寝起き2分で…体がポッと動き出す!布団でおこなう「目覚めヨガ」
寒い朝は、布団から出るのがツライですよね。二度寝をしてしまったり、布団の中でスマートフォンをいじりながらゴロゴロしたり。その気持ち、非常によくわかります。しかし、それでは体は目覚めず、貴重な“朝時間”が減って外出前に慌ただしく準備する羽目になるし……、あまりオススメな行動とはいえません。
そんな朝は布団の中で、ヨガインストラクターの筆者がオススメする下記の動きをしてみてください。まだ眠たい朝に、体の目覚めを手伝ってくれますよ。
■1:手足を動かす
まずは末端を動かし、徐々に体を起こす準備をしていきます。手を大きくグーパーと動かしたり、つま先をグーッと伸ばしたり、自分の方へ起こしたり、足首を左右にパタパタ動かしたりするといいでしょう。
※ 写真では上体が起きていますが、布団の中でおこなう場合は仰向けの状態で。
■2:ガス抜きのポーズ
腹部は、行動するためのエネルギーが宿る場所。しっかりと刺激してあげることで、目覚めを促しましょう。
【ガス抜きのポーズ(両足)・プロセス】
(1)布団の中で仰向けになる
(2)息を吸いながら両ひざを曲げて、胸の前に引き寄せる。両手をひざに軽く添えたら、鼻呼吸を5回繰り返す
(3)吐く息に合わせて両手を解放し、ゆっくりと仰向けに戻る
■3:ワニのポーズ
背中~腹部・腰部をねじる“ワニのポーズ”。内臓を優しく刺激して働きを活性化させたり、就寝中に生じた背骨周りの緊張を取り除いたり、体を目覚めさせるのにピッタリのポーズです。何より、ねじりが心地よく感じられるでしょう。
【ワニのポーズ・プロセス】
(1)布団の中で、仰向けになる
(2)息を吸いながら右ひざを90度に曲げて持ち上げ、その息を吐きながら右ひざを左ひざの外につく。左手は右ひざの上に添える
(3)次の吸う息で右手を頭の真上に伸ばし、吐く息で体の真横へ持っていく。視線は右手の指先
(4)鼻呼吸を5回繰り返し、ゆっくりと仰向けに戻り、反対側も同様におこなう
以上、布団の中で体を目覚めさせるヨガポーズをご紹介しました。なかなか布団から出られない朝は、2~3分かけて一連の動きをおこなってみてください。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
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