太ししゃも脚…卒業!「ふくらはぎ対策」プロが勧める簡単ポーズ2つ
『美レンジャー』の過去記事「知ってる?短足&大根足に見える原因“ふくらはぎ”と美脚の関係」でもご紹介した通り、美脚に見える足になるためには、ふくらはぎの太さのバランスが重要です。
ふくらはぎは毎日必ず使っている部位なので、筋肉がある程度ついています。しかし、歩き方にクセがあったり足首が固かったりすると、いつも使っている筋肉とあまり使っていない筋肉とで差が出てくるため、うまく使えていない筋肉の部位は固くなり、足全体に悪影響を及ぼします……。
そこで今回は、足全体の中でも特に固くなりやすい前脛骨筋(いわゆるスネ)の張りをとることでふくらはぎの血行を改善し、柔らかい筋肉にする方法をご紹介します。
■前頚骨筋が固くなっていないかチェック!
現代人は、前脛骨筋が固くなりやすい生活スタイルになりつつあります。昔は、和式便所・畑仕事・床拭きなどで日常的にしゃがむ姿勢が多く、この前脛骨筋、つまりスネの部分を、十分に伸び縮みさせる機会が日常に多くあったのです。しかし、生活スタイルが欧米化し、便利な現代社会では前脛骨筋をしっかり使う機会が減ってきているとされています。
前脛骨筋の主な働きは、以下の通りです。
(1)つま先を上げる運動
(2)小指側が地面に着くように足首を横に倒す動き
また足裏のアーチの維持にも関わっています。とくに以下の状態が見られた場合は、前脛骨筋の衰えや拘縮がある可能性が高いといえるでしょう。
・歩くとすぐにスネが疲れる
・何もない所でつまずく
・土踏まずがわかりにくいor土踏まずが疲れやすい
それでは、この筋肉を伸ばすストレッチをして柔軟にする方法をご紹介します。
■前頚骨筋(スネ)を柔らかくする効果的なストレッチ2つ
1つ目は過去記事「効果はプロのお墨付き!“老廃物がスルスル流れる”脚やせポーズ3つ」の中でもご紹介した“ペコペコ足ポーズ”です。座った状態から足先を床に向けて、ペコペコお辞儀させるように動かします。
そして2つ目は、足先を扇を開くように動かす方法です。足先を左右に揺らして、バイバイしてみましょう。
いかがですか? 簡単ですよね。固くなりやすい前脛骨筋がほぐれると、ふくらはぎの動きがスムーズになります。その結果、むくみの軽減やししゃものように筋肉が張ってしまうのを予防することにもつながります。是非、普段からこの部位をほぐして、柔らかくしてあげましょう。
初出:美レンジャー ライター:清崎汐里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。