生まれ持った骨格美に、やわらかさを足すには?ハンサムタイプのためのウェルエイジング・カウンセリング|棚田トモコのウェルエイジング診断 vol.16
年齢を重ねるごとに、スキンケアもメイクも“きちんとやっているはずなのに、なぜかしっくりこない”。その違和感の正体を、顔立ちや骨格、肌の質感といった“生まれ持った特徴”からひもといていくのが、棚田トモコさんによるウェルエイジング診断。今回は、実際の読者を迎え、マンツーマンでのカウンセリングを実施しました。

今回登場するのは、診断の結果「ハンサムタイプ」と判定された吉原さん。
直線的でシャープな顔立ちが魅力のハンサムタイプは、凛とした存在感を放つ一方で、年齢とともにその印象が「硬さ」や「影」として表れやすくなることもあります。
棚田さんがレクチャーするのは、今のハンサムさを損なうことなく、年齢に合わせて整えていくための“やわらかさの足し方”。
スキンケアからメイクまで、日常に取り入れやすいヒントとともに、ハンサムタイプならではのウェルエイジングの考え方を、リアルなカウンセリングの様子とともにお届けします。
骨格の美しさが魅力。ハンサムタイプの特徴

まずは、ウェルエイジングタイプの診断から。
顔立ちを拝見して、まず目に留まったのは「骨格の明瞭さ」。正面から見ると、耳が比較的はっきりと見え、顔に極端な奥行きはありません。横顔では、顎や頬骨のラインがくっきりとしており、奥行きが深すぎるわけでも浅すぎるわけでもない、バランスの取れた立体感が特徴です。
こうした特徴から、吉原さんはハンサムタイプと判定されました。
自分の顔タイプがわからない…そんな方は、棚田さんが開発したフローチャートで簡単に調べられます。チェックしてみて。

スキンケアでふっくらとした質感を育てる
凹凸のあるハンサムタイプの顔立ちは、陰影が美しさを引き立て、立体美を際立たせてくれる大きな魅力です。ただし、年齢とともに脂肪やエラスチン、コラーゲンが減少していくと、その立体感が“影”として強調されやすくなる傾向があります。
「骨や筋がしっかりしている分、影が出やすく、くすみや毛穴といった肌の粗が実際以上に目立ちやすいんです」と棚田さん。
血色や透明感が不足すると、影が深まり、疲れた印象につながりやすくなります。
そこで意識したいのが、血流を促し、肌色を明るく整えるケア。血色感と透明感が底上げされるだけで、凹凸はネガティブな影ではなく、自然な立体美として引き立ってきます。
ポイントは、肌の“中身”を満たすこと。ヒアルロン酸やコラーゲンなど、うるおいと弾力を支える成分を丁寧に補い、ふっくらとした質感を育てることが、結果的に影をやわらげる近道になります。
さらに、くすみを溜め込まないことも重要。ターンオーバーが緩やかになると古い角質が残りやすく、それが影を深める一因に。洗顔や角質ケアで肌の土台を整え、透明感を底上げする意識で取り入れるのがおすすめです。やりすぎず、定期的に行うことがポイント。
「ちゃんと落として整えた肌に、透明感を育てるケアを重ねる。それだけで、影は自然とやわらいでいきます」
ハンサムタイプおすすめスキンケア

炭酸泡が毛細血管の働きをサポート。血流を促し、顔全体をふっくらとした印象へ
ソフィーナ iP 【薬用】シワ改善 泡セラム 90g ¥6,380(編集部調べ)

肌本来の透明感を引き出しながら、うるおいに満ちた肌に
SK-II ジェノプティクス アドバンスト スポット エッセンス[医薬部外品]30mL ¥17,490、50mL ¥25,300、75mL ¥33,550 ※編集部調べ(4月5日発売)
効果が出やすいのは“首元”。ハンサムタイプのおすすめマッサージ習慣

顔の印象をやわらげるうえで、ぜひ取り入れたいのがマッサージ。
特にハンサムタイプは、首まわりの筋がしっかりしており、下に引っ張る力が働きやすいのが特徴です。そのため、「細いのに二重あごが気になる」「フェイスラインがぼやけてきた」と感じやすくなります。
対策は、筋を硬くしないこと。保湿のついでに、首の筋をつまんでやさしく揺らしたり、流したりするだけでも、印象は変わってきます。
「マッサージはどのタイプにもおすすめですが、ハンサムタイプは特に変化が出やすいですね」
顔だけでなく、首までをひと続きでケアすること。全体がふっくらと整うことで、輪郭に落ちる影がやわらぎ、ハンサムタイプ本来の立体美がより洗練されていきます。
影をつくらないことが最優先。ハンサムタイプは「土台重視」のメイクで魅力が際立つ
「ナチュラルメイクにすると、顔が淋しく見えそうで怖い」
そんな不安から、ついベースもポイントメイクも重ねすぎてしまう。それが吉原さんの悩みでした。
骨格がしっかりしていて、もともと立体感のあるハンサムタイプ。この立体感は魅力である一方、年齢とともに“影”として強く出やすくなります。くすみや毛穴、赤みといった肌のノイズが影と重なることで、「薄くすると不安」という感覚につながりやすいのです。
「ハンサムタイプは、まず“影をつくらない”ことが最優先」と棚田さん。
ポイントは、影をオフして、肌の凹凸をフラットに整えること。
目の下、口角、鼻まわりなど暗く落ちやすい部分は、先にコンシーラーで調整。そのうえで、くすみをカバーして明るい肌を演出する、淡いイエロー系の下地を顔全体に薄く仕込み、トーンを均一に整えます。さらに透明感を足したい場合は、パープルを目の下の三角ゾーンにほんの少しだけ。
「土台が整えば、ハンサムタイプは作り込まなくても、十分に存在感が出ます」
影を消し、肌をフラットに整える。それだけで、厚塗りに頼らなくても、凛とした立体美が自然に引き立ちます。
くすみを取り払ってくれるイエロー下地

肌の赤みや色ムラをやわらかく補正し、くすみを晴らして透明感のある均一な肌印象へ導く
エレガンス モデリング カラーベース UV YE441 30g SPF40 PA+++ ¥5,500

くすみや影を明るくととのえ、素肌そのものが澄んだような均一感といきいきとした印象を引き出す
Koh Gen Do ザ・スキンウエイク 発酵液プライマー スムースカラーコントロール 柚子 SPF42 PA++++ 25mL ¥4,400
強さを味方にする。ハンサムタイプのウェルエイジング

カウンセリングを終えた吉原さんは、
「骨がしっかりしていて、可愛らしいものが似合わないのが悩みでしたが、今日のお話を聞いて、自分の魅力として捉え直すことができました」とスッキリした表情。
棚田さんは言います。
「大切なのは、“似合う・似合わない”で好きなものを切り捨てないこと。自分の特徴を知り、別の部分でバランスを取れば、一見似合わないものもちゃんと素敵に生かせます」
元々の骨格美に、やわらかさを足す。その土台があれば、可愛らしさや繊細さも、無理なく自分の中に取り込めます。
自分の特徴を知ることは、選択肢を狭めることではなく、何を大切にして選べばいいのかが見えてくること。迷いが減り、好きなものを自分らしく選べるようになる――ウェルエイジング診断は、そんなヒントをくれるひとつの指針。まずは今の自分を知るきっかけとして、気軽に取り入れてみてください。
顔タイプ別に最適な美容メソッドを見つけよう!「棚田トモコのウェルエイジング診断」※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

ファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、“骨格診断・ウェルエイジングアナリスト”としても活動中。ファッション・美容ライターとして培った知識と骨格診断の知識を融合して、その方の魅力を引き出し、より素敵に輝くスタイルを提案する。