食・レシピ
2021.5.5

GWは自宅で海外トリップ♪ ビーフストロガノフやビスケットサンド…ロシア旅行の妄想に浸れるごはんレシピ

どんな旅好きでも足を止めざるを得ない、昨今の海外旅行。せめていつかまた楽しめる日を夢見て気分だけでも味わえたら…というわけで今は自宅で世界各地の料理を作って妄想旅を味わいませんか?各国の料理をよく知る旅好きな料理家さんたちに、各土地のソウルフードを『美的』のためにアレンジしてご紹介していただきました!おいしいだけでなく、美に効く要素もたっぷり♪今回はロシアへトリップ!料理研究家の山田英季先生に教えてもらいました。

料理研究家 山田英季先生が案内するロシアトリップごはん

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ハーブ&乳製品で優しい味わい!

料理研究家

山田英季先生

ビーフストロガノフ

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「本場のビーフストロガノフはクリーミーで優しい味わい。ペンネに和えたり、グラタンにアレンジしてもおいしい」

<材料>(2~3人分)
牛こま切れ肉 200g
玉ねぎ 1個
にんじん 1/2本
マッシュルーム 1パック(100g)
にんにく 1片
塩 小さじ2/3
黒こしょう 少量
白ワイン 大さじ2
生クリーム 200ml
バター 20g
小麦粉 大さじ1
ごはん 適量
パセリ(みじん切り) 適量
サワークリーム 適量

<作り方>
(1)玉ねぎとマッシュルームは薄切り、にんじんは細切りにする。にんにくはつぶして、皮と芽を取る。

(2)鍋にバター、(1)のにんにくを入れて弱火できつね色になるまで炒めたら、にんにくは取り出す。

(3)(2)に(1)の玉ねぎを入れてきつね色になるまで炒めたら、(1)のマッシュルーム、にんじんを加えてしんなりするまで炒める。

(4)(3)に牛こま切れ肉とひとつまみの塩(分量外)を加え、肉の表面が白っぽくなるまで炒めたら、小麦粉を振り入れて油を吸わせるようにさらに炒め、白ワインを加える。

(5)(4)に生クリームと塩、黒こしょうを加えて、3分程混ぜながら煮込む。

(6)器にごはんと(5)を盛りつけ、パセリを振り、お好みでサワークリームを添える。

 

\ここが美に効く!/ 牛肉は良質なたんぱく質とビタミンB群をバランス良く含んでいるので肌ツヤUP! 玉ねぎはシミやシワの防止に、にんじんもアンチエイジング効果があるので、若返りしたい人にオススメ。

 

豚肉とじゃが芋のロシア風炒め

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「ロシアの主食であるじゃが芋は、旅行中もたくさん食べました。その中でも、忘れられない絶品料理を再現!」

<材料>(2~3人分)
豚ロース肉 150g
じゃが芋(メークイン) 2個
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 1片
塩 ふたつまみ
黒こしょう 少量
レモン 1/8個
ディル 適量

A
塩 ひとつまみ
レモン汁 1/4個分
オリーブオイル 小さじ1

<作り方>
(1)豚ロース肉を細切りにして、Aと一緒にボウルに入れ、軽くもみ込む。じゃが芋は皮と芽を取って5mm角の棒状に切る。にんにくはつぶして、皮と芽を取る。

(2)フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて、きつね色になるまで炒めたら、(1)のじゃが芋を入れて中火にかけ、菜箸で転がしながらじっくりと炒める。

(3)じゃが芋の表面に焼き色がついてきたら、(1)の豚ロース肉を加え、混ぜながら炒める。

(4)(3)に塩と黒こしょうを入れて味を調え、器に盛りつけたら、レモンとディルを添える。

 

\ここが美に効く!/ じゃが芋×豚肉の組み合わせは、美肌効果抜群。さらに、豚肉のビタミンB1は、自律神経のバランスを整えてくれるので、体の疲れ、ストレスを感じたときにオススメのメニューです。

 

ハニーサワークリームのビスケットサンド

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「ロシアでは定番のはちみつとサワークリームを組み合わせれば、酸味と甘みが絶妙なお手軽おやつに!」

<材料>(作りやすい分量)
ビスケット 10枚
サワークリーム 45g
はちみつ 適量
塩 適量

<作り方>
(1)ビスケットにサワークリームをのせ、真ん中をくぼませたら、はちみつと塩を振り、もう1枚のビスケットで挟む。

 

\ここが美に効く!/ はちみつはビタミンやミネラルが豊富で代謝UPに♪ 砂糖よりも甘みが強く、少量で満足感があるので間食に最適。

これさえあればもっとロシア気分を味わえる!

お手軽なディルシード

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「ロシア料理には欠かせない存在のディル。生のハーブより、乾燥させた種の方が日もちもするので手軽に使えます」
ハウス食品 ギャバンディル<ホール> 16g ¥248

ロシア旅の思い出 from 山田先生

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「グルジア料理の人気店『スープラ』で食べた、チーズ入りのパンの“ハチャプリ”。チーズの香りに悶絶!」

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「“ヒンカリ”という水餃子は、先端部分は食べないという文化に驚き!」

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「こちらの水餃子は“ペリメニ”。生地がもちもちでサワークリーム×肉汁が最高」

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「ニシンの酢漬け“セリョートカ”は、日本のしめサバを生に近づけた味わい」

 

『美的』2021年6月号掲載
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/来住昌美 栄養監修/食のスタジオ 構成/正木 爽・宮田典子(HATSU)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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