お悩み別ケア
2018.4.27

皮膚科医に聞く…日焼け後の痛い症状や水ぶくれの治療法&薬は?予防におすすめ“飲む日焼け止め”も

これから海や山でのレジャーが楽しい季節がやっています。そうなるとこわいのが紫外線。時を忘れて1日外で楽しく遊んでいるうちに、気づいたらひどい日焼けで肌が真っ赤! ヒリヒリ痛み出して、次第に水ぶくれに…。そんな事態になってしまったときの対処法を、皮膚科専門医でアオハルクリニック院長の小柳衣吏子先生にうかがいました。皮膚科ではどんな薬が処方されるのか、予防のために何をすべきかなどもご紹介していますので、もしものときの参考になさってください。

【目次】
ヒリヒリ痛み出したり水ぶくれになったら?何日で治る?
どんな薬や治療法がある?
ひどい症状を避けるために…基本的な予防ケアを怠らず!
内側からもケア!おすすめ“飲む日焼け止め”

ヒリヒリ痛み出したり水ぶくれになったら?何日で治る?

日焼け後の肌がヒリヒリと痛んだり、赤みが出たりするのは、肌が炎症を起こして“日光皮膚炎”になっている状態。

「ほてって赤くなっている程度なら、まずは冷やして炎症を抑えてから保湿することが大切です。鎮静作用のある成分が入っているパックなどを冷蔵庫で冷やしてから肌にのせるのもよいでしょう」(小柳先生・以下「」内同)

日光皮膚炎がひどい場合、炎症によって血管から水分が漏洩して水ぶくれ(水疱)をつくってしまいます。火傷と同じ症状です。

「急性皮膚炎になると、日焼けして12〜24時間ほどで水ぶくれの症状が出てきます。“夜、皮膚が真っ赤でヒリヒリしている状態で寝て、朝起きたら水ぶくれになっていた”という経験がある方もいるのではないでしょうか」

ここまでの症状が出たら、水疱をつぶしたりせず、まずは冷やすことを優先させて、早めに皮膚科を受診しましょう。

「水疱の水分は自然に皮膚に吸収され、次第にカピカピになって皮が全部むけていきます。健康な人であれば、1〜2週間ほどで自然に治っていきますが、痛みがひどい場合、広範囲である場合は、皮膚科で適切な処置を受けてください」

日光皮膚炎にまで至らない通常の日焼けでも、ターンオーバーが早くなることでドライスキンを引き起こし、かゆみが出ることもあるそうです。

どんな薬や治療法がある?

皮膚科ではどのような薬が処方されるのでしょうか。

「当クリニックの場合、“リンデロン軟膏”や“トプシムスプレー”などのステロイド外用薬や、NSAIDs(ノンステロイドの消炎鎮痛剤)外用薬、“ロキソニン”などの痛み止めの内服薬を、患者さまの症状や健康状態に応じて処方します。日光皮膚炎がひどく、熱中症も併発して脱水症状まで出ているような場合は、点滴治療を行います」

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同クリニックで処方されるステロイド剤(左:『リンデロン-VG軟膏0.12%』や鎮痛剤(右:『ロキソニン錠60mg』)

「自分がどのレベルなのかはご自身では判断しにくいと思います。ちょっとでも心配であれば皮膚科医に気軽に相談してください。当クリニックにも単にお肌がほてっている程度の方もご来院なさいますが、適切なスキンケアをアドバイスいたしておりますよ」

ひどい症状を避けるために…基本的な予防ケアを怠らず!

日常生活の中での日焼けでは、水ぶくれまでのひどい症状になることは少ないでしょう。炎天下の中、一日外にいるような場合は、きちんとした日焼け対策が必須です。

「まずは日焼け止めを顔だけでなく体にもしっかり塗り、衣類で皮膚を覆うなど、物理的に紫外線を避けることが大切。“飲む日焼け止め”も有効です。また、熱中症の症状を避けるためにも、ポカリスエットなどの飲料を積極的に摂るようにしましょう」

日焼け後の基本ケアやおすすめ美白アイテムについては、下記記事にてご紹介しています。

→→「日焼け後の正しいケアを皮膚科医が解説!おすすめ最新日焼け止め&美白ケアアイテムも紹介

内側からもケア!おすすめ“飲む日焼け止め”

出かける前に飲むだけで光老化を防いでくれると話題の“飲む日焼け止め”。小柳先生も日焼け予防対策として摂取することをおすすめしていました。そこで最後に、編集部がセレクトした最新の飲む日焼け止めを3つご紹介します。

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1:第一三共ヘルスケア トランシーノホワイトCクリア[第3類医薬品]

60粒 ¥1,600

1回2粒を1日2回飲むことで、メラニンの生成を防いでシミを予防。それだけでなく、できてしまったメラニンを無色化して排出を促すという、“今あるシミ”にも効果を発揮してくれる嬉しいアイテム。

2:ロート製薬 ヘリオホワイト

24粒 ¥2,400

世界でも定評があるシダ由来のUVブロック成分“ファーンブロック”のほか、ハトムギエキスとビタミンB群を配合。肌を紫外線から守ってくれます。1日2粒を外出前に飲むのがおすすめ。

3:ポーラ ホワイトショットインナーロック タブレットIXS

60粒 ¥6,200

人気商品「ホワイトショット」のタブレットが、新たに独自の成分“米ベリーバークS”を加え、肌防御力を強化して登場。パックに入っていて携帯にも便利なのが◎。こちらも1日2粒を外出前に飲むのがおすすめ。

最新飲む日焼け止め|夏の強い紫外線は内側からもケア!

*商品の価格はすべて税抜です。

profile
小柳衣吏子

こやなぎえりこ/皮膚科専門医、六本木の美容皮膚科「アオハルクリニック」院長。順天堂大学医学部卒業後、大学病院などで経験を積み2011年に現クリニック院長就任。ウェルエイジングをめざす方のため、日々健康で美しい皮膚づくりを探求している。

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