【Q&A】日中の乾燥対策は? カサつきがひどくなる前の先手ケアは?|春のゆらぎ対策ベストアンサー
肌がかゆくなったり、髪がパサついたり、不眠に悩まされたり…潤い不足で刺激に対して敏感になるゆらぎ肌について皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生、トータルビューティアドバイザー水井真理子さん、美容家 瀬戸口めぐみさんが教えてくれました。
肌のゆらぎ|乾燥・カサつき…潤い不足で刺激に対して敏感に!
Q1.冬より湿度が上がる春に、肌がカサつくのはなぜ?
A.冬の乾燥でバリア機能が低下したところに花粉や紫外線の刺激が加わって、より乾燥!
「冬の厳しい乾燥にさらされてきた春先の肌はバリア機能が低下した状態。そこに花粉や黄砂、紫外線などの刺激が加わるため、さらにバリア機能が落ち込んで、潤いを保てなくなります。カサつきや乾燥感は、そんな肌のゆらぎを知らせる初期症状です」(慶田先生)
Q2.力サつきがひどくなる前の先手ケアを教えて!
A.ローションパックでたっぷりと水分チャージを
\コットン2枚を6枚に裂いて8点貼り/
「ローションパックで角質層に水分をたっぷり与え、肌を刺激から守りましょう」(瀬戸口さん)。
精製水で湿らせたコットン2枚に化粧水を通常の2倍程含ませ、1枚を3枚に裂いて(1)〜(6)(4・5はさらに縦半分に裂く)の順に貼り、5分おく。
Q3.メイクをしている日中の乾燥対策を知りたい
A.乾きを感じる部分にメイクの上からクリームを塗布
「乾燥を感じる部分だけでもメイクの上からクリームを重ねて応急処置を。メイクが落ちたら軽くティッシュで押さえてファンデを足しましょう。乾燥する職場なら、ランチ後の習慣にしても」(慶田先生)
Q4.肌の乾燥を悪化させるNGケアは?
A.お湯で洗う、肌をこするのは厳禁!
「お湯で顔を洗うと、潤いが蒸発しやすくなります。すすぎはぬるま湯が◎。摩擦も角質を傷つけるため、肌はこすらないように優しくケアして」(水井さん)
Q5.特に目周りやロ元が乾燥しやすいのが悩みです
A.ラップを使った“クリーム蒸し”で油膜を作って!
「目元や口元など特に乾燥が気になるパーツは、お手入れのラストにクリームを重ねづけして(アイクリームでもOK)ラップを貼り、体温で蒸すのが効果的。油膜で潤いが封じ込められて、ふっくらと柔らかい肌になります」(瀬戸口さん)
\クリームを塗った上からラッピング/
クリームを塗った上に、小さく切ったラップを貼りつけて10~15分おく。カサつく唇にもオイルやクリームを塗って同時にケアを!
「ゆらぎ」について教えてくださったのは…
皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生
トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
美容家 瀬戸口めぐみさん
『美的』3月号掲載
撮影/藤井由依(Roaster) ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) モデル/木原ゆうら 構成/大瀧亜友美、つつみゆかり、野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。