ヘアのお悩み
2016.8.6

ほんの一工夫!「ドライヤーで汗ドロドロ」を回避する髪の乾かし方

うだるような暑さのなか、さっぱりしようとシャワーを浴びても、むわ~んとした洗面所でドライヤーを使うと、髪が乾く前に汗でドロドロになりませんか?

せっかくシャワーを浴びたのだから、涼しく身支度を整えたいですよね?

そこで今回は美容ライターである筆者が、ドライヤーを使っても汗をかかない髪の乾かし方をレクチャー! この機会に夏のドライヤーの使い方をアップデートしましょう!

■1:タオルドライを3回!?

吸水タオルがない方は、乾いたタオルを3枚使います。といっても一度に3枚使用するのではなく、1枚ずつ使います。1枚のタオルを巻いて髪の水分をしっかりと吸い取ったら、新しいタオルに替えるのを3回繰り返します。こうすれば、ドライヤーの使用時間がだいぶ短縮されますよ。

タオルで頭をゴシゴシ拭かずに、髪を挟み込むようにタオルを頭に巻いてくださいね。

 

■2:顔を冷却パック!

タオルドライを3回している間に、顔にクールパックをしましょう。冷蔵庫で冷やしたシートパックや冷やしたローションでコットンパックをします。タオルドライが終わってドライヤーを使っているときにもパックをしてもOK!

 

■3:速乾スプレーを使う!?

最近は髪を速く乾かすスプレーやミストが販売されています。速乾成分に加えて、キューティクルを補修する美髪成分も配合されているので、ドライヤーの熱から髪を守る優秀アイテム。

タオルドライ後、髪にまんべんなくスプレーをしてからドライヤーを使いましょう。個人差がありますが、いつもより速く髪が乾きますよ。

 

■4:首を保冷剤パック!

汗っかきの方はドライヤー時に首にじんわり汗をかいちゃいますよね。どうしても汗をかきそうなら、保冷剤をタオルにはさみ、首にスカーフのように巻いて首を冷たくしましょう。

風邪をひきやすい体質の方にはオススメしませんので気をつけて!

■5:ドライヤーは温風・冷風を交互に!

ドライヤーは頭皮を乾かすつもりで使いましょう。頭皮から20センチほど離れたところからドライヤーで乾かします。同じ箇所にドライヤーをずっとあてると頭皮が傷むので、ドライヤーを揺らしながらあてます。

頭皮の根元から髪先まで45度の角度で上から下へなでるようにドライヤーの温風をあてていきましょう。肌が熱くなってきたら冷風に切り替え、同じように上から下までドライヤーをあてます。

髪の毛が濡れていたり、髪の毛の温度が高かったりするとキューティクルが開きます。そこで冷風をあてるとキューティクルが閉じて髪の毛にツヤが出てくるのです。

キューティクルが開いたままでいると髪の中の成分が外へ流れ出てしまう上に、紫外線・外の有害成分・湿気などが外気から髪に入りこみ、髪のふくらみ、ごわつき、うねりを引き起こしてしまいます。

温風で髪を乾かしている間に「暑い」と思ったら、冷風に切り替える動作を繰り返すと発汗を抑え、ツヤツヤの髪を実現します。

そのときにまだ顔にパックをしているようなら、パックの上から冷風を顔にあてても気持ちがよいですよ。

髪が8割方乾いたら最後に冷風を髪全体にあてて、キューティクルをしっかりと閉じてあげましょう。

 

汗をかかないヘアドライヤーの使い方、いかがでしたか? せっかくだから制汗と同時にヘアケア、スキンケアもしちゃいましょう!

 

初出:美レンジャー  ライター:此花さくや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事