ヘアスタイル・髪型
2024.2.19

ボブに毛先パーマをかけると?【実例15】ワンカール、外ハネなど

毛先パーマまたは毛先までパーマをかけたボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。毛先パーマにはメリットが。魅力もご紹介します。

毛先パーマの【魅力3つ】

  1. ラフな毛先のカールがシャレ感アップ
  2. 顔まわりに動きをつけることで抜け感と小顔効果も
  3. 毛先にパーマをゆるくかけておくことでスタイリングも楽チン

「内巻き」の毛先パーマボブ【2選】

【1】寒色を合わせた大人っぽいかき上げボブ

Point

パーマはワンカールをデジタルパーマで出します。しっかりしたワンカールがオススメです。

【how to“ベース&カラー”】
人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたボブスタイル。アウトラインは平行気味にカット、内巻きでまとまりを出します。前髪はかき上げたときに顔にかかる頬の位置に設定。

カラーは透明感のある9トーンのブルーラベージュでナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。

【how to“スタイリング”】
パーマでワンカールを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで内巻きになるよう毛先を丸めたら出来上がり。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。

担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん

【2】ボリュームアップも叶うふんわりボブレイヤー

Point

全体的に、ワンカールのデジタルパーマをかけてます。

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【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さのミディアムボブレイヤースタイル。トップのボリュームが出るように、前髪からサイド、トップに繋がるようにカットしています。サイドに繋がりを持たせることで動きが出ます。
カラーは、9トーンのモーブブラウンに染めてます。

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【how to“スタイリング”】
トップと前髪の根元を水で濡らして、ドライヤーで、四方八方から風を当てて、乾かします。そうすると、トップにハッキリと分け目がつかずに、ボリュームアップヘアが仕上がります。
毛先中心にワックスを揉み込んで、トップには軽くハードスプレーをかければ完成です。スタイリングも簡単なのでとっても楽ちん。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

「外ハネ」の毛先パーマボブ【2選】

【1】スタイリング楽ちんな大人の外ハネボブ

Point

人気の前下がりボブにワンカールのパーマを毛先にかけています。

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【how to“ベース&カラー”】
スタイリングが苦手な人にもおすすめなスタイル。前髪は流れるシースルーにしてさりげなく。

カラーは全体染めで10トーン位になるようにオリーブブラウンで染めています。この色は大人ヘアカラーにもおすすめで、ファーストグレーヘアにも対応可能のカラーです。

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【how to“スタイリング”】
ドライヤーで空気を入れながら乾かし、ふんわりさせたら26.5ミリのカールアイロンでサイドのみ外ハネに巻きます。パーマがかかっているので、アイロンなしでもスタイルが決まります。ワックスを毛先に揉みこんで束感を出したら完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】ワンカールパーマがおすすめな大人可愛いボブ

Point

直毛の方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。毛先を外ハネにすることで、トレンド感も出てお洒落度抜群。

【how to“ベース&カラー”】
人気の前下がりボブはワンレングスカットで美シルエットに。前髪を薄めに作って伸ばしたくなっても大丈夫な保険付き。

カラーは10トーンのピンクグレージュ。中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていき、たまに味変なビビットな色味を薄くいれます。そうすることで、白髪をぼかして全体の色が整います。この色は、血色感がアップするのでお肌のキレイ見せにも効果抜群。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)トリートメントバームをつければ、毛流れも強調できオシャレ感をつくれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「前髪あり」のパーマボブ【5選】

【1】オン眉を合わせたゆるふわパーマボブ

Point

柔らかい動きが欲しい人におすすめしたいのが、ゆるふわのパーマスタイルです。スタイリングが楽々なのに、抜け感ヘアが簡単に作れ、アイロンワークが苦手な人にもイチオシです。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下レングスのミニボブ。中間からグラデーションをつけて柔らかい動きを出しやすくします。トップには、少しだけレイヤーを入れます。前髪は、眉の長さでぱっつんとしたライン感を出します。

カラーはなしで、地毛を活かします。

【how to“スタイリング”】
パーマは、17~26mmのロッドで、毛先から1回転半平巻きに。前髪とトップは太めのロッドで巻きます。
スタイリングは、ドライ後に、ヘアオイルと柔らかいタイプのクリームワックス混ぜて、後ろから揉み込みます。すっきり耳にかけてもOKですが、顔まわりに動きがある方が可愛いくお洒落感もUPします。

担当サロン:grico(グリコ) バタコさん

【2】長め前髪のMIX巻きパーマボブ

Point

重めのボブスタイルから、イメージを変えたいけど長さは切りたいたくない、そんな迷いをスパッと解決してくれるのがパーマスタイルです。重さを残しつつ、パーマをかけたAラインシルエットが新鮮で、雰囲気が変わってお洒落を楽しめます。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、あご下2cmのワンレングスがベース。前髪は、長さと重さを残すよう切ります。

カラーは、6レベルのラベンダーブラウンをセレクト。暗めながら、光に当たると透明感があり、柔らかい質感をつくる暖色カラーです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20~24mmのロッドを使い。フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりは、フォワードに巻くのがお洒落感のポイント。前髪は、1回転に。

スタイリング剤は、硬毛ならオイル、軟毛ならバーム系を選んで。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 石原萌さん

【3】ウザバンの平巻きパーマボブ

Point

外国人風のニュアンスパーマが魅力のボブスタイル。くせ毛のような柔らかい動きで、ラフなお洒落感を演出します。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩上のボブ。トップにレイヤーを入れ、軽さを出します。顔まわりに長めのおくれ毛をつくることで、抜け感スタイルに。また、前髪はウザバングのシースルーで今っぽく。

カラーは、12レベルのブラウンアッシュをセレクト。ブラウンベースで柔らかみのあるアッシュに仕上げた秋カラーは、ツヤ感、透け感が秀逸です。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20~32mmのロッドをメインに使い、平巻きのデジタルパーマをかけます。トップは中間巻きにするのがポイントです。

スタイリングは、セミウェットな状態で、ソフトムースを全体に揉み込みます。自然乾燥orドライヤーの弱風で優しく乾かしてから、ヘアバームを薄めに馴染ませたら完成です。ソフトムースは、しっかりカール感を出しつつ固まらないタイプがおすすめ。

担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 前田真吾さん

【4】眉下シースルーバングのウェーブパーマボブ

Point

スタイルの鍵となるパーマは、17〜25mmのロッドを使います。アウトラインは毛先ワンカール、それより上は空気感が出るようにランダムなSカールに。

【how to“カット&カラー”】
全体をあご下ラインのボブにカット。前髪はまゆ下のシースルーに。

エアリー感を演出する極細ハイライトを入れ、ピンクベージュをオンカラー。細めにすることで主張しすぎずに立体感アップを実現。バイオレットをMIXしたピンクベージュは、柔らかさと女性らしさを感じさせる秋におすすめのカラーです。

【how to“スタイリング”】
スタイリング剤は、オイルやジェルといった濡れ感や束感が出るものを選びます。パーマの質感を残すため、スタイリング剤はつけすぎないこと。中間〜毛先に塗布するだけなので、スタイリングが苦手でも可愛く決まります。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 歳嶋建国さん

【5】薄め前髪×Sカールパーマのカジュアルボブ

Point

円錐型のロッド(20mm前後)でSカールをつくるようにパーマデザインします。アウトラインは、外ハネにするのがポイント。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、顎下3〜4cmのボブ。表面にレイヤーを入れ、ふわっとした動きとくびれをプラス。さらに、毛先が動くようにスライドカットを施します。前髪は、おでこの肌が見えるように間引くようにカット。

カラーは、5レベルのバイオレットアッシュに。地毛風カラーで、髪を柔らかく見せ、透明感を与える色味。肌馴染みもいい美人カラーです。

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【how to“スタイリング”】
スタイリングは、半乾きの状態でソフトタイプのジェルを全体に揉み込み、自然乾燥するだけ。ウェットならモードっぽく、ドライな質感ならフェミニンに仕上がります。最後に、毛先をつまむように束感を出すとグッド。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 歳嶋建国さん

「前髪なし」の毛先パーマボブ【2選】

【1】毛量アップが叶うふんわりくびれボブ

Point

スタイリングが面倒な人は、ワンカールパーマでスタイル固定!ふんわり感と首元の外ハネのくびれで、毛量が少ない人でも増毛スタイルが完成します。

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【how to“ベース&カラー”】
肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。
毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。
カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。

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【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。
最後にワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】カジュアル&ヘルシーなゆるウェーブボブ

Point

毛先のパーマがラフな動きを表現することで、カジュアル&ヘルシーを思う存分楽しめます。

【how to“ベース&カラー”】
アゴ下の長さで前下がりの切りっぱなしボブにカット。前下がりにすることで、顔まわりに重さが残りクールビューティな雰囲気に。

カラーは、透明感のある9レベルのアッシュベージュをセレクト。赤みをおさえつつ透明感を与えてくれます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは15〜20mmのロッドで毛先を1.75回転巻きます。絶妙なパーマが今っぽいラフさのあるウェーブ感に。スタイリングは、前髪をオールバックにしながらやや立ち上がりをつけたら、全体をバーっと乾かします。さらっとタイプのオイルを毛先に揉み込んでから、束感をほぐしてラフな動きを出したらフィニッシュです。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

「丸顔さん・面長さん」パーマボブ【2選】

【2】「丸顔さん」毛流れが魅力の美人見えボブ

Point

パーマは17〜23mmのロッドで毛先をワンカール半巻きます。毛先のみなので、ダメージも少なくトライしやすいパーマスタイルに。ボブの重さは残しつつ、軽い動きを表現したボブヘア。丸顔さん、面長さんにオススメのデザインは、好感度アップ狙いにも◯。

【how to“ベース&カラー”】
全体は、あごラインのボブにカットし、顔まわりに少しだけレイヤーを入れます。内側にグラデーションを入れることで、重さと軽さを両立させる美ヘアに。

カラーは8レベルのフォギーベージュに。赤みをしっかりおさえたニュートラルカラーで、くすみなくツヤ感を与え、顔色をキレイに見せる効果も。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、保湿系のオイルを塗布し、根元を乾かしたら、ツヤ感が出るようにドライヤーの風を上から当てます。前髪は下から風を当てて、立ち上がりをつけることで表面に動く髪をつくるのがコツ。オイルとバームを同量MIXし、毛先中心につけたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん

【2】「面長さん」首のほっそり効果も望めるボブ

Point

サイドのボリューム感が程よく出るので、特に面長さんにおすすめしたいスタイルです。えり足のカール感を強めにしているため、首のほっそり効果も望めます。

【how to“ベース&カラー”】
肩に当たるくらいの長さで、やや前下がりボブにカット。前髪は目と眉の長さに設定します。パーマと合わせてシースルーバングに仕上げるので、やや薄めにカットします。

カラーは9レベルのオレンジブラウンをチョイス。暖かみのある暖色系は、ツヤ感を与え、顔まわりを明るい印象にするのでwithマスクでも華やかなイメージに。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜23mmロッドで平巻きに。えり足は強め、トップの髪は、ほおラインに動きがでるように巻きます。柔らかい表情となるよう、前髪は17、20mmと太さの違うロッドを使います。髪を乾かし、ムースを全体的に塗布したら完成の楽々スタイル。外国人のような“素髪感”に仕上げたいので、ウェットになるオイルではなく、柔らかい質感となるムースタイプを選ぶのがポイント。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん

「40代」の毛先パーマボブ【2選】

【1】ワンカールパーマでスタイリング楽になるウルフボブ

Point

直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見えます。

カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできます。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻きます。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できます。頬にかかる髪を顔周りに入れることで小顔効果も。こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成です。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

【2】品よくまとまる大人ボブ

Point

全体にふんわりとした雰囲気を出すために毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。パーマをかけることでボブ特有のハネも気にすることなく、いつでも内巻きカールができて、きちんとスタイリングしているようになるのでおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
顎の長さのボブベースに前髪につなげてトップにレイヤーを入れたスタイル。

カラーは9トーンのナチュラルブラウンで染めることで明るすぎず大人女性にはおすすめです。

【how to“スタイリング”】
トップにボリュームの出るミストをふりかけて分け目がつかないようにドライヤーで乾かします。きちんと髪が乾いたら、毛先にワックスを少量揉み込めばOK。ボリュームをキープしたい場合は表面に軽くスプレイをふりかけるといいです。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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