健康・ヘルスケア
2015.9.1

【体験してみた】痛みはある?「レーザーホワイトニング」で歯の美白

歯のレーザーホワイトニングは「痛い!」「しみる!」と怖くてまだ一度もトライしていない方へ、今回は、筆者のレーザーホワイトニング体験を皆さんにレポートしたいと思います。

 

■レーザーホワイトニングって何?

レーザーホワイトニングは“オフィスホワイトニング“とも呼ばれ、ホワイトニング剤を歯に塗布した後、レーザーを照射して歯を白くします。歯科医院でしか受けられません。個人差はありますが、3回の通院で元の歯よりもかなり白くなります。

以前ご紹介した「3分でわかる!超シンプルな“ホワイトニング”の基礎知識」でホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いを詳しく記載していますので、ぜひ読んでくださいね。

 

■オフィスホワイトニングはなんで“しみる”の?

ホワイトニング剤がレーザーに照射されると薬剤に歯の着色物質がくっつき、歯の色が抜けていきます。「一般的に日本人の歯はエナメル質や象牙質が薄くレーザーが神経に届きやすいのです。個人差がありますが、健康な歯でもレーザーが“しみる”方がいらっしゃいます」と説明するのは、『にいみ歯科医院』にお勤めの歯科衛生士・岩間三奈さん。

光が当たる場所で鏡にご自分の歯を映してみてください。歯の先端が透き通っていますよね? エナメル質が薄く、痛みを感じやすい人はその透明な部分が広いのです。では、レザーがシミやすい人はオフィスホワイトニングができないのでしょうか?

■施術前に鎮痛剤を飲む!

岩間さん曰く「私もオフィスホワイトニングのときに歯が“ずきん”とするので、施術の1時間前ほどに鎮痛剤を飲んでおくんですよ。施術中に痛みがあった方は施術後24時間以内にまた痛むかもしれませんので、鎮痛剤をご用意された方がいいかもしれません」とのこと。

筆者は、下の歯が薄く照射すると直ちに痛みを感じるので、過去には下の歯にレーザーをしたことがなかったのです。今回初めて鎮痛剤を飲んで挑むと、なんと最初の10分は痛みを感じませんでした! 案の定その後は痛みが強くなり下の歯のレーザーを中止しましたが、たった10分の照射にも関わらず下の歯を初めて白くすることができました。

鎮痛剤を飲むべきかどうかは歯科医とご相談下さいね。ところが鎮痛剤よりもなによりも、もっと重要な注意点が! 次は筆者の悲惨な体験をシェアします。

 

信頼できるクリニックを選ぼう!

数年前に筆者に起こった惨劇は……なんとレーザー照射中に衛生士さんが忽然と姿を消してしまったのです! レーザーが痛くなってきたのに、口が固定されているため声を出せなかった筆者は、なんとかレーザーから逃げようと激しくもがいてしまいました。結果、ホワイトニング薬液が唇につき軽い火傷を負ってしまうという散々な目に。

これは稀なケースかと思いますが、エナメル質の薄い歯については、歯科医や衛生士さんと施術前に必ず相談をしましょう。レーザー照射中に痛くなってしまった場合はその歯だけ照射から外す対応もできますので、施術中は必ず衛生士さんに側にいてもらう必要があります!

 

最近はレーザーホワイトニングもずいぶんリーズナブルになりました。ご興味のある方はむやみに怖がらず、ぜひ一度歯科医院でカウンセリングを受けてみて下さいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:此花さくや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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