肌質別スキンケア
2023.5.30

【最新】手・コットン別「ローションの使い方」まとめ|おすすめアイテムも

毎日のお手入れに欠かせないローションですが、適切に使えていますか?今回は「ローションの使い方」を、基本から、手・コットンそれぞれのやり方、日中の上手な取り入れ方までご紹介します!2023年最新のおすすめローションもあわせてチェックしてみてください♪

【基本】プロ直伝!おすすめの使い方

エディター

大塚 真里さん


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【STEP1】乾燥が気になる部分からなじませる

化粧水も乳液も手に適量をとり、まずは乾燥が気になる頬になじませる。その後顔全体、細かい部分に。

【STEP2】2~3回に分けて丁寧に重ねづけする

一度にたっぷりとるとなじみにくく、こする原因となってしまうので、浸透しやすい量を2〜3回に分けて。

【STEP3】首やデコルテまでしっかりつける

顔だけでなく首やデコルテまでしっかりスキンケアすると、全体の印象でぐんと透明感が上がって見える!

 

「手」を使った塗り方6選

【1】毛穴詰まりが気になるなら「毛穴の中まで入れる」ように

エディター

大塚 真里さん


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過剰な皮脂分泌と角層の乾燥やゴワつき、このふたつが共存すると毛穴は詰まりやすくなります。毛穴対策に拭き取り化粧水を使っている方も多いと思いますが、拭き取っても毛穴の詰まりは取れず、周りの肌が薄くなるばかり。おすすめは、角質柔軟成分が入った化粧水を手でたっぷりつけること。肌が柔らかくなり、毛穴が詰まりにくく。

【HOW TO】
(1)酸など角質を柔らかくする成分が入った化粧水を手からこぼれない程度にたっぷりとり、両手に広げる。

(2)まずは両手で顔を包み込むようにして、全体になじませる。横にこすらず、優しく押し込むようにして。

(3)化粧水を手に足し、毛穴が気になる顔の中心部に重ねづけする。毛穴の中まで入れるような気持ちで押し込んで。

(4)鼻の頭や小鼻の周りなど、角栓ができやすい部分には指の腹で丁寧に重ねづけを。

 

【2】乾燥が気になるなら「1.5倍量」を

トータルビューティアドバイザー

水井 真理子さん


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いつものスキンケアでは全体的に潤い不足を感じる場合や、たくさん使っているのに肌が乾燥するという人におすすめ!

「実は、最近の化粧品は適量が多めになりつつあるので、適量をきちんと使えば顔全体をしっかり潤すのには充分。ただし垂れやすい化粧水や美容液など液体物は適量の1.5倍くらい多めを意識するとちょうどいいですよ」(水井さん)

【HOW TO】
(1)ざっくりと顔の5点くらいにおく
適量~1.5倍量を手にとり、反対の手を使って両頬、額、あご、鼻の5点に手早くのせる。

(2)斜めに引き上げるよう塗り広げていく
それぞれ斜め上方向に手のひらを動かしながら顔全体に塗り広げる。意外にも下向きに塗る人が多いので注意。

(3)3秒ずつハンドプレス!位置を少しずつずらして
頬に手のひら全体をピタッと当てて3秒プレス。指1本分ずつ外側に手の位置を移動させながら同様に3秒ずつ。

(4)シュッと音を感じると、潤いが浸透したサイン
細かな部分は指の腹を使い押し込む。これを2回ずつ。肌に触れて指が吸いつくようにシュッと音を感じたら浸透完了!

 

【3】透明感を引き出すには「丁寧にたっぷり」と

青山皮膚科 クリニック 院長

亀山孝一郎先生

エディター

大塚 真里さん


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コットンを使うと摩擦で刺激を与えることもあるので、肌がゆらいでいる人は特に、手で優しくつけるのがおすすめ。丁寧に肌に入れ込むことで角層までたっぷり水分が浸透して、ふっくらと透明感あふれる肌に。

【HOW TO】
(1)たっぷりと手にとりなじませる
500円玉大を目安に、こぼれないくらいの量をとって両手のひらに広げて。たっぷり使うことが、肌の透明感を高めるためのポイント。

(2)顔全体を優しく包み込むように
両手のひら全体で顔を包み込んで、化粧水を押し込むようにして肌になじませる。ゆっくり丁寧につけることで、肌もふっくら柔らかく。

(3)細かい部分は指の腹で丁寧に
忘れがちな目元、口元、小鼻の周りなどの細かい部分は指の腹を使ってなじませる。乾燥が気になる場合は、(1)~(3)を2回繰り返してもOK!

 

【4】メイク崩れ対策には「3度重ねづけ」を

美的専属モデル・美容研究家

有村 実樹さん


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さっぱりだけど高保湿な化粧水を3度重ねづけ!

【HOW TO】
手のひら全体でじっくり浸透
「くずれない肌作りのためには水分補給が大事。たっぷりつけます」(有村さん/以下「」内同)

小鼻は念入りに!
「皮脂が出やすい小鼻やTゾーンは、しっかり保水しておきます」

 

【5】10年後美肌でいるためには「潤い満タン」に

美容家

石井 美保さん


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肌は水分と油分のバランスがとれて始めて、潤いや透明感、キメ細かさといった美肌の要素が育まれます。化粧水は、そのうちの水分を肌にチャージする大切なアイテム。石井さんご自身も、500円玉大の量を朝晩、最低10回ずつ入れ込んでいます。

肌が“もう入らない!”と限界に達するまで、化粧水を与えてください。時間がないときは3分間コットンパックでフォロー」(石井さん)

【HOW TO】
【全体】500円玉大を目安に顔全体へプレス塗り
500円玉大の量の化粧水を両手のひら全体へなじませたら、顔の中心からハンドプレス。徐々に手の平を外側へ移動させ、顔全体になじませる。肌表面がぬるっとするまで、同じ方法で化粧水を繰り返しつけて。

【目元】ギリギリまで攻め込み、目元の小ジワを予防!
目元周りは皮膚が薄くてデリケートな上、小ジワができやすい部分。力が入りにくい薬指を使って優しくプレスし、化粧水をきちんとなじませる。

【鼻の下】鼻の下を伸ばしながら薬指でなじませる
鼻の下は年齢を重ねると小ジワが横に入ったり、伸びたりしやすい部分。今のうちから潤す習慣をつけて。薬指でプレスしてなじませるのがコツ。

【鼻周り】鼻筋の両わきへオン。テカりも軽減するはず
鼻周りは、薬指全体を鼻筋のわきに沿わせて押してなじませる。Tゾーンがベタつきがちな人は特に必須。潤ってテカりにくくなるはず。

 

【6】スキンケア効果を高めるには「浸透させながら流す」のが◎

トータルビューティアドバイザー

水井 真理子さん


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保湿コスメを塗って浸透を待つ間に、“技”を加えてスキンケア効果をさらに高めます。時間をかけて肌に触れることで、コスメの浸透も高まります。

【HOW TO】
内から外へ。手を押し当てて、圧で流す。
(1)手のひら全体を肌に押し当てて、化粧水を浸透させながら肌に軽く圧をかける。顔の内から外へ順に押していくことで、老廃物の流れを促す。
\化粧水をなじませながら/

(2)額は中央から。両手を押し当て、少しずつ押す位置をずらしながらこめかみまで。

(3)目元は目尻を引き上げて、逆側の手の指の腹で目の下の膨らみを押す。目頭から始め、少しずつずらしてこめかみまで。

 

「コットン」を使った塗り方のコツ

保湿系ローションの場合は「引かずに押す」

青山皮膚科 クリニック 院長

亀山孝一郎先生

エディター

大塚 真里さん


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コットンを使う場合は摩擦の刺激が起きないように、化粧水をたっぷり使うことが重要。

【HOW TO】

  1. 裏まで湿るようにコットン全体にとる。
  2. 力を入れずに押すようにして肌に入れ込んで。


 

拭き取りローションの場合は「そっとなでる」

美容家

石井 美保さん


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古い角質をオフする拭き取り化粧水。
繊維の摩擦をできるだけ減らすために、表も裏もたっぷり濡らして、そっと拭き取ればOK。肌にかかる指の圧を減らすために、コットンを2枚重ねにするのもおすすめ」(石井さん)

【HOW TO】
\コットンは2枚重ねで使うとべター/

\たっぷりの化粧水でそっと拭き取り/

 

収れんローションの場合は「パッティングする」

美容エディター・ライター

もりた じゅんこさん


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エディター

大塚 真里さん


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Q.メイク前にはもうTゾーンがテカっていて、ツヤ肌どころではない感じです…。解決策は?
「毛穴を一時的に引き締めて、テカりを抑える収れん化粧水を1本プラスするのがおすすめ。コットンにたっぷりとり、お手入れの最後にTゾーンをパッティングして」(もりたさん)

「顔がほてっていると皮脂も出やすくなります。たっぷりの収れん化粧水でしっかりパッティングして、内側を冷やしましょう」(大塚さん)

【HOW TO】
使うのはお手入れの最後。肌がひんやりするまで、Tゾーンを中心にパッティングを。

 

たっぷりと水分チャージしたい場合は「ローションパック」も◎

\教えてくれたのは/

美容家 瀬戸口めぐみさん

ローションパックで角質層に水分をたっぷり与え、肌を刺激から守りましょう」(瀬戸口さん)

【HOW TO】

  1. 精製水で湿らせたコットン2枚に化粧水を通常の2倍程含ませる。
  2. 1枚を3枚に裂いて(1)~(6)(4・5はさらに縦半分に裂く)の順に貼り、5分おく。


 

「日中」の上手な使い方2選

【1】3時間に1度「ミストローション」で保湿する

トータルビューティアドバイザー

水井 真理子さん


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日中の追い保湿は、3時間おきくらいが効果的。それはスキンケアが肌になじむのにある程度時間をおく必要があるからです。メイクの上からも手軽に保湿できるミストローションは美容液成分や油分入りがおすすめ」(水井さん)

【HOW TO】

  1. 顔からミストを少し離し、顔全体に吹きかけて。
  2. そのままおいても、軽くハンドプレスしても。


 

【2】メイク直し前に「ミストローション」で土台を整える

ヘア&メイクアップアーティスト

林 由香里さん


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「土台が整っていないところにファンデを重ねても、キレイにつかない→よれるの無限ループ。まず皮脂を抑えるのはもちろんのこと、たとえ簡易的にでも潤いをチャージしておくことがとても大事!」(林さん)

【HOW TO】
(1)ティッシュで皮脂を抑える
まずは皮脂や、浮いてしまったファンデをオフ。ティッシュor脂取り紙で肌全体を軽く押さえる。

(2)化粧水ミストを浴びる
肌の水分補給&クーリング効果を狙って化粧水ミストを使用。空中に吹きかけ、それを浴びるようにまとって。

 

【2023最新】肌を潤すおすすめのローション5選

THREE(スリー)|バランシングステム ローション

価格容量発売日
¥5,940120ml2023-04-26

ハーブや植物の恵みを結集。肌あれ&毛穴の同時ケアに特化した“バランシングステム”ラインがデビュー。肌に引き込まれるようになじみ、角層内のすみずみまで潤いを行き渡らせるローション。爽快感と甘さを併せもつグリーンハーバルの香調。
 
バランシングステム ローションの詳細・購入はこちら

VT|シカナチュラル スキン

価格容量発売日
¥3,740200ml2023-04-15

ライン使いで、トラブルを寄せつけない健やかな肌へ。『VT COSMETICS』と『マッシュビューティーラボ』が共同開発したスキンケアライン“シカナチュラル”がデビュー。共通成分であるツボクサエキスやローズマリー葉エキスなどが、大気中汚染物質やストレスなどによるダメージを集中ケア。角層奥まで潤いを届けるみずみずしいテクスチャーの化粧水。
 
シカナチュラル スキンの詳細はこちら

ワセリズム|保湿化粧水

価格容量発売日
¥1,430200ml2023-03-07

しっかり潤うのにベタつきはゼロ。高精製ワセリン“サンホワイトⓇ”を、独自の技術でナノ化配合したことにより、ベタつきなく角層のすみずみまでたっぷりと潤し、その状態を長時間キープ。みずみずしい使用感の化粧水。
 
保湿化粧水の詳細はこちら

SHISEIDO|オイデルミン エッセンスローション

価格容量発売日
¥9,680145ml2023-03-01

肌の自己回復力を高めて、美肌へと一直線。1897年に資生堂で初めて発売された化粧品「オイデルミン」が、高機能化粧液へと進化。独自複合保湿成分“ケフィア発酵エキスGL”や整肌成分“4MSK”などが配合され、肌自らがもつ“美しくなろうとする力”を引き出してくれる。サスティナブルなレフィル対応になった点もポイント!
 
オイデルミン エッセンスローションの詳細・購入はこちら

カルテHD|バランスケア ローション[医薬部外品]

価格容量発売日
¥1,980(編集部調べ)150ml2023-03-16

相反するわがままな肌悩みを解決。「乾燥を感じるのに、ベタつきやテカりも気になる」という肌悩みのための新スキンケアシリーズ。角層内の潤い構造を立て直す保水有効成分・ヘパリン類似物質HDを核に、皮脂産生を抑制する“クリアアップCPX”などをブレンド。使う程に肌の油・水バランスが整う。
 
バランスケア ローション[医薬部外品]の詳細はこちら

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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