ヘアスタイル・髪型
2023.12.29

天然パーマのクセを活かしたお洒落スタイル【17選】

うねりのせいで思い通りのヘアができない天然パーマ。そんなクセが強い髪でもお洒落になる髪型を掲載。長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ショート」パーマ・くせを活かしたスタイル【6選】

【1】くせで動きを出したふわっと感スタイル

Point

裾は軽めに長さを残してウルフっぽく。クセを活かした動きをだしやすいようにレイヤーをたっぷりいれています。トップにもしっかりレイヤーを入れ、パーマでふわっと高さも出る様に。パーマは癖の強い方、くせ毛を十分に活かせるためしなくてもOK。顔まわりは輪郭に沿わせて小顔に見えるように。前髪は束感をだして流れやすくなる様に眉の長さでカットして、流し前髪に。


【how to“カラー”】
カラーは12トーンのフォギーベージュ。表面に細かくハイライトも入れて立体感と透明感が出やすい様にしています。


【how to“スタイリング”】
襟足はタイトに乾かし、トップは少し持ち上げてパーマを活かし動きを出しやすくする。バームでツヤ感と束感が出るようにスタイリング。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

【2】くしゅっと感の丸みシルエットスタイル

Point

ローレイヤーでカットしたショートスタイルがベース。前髪は長めのウザバングに。えり足は、丸みのあるフォルムに対して、程よく締める長さでカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのアッシュをセレクト。透明感があり、外国人の地毛のような柔らかい質感を醸し出します。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。簡単でお洒落にキマります。スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん

【3】丸みシルエットのチークバングで小顔見せスタイル

Point

前髪をほおの高い位置の長さでカットし、サイドにつなげて毛流れをつけます。サイドはギリギリ耳にかかる長さで。バックにかけては緩くラウンドさせて丸くつなげます。トップのウェイトラインは、やや低めにするのが女っぽく仕上げるポイント。


【how to“カラー”】
カラーは10レベルのオリーブベージュをセレクト。トレンドのベージュの中でも甘さがなく、格好良さと柔らかい透明感のあるカラーリングです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体をストレートアイロンで後ろに流すイメージでワンカール。軽めのオイルを手に取り、オールバックをするようになじませます。手ぐしで根元を立ち上げ、振り落としてバランスを整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

【4】暗髪のマッシュウルフスタイル

Point

全体はマッシュウルフのベースで、襟足を外ハネ、全体的に柔らかく動くパーマをかけて雰囲気を出しています。ウエーブパーマ、もしくはくせ毛を活かして髪の動きを出します。


【how to“カラー”】
カラーは明るく抜けたベース(ブリーチなし)に7トーンのグレージュを乗せて、透明感のある地毛風カラー「ダークグレージュ」に!


【how to“スタイリング”】
まず全体的に水分を入れて、パーマを戻します!その時はスプレーがあると◎。全体的に水分を揉み込んでカールを出したら、トラックオイルのno.3とオーバームを1:1でMIXして、それも毛先を揉み込むように全体へつけます。顔まわりや襟足はわざとはねさせるのがポイントです!

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん

【5】オン眉のお洒落美人スタイル

Point

えり足はすっきり短めにカットし、サイドは耳たぶラインに設定します。トップには、全体的にレイヤーを入れ、さらに、ふんわり柔らかい動きを演出する独立したレイヤーをオン。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのスモーキーベージュに。オレンジっぽさや赤みが気になる人におすすめのカラーリングで、柔らかい透明感を感じられます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、髪の長さに応じて12〜20mmのロッドで平巻きに。スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

【6】カットでまとまりを作った可愛いスタイル

Point

前髪からサイドにかけてレイヤーを入れています。顎から襟足にかけて、ざっくりレイヤーを入れるのがポイントです。元々の癖を活かしているので、カット後にきれいなまとまりが出てパーマをかけたようになります。


【how to“カラー”】
カラーはせずに地毛の黒髪のままにしています。


【how to“スタイリング”】
全体をしっかり濡らして、タオルドライします。ムースを全体に馴染ませたら毛先にバームをつけて動きをつけたら完成です。

担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん

「ボブ」パーマ・くせを活かしたスタイル【4選】

【1】バームでセットを長持ちさせるくびれスタイル

Point

カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。

くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

【2】扱いやすいカットでウルフ感スタイル

Point

前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。


【how to“カラー”】
カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。


【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 上田ヒロツグさん

【3】ニュアンスパーマで抜け感スタイル

Point

カットベースは、肩上のボブ。トップにレイヤーを入れ、軽さを出します。顔まわりに長めのおくれ毛をつくることで、抜け感スタイルに。また、前髪はウザバングのシースルーで今っぽく。


【how to“カラー”】
カラーは、12レベルのブラウンアッシュをセレクト。ブラウンベースで柔らかみのあるアッシュに仕上げた秋カラーは、ツヤ感、透け感が秀逸です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜32mmのロッドをメインに使い、平巻きのデジタルパーマをかけます。トップは中間巻きにするのがポイントです。スタイリングは、セミウェットな状態で、ソフトムースを全体に揉み込みます。自然乾燥orドライヤーの弱風で優しく乾かしてから、ヘアバームを薄めに馴染ませたら完成です。ソフトムースは、しっかりカール感を出しつつ固まらないタイプがおすすめ。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ) 前田真吾さん

【4】重軽ミックスの外ハネスタイル

Point

カットベースは、肩につく長さのボブ。表面にレイヤーを入れ軽さを出しますが、アンダーの重さを残すのが鍵。軽すぎない今っぽヘアで、クセ毛さんにも対応。前髪は、やや厚めのオン眉に。柔らかさを活かすように毛量調整をします。


【how to“カラー”】
カラーは、頭のハチ上をブリーチし、シエナベージュをオンカラー。インナーは、8レベルのグレイベージュにカラーリングします。膨張しやすいハイトーンでも、顔まわりを暗くすることで引き締め効果あり!


【how to“パーマ&スタイリング”】
アイロン無しでもOKですが、アイロンを使う場合は、32mmのカールアイロンを。全てワンカール巻くだけで、前髪は軽く通すのみでグッド。ベースの部分は、巻いてから指でくいっと外ハネにします。セット剤は、みずみずしいツヤ感のあるクリームワックスがおすすめ。全体に馴染ませて、耳かけしたら完成です。

担当サロン:TORA by grico(トラバイグリコ) バタコさん

「ミディアム」パーマ・くせを活かしたスタイル【2選】

【1】レイヤーをたっぷり入れたウルフスタイル

Point

癖をいかしたくびれレイヤースタイルでウルフヘアに。顔まわりは頬骨にかかる位が小顔効果抜群でおすすめです。レングスの設定はお好みですが、鎖骨位が綺麗にハネやすく◎。肩まわりの長さははねやすくなるので、少し長めが扱いやすいかなと思います。顔まわりの長さから綺麗なひし形に、肩上でくびれるようレイヤーをつなげていきます。毛量の多い方や、くびれにくい方は、メリハリのついたレイヤーをいれると扱いやすくなります。


【how to“カラー”】
カラーはオレンジブラウンで8トーンで秋色に仕上げています。


【how to“スタイリング”】
スタイリングはとっても簡単。癖を活かして少し手櫛を通したり、ねじりながら乾かし、まとまるスタイリングをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟(おがたそうい)さん

【2】小顔効果も作れる艶髪スタイル

Point

髪が細く毛量も少ないので、顔まわりに入れたレイヤーはあまりスカスカになりすぎないようしています。量感は取らず高めからレイヤーを入れて動きを出します。また、全体にも表面にレイヤーをいれ、くびれミディのスタイルになっています。生え癖やくせ毛が少しあるため、レイヤーをうまく入れることで、くせを活かした優しいウルフヘアになります。頬にかかった髪が、顔の面積を削り小顔見せも叶います。


【how to“カラー”】
カラーは10トーンのアッシュベージュで柔らかく透明感のある色味にしました。


【how to“スタイリング”】
猫っ毛の人は、くせを活かしたウルフカットでも、動きが固定されにくいので、全体は32ミリのコテで外ハネ、内巻きのワンカールで形を作っています。顔まわりと前髪はストレートアイロンで自然に内にいれてクセを活かしたウルフ感のあるスタイルの完成です。スタイルがホールドされにくいので、オイルにワックスを少し混ぜて、全体になじませると崩れにくいです。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 藤間帆乃夏さん

「セミロング」パーマ・くせを活かしたスタイル【3選】

【1】くせを活かしたナチュラルスタイル

Point

カットベースは、巻いて胸上のレングスに。顔まわりにレイヤーを入れてふわっと感を出しやすくします。前髪は、あご下の長めに設定。


【how to“カラー”】
カラーは、バレイヤージュとフェイスフレーミングを入れてから、ミルクティーベージュをオンカラー。柔らかい印象で、メイクやファッションを選ばないオールマイティーなカラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
34mmのカールアイロンで、毛先から外巻き→内巻きのウェーブ巻きに。顔まわりのみ、リバースに巻いて毛流れをつくります。前髪は、自然な立ち上がりに。ドライな質感になるようワックスで仕上げます。しっかり巻いたカールをクシや手で一回崩してから、ワックスをくしゅっともみ込むのがラフ感をつくるポイントです。

担当サロン:Violet Nagoya(バイオレット ナゴヤ) 近藤優希さん

【2】毛流れでくせを活かしたスタイル

Point

胸上の長さで前上がりにベースをカット。ふわっとした仕上がりになるよう、顔まわりとトップにレイヤーを入れます。前髪は厚くならないよう狭めのシースルーにし、流れが出やすいように調整します。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのミルクティーベージュに。グレーやピンク、ラベンダーなどをMIXした絶妙な色合いで、落ち着きがあり透明感を感じされるカラーとなっています。


【how to“スタイリング”】
全体を34mmのアイロンで外ハネに半回転ほど巻きます。中間の髪は内巻きに。サイドの髪は縦2パネルに分けリバースに巻いてから、クシでほぐすとゆるっとした今っぽカールになります。軽めのオイルを内側からつけ、毛先はパサつかないようしっかりと。手に余ったもので前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:MINX銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 木村一真さん

【3】どんな髪質でも活かせる韓国風スタイル

Point

全体の長さを、顔の等倍の黄金比でカット。前上がりのワンレングスベースに、顔まわりに独立したレイヤーを入れます。前髪はリップラインでカットしレイヤーを入れて流しやすくします。


【how to“カラー”】
カラーは4レベルのブルーブラックに。人気の暗髪は、グレーを入れることで、透明感のある今っぽいカラーリングを叶えます。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きに。顔まわりは、毛束をねじってリバースに巻くことで、ランダムな動きをつくります。オイルをつけながら毛先のカールをほぐし、隙間と抜け感を調整します。トップ部分のツヤ感と、毛先の動きでメリハリをつけるのがポイントです。

担当サロン:MINX銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 木俣翔さん

「ロング」パーマ・くせを活かしたスタイル【2選】

【1】くせの自然な流れで軽やかスタイル

Point

ベースはロングレイヤー。前髪は少し長めに鼻くらいの高さで後ろに流れるようにカット。フェースラインにはあえて前髪とつながらないよう、あご下から後ろにつながるレイヤーを入れ、さらに毛先に前上がりのレイヤーを。


【how to”カラー&パーマ&スタイリング”】
内側にだけブリーチをして明るいインナーカラーを束で数本入れた上から、ミントアッシュのカラーを全体にかぶせて。
モデルさんは元々少しくせ毛で、ハチ周りが広がってボリュームが出やすいので、部分的なストレートパーマでふくらみをつぶしている。
クレイとオイルのミックスで束感のある揺れる毛先に

【FRONT】

【BACK】

担当サロン:Rougy 二階堂 雪さん

【2】骨格補正のナチュラルスタイル

Point

眉上バング×ロングヘアで幼くなりすぎず、若さも演出するゆるいヘアスタイル。くせ毛を活かしたスタイリングでナチュラルでおしゃれなスタイリング


【how to”カット”】
厚めのシースルーの前髪を短くすることで目線が上に行き、ベース型の輪郭をカモフラージュ

担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 黒田葉月さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事