健康・ヘルスケア
2016.10.7

ヨガ講師が指南!食べ過ぎても安心「消化促進ポーズ」3つ

芋・栗・かぼちゃ……、それに柿やりんご。スーパーに、秋に旬を迎える美味しい食材が顔をそろえ始めました。暑さもおさまり、食欲が復活しつつあるこの時期。すでに、「食べ過ぎてしまっている」という方も多いのではないでしょうか。また、“食べ過ぎ→後悔→ストレス→食べ過ぎ”というスパイラルに陥っている方もいるかもしれませんね。

そのスパイラル、ヨガで改善しませんか? ここでは、食べることが大好きなヨガインストラクターの筆者が取り入れている3つの“消化促進ポーズ”をご紹介していきたいと思います。

 

■1:猫伸ばしのポーズ

背中だけではなく、腹部もグーッと伸ばす“猫伸ばしのポーズ”。腹部を活性化し、消化機能の促進・改善が期待できるポーズです。

【猫伸ばしのポーズ・プロセス】

(1)床に四つん這いになる。手は肩幅、脚は腰幅程度に開き、肩の真下に手首、股関節の真下に膝がくるように調整する

(2)息を吐きながら両肘を床につき、両手を前に滑らせ、脇から腕を伸ばしきる。胸まで床につけ、下腹部・お尻を上に引き上げたら、肩の力を抜いて鼻呼吸を5回繰り返す

(3)息を吸いながら両腕をゆっくりと体に引き寄せて、四つん這いの姿勢に戻る

腰や背中に痛みや不安がある方は、無理をせずに行ってくださいね。

 

■2:座位のねじりのポーズ

次は、腹部をねじるポーズ。こちらも“猫伸ばしのポーズ”と同様に、腹部を活性化させる効果に優れていて、消化機能アップ・内臓(肝臓や腎臓など)の不調の改善にも役立ちます。

【座位のねじりのポーズ・プロセス】

(1)床に脚を伸ばした姿勢(長座)で座る

(2)左膝を立てて足裏を右膝の外に置き、息を吐きながら上体を左後方にねじる。左手はヒップの横、右手は左足首に軽く添え、ねじりを深めたら鼻呼吸を5回繰り返す

(3)息を吸いながらゆっくりと(1)の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

ねじるのが辛かったら上記の写真のように、ねじる方向を調整して無理をしないようにしてくださいね。

 

■3:ねじった三角のポーズ

最後は、“ねじった三角のポーズ”。お腹周りに深いねじりを加えるため、腹部の活性化・消化不良の改善にオススメです。

【ねじった三角のポーズ・プロセス】

(1)床に直立したら右足を後ろに引き、左つま先を斜め45度外に向ける

(2)息を吐きながら上半身を左足に向けて前屈しながら倒し、両手を床につく

(3)息を吸いながら左腕を天井に向けて伸ばし、視線も天井に向けたら、鼻呼吸を5回繰り返す

(4)ゆっくりと(1)の姿勢に戻ったら、反対側も同様に行う

 

可能であれば、3ポーズを連続で行うことをオススメします。ただし、食後すぐに行うと気分が悪くなる恐れがあるので、要注意。食後の場合は、1~2時間空けてから行ってくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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