食・レシピ
2011.5.6

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ(33)旬の空豆で栄養満点! 空豆のさつま揚げ

先日、鹿児島県喜界島に実家(農家)がある友人から美味しそうな空豆がたくさん送られてきました。喜界島の在来品種らしく、いつもスーパーで見かける空豆とは違い、小ぶりでぎゅっと引き締まって、味も濃厚! 本当におススメの空豆です。

サヤが空にむかって成長するためその名前が付けられた「空豆」。太陽の光をたくさん浴びて育った空豆は栄養満点で豆本来の糖質、タンパク質が多く含まれているだけではなく、ビタミンB2の含有量は豆類の中でもトップクラス。ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持する上でとっても大切なビタミンです。

今回のレシピはそんな喜界島産空豆を使ったさつま揚げ。自分で作るさつま揚げは無添加で本当に美味しく、我が家でも人気者です。良質なごま油で焼き揚げることよって油の量が気にならず、香ばしい1品に。今回は空豆と玉ねぎですが、色々な具材で、沢山の種類のさつま揚げを作ってみましょう。

【材料】(2人分)
白身魚の身(今回使用した魚はトビウオ、アジやタラもおススメ)…200g / ごま油…小さじ1 / 片栗粉…大さじ1 / 卵…1個 / しょうゆ…小さじ1 / 塩…少々 / 空豆…25粒ほど / 玉ねぎ…1/4個 / 焼き揚げ用ごま油…適量

【作り方】
(1)白身魚は皮や骨を取り除き、身だけで200gにしておく。空豆はサヤごと塩を入れた湯で2分ほど茹で、サヤ、皮は外しておく。玉ねぎは1㎝位に四角く切る。
(2)白身魚を細かく切ってから包丁でよく叩き、ミンチ状にする。
(3)(2)をボールに入れごま油を入れよく混ぜてから、片栗粉、卵、しょうゆ、塩を入れさらに混ぜる。
(4)(3)に(1)の空豆と玉ねぎを混ぜ合わせ、平らな楕円形に形成する。
(5)フライパンに少し多めのごま油をひき、弱火で(4)を両面とも焼き揚げる。両面ともきつね色になったら取り出す。
(6)お好みで大葉、しょうが、ねぎなどを添えて召し上がる。

★ポイント★
空豆の皮をむくときは茶色の部分をつまんで取り、反対側を押し出せば、つるっと簡単に皮が取ることが出来ます。
(4)で形成するときは、手に少しだけ油をつけると形成しやすくなります。
(5)の焼き揚げるときは、あまり多くの油は必要ありません。フライパンの底が8割ほど隠れるくらいの油の量でOKです。

♪ひとことメモ
美味しい空豆は鮮度の良さが絶対です。なるべく使う分だけを購入し、1度の料理で使い切るようにしましょう。もし残ってしまった場合は固めに茹でてジップロックなどに平たく並べて冷凍に。スープなどに使うようにしましょう。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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