健康・ヘルスケア
2020.2.27

森 絵梨佳さんスペシャルインタビュー|美容、仕事、プライベートまで…長年最前線で活躍し続けられる秘訣とは?

『美的』表紙に3年ぶりに森さんが登場! 好きなモデルとして『美的』の読者アンケートで常に名前が上がり、ヘア&メイクさんからの信頼も絶大。ビューティモデルとして圧倒的な表現力をもつ森 絵梨佳さん。変わらぬ美を保つ秘訣は? 1日の過ごし方は? 仕事への考え方は? そして10年近く活躍の場である『美的』への想いは…? 編集部がふだん触れている彼女本人の魅力をどうしてもお伝えしたく、語りもかつてないボリュームでご紹介します!

モチベーションに浮き沈みがあっても、楽しいから続けられる

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赤ちゃんのような透明感あふれる肌、しなやかなボディ、クールな顔からピュアな笑顔までお任せの多彩な表現力。長年ビューティモデルの第一人者として、スタッフからも読者からも高い支持を得ている森絵梨佳さん。ご自身の中で、息切れすることなく活躍し続けられている秘訣とは?

「ずっと、いつ雑誌に出られなくなっても仕方ない、という覚悟をもって仕事しています。新しいモデルさんたちもどんどん登場していますし、これが最後かもしれない、だったら最高の撮影をしようと。10年以上このお仕事を続けているので、正直、浮き沈みはありました。でも、やっぱり楽しいから続けられています。出産してお休みをしばらくいただいた後、最初は子供と家にいたいな、とも思ったんです。でも今は、育児と仕事でメリハリもつけられるし復帰して良かったと思っています。とはいえ出産前より仕事量はセーブ中。バランスのとり方や時間のやりくりは課題です」

 

ビューティ以外にもファッションモデル、さらには演技の仕事と幅広く活躍される中、ビューティは「いちばん集中力を使う」と言います。

「バストアップが基本なので、気が抜けません(笑)。表情やちょっとした顔の向き、手の動きだけで変化をつけなくてはならず難しい一方、設定などが少ない分、自由度が高いとも感じています。モデル業も女優業もそれぞれに楽しい面と難しい面があって、やりがいがあります」

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自由度の高さといえば、森さん特有のくるくると変わる多彩な表情とポージング! ほかのモデルにはない唯一無二の表現力の秘密は?

「うーん、なんだろう(笑)? カメラの前では恥ずかしさを捨てて、いろいろな自分を見せるようにしています。カメラマンさんによっても違って、ポージングをきっちり決めて撮るのが好きな人もいれば、嫌がる人もいます。今日は自由に動かさせてもらいました。現場の雰囲気で変わる感じです。時々『美的』でもありますが、ファッション撮影がメインのカメラマンさんにビューティの現場でお会いすると、印象に残りますね」

『美的』は読者に寄り添う雑誌。私もその力のひとつでありたい

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本誌ほか、数多くの雑誌で活躍している森さん。そんな森さんにとっての『美的』の印象はズバリ?

「間違いのない雑誌、というイメージです。安定感が抜群で、頼もしい。そしてとても読者に寄り添っている、と読んでいて感じています。載っているメイクも奇抜なものはあまりなくて、働く人やメイク好きの人に優しい雑誌だなって。『美的』で印象に残っている撮影は、ヘア&メイクアップアーティスト別のモデルを私ひとりでやらせていただいたもの!数日間で一気に撮った覚えがあります。同じ私なのに、アーティストによって全然仕上がりも印象も違う。メイクの力は本当にすごいと実感しましたね」

 

今後、『美的』でやってみたい撮影を聞くと「ロケ撮影」との答え。

「ビューティの撮影はスタジオか、ロケ風のハウススタジオが多いので、ロケバスに乗って出かけるロケのビューティ撮影を久しぶりにやりたいなと。あ、でも、ロケは基本早朝からですよね…(編集部注:撮影場所の許可は営業時間前のことが多いのです)。子供がもう少し大きくなったらぜひオファーください(笑)! 後は、もう一度『美的』で自分の連載をもちたいですね。自分から何かを発信する連載というより、私はアーティストに染められて輝くタイプなので(笑)、毎月異なるアーティストの方々とお仕事できるようなものとかやってみたいです」

 

『美的』でやりたいこととはまた別に、プライベートも含めて今年やりたいことや抱負は?

「NOと言わず、YESと言っていきたいです。例えば仕事でもプライベートでも、薦められたらやってみたいし、誘われたら行ってみたい。演技のお仕事も、もらえるならまたやってみたい。昔は興味あること以外NOと言うことも多かったんですが、年を重ねて人と関わることが面白いなと思うようになりました。これからも積極的に、いろいろな人と関わっていきたいですね。それから、仕事と育児の両立もこれまでどおり頑張りたい。時々自分を褒めながら…(笑)。育児は大変なことも多いですが、毎日とても楽しいです。子供と遊んでいると、笑ったり怒ったり…自分ってこんな感じだったんだと、改めて知ることが多くて。自分らしくいられる大切な瞬間ですね。そしてそれと同じくらい、お仕事している瞬間も大切。これからも『美的』読者の皆さんに『また森絵梨佳に出てほしい』と思ってもらえるよう、頑張ります!」

 

profile
もり・えりか。女優・モデル。1988年10月4日生まれ。『美的』をはじめとした多くの女性誌で読者の支持を集め、数々のカバーを飾るほか、CMや映画などでも活躍している。

 

『美的』2020年4月号掲載
撮影/横浪 修 ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/安西こずえ 構成/安井千恵、加藤絢子(本誌)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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