ボディケア
2017.3.5

スイーツ女子も危険!「体臭キツ子になる」やりがちNG行動&食生活

汗ばむ陽気の日も少しずつ増えてきましたね。これからの季節に気になるのが、上着や靴を脱いだとき、自分の体からモワ~ッと漂う嫌なニオイ。出来ることなら“ニオわない体”を手に入れたいもの。

そこで今回は、コスメコンシェルジュ・ビューティーフードアドバイザーの資格を持つ筆者が、“体臭の原因と対策”についてお話していきたいと思います。

 

■夏以外でも水分をしっかり摂って!

暑い季節はしっかり水分を摂っても、まだまだ肌寒い日もあるこの時季は、それほど水分摂取を意識しませんよね。

『美レンジャー』の過去記事「ウソっ…夏より体クサッ!実は多い“冬の体臭キツ子”理由と対策」にあるように、寒く乾燥しがちな季節、さらに水分を十分に摂らないことで体は脱水傾向になり、濃い“ニオイやすい汗”が出る傾向があります。

水分は季節を問わずしっかり摂りましょう。

 

■体臭が悪化するNG習慣とは

次に、体臭を招くやりがちNG生活習慣を紹介します。

一つ目は入浴時に体をゴシゴシと洗いすぎること。皮膚表面に存在する善玉菌をほぼ洗い流されてしまいます。結果、ニオイの原因となる悪玉菌が、汗をかくと増殖してしまうのです。

清潔にしたはずが、ニオイやすい状態をつくり出してしまうなんてショックですよね。体はゴシゴシ洗わずたっぷりの泡で優しく洗ってあげましょう。

二つ目が食べ物。以下のものは体臭を発生させやすくしてしまうので、食べすぎには注意してください。

(1)スイーツ類

脂質と糖質は皮脂の分泌量を増やします。どちらもたっぷり含んでいるスイーツの摂取はほどほどに。

(2)スパイス類(ニンニク、玉ねぎ、カレーなどのスパイスや香辛料類)

スパイスの中には消化するときに亜硫酸ガスを発生させるものがあります。このガスが血液に溶け込むため、肺や毛穴からニオイを発するといわれています。

(3)動物性タンパク質

タンパク質は分解されると、アンモニアや硫化水素など、ニオイの強い物質を発生します。これがニオイの原因になるそうです。

(4)アルコール

アルコールが代謝される過程でつくられる“アセトアルデヒド”が血液に混じり全身を巡ると、汗や尿、便、息からもニオイを放つようになります。

ニオイの対策として、これらの食生活には気をつけましょう。

 

■ニオイを撃退!制汗剤&デオドラント商品いろいろ

ニオイ対策に使っている方も多い制汗剤やデオドラント商品。制汗剤は汗を止めるもの、デオドラントは殺菌作用や消臭作用でニオイを絶つものです。

香りがする物や無香料の物などいろいろとありますよね。形状も、スプレータイプやスティックタイプなどさまざま。ここでは、防臭効果の高さレベルと合わせてお伝えしていきます。

【防臭効果・高】

スティック・・・付着力に優れている。

【防臭効果・中】

ロールオン・・・エタノールを多量に含むため清涼感があり、制汗効果を高く感じられる。

【防臭効果・低】

(1)パウダー・・・伸びはいいが、付着性が弱い。

(2)スプレー・・・使用感がサラッとしているが、付着性が弱い。

 

冬の間はニオイ対策を怠っていたという方は、原因と対策を知り、“ニオイにくい体”を手に入れませんか。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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