「#幸也飯」で話題の若手料理家・寺井幸也さん考案! サッと作れるアレンジ稲荷レシピ
『美的』スタッフの間で大人気&インスタでも話題のデリ&ケータリング「幸也飯(ゆきやめし)」。手掛ける若手料理家・寺井幸也さんに、特別に『美的』オリジナル「幸也飯」を考案していただきました! おいしい&見栄えも素敵&美容に健康に◎といいことづくし。今回は彩り豊かなお店の名物、稲荷を美的版にアレンジしていただきました♪
「幸也稲荷」基本の作り方
香り、食感、味に華やかさが加わった『幸也稲荷』は、幅広いジャンルの具をオープンスタイルで見せるのがお約束。具材を生かすためにシャリの酢は控えめ。“下はかためで上はふんわり”と、シャリの握り方を変えて、くずれにくく、口の中でふわっとほどける仕上がり。「具は美肌を意識して、良質なたんぱく質と抗酸化作用のあるビタミン類が中心」。オリジナリティあふれる『美的』版・稲荷は、上がること必須です!
【材料】(3人分)
味つき稲荷揚げ(市販)…6枚
雑穀ごはん…330g
稲荷揚げの漬け汁…小さじ2
A[酢…大さじ1、塩…ひとつまみ]
【作り方】
(1)揚げの漬け汁はきってボウルにとっておく
ボウルの上にざるを重ねてから、稲荷揚げを汁ごと入れる。揚げの上にラップと重石を重ねて汁気をきり、揚げの出し汁(小さじ2)とAを混ぜ合わせる。
(2)調味料とごはんを混ぜ、酢飯を作る
雑穀ごはんに1の混ぜ汁を加え、しゃもじで切るように混ぜる。
(3)酢飯は2回に分けて入れる
酢飯を6等分し、それぞれを多めと少なめのふたつに分けておく。手を軽く濡らし、まずは多めのほうの酢飯を握る。「ギュッと握っては手のひらで転がす」を4〜5回繰り返し、酢飯がくずれなくなったら揚げの袋を広げて底に詰める。次に少なめのほうの酢飯を2回程度軽く握って、先に詰めた酢飯の上に「ふんわりとしたまま」のせる。
【Yukiya’s POINT】
「揚げは市販品を使用。お気に入りは、化学調味料不使用の『いなり名人』。幸也稲荷の酢飯は、揚げの漬け汁をそのまま使うのでとっても簡単です」(幸也さん)
みすずコーポレーション いなり名人MA (4枚×4) ¥425(編集部調べ)
『美的』版「幸也稲荷」
【A】ウナギと鶏ひき肉のカレー風味
ビタミンA&E、コラーゲンまでとれる美肌満点食材のウナギをスパイシーに!
【材料】(10個分)
玉ねぎ…1/8個
ウナギの蒲焼…1/2枚
ごま油…小さじ1/2
鶏ひき肉(もも)…50g
A[カレー粉・ナンプラー…各小さじ1]
【作り方】
(1)玉ねぎはみじん切り、ウナギは8mm角に切る。
(2)フライパンにごま油を中火で熱し、玉ねぎと鶏肉を入れて炒める。しんなりしたら火を止め、Aを加えて混ぜ合わせ、最後にウナギを和える。
(3)(2)を盛りつけたら、好みでパプリカパウダー(適量)を振る。
【B】ツナとトマトのジェノベーゼ
抗酸化力抜群!リコピン豊富なトマト×ツナのEPA・DHA
【材料】(8個分)
トマト…小1個
バジル…2枚
ツナ缶…70g
バジルソース(市販)…小さじ2
【作り方】
(1)トマトは角切り、バジルは小さめにちぎっておく。
(2)ボウルにすべての材料を入れて和える。
(3)(2)を盛りつけたら、好みで5cm幅のスプラウト(適量)をのせる。
【C】鶏胸肉と黒豆納豆の梅肉添え
黒豆納豆と鶏肉のWたんぱく質+梅の酸味で食欲をアップ!
【材料】(4個分)
梅干し…大1個
鶏肉(胸)…40g
たれ付き黒豆納豆…小カップ1個(30g)
【作り方】
(1)梅干しは種を取り出し、包丁で細かくたたく。
(2)鍋に熱湯を沸かし、鶏肉を入れてゆでる。火が通ったら取り出し、少し冷ましてから食べやすいサイズにほぐす。
(3)(2)と納豆、納豆のたれを和える。
(4)(3)を盛りつけたら(1)を上にのせる。
【D】紫いもとカボチャのサラダ
パープルとイエローのコンビにはβカロテン、ビタミンC・E、食物繊維がたっぷり!
【材料】(6個分)
紫いも…40g
カボチャ…(ワタを除く)40g
マヨネーズ…好みの量
【作り方】
(1)紫いもはラップを巻いてから電子レンジで加熱する。柔らかくなったら取り出し、熱いうちに皮をむきマッシャーでつぶす。
(2)カボチャも同様に、ラップを巻いてから電子レンジで加熱する。柔らかくなったら取り出し、マッシャーでつぶしてマヨネーズで和える。
(3)(1)と(2)を盛りつけたら、好みで砕いたクルミ(適量)をのせる。
【E】サバナンプラーのイクラのせ
EPA豊富なサバにアスタキサンチンのイクラをトッピング
【材料】(6個分)
塩サバ(半身)…1枚
ナンプラー…小さじ2
イクラ・大葉…適量
【作り方】
(1)大葉を細切りにする。
(2)サバは皮目を上にして、魚焼きグリルでこんがり焼く。皮と骨を取って身をほぐしたら、ナンプラーで和える。
(3)(2)を盛りつけたら、イクラと大葉をふわりとのせる。
【F】ヤンニョムチキン
美肌力アップに必須な鶏のビタミンB2を韓国みその発酵パワーが後押し
【材料】(14個分)
ごま油…大さじ1/2
鶏肉(もも)…220g
A[ヤンニョム(甜麺醤でもOK)…大さじ1、ブラウンシュガー…ひとつまみ]
【作り方】
(1)鶏肉を8mm角に切る。
(2)フライパンにごま油を中火で熱し、(1)を入れて火が通るまで炒めてAを加えて味を調える。
(3)(2)を盛りつけたら、好みで粉チーズ(適量)を。
教えてくれたのは…
料理家 寺井幸也さん
2015年から『幸也飯』としてケータリングを開始。瞬く間に評判となり、’19年11月にデリ&ケータリングの『YUKIYAMESHI』を中目黒にオープン。
\What’s #Yukiyameshi?/
料理家の寺井幸也さんが、旬の食材を“常識に捕らわれない発想”で作る家庭料理のこと。華やかなビジュアルなのに、食べるとホッとする優しい味わいは、モデルをはじめメンズにも人気。インスタグラム(@yukiya.terai)も好評。
『美的』2020年6月号掲載
撮影/田村昌裕(FREAKS) スタイリスト/宇藤えみ 調理/寺井幸也 撮影協力/UTUWA 構成/むらなかさちこ、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。