがつくりやすいようにレイヤーを入れているので、ワンカール巻くだけで、まるで韓国ドラマの女優のような華やかな印象を叶えます。

くびれフォルムで面長カバーもできるミディアムヘア。ボリューム感も自在で髪がぺたっとしやすい人におすすめ。髪色をキレイなツヤ感のある秋色にするなら、グレージュにするのが正解!

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下のレングスでカットし、顔まわりを中心に全体にもレイヤーをオン。前髪は、透け感のあるバングで大人かわいい印象に。

ヘアカラーは、ツヤ感と透明感のあるグレージュを8レベルで。ベージュとグレーの中間色で、赤みをおさえることができます。また、ピンクバイオレットをほんのりMIXすることで、柔らかく肌なじみのいい仕上がりに。

ミディアム

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで毛先は外ハネに。顔まわりは内巻きにワンカール巻き、髪を巻いたままアイロンを後方に抜いて、くびれシルエットと華やかな毛流れをつくります。スタイリング剤は、ボリュームが欲しい人はバーム+オイル、ボリュームダウンしたい人はオイルを選んで。毛先を中心になじませパサつきをおさえつつ、軽やかな動きをプラスします。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん

【4】ベージュカラーを合わせた肩ハネが活かせる柔らか印象の無造作ミディ

アイロン不要でお洒落ヘアを実現するこちらのミディ。ラフな柔らかい毛流れが魅力で、肩に当たるハネ感も味方にできます。ちょっぴりアンニュイな雰囲気があるのでやりすぎ感のないスタイルにしたい人にもおすすめです。

レイヤーを入れることでアレンジの幅が広がり、イメージチェンジにもぴったりなミディアムヘア。冬カラーで寒色系を楽しみたいなら、シンプルベージュ一択です。光にあたると透け感があり、ソフトな印象を与えてくれます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを肩の少し下の長さで切り、全体にローレイヤーを入れます。スタイルのポイントは、顔まわりは目尻からサイドバングにかけたレイヤー。柔らかい表情と毛流れをつくります。

カラーは9レベルのベージュ。シンプルなベージュですが、アッシュをニュアンス程度に入れることで、柔らかく秋冬に似合うヘアカラーに。

【how to“スタイリング”】
ドライヤーで空気を含ませるように、バサっと手を動かしながら乾かします。最後手ぐしで整えるとツヤ感も出てまとまりもよくなります。アイロンを使う場合は32mmで顔まわりのみリバースに巻きます。オイルと動きをキープするバームをMIXし、毛先から中間にかけて揉み込みます。エアリー感ができるように手を髪の中に入れて振ると無造作感がアップ。最後に顔まわりの毛流れをリバースに整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん

「ロング」秋色で落ち着いた雰囲気のおすすめの髪型【3選】

【1】前髪の悩みも解消!シースルーバングと“こなレイヤー”の大人っぽロング

こなれ感+レイヤーの“こなレイヤー”が魅力のロングスタイル。ワンカール巻くだけで、ふわっと揺れるナチュラルな動きが作れ、大人の雰囲気を演出します。レイヤー&おくれ毛のニュアンスがあるので、結んでもかわいい!

前髪を作りたいけど、生えぐせや分かれぐせがあるから……、という人にこそチャレンジして欲しいのが極薄のシースルーバング。生えぐせを活かせ、ストレスフリーで前髪を作った人からは喜びの声が続出だとか!

凛とした女性らしさと色っぽさ、どちらも欲しいという人におすすめのスタイルです。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸ラインでカットし、全体にローレイヤーを入れます。おくれ毛を兼ねるもみ上げは、あご下2cmでカットします。前髪は眉下の長さで薄めにカット。極薄く作ることで、前髪の生えぐせを活かすことができます。

カラーは透明感をプラスするラベンダーグレージュを6レベルで。黄色っぽさを打ち消し、ほんのりモードな印象に。秋冬のカラーにもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、上下を2ブロックに分けてから、それぞれを32mmのアイロンで毛先をワンカール。トップは髪を真上に引き出しワンカール巻くとふわっとした動きを作れます。軽めをオイルを全体になじませたら出来上がり。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【2】アイロン無しでもまとまる、小顔見せを叶える秋色ロングレイヤー

ロング

程よいレイヤー加減で、扱いやすくハンドブローでもまとまるロングレイヤー。顔まわりのおくれ毛ニュアンスが色っぽく、頬骨をカバーして小顔効果も望めます。また、長めの前髪にするならセンターパートが今季の気分。

秋色としてチェックしたいのがラベンダー系のヘアカラーです。黄色味をおさえ、上品な仕上がりにしたい人は必見!色持ち、ツヤ感、季節感の三拍子揃った優秀カラーです。また、よりツヤ感を求めるならメンテナンスは「ケラチントリートメント」が一押しです。

【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを胸上でカットし、ローレイヤーを入れながらトップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでカット。顔まわりに沿うようなおくれ毛をとり、あごラインのもみ上げとスライドカットで繋げます。

カラーは、8レベルのラベンダーベージュをセレクト。寒色でも、暖色でもないニュートラルな色合いで、ツヤ感があり品よく見せることができます。

ロング

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ハンドブローだけでもまとまりますが、アイロンを使うなら38mmがおすすめ。毛先をゆるめに外ハネに巻き、前髪と顔まわり、表面はリバースに巻くとグッド。リバースに巻く際は、アイロンを滑らせるように毛流れをつくります。艶出しスプレーを全体にスプレーし、前髪や毛先の束感をヘアクリームで整えたら出来上がり。

担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん

【3】面長さんにもおすすめ!たっぷりレイヤーの韓国風甘めロング

ロング

ロングスタイルで印象チェンジをしつつ、トレンドを取り入れたい人にチェックして欲しいこちら。毛先に重さを残しフロントにたっぷりとレイヤーを入れた韓国風ヘアは、ワンカールでつくれるためアイロンが苦手でも可愛い仕上がりを叶えます。

顔まわりを包み込むような曲線が柔らか印象を演出するロングレイヤー。ウェイトのコントロールが自在なので、面長さんにもおすすめです。また、毛先に厚みを残しているため、前髪はシースルーで抜け感を出すのが、今っぽくベストバランスに。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。

カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。

ロング

【how to“スタイリング”】
32mm もしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。

スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。

担当サロン:Violet(バイオレット) 内田圭悟さん

秋冬に大活躍!人気のベロアリボンを使ったヘアアレンジ【3選】

秋冬のヘアアレンジに大活躍の人気のベロアリボンを使ったプロ直伝のアレンジ術を紹介します。手芸店でも手に入るベロアのリボンは、ヘアアレンジに取り入れるのにぴったり。太さや長さの違うものをいくつか持っていると、アレンジバリエが広がります!

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト

原 涼香さん

ツインハーフ・シニヨン・ひとつ結びアレンジにリボンをプラスして洒落感アップ!

リーズナブルで様々な太さや色があるリボン。黒のベロアリボンは大人でもなじみやすく、ファッションにも合わせやすいのでおすすめです。

ベロアリボンを使ったアレンジを提案してくれたのは、人気ヘアサロン「SHIMA」の原 涼香さん。

「細いものと太いもの、両方があればとっても便利。シンプルなアレンジにプラスするだけで一気にかわいくなるし、髪に気を遣っている感じが出るのもいいですね」(原さん・以下「」内同)

さっそく、リボン1本でグンと仕上がりが見違える超簡単アレンジを3つ紹介します。

【1】細リボンをあしらったツインハーフ

韓国ガールから人気に火がついたツインハーフ。「ちょっと子供っぽく見える?」と感じる人がいるかもしれませんが、結ぶ位置を低めにして毛束が下に落ちるように結ぶと、大人でも挑戦しやすくなります。

「結び目に細いリボンをあしらうのがおすすめです!」

\SIDE&BACK/

【2】細いリボンを長く垂らしたシニヨン

定番アレンジのシニヨンにもリボン使いはぴったり。上品できちんと見えするので、お呼ばれのときにも重宝しそう。リボンはジャストサイズでもいいですが、長めにして背中に垂らしておくとコーディネートのアクセントにもなります。

「まずは低い位置で髪を結んで毛束をねじりながら丸め、ピンで留めてシニヨンに。結び目にリボンを巻きつけて結ぶだけです。長い場合は巻きつける回数を多くして、後ろに垂れる長さを調節してください」

\SIDE&BACK/

【3】太いリボンをタイトに巻きつけたひとつ結び

どんな人でも簡単にできて、No.1アレンジとも言えるのがひとつ結びです。低い位置で結んだひとつ結び(ローポニー)は、落ち着いて大人っぽく見える反面、老けて見えてしまったり疲れたような印象を与えることも。

そこでベロアリボンの登場です!

「リボンひとつで気の利いた雰囲気になります。結び目にシンプルに結ぶだけでもいいですが、毛束にぐるぐると巻きつけると、おしゃれ上級者っぽく見えますよ。この場合はリボンを長めに用意しておくといいかもしれません」

\SIDE&BACK/
これからの季節にぴったりのベロアリボン。工夫次第で大活躍するはず! ぜひお試しください。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的.com編集部

2001年に小学館が創刊した美容専門誌『美的』の公式WEBサイト『美的.com』と、全ての公式SNSを運営しています。美容を愛し、トレンドにも敏感な20~30代のエディターが多く在籍。コスメはもちろん、イベントやビューティアイコンの最新情報をどこよりも早く詳しく発信しています。コスメマニアによる丁寧でわかりやすい全色スウォッチが好評で、選りすぐりの新作コスメを深掘りしたニュース記事制作が大得意。動画編集にも注力し、公式YouTubeを毎週水金の夜20時に更新中です。

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