食・レシピ
2015.5.28

茶葉でジェノベーゼ風!栄養丸ごといただき「お茶パスタ」レシピ

若い方たちの間で、“家で緑茶をいれる”という習慣が減少しつつあります。そのため、実家に帰ったときや、和食料理屋さんに行ったときに飲む程度といったような、“お茶ばなれ”している方の姿が目立ちます。

ですが、みなさんご存知のとおり、緑茶は健康に良い飲み物。それだけではなく、使用後の茶葉を食べることで、より健康効果を高められるスーパー食材なのです。

そこで今回は、家で緑茶をいれたくなっちゃう! “茶食”がもたらす健康パワーについて、お話していきたいと思います。

 

■“茶食”がもたらす健康パワーとは

緑茶には、ビタミンCやカテキンといった健康に良い成分が含まれています。これらはお茶を飲むことで摂取できますが、茶葉には他に、お湯に溶けださない脂溶性のビタミンA(皮膚や粘膜を健康に保つ)やビタミンE(抗酸化作用をもつ)、食物繊維(腸内環境を整える)が含まれ、これらはお茶を飲むだけでは摂取できないのが残念なところ。

しかし、茶食(茶葉を食べること)をすれば、上記のようなより多くの成分を取り入れることができるようになるのです。

では、使用後の茶葉は、どのようにして食べたら良いのでしょうか? オススメの調理法は、下記のとおりです。

(1)パンケーキやシフォンケーキの生地に混ぜて焼く。

(2)グリーンスムージーに混ぜる。

(3)鰹節と一緒に納豆に混ぜる。

(4)パスタソースを作る。

次に、筆者が愛食している(4)のパスタソースの作り方を、ご紹介します。

 

■“茶葉入りジェノベーゼ風”パスタソースの作り方

【材料】(300ml)

・使用済みの茶葉・・・大さじ1~2

・ブロッコリースプラウト・・・30g

・ベビーリーフ・・・30g

・オリーブオイル・・・1/2カップ

・すりおろしたにんにく・・・小さじ1~1.5

・白味噌・・・小さじ4

・塩・・・少々

・松の実またはマカダミアナッツ(お好みで)・・・40g

【作り方】

すべての材料をミキサーにかけて、なめらかになるまで撹拌(混ぜる)したら完成。

 

茶葉は、栄養も風味もバツグン! 色々な料理のアクセントになってくれるので、捨てずに使い切ることをオススメします。

これまで、家で緑茶を飲む習慣がなかった方も、これを機に“緑茶生活”を始めてみてはいかがでしょうか。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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