コシのない猫っ毛の憧れ“ラフなゆるふわヘア”は鎖骨でハネるミディ丈なら叶う!
ボリュームがなく、すぐにペタッとなる猫っ毛。ラフな空気感のゆるふわヘアに憧れるけど、コシのない猫っ毛では到底無理。作れてもすぐにボリュームダウンしちゃう…。と、嘆いている人に朗報。猫っ毛でもゆるふわヘアをKEEPできる嬉しい髪型があるんです。それを実現するのに重要なことは、髪の丈感。鎖骨にぶつかってハネるミディ丈にすることで、毛先が自然に動いてふわっとゆれて見えます。髪が長過ぎると重力でボリュームダウンするし、短過ぎるとゆれる余裕がなくペタンコに。ミディこそ、猫っ毛でもふわっとしたボリューム感をKEEPできる最適な長さなんです。また顔周りと表面にレイヤーを入れるのこともゆるふわ感を出しやすくするカギに。さらにシアバターでしっとりした束感を作ると、ゆるふわの動きに存在感が出ます。そんな計算された鎖骨でハネるミディスタイル。猫っ毛だけどボリュームがほしいという人は今すぐTRYを!
鎖骨にぶつかり自然なハネ感をKEEP!巻き過ぎないラフさが今っぽい♪
【How to“ベース&カラー”】
鎖骨や肩にあたってハネるように、ベースは鎖骨より2〜3cm長めにカット。前上がりのローレイヤーベースで、毛の断面が細くならないように厚みを残してカットします。ふわっとした動きが出るよう顔周りと毛先にレイヤーを。前髪は目の上ギリギリで、隙間ができるよう薄めにカットします。こめかみ部分は長めにしてサイドとつなげ、小顔効果を狙って。カラーは9トーンのフォギーアッシュ。くすみ過ぎずツヤのあるアッシュで、肌の色や瞳をキレイに見せます。
【How to“スタイリング”】
猫っ毛の人は乾かし方が重要です。最初は分け目で分けず、前髪を含めトップの毛束を左右に寄せながら乾かして。乾いてから自然に分かれる位置を探して分け目を作ると、トップがふわっとします。32mmのアイロンで裾を内平巻きに。このとき片側づつ、それぞれ縦に4つ分けて巻くとカールがきちんとつきます。巻くときは毛束を耳の位置まで持ち上げ、毛先から内平巻きワンカール。レイヤーが入っているのでカールがひとつにまとまらず、毛先の長さによってカールが自由に動きます。鎖骨付近で自然にハネる毛束と平巻きが重なりラフなカールに。シアバターを極少量手のひらになじませます。髪全体に、内側から手ぐしでほぐしながらシアバターをなじませしっとりした質感に仕上げつつ、ふわっとした束感を作ります。前髪の毛先にも軽くなじませ束感を。前髪に隙間を作ると顔に縦のラインができて大人っぽい印象に。
ハネ感のあるミディは夏に引き続き今秋冬も大人気。スタイリングも簡単なので、猫っ毛の人だけでなくおしゃれヘアを探している人にもぜひおすすめしたいスタイルです!。
GARDEN harajuku(ガーデン ハラジュク)
ヘアスタイリスト/細田真吾(GARDEN harajuku) モデル/福島葉月 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。