夏の日焼けダメージが気になったら…美白強化の3アイテムで紫外線ダメージを一気にケア!
今年は多くの人にとって初めての“マスク着用マストの夏”。あなたはどう過ごしましたか?この夏もたっぷり日差しを浴びた「ノー密アウトドア派」の人は、日焼けやゴワつき、乾燥…とさまざまな肌ダメージが蓄積。美白、保湿強化のケア方法&おすすめアイテムをトータルビューティアドバイザーの水井真理子さんに教えてもらいました。
「日焼けダメージ」の落とし前ケアは美白強化の保湿ケアで!
密を避けつつも適度にアウトドアを楽しみ、日焼けしてしまった「ノー密アウトドア派」の肌。「日焼けによるダメージは放っておくと肌に蓄積するので、一刻も早く、増えたメラニンへの対策を中心とした落とし前ケアが必要です」と水井さん。まずは角質柔軟効果のある化粧水で表面のゴワつきをオフし、紫外線ダメージを一気にケアできるビタミンCをチャージ、美白乳液orクリームで保湿&くすみケアを。
【STEP 1】“ピーリング化粧水”で角栓やゴワつきをオフ
「夏の間紫外線を浴び続けた肌は、紫外線への防御力を強めようとして肌表面の角層が固くゴワついた状態に。角質柔軟成分が入った化粧水で優しく拭き取ると、ゴワつきやくすみが解消されます」(水井さん)
振って使うピーリングと保湿の2層式化粧水
しっとりしたミルク層と透明ローション層の2層タイプ。肌に優しいLHAという角質ケア成分を配合。拭き取った後はさっぱり、ふっくらとした肌に。
キールズ DS ライン ミルクピール トナー 200ml ¥6,800
(1)コットンにたっぷりとる
手にコットンを1枚おき、中央が裏まで濡れる量をとる。量が少ないと摩擦の刺激が生まれるので、コットン使いの場合はとにかくたっぷり使うことを意識して。
(2)顔全体を優しく拭き取る
コットンを指の腹で支えるようにもち、両頬からあご、額、鼻の順に、力を入れずに優しく拭き取る。コットンが乾いてきたと感じたら、化粧水を足して。
(3)日焼けしている首筋も拭き取る
最後に首筋を拭き取る。首の後ろも日焼けしがちなので忘れずに。首だからといって強くこすったりせず、足りなくなったら化粧水を足しながら優しく拭き取って。
【STEP 2】“ビタミンC美容液”でダメージを総合的にケア
「アウトドア派には絶対取り入れてほしいのが、ビタミンC美容液。美白有効成分としておなじみですが、肌のコラーゲン産生力を高めたり、毛穴を引き締めたりといったマルチな効果が期待できます」(水井さん)
ビタミンC・E、セラミドを1本に凝縮
2種のビタミンC誘導体を組み合わせ、さらにビタミンEやセラミドも配合した美容液。肌に溶け込むようになじみ、ビタミンCのパサつきを全く感じさせないふっくら感。
タカミ タカミエッセンスCE 30ml ¥5,000
顔全体にたっぷりとなじませる
手に直径2cm程度の量をとり、顔全体になじませる。毛穴が大きいTゾーンや、シミが気になる頬からなじませていくと◎。仕上げに両手で顔を包み込んで。
【STEP 3】“美白乳液orクリーム”でシミ・くすみ対策を強化!
「お手入れの最後にはインドア派と同様に乳液またはクリームを使ってほしいのですが、紫外線ダメージ対策に、美白有効成分が入ったものを選びましょう」(水井さん)
肌の乾燥状態に合わせて、どちらかを選んで。
シミもニキビも肌あれも防ぐ高機能乳液
美肌菌をサポートし、強く美しい肌へと導くさらっとした乳液。美白有効成分のm-トラネキサム酸を配合。
資生堂インターナショナル d プログラム ホワイトニングクリア エマルジョン MB [医薬部外品] 100ml ¥4,200
(1)手のひらで軽く温めてからつける
乳液やクリームを手に直径1cm程度の量とる。クリームなど固くてなじませにくい場合、手のひら全体に広げて温めると緩んでなじみやすくなる。
(2)両手で顔全体に押し込むように
両手に広げた乳液やクリームを両頬に押し当て、潤いを押し込むように塗る。残ったものをTゾーンに。目元や口元など細かい部分には指の腹で優しくなじませる。
『美的』2020年10月号掲載
撮影/さとうしんすけ イラスト/本田佳世 構成/大塚真里、齋藤美伽、加藤絢子(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
美容家として多くの女性誌で、優しくも頼もしいスキンケアの指南役として活躍。