ヘアスタイル・髪型
2023.12.13

【2023】大人かわいい、ロングウルフヘア「実例11」

世代問わずおしゃれで可愛いウルフカット。今回はロングヘアを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ひし形シルエットも作りやすいおすすめの髪型です。

ウルフカットとは?魅力もご紹介

DELA by afloat ceo

青木拓也さん

ALICe by afloat(アリスバイアフロート)スタイリスト

中園祥吾さん

レイヤーを更に段の幅を効かせたハイレイヤーでカットし、オオカミを意識してトップは短く、襟足は残し薄くしていく様なカットです。

\これが魅力/

  • ナチュラルなデザインにポイントで要素を入れることによりアイロンでもデザインする事も可能。
  • 年代問わず、またハードさもソフトさもカットの調整で出せるウルフカットは万人受けする。
  • スタイリングやアレンジの仕方でいろんな雰囲気に変えられる。

ロングウルフはこんな人におすすめ!

ALICe by afloat(アリスバイアフロート)スタイリスト

中園祥吾さん

  • ボリュームが出にくい方や骨格に悩みをか変えている方は、ウルフヘアにすることによって、レイヤーが入るので、トップが立ち上がり、全体的にふわっとしたひし形ラインができるのでおすすめ。
  • 伸ばしかけや、中途半端な長さの方でも、下の長さは変えずにトップにレイヤーを入れることによって再現ができるので、今の髪型に飽きているけど伸ばしたい方にも。

【2023最旬】ロングウルフ

Point

全体にしっかりレイヤーを入れ、ウルフっぽい仕上がりが魅力。顔まわりにも独立したレイヤーを入れているので、気になる輪郭もカバーします。

【how to“ベース&カラー”】
胸上のロングレイヤーにカットし、顔まわりからサイドにかけて独立したレイヤーを入れます。前髪は、やや厚みを出し、目尻にかけてラウンドさせてカット。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。青みを感じやすいアッシュでも明るめにすることで重い印象にならず、透明感をUP。肌色を選ばない万能カラーで、黄色っぽさを打ち消す効果もあります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、クセが気になる場合、中間から、クセがないなら毛先のみ外ハネに。顔まわりは、内巻きにすると華やかな仕上がりになります。
クセが気になる人は、縮毛矯正をかけるとお手入れが楽々に。最後に手ぐしを通しながらシアバターやオイルをなじませたら完成です。

担当サロン:MINX ginza central(ミンクスギンザセントラル) 河野沙耶佳さん

「顔型別」に似合うセミロングウルフ【2選】

【1】「丸顔さん」に似合うセミロングウルフ

Point

・丸顔さんは横幅よりも縦幅を意識してカット、スタイリングした方が小顔に見えます。
・ウザバングは強くカールを出してシースルーバングを作ってあげるのがgood。
・全体的にレイヤーを入れて、その人の骨格を見てスタイリングで動きをつけていきます。

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【how to“ベース&カラー”】
全体的に軽さを出すため、レイヤーを入れてウルフヘアに(トップはハイレイヤー)。26ミリで上下でブロッキングし、下の段は毛先を外ハネ、上の段は内巻きに。前髪は顔周りからつながるシースルーのウザバンにして、全体的に下に伸びる感じを出し丸顔をカバー。

明るめオレンジベージュで元気でフレッシュなイメージに。第一印象もよくなる。

担当サロン:LallYou(ラルユー)錦糸町店 田中亜沙美さん

【2】「エラ張りホームベースさん」に似合うセミロングウルフ

Point

・1番カバーしたいところにレイヤーの高さを調節する。
・顔まわりの毛で輪郭補正するため、サイドバングを長めに設定する。

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【how to“ベース”】
ハイレイヤーぷちウルフミックスパーマ。ウルフレイヤーの段ごとにパーマをかけたスタイル。無造作にちらしてボリュームを出せるので顔型を選ばずに合わせができます。流せるように少し斜めにカット。おろしてもいいように少し薄めの前髪を内側に作り2WAY使用に。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

おすすめセミロング~ロングウルフ【7選】

【1】デジパで作る動きのあるセミロングウルフ

Point

最近のレイヤー人気に一つアクセントをつけたウルフスタイル。顔まわりの短い毛や後頭部のふんわり感を出すハイレイヤーなどが人気のポイントです。

【how to“ベース&カラー”】
アウトラインは外ハネで動きを出します。なのであまり前上がりではなく床と平行気味にカット、顔まわりとトップは毛が落ちる位置を計算して(リップラインにボリュームがでるように)レイヤーをいれます。パーマはレイヤーに沿ってワンカールを、デジタルパーマでしっかりしたワンカールがオススメです。

カラーは透明感のある9トーンのトープグレージュ、くすんだ柔らかいベージュです。

【how to“スタイリング”】
パーマで動きを付けているので、バームワックスを毛先に揉み込んで束間を出したら出来上がり。ウルフヘアは髪の動きが決め手になるので、しっかり束間を出すためにバームワックスがおすすめです。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

【2】オレンジベージュが可愛いセミロングウルフ

Point

ウルフは簡単にひし形くびれシルエットを作ることができるので、ボリュームが出にくい方や骨格にお悩みを抱えてる方にオススメなヘアスタイルです。スタイリングやアレンジを楽しみたい方にもとってもオススメです!

【how to“ベース&カラー”】
頭の丸みに合わせて綺麗にレイヤーをつなげて切っている、王道のウルフスタイル。ひし形の丸み部分を頬に合わせ、小顔効果・ボリュームアップ効果を引き出し、首筋に沿って落ちるレイヤー部分が首を長く引き締まって見せ首回りのデコルテを綺麗に見せてくれます。顔周りも、程よく顔にかかって落ちる毛束が小顔効果を出してくれます。

カラーはお好みの色がもちろん良いと思いますが、透明感のある色味の方が束感の動きがより柔らかく見えるのでオススメです。今回は何気に今人気のあるオレンジベージュで透けるような柔らかさを出しました。

【how to“スタイリング”】
全体の毛先をコテで1カールのみの巻き仕上げです。襟足は外ハネ、ミドル、トップ、前髪は内巻き、顔周りはリバースのすべて1カールのみなのでとっても簡単なのに、まるでパーマをかけたようなきれいな動きのあるスタイルになります。動きを足したい所にだけ毛束を1カールを足して、さらに動きをつけても◎。スタイリング剤はオイルやバターで束感とツヤ感を強調して仕上げるのが今っぽいと思います。しっかり持たせたければ最後に軽くスプレーを振って仕上げて持続性をアップさせてください。

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん

【3】長め前髪がおしゃれなセミロングウルフ

Point

大人カジュアルウルフレイヤースタイル。レイヤーをしっかり入れて動きのあるウルフスタイルに。ボリュームを抑えて顔もスリムに見え丸顔をのお悩みもカバー。巻かなくても簡単にスタイリングが決まるヘアです。古くさくならない最新ウルフヘアは、伸ばしかけにもオススメです。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下ラインにカットして、表面に短いレイヤーを入れてウルフ感に。顔まわりにもレイヤーを入れて動きのある抜け感に。垢抜けるように前髪はシースルーバングに。

カラーはツヤのある10トーンのアッシュベージュに。赤みを抑えて柔らかい印象に。顎下に入れた外ハネで髪に動きを付けるのはもちろん、メリハリ効果で小顔見えも。

【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで、毛先は外ハネに巻きに、表面と中間は内巻きににして、髪に動きと小顔効果を演出。バームを全体的に揉み込み、束感を出して完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん

【4】サイドバングがポイントのセミロングウルフ

Point

毛先の重さはキープしながら、顔まわりをウルフレイヤーにすること。軽さだけでなくプツッとした毛先がおしゃれ感を演出してくれます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下5cmでやや前上がりにカット。表面に独立したレイヤーを入れることで、毛先の重さを残しながら軽い動きをプラス。顔まわりのレイヤーは巻いた時に顎の長さになるようウルフ風にカット。前髪は目と眉の間の長さでパツっと感を残し、目元の印象をアップさせます。

秋でも明るめカラーがGOOD。特に暖色のショコラ系は要チェックです。10レベルのショコラベージュは、ツヤ感があり落ち着いた色味でも明るさをキープできる色味です。

【how to“スタイリング”】
ドライ後、32mmのアイロンで全体を毛先ワンカール半、内巻きに。表面のレイヤー部分は、髪を上に引き出して毛先をワンカール半巻きます。イチオシのスタイリング剤は、外部補修系のオイル。今っぽいセミウェットな質感にしながら、トリートメント効果まで望めます。レイヤーは毛先がパサっとしがちなので、しっかり揉み込んでからくしゃっと毛束を散らして動きを出して。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん

【5】無造作感がおしゃれな3段ウルフ

Point

3段レイヤーのウルフカットでスタイリングなしでも無造作ヘアの出来上がり。ずぼらさんにおすすめのスタイルです。顔周りに沿う髪で小顔効果も抜群。

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【how to“ベース&カラー”】
前髪はシースルーにカットし、顔まわりは頬、顎ライン、鎖骨と3段になるようにレイヤーをたっぷり入れてカットしています。バックも顎ラインの長さに合わせてレイヤーを入れています。顔周りにかかる2段目部分のレイヤーが、しっかりと小顔効果を演出してくれます。

カラーはブリーチベースに8レベルのグレーとパープルをミックスしていれています。ブルべさんにおすすめのカラーです。

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【how to“スタイリング”】
三段階に入れたレイヤーをそれぞれストレートアイロンで内に巻きます。スタイリングはオイルを全体に馴染ませて、コームで毛流れを整えれば完成です。巻くのが面倒な人は、そのままとかしてもスタイルが決まるので楽ちんですよ。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

【6】クールな印象のロングウルフ

Point

アンダーの厚みは程よく残し、フロント側をレイヤーしっかりめで後ろに行くに従って幅は狭くします。ロングウルフなら今流行りのヨシンモリもやりやすいスタイル。ペタ毛さんにもおすすめのスタイルです。

【how to“ベース&カラー”】
バストトップより3センチ上でみつ襟までカット。そこから耳後ろまで45度の前上がりでカット。顔まわりの一番短いところを決めて(顎下8cm)そこに繋ぐようにオーバーセクションだけレイヤーを入れていきます。前髪は鼻上で薄めにカットすることで、かき上げて動きを出せるように。

カラーは11トーンのオレンジベージュ、インナーカラーはミルクティーベージュで入れて明るめに。

【how to“スタイリング”】
根元を立ち上げながらドライします。オイルをつけてからストレートアイロンでクセを伸ばしながら巻いていきます。毛先の部分はJカールに巻き、顔まわりのレイヤー部分も緩やかにリバースに巻きます。最後にふんわり感を保たせるために内側からスプレーをふります。

担当サロン:Tierra (ティエラ) 毛利仁美さん

【7】韓国っぽさもあるロングウルフ

Point

ロングウルフでボリュームを演出。赤味を抑え、適度にトレンドのくすみ感をだすカラーになります。アッシュの透明感+グレージュのくすみ効果でお肌が綺麗にみえるので、顔が暗く見えずおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
胸上の長さのロングヘアで、全体的にローレイヤーのペースで、顔まわりはしっかりめにフェイスレイヤーをいれています。

10トーンのアッシュグレージュなら赤味を抑えて透明感が出やすくなります。

【how to“スタイリング”】
ふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライします。32ミリのアイロンで、全体に外ハネした後に、顔まわりと耳前をリバースで巻きます。巻いた後に、全体的に崩し、オイルを内側からつけ、軽くかき上げるようにつけます。すると、艶感が髪の中心から毛先にかけて出た後に、顔まわりもベタつかずまとまります。これで韓国ヘアの完成です。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

ロングウルフのセット方法

Point

顔まわりを外巻きにするか、内巻きにするか、ベースの毛先を内巻きにするか外巻きにするか、など様々なアレンジ次第で雰囲気ががらりと変わるので、その日の気分に合わせてスタイリングを楽しめる。

【how to“スタイリング”】
写真のようなアレンジだと全体的に毛先を内巻きにするだけで、レイヤーが入っているので、ふわっとした柔らかい印象になる。トップにレイヤーがあるので、ひし形になるので、レングス問わず、ペタッとしてしまわないので、スタイリングが決まりやすい。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 中園祥吾さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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