ヘアのお悩み
2015.6.17

【梅雨に負けない】悲劇的「ペタンコ猫っ毛」を湿気から救う!緊急対策

どんな髪質でも悩みが尽きなくなるのが梅雨時期ですよね。そんな中、すぐにペタンコになってしまう、髪の毛が細くて絡まりやすい猫毛さんに朗報です!

ヘアメイクアーティストchihoさんに、梅雨時期にぜひやってみて欲しい緊急ヘア対策を教えて頂きました。

 

■1:潤い重視のシャンプーは避ける

「細くて柔らかい髪質に、潤い重視のシャンプーはしっとりと重くなりがちです。特に梅雨時期の湿気の多い日は、空気中の水分を髪の毛が吸ってさらに重くなってしまい、ますますボリュームダウンしてしまいます。

細くて柔らかいハリ、コシのない髪質には、ボリュームアップ効果や頭皮ケア効果があるシャンプーがおすすめです。毛髪や頭皮の汚れをすっきり取り除き、ツヤやコシ、ボリューム感のあるふわり髪に仕上げてくれます。

また、クレンジング効果のあるシャンプーを1本持っていると、頭皮の痒みや臭い、毛穴の汚れなど、気がついた時に頭皮ケアができ、重宝します。

梅雨時期だけでもシャンプーを変えてみたり、今のシャンプーが気に入っているなら、頭皮ケア効果のあるシャンプーを週1ペースからでも始めてみるといいですよ」とのこと。

この時期のシャンプー選びの参考にしてみてくださいね。

 

■2:髪はすぐに乾かして

「細くて柔らかい髪質に湿気は天敵です。濡れた髪はすぐに乾かさないと根元が寝てしまい、その状態で乾くため、癖がついてしまいます。

乾く前に、ドライヤーで内側から根元が立ち上るように風を当てましょう。根元が立ち上がって乾いたら、中間から毛先は手ぐしで整えてください。最後に冷風を根元に当ててしっかり形を固定すれば、キープ力もアップ。

梅雨時期だけでも、朝もドライヤーで根元をぐっと立ち上げるこのひと手間、重要です」とchihoさん。

 

■3:ワックスよりスプレーを

「スプレーの方がワックスより軽いので、ペタンコリスクを軽減してくれます。ペタンとなりやすい部分を持ち上げ、根元から20cm程離してふわりとスプレーを入れます。できればそこで風を入れてあげるとさらにキープ力がアップします。

ハードスプレーを至近距離で根元にかけてしまうと、細い毛同士がくっついて固まってしまい、頭皮が透けて気になってしまうので、遠くからふわっとがポイント。少し動きをつけたい場合は、根元スプレー後、毛先部分にワックスをつけましょう。保湿力のあるワックスは、重くしっとりしてしまうので要注意です。

スプレーがあまり得意ではない方は、スプレーとワックスの中間の“スプレーワックス”というものもあるのでこちらをぜひ活用してみてください」。

 

細くて猫っ毛さんでなくても、梅雨時期のスタイリングをキープさせるのに最適な、これらプロのテクニック。ぜひ実践してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高田空人衣

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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