30代ならではの大人可愛い「アイメイクのやり方」4選
30代ならでは、大人女子におすすめのアイメイクのやり方をご紹介!まずは気をつけるべきNGポイントからおさえるべきポイントをチェック。可愛らしさはそのままに、大人っぽさとしゃれ感を取り入れたメイクテクを。
大人が気をつけるべき「NGポイント」
隙なし「完璧メイク」は老けて見える
「ファンデは最小限」にもかかわらず、「アイメイクは延々と重ねてしまう」という美的クラブの下川さん。こだわりのまつげはマスカラ10回塗り!メイクのやめどきがわからずついがっつりメイクに…肌の美しさと、本人の快活な雰囲気を生かせるよう、目元、眉、チークを引き算!
「あえて眉頭を薄くして眉間を広く見せることで、抜け感を強調。アイメイクも繊細に仕上げた方が断然似合います」(yumiさん)
美的クラブ 下川実名子さん
美肌が引き立つ抜け感メイクでナチュラルな今っぽ顔にチェンジ!
【お直し1】アイブロウ
眉山の下を描き足してなだらかに
【お直し2】アイメイク
アイライナーを使わず抜け感作り
30代からの大人アイメイク「5つのポイント」
【1】「カラーライナー&マスカラ」でメイクに変化を与える
ヘア&メイクアップ アーティスト
小澤 桜さん
MAKEUPBOX所属。長井かおりさんのアシスタントを経て独立後、雑誌を中心にさまざまな媒体で活躍。トレンドを日常に落とし込んだメイクが得意。
かわいいけれど、上手な入れ方やバランスがわからない…という声が多いカラーアイライナー&マスカラ。でも4つのポイントを意識すれば、派手になることなく、人とは違うこなれたおしゃれアイに。血色をプラスしたりくすみをはらってくれる効果もあるので、さっそくチェック!
【KEYWORD 1】「LEVEL1は赤みやブラウンベースの安心カラーを選んで!」
どのカラーがいいか迷ったら、まずはテラコッタやボルドーなど赤みがあるものやブラウンベースのものを選んで。どちらも肌なじみが良いカラーなので、使いやすさ抜群。ブラウンの延長…と考えれば、いつものメイクにも取り入れやすい!白をベースにしたものではなく、くすみカラーを選べば今っぽいし、子供っぽくなる心配もナシ。
【KEYWORD 2】「まずは目尻や下まつげにポイント使いすべし」
いきなりフルアイラインや上下のまつげにカラーマスカラを塗るのは難易度が高い、という人は目尻や下まつげにポイント使いしてみて。ブルーなどの寒色系は白目をキレイに見せてくれ、ピンクやボルドーなど暖色は血色感がプラスされうるうるとした瞳に。黒マスカラやアイライナーにプラスすれば、目力はそのままに遊び心がプラス♡
【KEYWORD 3】「ワントーンorシアーな質感のアイテムを組み合わせる」
カラーアイテムを使うときは、メイク全体をワントーンにまとめるのがポイント。チークやリップなど色味をそろえることで、浮かずにまとまります。寒色系のアイテムを使うときは、青みピンクなどのカラーを選んで。アイライナーとマスカラ、あえて反対色を使うときは、透け感のあるものやキラキラとした質感のものと合わせるのが◎。
【KEYWORD 4】「その日の洋服の色と合わせるのもアリ!」
その日着る洋服から色味をセレクトして使えば、おしゃれ度がさらにアップ!トップスの色やアクセサリーと合わせれば、全体のバランスがとりやすく、ごちゃごちゃ感が軽減。また、帽子などで顔周りが暗く感じたときは、鮮やかな色のアイライナーやマスカラを使うことで、目元を明るく見せてくれる効果も。
【2】黒や茶色を捨て、「ヌケ感」を
ピンクブラウン系の眉マスカラで眉を染め、マスカラも黒ではなくネイビーをセレクト。先述した“眉は茶色、まつげは黒の思い込み”を捨てると、目元に抜け感が加わり、ピンクのキラキラシャドウの輝きが透明感に昇華され、崇高なオーラさえ漂う媚びない眼差しに。ピンクトーンで眉と目元をコーディネートしているから調和し、大人っぽく見えるのもメリットです。センスよく行きたい女子会ではもちろん、オフィスでも好印象なはず。
\NG!ダーク茶眉&マスカラだと、ケバめ/
目力が強くなりすぎて、キツくてハデ、さらには古くさい仕上がりに。目元だけ浮かないように、まつげや眉にもひと工夫を。
【3】「くすみカラー」は使い方がコツ
【お悩み】トレンドのくすみカラーを取り入れたいけれど、老けて見えそう
A.ラインで入れればくすみ色でも老け見え回避♪
「ライン状に入れることで、フレッシュな目元に♪」(甲斐さん)
\塗るとこうなる/
【How to】
- 上下の黒目内側から目尻までキワにブラシで細く引くとアクセントに。
【4】「影」で立体顔をつくって美人に!
「疲れや老け見えの原因になる、よくない“影”を消したなら、仕上げに取り入れてほしいのが、顔の立体感を引き出す“いい影”を作ること」と岡田さん。
特に目元がのっぺりしがちな日本人の顔に、今ある骨格の影を強調するためのテクニックと、おすすめアイテムをご紹介。ほんの少しの影で美人度アップ!
\くっきり立体顔に!/
【How to】
- 視線をやや伏し目にして、二重のラインの目尻側の端から3~5mm程度、バランスを見ながらラインを描き足す。
「二重や奥二重の人なら、目尻の二重のラインを引きのばすように、透けるブラウンのリキッドアイライナーで線を数mm描いて。目が横に大きく見えます」(岡田さん)
【5】「ラメ」は黒目の上下のみにON
「目元にキラッと輝きを与える“高輝度の大粒ラメ”は、顔に華やぎを盛ってくれる名役者。アイホール全体ではなく黒目の上下のみに入れると、派手にならずに印象的な目元に。マスカラは透明感のあるネイビーで強さを抑えれば、イイ感じに大人っぽく仕上がります♪」(安井さん)
\黒目の上下をキラン☆/
【テク1】老け見えを防ぐ「眉」メイク
頑張ってメイクをしているのに、かえって老け見えしてしまった…なんて経験、ありませんか?例えば、鉄壁ベースメイク。確かに肌のアラは隠れますが、厚ぼったく、手や首の色と違う…。また、上まぶたはマットなアイメイクなのに、涙袋だけぎっしりキラキラ…。これも違和感があります。そして私の考える最大の老け見えポイントが眉!眉を隙間なく濃く描くとそれだけで老け見えする気がします。
肌も目元も眉も、要するに大切なのは抜け感。そこで今回は、抜け感のある眉の描き方についてご紹介したいと思います。下の2枚の写真をご覧いただければ一目瞭然ですが、右写真のように濃くくっきりとした眉より、左写真くらい透け感がある方が、明るい印象に見えませんか?眉に抜け感を出すには眉マスカラがおすすめです。色は地眉より暗すぎず明るすぎず、ワントーン明るめくらいを選ぶと自然。1アイテムで仕上げようとせず、ペンシル、パウダー、マスカラなどを組み合わせることでふんわり立体的に仕上がります。普段私が実践している眉の描き方をご紹介しますので、「眉、濃いかも!」と思った方や、眉にお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね!
あなたは大丈夫?眉メイクを見直してみよう
- 地眉よりワントーン明るい色を選ぶと自然!
- 複数アイテムを組み合わせて描いて
- まぶたの毛は抜いておくとすっきり!
抜け感なし眉
やや暗めのグレー~ダークブラウンのペンシルとパウダーを使って、隙間なく描いた眉。きりっと感はあすが…。
抜け感あり眉
地眉よりワントーン明るいブラウンのペンシルや眉マスカラで描いた眉。毛流れも見えて抜け感のある仕上がりに。
【How to】
(1)パウダータッチのペンシルで全体像を薄く描く
スクリューブラシで毛流れを整えた後、パウダリータッチのペンシルで眉の全体像を薄くなぞる。ライトブラウンのパウダーを使ってもOK。
(2)極細ペンシルで毛を描き足し、フォルムを整える
その上で地眉の欠けている部分や隙間の広い箇所などに、毛1本1本を描き足し、キリっとさせていく。広く面で潰さず、隙間は生かして!
(3)眉マスカラで眉の両面をカラーリング
眉マスカラは、毛流れに逆らって裏面に塗った後、毛流れに沿って塗って表面を整える。毛自体の色が明るくなることで、軽やかな印象に。
(4)極細ペンシルで最終調整をしたら完成!
全体像を見たとき、再度足りない部分だけ極細ペンシルで描き足して微調整。この後スクリューブラシでぼかすと隙間がつぶれるので特に不要。
【テク2】大人も真似できる「ベージュメイク」
【Patern 1】ベージュトーンで抜きつつ盛れる!カジュアルなデカ目メイク
【How to】
ベージュcを上下まぶた全体、目尻の外側まで広めに塗る。オレンジベージュbは上の目のキワに、目頭側をしっかりめに塗る。aを下まぶたの涙袋の範囲に薄く塗り、dを極細のブラシにとり、涙袋の下にライン状に入れる。
【Patern 2】ラメ主役の抜け感が軽やか!フレッシュであどけない表情に
【How to】
グリッターラメaを上まぶた中央におき、アイホール全体にぼかす。bとdのブラウンを混ぜて目のキワライン状に。aとピンクcを混ぜ黒目の下におき、下まぶた全体に薄くぼかす。
【使用アイテム】
セザンヌ ビタートーンアイシャドウ
価格 | 色 |
---|---|
¥748 | 03 |
マットなベージュ系の明るめブラウンと濡れたような輝きのラメカラーは、使いやすさ満点!
【テク3】ヴィヴィッドカラーで作る大人の「わがままメイク」
【Patern 1】偏光ピンクをキーに、透明感と柔らかさで甘めにまとめて
【How to】
偏光パール入りのライラックピンクを眉尻下、目頭、下まぶたにのせる。フューシャピンクを上まぶたのキワと下まぶたのキワの目尻側と黒目の下に。アプリコットオレンジをアイホールに薄く重ねる。
【Patern 2】ピンクとオレンジをクールに効かせ、ハンサムな雰囲気に
【How to】
アプリコットオレンジをアイホール全体に。コーラルを上まぶたのキワ、目尻長めに。アプリコットオレンジ+コーラルを下まぶた全体に塗り、上下目尻をつなげる。フューシャピンクを目頭と目尻のキワに。アイラインは黒で目尻側5mm長めに。マスカラも黒でさらっと。
【テク4】おしゃれ感とモードな気分の「大人可愛いメイク」
【Patern 1】ワントーンでまとめて、ピンクだけど甘すぎずモードな気分
【How to】
ベージュeをアイホール全体に。ブラウンdを上まぶたの目のキワに重ねる。ピンクbは下まぶた全体に塗り、目尻側は多めに重ねる。さらに指でbをとり、上まぶた中央に重ねて立体感を。
【Patern 2】軽やかなグリーンラメが煌きらめき、ラフなおしゃれ感を
【How to】
シアーピンクaを上まぶたアイホールかなり広め、眉下辺りまで指で塗る。ライムグリーンのパールカラーcは、上まぶた中央に厚みが出るようにぽんぽんとぼかす。下まぶたも黒目の下におき、全体に広げる。
【使用アイテム】
資生堂 インウイ アイズ
価格 | 色 |
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¥6,600 | 06 |
5つの光で、印象的な目元を演出。王道ブラウンにライム系パールカラーがアクセントに。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。