ボディケア
2015.2.22

最強の1分朝活!肩甲骨ストレッチで「1日中脂肪が燃えやすい体」に

「冬になると太ってしまう」という女性は少なくありません。しかし、寒い冬は外に出て運動する気にもなれず、また、ハードな食事制限も気が進まない人も多いはず。

そこで今回は、たった1分で脂肪が燃えやすい体づくりにつながる、簡単ストレッチをご紹介します。

 

■ポイントは“褐色脂肪細胞”を活性化させること

ご存知の方も多いかと思いますが、体にある脂肪の中には“褐色脂肪細胞”と呼ばれる脂肪細胞があり、食事で摂った余分なカロリーを燃焼してくれたり、熱を作り出して体温をあげたりする働きがあります。この褐色脂肪細胞を活性化させることが脂肪の燃えやすい体づくりにつながるのです。

では、実際に褐色脂肪細胞は体のどこにあるのでしょうか。赤ちゃんのときは体全体に存在しますが、成人になると首の後ろや肩甲骨周辺あたりにしか残りません。そこで、肩甲骨周辺を集中的に動かすストレッチが効果的。

今回、空手を取り入れた女性向けエクササイズの講師である鍛冶亜友子さんに、朝1分で効率よく行える肩甲骨ストレッチをうかがいました。

 

■朝1分でOK!褐色脂肪細胞を活性化させる肩甲骨ストレッチ

肩甲骨を動かすために、肩や腕をグルグルまわす動きを行っている女性が多いです。もちろん肩甲骨がしっかり動けば効果的ですが、腕ばかり動かして、本当に動かしたい肩甲骨周辺の筋肉が効率よく動かせていない人も……。肩甲骨周辺を効率よく集中的に刺激するためには、以下の手順でストレッチを行いましょう。

(1)ベッドに浅く腰掛け、足を肩幅に開きます。腕は肩の高さに上げ、真っ直ぐに伸ばします。

(2)左右の肩甲骨をくっつけるようなイメージで、両腕をゆっくりと後ろに引きます。肩に力が入らないように意識し、息を吐きながら5秒かけて引いていきます。引けるところまでグーッと引くのがポイントです。

(3)「もうこれ以上引けない」というところまで引いたら、肩甲骨周辺の筋肉が刺激されているのを感じながらその状態で5秒キープします。その後、ゆっくり5秒かけてもとの位置に腕を戻します。

これを4セット、起きてベッドに座った状態で行うだけです。褐色脂肪細胞が刺激されるので、いつもの生活をしていてもより脂肪が燃焼されやすくなりますよ。また、朝行うことで体温が上がるので寒い冬にもピッタリです。

 

■オフィスでの休憩中はこのストレッチ!

長時間のデスクワークをしていると姿勢が悪く、肩も内側に入りがち……。そこで、休憩もかねて気づいたときに、以下のストレッチを取り入れるのがおすすめ。

ひじをピンと伸ばして手を前に伸ばし、指を組みます。そのまま腕の高さが変わらないよう意識して、肩を後ろにまわすだけです。肩甲骨がゴリゴリ動いているのを感じながら行うと効果的です。

 

これらの簡単ストレッチを、是非試してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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