メイクHOW TO
2024.12.9

マツエクの「種類」って何がある?なりたいイメージや目の形別の選び方を紹介

なりたいイメージ、目の形で選ぶ!マツエクのデザインをご紹介します。自分に似合ったカール、長さ、太さの見つけ方をはじめとしたおすすめデザインを。マツエクを長持ちさせるためのコツとともにお届けします。

マツエクとは?

美容家

石井 美保さん


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その名のとおり、「まつげエクステンション」はまつげの長さを延長するものなので、毛は短いけれど、生え方自体は上向きという人にぴったり。

マツエクの「基本」

美容家

石井 美保さん


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正しい知識とサロン選びでまつエクは格段に差が出る
「かつてまつエクがブームになった頃とは違い、今は地まつげにマスカラを塗ったくらいのナチュラルな仕上がりが主流」だそう。ですが依然として不自然な仕上がりや、まつげに負担をかけるつけ方をしている方もちらほら…。「長さや太さ、量は多ければいいものではないので、まつげの健康状態を見極めながら、カールや本数、リペアのタイミングを提案できるサロンを選んでほしいですね」(石井さん)

デザイン

\自然なグラデは技術が物を言う!/
目尻長めでセクシー、真ん中長めでぱっちりみたいなイメージがあるかもしれませんが、明らかに長さを変えたり、目頭〜目尻まで同じ長さは不自然。目頭のまつげは全員短いから。何種類もの長さの毛を混ぜて自然なグラデーションを作り、よ〜く見ると実は真ん中が少し長いかも?そんなデザインを提案しています。

カール

\まつげの生え方に応じて選びましょう/
実はいろいろと種類がありますが、緩やかな上向きのJカールと、くりんとしたCカールのふたつが今どきは主流。お客様が選ぶサロンもあるようですが、『Riche』では、プロであるアイリストがお客様のまつげの生え方(まつげの上がり方やくせ)を見極め、仕上がりのイメージから逆算して提案しています。

長さ

数字として見るのではなく、カールとのバランスで見極めて。今っぽい長さは、雑誌のビューティモデルのメイクの仕上がりを参考にするよう指導しています。今はまつげの毛先が二重の線にかかるくらいのバランス感が美しい。だから目元が自分に似ているモデルさんを参考にオーダーすると失敗しませんよ。

毛質

「セーブル」「ミンク」などと呼ばれることもありますが、基本的にはすべて同じポリエステル。加工の仕方による毛の質感やツヤ、マットの違いからつけられたニックネームなので、同じ名前でも店によって物が異なります。名称に捕らわれず、実際の質感や黒光り加減を確認することをおすすめします。

太さ

\毛の状態によって太さを変えたいところ/
最近は0.15mmが一般的。これはボリュームマスカラを重ね塗りしたくらいの太さ。でもすっぴんのときの美しさを考えると0.12mmがキレイで、私も今は0.12mmです。太いとそれだけ接着剤の量が増え、まつげに負担がかかるので、毛1本1本の状態を見極め、それぞれに最適な太さの毛をMixしてつけています。

本数

本数のベストは目の横幅によって異なりますし、季節でも変動します。「毎月同じ本数を」「多ければ多い方がいい」という人は、毛周期的につけるべきではない毛に無理してつけるということなんですよ。まつげの状態を見ながら、都度ベストな本数を提案できるサロンを選ぶことをおすすめします。

なりたい「イメージ別」デザイン

『PRIMO』のアイリスト

大崎麻子さん

目尻長めの「セクシー」

目尻長めのデザインにするとセクシーなイメージの仕上がりに。Jカール(ゆるやかカール)を使用すればタレ目風、Cカール(強めカール)を使用すればネコ目風になります。

こちらは、太さ0.12mmのJカールを使用したデザインです。長さは、目頭から目尻にかけて、10mm、11mm、12mm、13mmと徐々に長くしています。

真ん中長めの「キュート」

真ん中を長めのデザインにするとキュートなイメージの仕上がりに。ナチュラル派の方にもおすすめのデザインです。

こちらは、太さ0.12mmのCカールを使用したデザインです。目頭と目尻は10mm、その内側を11mm、目の中心を12mmと、真ん中に向けて長くしています。

目頭以外を長くすれば「ゴージャス」

どこかを部分的に強調するのではなく、目頭以外のまつげ全体を長めにすれば、ゴージャスな雰囲気に。Jカールを使用すればナチュラルめに、Cカールを使用すれば華やかな仕上がりになります。

こちらは、太さ0.12mmのCカールを使用したデザインです。目頭側に少しだけ10mmと11mmを、目尻に向けての残り3/4ほどはすべて12mmと長めにしています。

「一重・奥二重」向けデザイン

『PRIMO』のアイリスト

大崎麻子さん

こちらのイラストのように、二重さんは上にのびたまつげの途中に二重の溝があります。しかし、一重さんや奥二重さんはそれがないために、カールの強いマツエクをつけるとそれが強調されすぎて不自然に見えてしまうことがあります。

ですので、一重さんや奥二重さんには「ゆるやかなカールのマツエク」をおすすめしています。

ただ、まぶたが重い一重さんの場合、まつげの根元がまぶたの重みで押しつぶされたり、まつげが下がってしまうこともあります。そうするとマツエクも下がって目立たなくなってしまうので、それを考慮して強めのカールをおすすめすることもあります。

長持ちさせる「コツ」

【1】リペアの「タイミング」

美容家

石井 美保さん


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3週間ペースでとれた箇所をつけ足す「リペア」を行うのが望ましいです。すべてをオフしてつけ直す方が実は簡単なのですが、まつげへの負担大。3か月に1度すべてオフしてまつげの状態をチェックするくらいがいいですね。アイシャンプーはぜひリペアの度に行って。

【2】つけて「24時間」は水、油、塩、熱、突風を避ける

オイルクレンジングがNGなことは有名ですが、エクステのグルーは水、油、塩分、熱に弱いんです。だからサウナや温泉、焼肉の煙はつけたて時には要注意。つけた直後にジェットコースターに乗り、全部取れちゃったという話も(笑)。翌日には定着しますが、極端な扱いを避けることが長もちのコツ。

【3】「コーティング剤」でキープ

『PRIMO』のアイリスト

大崎麻子さん

マツエクの接着面を保護してくれるコーティング剤は、マツエクのもちちをよくするのに有効です。グルーは乾燥にも弱いので、保湿成分が入っているようなコーティング剤をまつげの根元のグルーを覆うように塗布するとよいでしょう。

「当サロンでも自社開発したコーティング剤を使っていただくようお客さまにおすすめしていますが、“マツエクのもちが全然違う!”と好評です」(大崎さん)

【4】「コームやスクリューブラシ」で整える

洗顔した後などは、まつげの並びも激しく乱れているもの。そのまま何もせずに過ごしていると、クセがついて気づいたら元のキレイな並びには戻らないなんてことも。

「乱れたらそのたびにコームやスクリューブラシでとかして整えることをおすすめします。特に洗顔後のマツエクは激しく乱れています。タオルで軽く水分をふき取った後、ドライヤーの冷風を下から当てながらコームやスクリューブラシでまつげを“上へ上へ”ととかし、乾かしましょう。途中、コーティング剤を塗ってさらに下から乾かしていくと、キレイに整った状態がキープできます」(大崎麻子さん)

特に夜、寝ている間は枕とこすれるなどしてまつげも乱れやすいので、就寝前にこのひと手間を加えれば、乱れ防止になるそうです。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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