みそ汁にトマト!? みその専門家おすすめ「油揚げのトマトビーンズみそ汁」
“みそ”は身体に良いとは言え、毎日みそ汁は少し飽きてきたな…。そんな方におすすめなトマトを使ったみそ汁レシピを“みそ”のスペシャリスト・岩木みさきさんがレクチャーしてくれますよ♪発酵パワーと具材の栄養を丸ごといただける、メリット最強の「みそ汁」を、毎日の献立に加えませんか?
体ととのう「みそ汁」習慣
平日はパパッと1分で、週末はたっぷり具だくさんに。
肌の調子が悪い、疲れやすい、イライラしやすいといった不調を抱えている人は1日1杯の「みそ汁」習慣がおすすめ。みその発酵成分で腸内環境がととのい、具材からたんぱく質やビタミンなどの栄養もとれる「みそ汁」はまさに飲む美容液。簡単に続けられるレシピを岩木さんに伺いました!
「1日1杯の『みそ汁』を飲み続けることで“体がととのう”ということは、私自身、みそ汁習慣で肌あれから解放された経験から、強く実感しています。食生活を見直したことで一度は症状が改善したのですが、独立したてで忙しかったとき、不規則な生活で再び肌あれが悪化。そのときは、デパ地下のコスメカウンターでカウンセリングを受けたり、美顔器を使ったり、サプリに頼ったり、あらゆる方法を試しました。もちろん、肌はキレイになるのですが、根本的な問題として食生活による部分は大きく、不安定な日々が続きました。
そんなときに出合ったのが『みそ』です。その奥深さを研究する中で『みそ汁』を飲むようになってから、肌のゆらぎが治まるように。みそは腸内の善玉菌を活発にし、腸内環境をととのえます。それによって免疫力アップ、便秘などが改善され代謝が良くなるので、肥満予防や美肌にもつながり、メリット最強の食事法に。「みそ汁」は体をととのえることはもちろん、セロトニンの分泌が促されるため、気持ちも穏やかにしてくれます。毎日の食事に、ぜひ取り入れてみてくださいね。」(岩木さん)
平日1分みそ汁レシピ「油揚げのトマトビーンズみそ汁」
\毎日続けるためには簡単でなくちゃ!/ 1分でみそ汁を作るコツは、事前にだしを多めに作り置きしておくこと(冷蔵庫で保存)。だし150mlにみそ大さじ1が、基本的な1人分の黄金バランスです♪
ほっくりした食感の豆がグルテンフリーなのに満足感&トマトのペクチンでデトックス
「トマトベースのみそ汁で気分転換にも♪ペクチンもとれるのでデトックスを促します。忙しい日は少し多めに作って、リゾットにリメイクするのがおすすめ。発酵食品のチーズとみその相性は抜群なので、簡単にコクうまに仕上がります」
【材料】(1人分)
※リメイク料理のリゾットの分量も含みます。
トマト中 ・・・1個(100g)
油揚げ ・・・1/2枚
(A)ミックスビーンズ ・・・50g
(A)だし ・・・300ml
みそ ・・・大さじ2
【作り方】
(1)トマトと油揚げは1cmの角切りにする。
(2)鍋に(1)とAを入れて、強火で沸騰するまで加熱する。
(3)弱火にしてみそを溶き入れる。
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チリコンカンリゾットにリメイクして2度おいしい♪
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【作り方】
(1)半分残しておいたみそ汁を鍋に入れ、ごはん(100g)を加えたら中火にかける。
(2)程よく汁気がなくなったら火を止め、オリーブオイルと粉チーズ(各適量)、チリパウダー(小さじ1/2)で味を調える。
おすすめのみそ&パックだし
職人醤油 ガチみそ 合 200g ¥864
本気で取り組まないと作るのが難しい木桶仕込みのみそを、手軽に楽しんでほしいという思いから岩木さんがプロデュースした「ガチみそ(R)」シリーズ。どれも奥深い味わいで全8種。
かつをぶし池田屋 だしパック 鯛・まいたけ入り 8g×12個 ¥910
5種類の国産天然素材だけを使用した上品な味わい。
かね七 天然だしの素パック 8g×30袋入 ¥594
厳選したカツオぶし、イワシ煮干などをバランス良く配合した、化学調味料無添加のだしがふんわり香る。
『美的』2022年6月号掲載
撮影/よねくらりょう スタイリスト/来住昌美 構成/宮田典子(HATSU)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
レシピ考案や商品開発、料理教室主宰など幅広く活躍中。工藤あきさんとの共著『1分美肌みそ汁 美白・潤い・ハリUP!腸活で体内クレンジング』(学研プラス)が好評発売中。