色とりどりの具材が肌サビを多角的に防ぐ!「彩り野菜のカオヤム」【Today’s SALAD #285】
夏らしい陽気を感じる今日この頃、開放的な気分に満たされるのとは裏腹に、紫外線ダメージが気になる季節がやってきましたね! そんなときほど、抗酸化力の高い野菜の力に頼りたいもの。トマト、にんじん、紫キャベツ、パクチーなど、色鮮やかな野菜はビタミンCやβカロテン、リコピン、アントシアニンなどを多く含み、肌の酸化を防ぐパワフルな効果が期待できます。今回は色とりどりの野菜を使用して、タイのライスサラダ「カオヤム」のレシピをご提案。ジャスミンライスを炊き、野菜を切って、並べて、見た目も映えるひと皿に。先日、友人が遊びに来た際に作ってみたのですが、見た目の華やかさ&夏らしいひとひねりエスニック風味で「おいしいし映えるし最高!」と大好評でした。別添えのドレッシングをかけ、自由気ままに混ぜながらいただきます全部の具材が揃わない場合は、あるものでアレンジしてももちろんOKです。ちなみに青いお米は、バタフライピーというお花の天然の色素の色。バタフライピーもアントシアニンを豊富に含み、アンチエイジング効果にひと役買ってくれます! 視覚的にも栄養価的にもキレイになれるサラダ、ぜひおもてなしに、自分のご褒美としても、トライしてみてくださいね!
材料
にんじん…1/3本
紫キャベツ…1/8玉
きゅうり…1/3本
パクチー…1/4わ
ミニトマト…3個
みょうが…1個
小夏(柑橘類ならなんでもお好みで)…1個
干し桜えび…大さじ1程度
ピーナッツ…大さじ1程度
ミント(飾り用)…適宜
ジャスミンライス(タイ米、または白米でも)…0.5合
バタフライピー(生花、または、ハーブティーでも可。なければ紫キャベツで代用も可)…適宜
<ドレッシング>
アンチョビ…2本
レモン汁…大さじ2
ナンプラー…大さじ2
しょうゆ…小さじ1
ハチミツ…大さじ1
作り方
(1)まずは青い米を炊くための青い水を作る。水400cc弱(分量外)を、バタフライピーの花とともに鍋で煮て沸騰させる(バタイフライピーがない場合は、紫キャベツと重曹でもブルーの色素を作ることが可能)。
(2)(1)の水が鮮やかなブルーに色づいたら花を取り出し、沸騰した状態で米を加えて、ときどきかき混ぜながら、10分ほど弱火で煮る。
(3)水分が残っていたら水分を軽く切り、そのまま鍋で炒めて水気をとばす。その後、鍋にふたをして10分程蒸らす。
(4)にんじん、きゅうり、紫キャベツは千切りに。
(5)みょうがは縦半分に切り、斜め薄切りに。
(6)パクチーは根部分を切り落とし、長さ3~4cmに切る。
(7)ミニトマトは半分に切る。
(8)小夏(柑橘)は皮をむき、ひと口大に切る。
(9)ドレッシングを作る。細かく刻んだアンチョビと、レモン汁、ナンプラー、しょうゆ、ハチミツをボウルに入れ、混ぜる(あえてアンチョビが細かく刻まれた状態のままでOK。よりムラなくドレッシングを仕上げたい場合はミキサーやブレンダーなどで粉砕しても)。
(10)皿に(3)の米を盛り(小さいボウル状の皿を水で軽く濡らしてから米をぎゅうぎゅうに詰め、皿の上でひっくり返すとキレイなドーム状になる)、周りに具材をバランスよく並べる。ごはん部分にミントをトッピング。
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料理・撮影・文/門司紀子
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