シーン別メイク
2025.7.3

【2025最新】40代のナチュラルメイク!厚塗りになりがちな悩みを解決

シミや色ムラを隠そうとつい厚塗りメイクになってしまい、逆に老け顔に!そんな大人世代のリアルなメイク悩みを40代以上向けの美容誌「美的GRAND」で連載中のヘア&メイクアップアーティストのyumiさんが解決。

ヘア&メイクアップアーティスト

yumiさん


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ヘア&メイクアップアーティスト/yumiさんによる、美的GRAND世代のための美容情報をお届けする連載から大人のナチュラルメイクを厳選。大人世代のリアルなメイク悩みをズバリ解決していきます。

厚塗りによる老け感が強調されない大人の「くま隠し」

「大人世代はくまの隠し方を間違えている方が多すぎる!」と話すyumiさん。カバーしようとすると厚塗りになっていたり、時間が経つとシワっぽくなったり、汚くなったり…くま隠しの正解に辿り着けない、という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、くま隠しの定番の「コンシーラー」を使うのをやめて、代わりに「ラベンダーの下地&パウダー」を使うテクニック。隠すのではなく、色と光で飛ばすことが、カバーしながら抜け感のある肌に仕上げるコツです!

【BEFORE】

くまカバーの正解が分からない…という読者の梶野さん。
「セルフメイクでは、カバー力の高いオレンジ色のコンシーラーを塗っています。ただ、塗ってすぐはキレイに隠せているのですが、時間が経つとシワに入り込んだり、ヨレて汚くなってくるのが悩みで…」(梶野さん)

【AFTER】

こちらが、yumiさんのお直しメイク。今回くま隠しのために、コンシーラーは使わずに、ラベンダーの下地やパウダーを使ったのがポイント!

美容賢者

ヘア&メイクアップアーティスト

yumiさん

“くま隠し=コンシーラー”というイメージがありますが、硬めのテクスチャーのコンシーラーを使うと、目元は皮膚がよく動く部位なのでくずれやすく、くまが浮き出てきたりシワっぽくなったり…実は大人世代には使いこなすのが難しいアイテムなんです。さらに目元に厚塗り感が出てしまうと、結果的に老けて見えてしまう…ということも。

そこで大人が取り入れてほしいのが、ラベンダーカラーの下地とパウダーを使って光でトーンアップさせ、色ムラを調整する方法。“隠す”よりも“光と色で調整”することで、隠蔽感も回避できます! さらにバーム状のハイライトを目頭に入れて視線をくまから逸らしてあげると、より明るく透明感のある肌印象になれますよ

Point

・大人のくまはベージュで隠さず、ラベンダーで明るく飛ばして。
・目頭にハイライトをのせて目の下の影を目眩し。
・仕上げにラベンダーのパウダーを薄く重ねて明るさを際立たせて。

【HOW TO】

STEP1:ラベンダーの下地を目の下になじませる
まずはラベンダーの下地を使って目元の影を一掃。ファンデーションの前段階で補整をしておくと、ファンデーションも少量で済み、くまをしっかり隠しながらも自然でツヤのある肌に仕上がる。

「下地は全顔にのせず、くまの気になる部分よりやや広めの範囲に塗布して。スポンジでトントンと優しくなじませ、そのまま目の上も軽くタップしてくすみをオフ」(ヘア&メイクアップアーティスト yumiさん/以下「」内同)

STEP2:バームタイプのハイライトを目頭にのせて
yumiさんが「くま隠しにぜひ取り入れてほしい!」というのが、ハイライトを目頭に入れて、光の錯覚でくまから視線を逸らすテクニック。バームタイプのハイライトをチップに少量取り、目頭にくの字にちょんとのせて。

「目頭にハイライトを入れることで、ツヤっとした輝きが生まれ、目元の影感を払拭してくれます。また、大人がハイライトを使う時にこだわってほしいのが、質感と色選び。美容成分がたっぷり配合されたバームやクリームタイプを選ぶとシワっぽくならないのでおすすめです。パール感が強いものや、ホワイトのハイライトは、大人の場合は顔から浮いてしまって若作りして見えかねないので注意して。ギラつかず上品な、肌なじみの良いベージュ系が正解です」

STEP3:目の下の三角ゾーンにラベンダーのパウダーをサッとひとはけ
パレット右の淡いラベンダーのパウダーでさらに明るく澄んだ目元に見せて。

「小さめのパウダーブラシにとり、目頭下からささっと払うようにオン」

ラベンダーのフェースパウダーは、夕方にくまやくすみがどんよりしてきた時のメイク直しにも大活躍。頬にふわっとのせると瞬時に顔の明るさが復活!

完成
くまを自然にカバーしながら、冴えわたる透明肌に!
どんよりとしていた目元がパッと明るくなり、 顔全体がトーンアップ。コンシーラーでくまを隠していた時よりも、軽やかで透き通るような美肌印象に。

【使用アイテム】

カネボウ化粧品 ケイト スノースキンベース クールラベンダー

価格容量SPF・PA
¥1,540(編集部調べ) 30g クールラベンダー SPF50・PA+++

白光トーンアップ&毛穴カバーしてくれるラベンダーの下地。光を操り、くすみや黄みおさえて、透けるような明るいツヤ肌に。高密着処方で長時間くずれにくく、上から重ねるファンデーションもヨレにくい。

エトヴォス ミネラルアイバーム サーモンベージュ

価格
¥2,750 サーモンベージュ

じゅわっと色めき、潤いを帯びてみずみずしいツヤを放つバーム状ハイライト。大人のくすみやすい目元に明るさと透明感をかなえるパールをブレンド。乾燥しがちな目元を潤すだけでなく、ふっくらとしたハリ、弾力感までもたらす保湿成分をIN。温もりを感じるペールトーンのオレンジベージュ。

カネボウインターナショナルDiv. KANEBO ムードブースティングブラッシュ 03

価格
¥5,830 03

肌印象を洗練させるラベンダーと、シックなローズウッドが一つになったパレット。重ねてもにごらず、肌本来の色みを生かしながら美しく発色。

ナチュラルで優しい印象になる大人の「下まぶたメイク」

自然に目ヂカラUPがかなう「下まぶた」メイク。さらには目がパチっとしたり、顔全体の間延び感を解消する小顔効果まであるので、大人こそ「下まぶた」メイクって必要なんです! でも大人がやると「くまやくすみに見えそう…」「似合うのか不安…」と思ってしまって、目元の悩みも多いからこそなかなか一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。そんな大人世代のリアルな声に応えて、yumiさんに、今っぽく更新された「大人の下まぶたメイク」を徹底解説していただきました。

美容賢者

ヘア&メイクアップアーティスト

yumiさん

『いつものメイクじゃなんだか古く見える?』『今っぽいアイメイクに更新したいけれど、大人の品格はきちんとキープしたい』――日々のメイクで、そんなお悩みを感じることはありませんか? また、年齢を重ねるごとに目元に忍び寄るくすみや影、そして、顔全体がどこか間延びした印象になってしまうなんて感じるのも、決して珍しいことではありません。

そんな大人のメイク悩みを解消し、むしろチャームポイントに変えてくれるのが、“大人の下まぶたメイク”なんです。下まぶたに“色と光”をふんわりプラスするだけで、目元をパッと明るくし、中顔面をキュッと短縮する効果まで期待できます。かわいらしくなりすぎず、かといって強い印象を与えることもなく、優しげでほわっと明るい目元。今回は、どんなアイテムを、どんな風に、どこに使うか、などなど…大人の似合わせポイントを詳しく解説しますね!

POINT1:「くすみ血色カラー」と「上品パール」で、大人の目元に柔らかな輝きを
大人の下まぶたには、かわいすぎず、ほわっと明るくなるくすみオレンジやくすみピンクを選びましょう。大人の肌に自然になじみ、強くなりすぎないカラーを選ぶことで、柔らかな印象に仕上がります。ラメ感が強すぎるものや、真っ白なパールは避けるのが賢明です。肌になじまず、かえって古い印象を与えてしまうことがあります。あくまでも繊細で上品な輝きを放つパール系のカラーを選ぶことで、ギラギラせず、柔らかな印象で目元をふっくらと見せてくれます。

POINT2:上まぶたは「淡いグラデーション」で、軽やかさを演出
下まぶたに光と血色を宿す分、上まぶたのメイクは軽やかに仕上げるのが、大人の今っぽ顔への近道です。上まぶたは、何色も重ねて濃いグラデーションを作るのではなく、透け感のある淡いカラーを単色でまぶた全体に広げたり、明るい色からごく自然に影色へ繋がるような、柔らかなグラデーションを意識しましょう。しっかりと色をのせすぎると、目元が重く見えたり、せっかくの下まぶたメイクの効果が半減してしまうことも。軽やかな抜け感を意識することで、全体がバランス良くまとまり、洗練された印象になります。

POINT3:涙袋ラインは「ピンク」で! ブラウンはNG
涙袋ラインはピンクのアイライナーを選びましょう。ブラウンなどの影色は、くまのように見えたり、疲れて見えがちなので避けるのがポイント。ピンクで入れると締まりすぎず、うっすらな血色感も出て、ナチュラルで優しい印象になります。アイシャドウなどのパウダーアイテムよりも、汗や皮脂くずれにも強いライナーを使うことでキープ力も高まります。

【HOW TO】

STEP1:上下まぶたに優しいグラデーションを忍ばせる
下まぶたメイクに入る前に、まず、上まぶたメイクを仕上げておきます。目元全体に明るさと血色感をもたらすくすみオレンジのアイシャドウを用意してください。パレットのaを柔らかいブラシに取り、上まぶた全体にふわっと広げます。次に、bを目のキワに重ねていきます。ここで大切なのは、上まぶたはしっかりグラデーションにするのではなく、あくまで軽やかな「淡いグラデーション」を意識すること。何色も重ねて濃くするのではなく、透け感のある淡いカラーで、ごく自然に明るさや奥行きを出すのが、大人の今っぽ顔への近道です。

次は肝となる下まぶたのメイクです。先ほど上まぶたにも使ったaを、ブラシセットの♢を使って、下まぶたにそっとのせていきます。目頭は色を入れず、黒目の下の部分のみに色をのせて。そして、焦らず、一度で塗ろうとせず、3回くらいに分けて少しずつ重ねていくのが、失敗せずにナチュラルな仕上がりをかなえるコツです。

「この下まぶたメイクの繊細な作業にぜひ使ってほしいのが、ロージーローザのブラシセット。涙袋にぴったりの細さが本当に優秀で、狙った場所にピンポイントで色をのせられますよ。力を入れすぎず、まるで描くように、毛先だけを使うイメージで優しくのせてみてくださいね」(ヘア&メイクアップアーティスト yumiさん/以下「」内同)

STEP2:きつく見せない秘訣!「目尻ラインはスッと横に」
次に、ブラシセットの☆を使って、アイシャドウのbを黒目の外側から目尻に向かって、そっとラインを引くように塗っていきます。

「ここで最も意識していただきたいのが、目尻は上下のキワのラインをつなげないこと。そして、ラインは横にスッと抜くように仕上げることです。そうすることで、キツイ印象になるのを防いで、顔全体を柔らかく見せてくれます」

STEP3:まぶた中央にパールの輝きをオン
次に、アイシャドウのcを、ブラシセットの♢を使って黒目の真下にそっと、優しくのせていきます。

このとき、パールは、あくまでも淡いくすんだ血色カラーの肌なじみの良い色味で、繊細なパール系がおすすめです。なぜなら、大人の肌にはギラギラとしたラメは、かえって目元が浮いて見えてしまうことがあるからです。上品なパールは、肌に溶け込むように自然に光を集め、ふっくらとした涙袋を演出し、目元全体を柔らかな印象に仕上げてくれます。
特に避けたいのが下まぶたにホワイトベースのパールを入れること。大人の肌には、時にやりすぎ感が出てしまい、かえって不自然に見えることもあります。

「あくまでも自然な血色と光で、大人の目元を美しく見せることを意識してくださいね。目元に立体感が生まれ、顔全体がパッと輝いて、いきいきとした印象に変わりますよ」

STEP4:「くすみピンク」の涙袋ラインで、優しい血色影をメイク
最後は、涙袋を自然にぷっくりと見せる「影」を描いていきますが、使うのは、一般的なブラウンのラインではありません。

大人の目元にこそ、「くすみピンク」のアイライナーを選んでみてください。なぜなら、ブラウンなどの影色は、下まぶたに入れると、どうしても目の下に「暗さ」や「くすみ」として映り、まるでくまのように見えてしまって、かえって疲労感につながってしまうことがあるからです。

「そこで登場するのが、私が手放せないケイトのくすみピンクのライナーです。この絶妙なピンクは、目元に暗い影をつくることなく、まるで肌の内側からほんのりとした血色感がにじみ出るような、優しい影を演出してくれます。入れるのは、黒目の真下部分に、わずか1cm程度。長く引きすぎず、ごく短くラインを引くのがポイントです。この繊細なピンクのラインが、涙袋に自然な立体感と、やわらかな締まりをもたらし、いきいきとした眼差しを完成させてくれるんですよ。締まりすぎず、あくまで自然に、大人の目元に明るい血色感をプラスしてみてくださいね」

完成
いかがでしたでしょうか? 「大人の下まぶたメイク」は、自然に目ヂカラUPをかなえながら、小顔効果もあるので、大人こそ本当に必要なんです!今っぽさも更新され、洗練された顔立ちを実感できるはずです。

【使用アイテム】

カネボウ化粧品 ケイト ポッピングシルエットシャドウ OR-1

価格
¥1,540(編集部調べ) OR-1

年齢とともに、目元の立体感が失われ、印象がぼやけてきた…とお悩みの方におすすめのアイシャドウ。2つの質感で簡単に立体感を演出。ほわっとした発色で、どんな肌色にもなじむアプリコットオレンジ。 まぶたに密着し、粉飛びしにくい。プチプラながらヨレにくく、美しい仕上がりをキープ。

ロージーローザ シャドウブラシセット〈スリム〉

価格
¥528

プロのヘア&メイクアップアーティストも愛用する、高品質なシャドウブラシセット。平筆と凸型ブラシの2種類のブラシで、目のキワや涙袋など、細かい部分に色をのせるのに最適。下まぶたメイク初心者でもテクニックレスで自然に仕上がる。

カネボウ化粧品 ケイト ダブルラインエキスパート(血色陰影カラー) PK-1

価格
¥935(編集部調べ/一部店舗・Web限定発売) PK-1

極薄の血色陰影カラーで、自然な奥行きを演出。まるで、元からくっきりとした目元のように、さりげなく印象をアップ。極細の筆ペンでスルスルと描け、繊細なラインも、ぼかしも思いのまま。「大人世代の涙袋メイクには欠かせない!」とyumiさんも絶賛。

ナチュラルなのに“立体顔”になれる「陰影メイク」

年齢とともに隠したい部分が増えてきて、気づくと厚塗りの“のっぺり顔”に。でも陰影メイクをすると、大人が欲しくない“顔の圧”が強くなるので、加減が難しい…。そんな悩める大人の声に応えて、yumiさんが「ナチュラルな立体メイク」を提案! 3つのポイントをおさえるだけで、柔らかい表情をキープしながら、メリハリのある顔立ちに!

【BEFORE】

年齢とともに気になるところが多くなってきて、メイクをすればするほどに、のっぺり見えてしまう…、とお悩みの遠藤さん。

シミやクマなどを隠そうとファンデーションを重ねすぎると、肌の凹凸がなくなって平面的な印象になりがちに。特に鼻や目元などの顔の上半顔に陰影や立体感が足りていないと、顔全体もあっさりと見えやすい…。

【AFTER】

こちらが、yumiさんのお直しメイク。わざとらしくないのに顔に奥行きが出て、自然にメリハリのある小顔に! その秘訣は、「ノーズシャドウ」と、「毛並みを盛る」ことなんだそう。

影色は顔全体に入れず、ノーズシャドウのみピンポイントに入れることで、“影を作る”という不自然さを全く感じさせない仕上がりに。また、まつ毛や眉毛など毛並みをフサっと立ち上げると、アイゾーンのイキイキ感と立体感がプラスされ、端正な顔だちへとシフト。

Point

・ノーズシャドウで骨格を掘り起こして彫り深顔に。
・眉がペタンと寝ているとのっぺり顔に直結。眉頭はフサっと立たせるのが正解。
・まつ毛も毛感を出すと、顔に立体感が出て華やいだ印象に。

【HOW TO】

STEP1:ノーズシャドウで顔の中心に重心を集めて
ノーズシャドウを入れると顔の上半顔の印象がガラリと変わる! 初心者でも簡単なテクニックなのでぜひマスターして。

「パレットの2色をミックスし、眉頭の下から鼻根に向かってブラシでスッと入れます。目の窪んでいるところにシェーディングを入れると、圧の強い表情になってしまうので気をつけましょう。

また、シェーディングの色みは、肌に近い色や明るすぎる色を使うと陰影が出づらく、反対に暗すぎる色を使うと顔から浮いて悪目立ちすることがあるので、注意が必要です。カラーはグレイッシュなブラウントーンを選び、なんとなく影感が出るくらいのごく自然な仕上がりを狙って!」(ヘア&メイクアップアーティスト yumiさん/以下「」内同)

STEP2:鼻先と鼻下にもノーズシャドウをオン
今度は鼻先にも影を細かく入れる。「小鼻のくぼみに沿って入れ、その流れで鼻の下の部分にも入れてコンパクトな印象にシェイプ。鼻下は入れすぎると不自然になるので注意して」

STEP3:眉はクリアアイブロウジェルでふわっと立体的に
ペタンとして毛感のない眉は、表情がぼんやり見えてしまう原因の一つ。そんな悩みを一気に解消してくれるのが、「クリアアイブロウジェル」。色がついていないので、自眉の色や質感を生かしながら、ふわっと立体的にスタイリング&キープしてくれる。

「眉頭は下から上へと毛並みを立ち上げ、中間から眉尻にかけては、毛流れに沿って自然にとかして」

STEP4:まつ毛は「ビューラー+ホットビューラー」の2段階でリフト
すだれまつ毛は上品な印象の一方、顔全体が控え目な印象になってしまう。そこで、“ビューラーとホットビューラーをW使い”してまつ毛を根本から立ち上げ、目幅を上下左右に拡大させて。

「ビューラーでしっかりカールさせた後、ホットビューラーで仕上げてセパレートを作って。どちらも根本から差し込み、グッと立ち上げるのがポイント。マスカラはロング&キープ力の高いものが◎」

完成
少しの工夫で、寄りでも引きでも、全方位美人に!
まつ毛や眉毛を際立たせたり、ノーズシャドウを入れることで顔の中心に視線が集まって立体感を強調するのに成功! いかにもなメリハリ強調ではなく、ごく自然にパーツの存在感が出るので、大人世代に最適なメイクテクニック! のっぺり顔にお悩みの方は、ぜひ今日から取り入れてみて!

【使用アイテム】

エチュード コントゥアパウダー クリエイター

価格
¥2,090 クリエイター

本来ある”影”をナチュラルに際立たせるシェーディング。くっきり作り込んだシェーディングではなく、影が落ちたようなシャープさを実現。やわらか発色でさっと素肌になじみ、まるで何もしていないほど自然な仕上がりに。赤味や黄味を抑えた素肌になじむグレイッシュなブラウントーン。

M・A・C プロ ロックド ブロウ ジェル

価格
¥3,630

抜群のスタイリング力とキープ力で、プロも愛用するクリアアイブロウジェル。薄眉でも太眉でも、ふんわりとした立体感とボリューム感のある、自然な毛流れにメイク。

パナソニック まつげくるん セパレートコーム EH-SE51

価格
¥2,080(編集部調べ)

ダブルヒーター搭載で、まつげをしっかりカールアップするホットビューラー。独自のコームで、まつげを毛先まで1本1本扇状に広げて伸ばし、華やかで長く広がりのあるセパレートロングのまつげに。

イエローの下地を使ったナチュラルな「ベースメイク」

40代になって急激に増えてくる「シミ・色ムラ」。ベースメイクでしっかりカバーしようとすると、つい厚塗りになって上手くいかない…というお悩みも。そこでyumiさんに、肌のアラは徹底的にカバーしながら、素肌感の出せるベースメイクテクニックを教えていただきました!

【BEFORE】

年齢とともにシミや色ムラ目立ちが気になってきたという内藤さん。「ファンデーションやコンシーラーの選び方・塗り方が分かりません…。必死にカバーしているうちに、つい塗り重ねてしてしまいます」というお悩み。

【AFTER】

こちらが、yumiさんのお直しメイク。素肌感がありながら、シミ・色ムラは高カバー。フレッシュで好印象なメイクアップに♪

Point

・シミ・色ムラはイエローの下地でカバーが正解!
・パールチークをちょんちょん塗りしてシミを点消し。
・華やかなツヤ唇で視線を逸らすことも忘れずに!

【HOW TO】

STEP1:シミ・色ムラはイエローの下地で飛ばす!
シミ・色ムラはコンシーラーで全てをカバーせず、下地の段階でカバーしておくのが重要。イエローの下地は自然にムラをぼかしながらトーンアップしてくれるキーアイテム。

「全体に使わず、シミ、そばかす、肝斑などの悩みが密集している部分にのみピンポイントでのせるのが正解」(ヘア&メイクアップアーティスト yumiさん/以下「」内同)
素肌感を残しつつ、均一な肌トーンに!

STEP2:それでも浮き出るシミ・色ムラはリキッドコンシーラーでオフ
イエローの下地を塗っても浮き出るシミは肌よりワントーン明るめのリキッドコンシーラーでキレイに整えて。きちんとカバーしながら厚さは出にくく、立体感を残した仕上がりに。

「チップで黒目の下から頬骨にかけて3点置きしたら、スポンジを使ってシミの気になるゾーンになじませて。カバーしたい部分にだけ少量のせると肌全体がのっぺりしません」

STEP3:パールたっぷりのチークでシミを溶け込ませる
さらにパールをふんだんに配合した血色チークで、シミ・色ムラをカムフラージュ。細めのブラシを使い、ちょんちょんと気になる部分を中心に点置きして。

「チークによってはシミが浮き出てくるものもあるので注意!インウイのチークは色味・パール感ともに優秀です!」

STEP4:リップを主張させて頬から視線を遠ざける
リップには肌映えする色味をチョイスして頬のシミを目立たせないようにするのもポイント。

「肌映えといっても、例えば赤リップのような派手色は大人は控えておいた方が良さそう。明るくツヤのあるタイプなら大人の品をキープしつつ、口元に視線が集中します!」
リップブラシを使って、唇のラインに沿って丁寧に塗布。

完成
シミ・色ムラを一掃。「素肌がキレイ」な人を狙える!
透明感がありながらもシミや色ムラは徹底カバー。
「素肌感が出ているのに面白いくらい毛穴や色ムラをカバーできて驚きです!」(内藤さん)

【使用アイテム】

イプサ コントロールベイスe イエロー

価格容量SPF・PA
¥3,630 20g イエロー SPF25・PA++

反射と拡散のWの光補正効果によって、シミ・そばかす・色ムラも隠ぺい感なくぼかすことができるカラー下地。肌の明るさを高めることに加え、光の量そのものを増やすことで透明感もアップ!

ジルスチュアート ダイヤモンドティップス コンシーラー(カバータイプ)C01

価格容量
¥3,300 5.3ml C01

クマやシミなどの肌悩みをしっかりとカバーしながら、明るい印象に。みずみずしいのび広がりで、均一な化粧膜が肌にフィットし、時間が経ってもシワっぽくなりにくい。

ロージーローザ バリュースポンジ ダイヤ型 タイプM 6P

価格
¥638

柔らかタッチの厚みのあるスポンジ。下地やファンデーション、コンシーラーなどのどんなアイテムにも。

資生堂 インウイ チーク 02

価格
¥6,600 02

自然な血色のナチュラルレッド。まるでハイライトまでつけたような澄んだツヤと透明感で、立体感のあるなめらかな頬に。時間が経ってもメイク落ちしにくく、くすみのない生き生きとした仕上がりが続く。

カネボウインターナショナルDiv. KANEBO ルージュスターヴァイブラント V02

価格
¥4,620 V02

内から湧き上がるような血色感、動くたびにもっちりとした弾力を感じさせる厚膜のツヤを纏った生命感のある仕上がりが持続。落ち着きのあるまろやかなクラシカルレッド。

セルヴォーク マルチ ブラシ A

価格
¥2,970

リップブラシやコンシーラーブラシとしてもマルチユースなアイテム。程よいコシの平たくアーチ型の穂先が、細かい部分にフィットし、密着力高く美しい仕上がりが長時間続く。

大人のメイクはスキンケア8割!「メイク前の肌作り」

「朝のメイク、なんだか肌にのらない…」「夕方にはもうメイクがくずれている…」。そんなお悩み、ありませんか? 特に大人は、肌の乾燥によってメイクが安定しにくいものですよね。そんなお悩みを解消し、一日中自信の持てる肌をかなえる鍵は、実はメイク前のスキンケアに隠されています。yumiさんに「大人のための仕込みスキンケア」を教えていただきました!

美容賢者

ヘア&メイクアップアーティスト

yumiさん

『肌が乾燥しがちでファンデーションのりがよくない…』『午後にはメイクがくずれてきて、疲れた印象に見えてしまう…』年齢を重ねると、日々のメイクでそんなお悩みを感じることはありませんか?大人の肌は水分量が低下しがちで、乾燥しやすくなり、それに伴ってメイクくずれや小ジワも気になるものですよね。

だから大人の肌こそ、“メイク前の保湿”が何よりも大事なんです。肌の潤いをたっぷりに高めると、メイクのもちが格段に良くなって、乾燥もしにくくなります。また、スキンケアは手のひら全体を使って優しく押し込み、肌の奥まで浸透させるようにして使ってくださいね。忙しい中でもこのひと手間で、スキンケアの効果はより高まります。

“仕込みスキンケア”こそが、美しいメイクを完成させるための、大人の隠し技なんです!

【HOW TO】

STEP1:「導入美容液」で、肌力を底上げ
「導入美容液」は、大人肌の必須アイテム。洗顔後すぐに使うことで、その後のスキンケアアイテムの浸透をサポートします。肌の水分量をしっかり高め、潤いを「もちもち」と感じるまで丁寧に保湿を。パパッと済ませず、手のひら全体で肌を包み込むようにハンドプレスをして、美容成分の浸透力を最大限に高めましょう。

STEP2:化粧水はコットン使い→手にとって潤いをチャージ
化粧水は、まずコットンにひたひたになるくらい染み込ませ、顔全体に優しく押し当てるようにつけていきます。この時、肌への摩擦はNG!次に、手のひらに化粧水を出し、肌がもっちりする程度まで、丁寧に化粧水を入れ込むようになじませます。

「アクセーヌの化粧水は、シャバシャバしたテクスチャーながら、重ねづけすることで肌の内側から潤う仕上がりになるので、誰にでも使いやすくおすすめですよ」(yumiさん/以下「」内同)

STEP3:美容液でハリ・弾力を集中ケア
美容液は、手のひら全体になじませてから、顔全体に優しく広げます。

「エイジングによるハリや弾力不足の悩みに集中的にアプローチしてくれるオバジの美容液がおすすめです。手のひらの温かさで、肌にじっくりと溶け込ませるように丁寧になじませましょう」

STEP4:UVケア乳液で保湿と紫外線ケアを両立
保湿をしながらUVケアができるUV乳液は、時短にもなり、大人のメイク前におすすめです。1円玉硬貨大を手に取り、おでこ、頬、あご先4点に置いてから、くるくると円を描くようにしっかりとなじませて。小鼻や目元のキワなど、塗り残しのないように丁寧に。余ったものは、首までしっかりつけて焼けないようにしましょう。

「しっかり紫外線防御効果がありながら、肌に溶け込むようななめらかなテクスチャーのUVケア乳液が最適。手軽に使えて、工程が一つ減るのも嬉しいポイントですね」

STEP5:アイケアで目元のくずれやシワシワを予防
スキンケアの最後に、目元美容液をオン。片目につき小粒大を、たっぷり塗りこんでください。目尻のキワまでしっかりと塗り、まつ毛の生え際やまぶた全体など、目周り全体に優しくなじませます。

「目元をしっかり保湿することで日中のメイクのヨレを防ぎ、小ジワの防止にもつながります」

完成!メイクのりを高める「大人の仕込みスキンケア」
いかがでしたか? 大人のメイクにとって、メイク前のスキンケアは、まさに美しいメイクを支える「土台」です。たっぷり保湿された潤い肌は、メイクのノリを格段に高め、日中の乾燥やメイクくずれも防いでくれます。明日からの朝のスキンケアルーティンにぜひ、取り入れてみてください。

【使用アイテム】

クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラムII

価格容量
¥29,700 50ml

次に続くお手入れの効果を最大限に引き出す、高機能導入美容液。みずみずしく、とろけるようになめらかなテクスチャーが肌に吸い込まれるように浸透し、一瞬で肌の奥深くに潤いを届けます。
「使い続けるほどに、内側からふっくらと押し返すようなハリと弾力、そして澄み渡るような透明感を実感するはず! 大人のスキンケアに欠かせない、まさに最愛の一本です」

アクセーヌ モイスト バランスローション

価格容量
¥6,050 360ml

まるで肌がゴクゴクと水を飲むように心地よく浸透し、乾燥の隙を与えない保湿化粧水。キメの一つひとつがふっくらと整い、肌がもっちりと吸い付くような手応えに。どんな肌状態にも寄り添う優しさで、ゆらぎがちな大人の肌を穏やかに整え、透明感あふれる輝きが生まれます。
「一日中メイクが映える、安定した肌土台を築き、自信に満ちた素肌へと導く、大人のための名品です」

ロージーローザ 大きめコットン 72枚入り

価格容量
¥352 72枚入り

贅沢なサイズ感と、肌に吸い付くような極上のやわらかさが魅力のコットン。化粧水をひたひたに含ませれば、顔全体に惜しみなく潤いを広げることが可能に。肌を摩擦することなく、優しくなでるように美容成分を行き渡らせます。
「毎日のスキンケアを、より心地よく、そしてより効果的な時間へと昇華させる、まさに名脇役」

ロート製薬 オバジ X ディープアドバンスドリフトセラム

価格容量
¥8,800 45g

年齢とともに気になる肌のハリや弾力不足に。独自の成分で、肌を引き締め、シャープなフェイスラインへ。肌のキメを整え、透明感と輝きをプラス。内側から光を放つような、明るい印象の肌に。

エリクシール デーケアレボリューション ブライトニング +ba[医薬部外品]

価格容量SPF・PA
¥3,740 35ml SPF50+・PA++++

乳液、UVケア、化粧下地の機能を一つに。みずみずしく、肌に溶け込むようになめらかなテクスチャーは、メイク前の肌に重たさを感じさせず、ベタつきなく瞬時にフィット。日中の紫外線から肌を徹底的に守り抜きながら、乾燥による小ジワを目立たなくし、時間が経っても明るさとハリをキープ。

D-Neeコスメティック 3650 まつげ美容液

価格
¥1,650

美容液成分を30種と高配合した目元美容液。ベタつかず、すっとなじむ心地よいジェルタイプ。朝のメイク前に使えば、くすみやシワっぽさの目立たない生き生きとした目元印象が続きます。

【One More Advice! シートマスクでスペシャルケア】
時間のある時はシートマスクを朝のスキンケアに取り入れるのも、大人の肌にはおすすめです。
「肌の奥深くまで潤いが満ち渡り、日中の乾燥にも負けない、内側から輝くようなハリと透明感を実感できるはず!」

Hamee バイユア グローブースト マルチV デイリーマスク

価格容量
¥2,640 20枚(310g)

ビタミンA、B、Cなど、大人肌に嬉しい成分を贅沢に配合した高機能デイリーマスク。くすみがちな大人の肌を、内側からパッと明るく、生き生きとしたハリのある肌へと導きます。厚みのあるマイクロファイバーシートが、美容液をたっぷり含み、肌に密着。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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