ヘアのお悩み
2015.5.21

美髪ケアに「酢リンス」!? パっサパサの手触りが悲願のサラヘアに…

黒酢にもろみ酢、玄米酢、果実酢……。メタボや疲労回復などに効果があり、健康食品としても定番になっているのが酢。そんな酢に、髪をサラサラにしてくれる効果もあることは、あまり知られていません。

今回は、そんな酢をリンス代わりに使う“酢リンス”のメリットとその効果をご紹介しましょう。飲んだり食事に使ったりするだけで満足していたらもったいない! 一度試してみれば、酢の実力に驚くはずですよ。

 

酢がリンス代わりになる理由

髪の毛を構成するタンパク質が酸性に傾いているため、健康な髪の毛は弱酸性の状態にあり、PH(水溶液の性質を表す単位)は5.0前後です。しかし、一般的なシャンプーやボディソープはアルカリ性のものが多く、アルカリ性の状態のままでは髪の毛が傷んでしまいます。

そのときに酢を使うと、シャンプーでアルカリ性になってしまった髪の毛を酢の酸性で中和し、本来のPHに戻してあげることができるのです。しかも酢にはアミノ酸がたくさん含まれているため、ダメージを受けた髪の補修効果も期待できるんです。

 

酢リンスのやり方

酢リンスのやり方はとっても簡単。洗面器などにお湯をはり、そこに酢を大さじ数杯程度加えます。そのお湯を髪の毛全体になじませるようにして、終わり。お湯で流したりせず、それでリンスは終了です。

乾かせばツヤツヤでサラサラの髪になっているでしょう。仕上がりの手触りで、酢の量を多めにしたり少なめにしたりと調整してみると良いです。

 

酢リンス応用編

しかし酢リンスの唯一の難点が、臭い。使う酢の量はわずかですが、酢の種類によってはツンとする臭いが気になるかもしれません。

そんなときにおすすめなのが、比較的臭いがきつくないりんご酢。またはお好みの酢に、ローズマリーやタイムなどのハーブを漬けこんでおいて、自分の好きな匂いをプラスしてあげるのも一つの方法です。

もしくは、湯にクエン酸を溶かしても酢と同じように酸性になるので、これで代用することもできます。

 

髪を洗おうと思ったら、リンスやトリートメントを切らしていた……。そんな時にも使える、この酢リンス。決して高価なものではないですから、一度試してみてはいかがですか?

 

初出:美レンジャー  ライター:佐藤まきこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事