広頚筋をほぐす! 効果的なストレッチ【やり方4選】

【人気ヨガ講師実践!】今回は、顔の印象の大きく影響する「広頚筋(こうけいきん)」をほぐすストレッチをご紹介します。広頚筋は首の前側の筋肉で、ストレスや怒ることで縮み、伸ばすことで表情がやわらかくなります。縮んでしまうと口角を下げ、老け見えする原因にもなりうるので、しっかりと毎日伸ばしていきましょう。
【広頚筋】口角上げるストレッチ
「広頚筋(こうけいきん)は首の前側の筋肉です。ストレスや怒ることで縮む筋肉なので、伸ばすことで表情がやわらかくなります」(密山さん)
STEP1:両手で右胸を押し下げる
両手を右胸の上に重ねて、押しながら下げていきます。
STEP2:息を吐きながら頭を倒す
息をゆっくり吐きながら頭を左側に倒していき、あご先で天井を見るようにします。
胸をしっかりと押し下げることで、フェイスライン下の帯のような筋肉が伸びていきます。
反対側も同様に行いましょう。
身体がつられないようにお尻からしっかり中心をキープしましょう
【首全体】ゆっくりほぐす首まわし
STEP1:息を吐きながら頭を下げる
手のひらを下向きにして、ひざの上に置きましょう。
鼻から息を吸って、お腹を引き上げながら吐く息で頭のてっぺんを前に向けます。
STEP2:呼吸しながら首をゆっくりまわす
息を吸いながら首を右側を通るように後ろへ回し、息を吐きながら左側を通りながら前に戻して、首をまわしていきます。
反対向きにもまわしていきましょう。
首の後ろが痛い場合は、後ろを浅め、前を深めに
【首/肩】筋肉の緊張をほぐすストレッチ
STEP1:息を吐きながら頭をたおす
鼻から息を吸って、吐きながら頭を左に倒します。
STEP2:あごを下に向ける
あごを鎖骨に近づけるように顔を下ろして2〜3呼吸。首から肩にかけて伸ばしていきましょう。
右手をお尻の後ろに伸ばすと効果UP
STEP3:反対側の筋肉を伸ばす
反対側も同様に行っていきましょう。
両方のお尻でしっかりと床を押し、土台を安定させてください
【首/肩】首肩こりを解消するストレッチ
STEP1:あぐらで座り、両手を頭のうしろで組む
あぐらで座ったまま、両手を頭のうしろで組みます。
STEP2:背骨をのばし、顔を下に向ける
吸う息で背骨をのばし、吐く息で顔を下におろしていきます。
胸は高い位置のまま、あごを引くようにして、首うしろをのばします。
手で無理に押し込もうとせず、頭の重みを感じていきましょう
STEP3:顔を上げ、両手を胸の上にクロスする
吸う息で顔を上げ、吐く息で両手を胸の上にクロスします。
STEP4:首の前側を伸ばす
吸う息であごを高く持ち上げ、吐く息で両手・胸を押し下げます。
のどに溜まった緊張やストレスを手放すように、首の前側を伸ばします。
STEP5:左右に倒して、首の前の横側を伸ばす
そのまま顔を左右に倒して、首の前の横側を伸ばします。
肩の位置が変わらないように、お尻から首の付け根までは一直線をキープ
動きを止めたら顔を前に起こし、手を下ろしましょう。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
ヨガを通して、頑張る女性をサポートするためインストラクターに転身。体をほぐすことで、気になる見た目のハリだけではなく、肩こりや腰痛まで解消されたことから「究極のほぐしヨガ」を考案。多忙だった自身の社会人経験を生かして「短時間でできるほぐし」をレッスンやSNSで積極的に発信中。