ヘアスタイル・髪型
2022.5.23

中谷美紀さん風に近づく、レングス別に作る”凛とした美人”ヘア【16の髪型】

中谷美紀さんに近づく髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。どのレングスでも美髪を活かせ、美人印象上がる大人な洗練スタイルです。

中谷美紀さん風の髪型って?

中谷美紀さんといえば目鼻立ちの整った美しさが魅力です。黒髪がよく似合い、凛とした美しい女性の魅力をさらに引き立てます。ストレートが定番なので、美しい髪を活かせます。ショートの印象が強いですが、昨年公開された映画「総理の夫」では黒髪のミディアムが素敵でしたね。

短い髪が似合う!「フレンチショート」洗練された大人ヘア【6選】

【1】丸みとツヤが綺麗な前髪ありショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは、骨格や首の長さ、アゴや耳の位置に合わせてグラデーションでカット。表面にすこしだけレイヤーを入れる。
  2. フェイスラインをすっきり切ることで、後頭部のボリューム感を出し、えり足はやや長めに。
  3. カラーは9レベルのスモーキーベージュをセレクト。ベージュにグレーのニュアンスを加えることで、程よいくすみ感が生まれ、柔らかい透け感カラーに。

【how to“スタイリング”】

  1. パーマは全体に太め30mmのロッドで毛先にワンカールかける。
  2. パーマなしの場合、トップと前髪をマジックカーラーで巻いても◯。
  3. スタイリングは、ツヤ感の出るヘアバームを全体的なじませるだけ。ショート&パーマの時短ヘア。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

 

【2】クールビューティーな長め前髪のダークショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪長めのショートボブ。サイドと襟足は、スッキリと短めにカットし、前髪とトップの長さは、長めにして、シャープな印象に仕上げてる。
  2. カラーはあえてノーカラーで暗めに設定することで清楚さとクールさの両方を兼ね備え、落ち着いた雰囲気の大人ヘアに仕上がる。
  3. トップと前髪のみ軽くパーマをかけることで髪全体に動きが出て、ショートでも女性らしいスタイルになる。

【how to“スタイリング”】

  1. トップの根元に、立ち上がりがつくミストスプレーをふり、ドライヤーで分け目がつかないように乾かす。
  2. セミマットな質感がでるワックスで、全体的に揉み込みボリュームを出す。最後に前髪の毛先を摘んでワックスを少量つけて、束感を出す。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】ひし形シルエットのインテリショート

【how to“ベース”】

  1. カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
  2. トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
  3. カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
  2. 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
  3. 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
  4. 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

【4】ハンサムさを出した大人のほの甘ショート

Point

トップから前髪に長さとボリュームがある短めの前下がりショート。耳が出る短さのハンサム感とのコントラストでかえって女らしさが匂い立つ。

〈カット〉
目の下の長さの前髪から前下がりのショートカットに。全体に少しレイヤーを入れて毛量調節を。もみあげ部分と襟足は深めに切ってすっきり。サイドにはボリュームをもたせ、顔周り~もみあげはスマートにすると小顔感が出る。

〈スタイリング〉
細めアイロンでランダムにカール。柔らかなバームで束感を出すだけの簡単スタイリング。

SIDE

BACK

担当サロン:SIX. シックス MIHOさん

 

【5】ハンサム系前髪のストレートショート

3

スタイルのポイント

  1. 普段はセンターパートのハンサム系前髪
  2. 大人可愛い雰囲気を楽しみたい時はカールをつけて毛束感のある前髪にするのがおすすめ
  3. 丸いシルエットのグラデーションカットでボリュームのあるショートに
  4. トップを立ち上げ過ぎないのもポイント

前髪カットのポイント

  1. 目にかかる長さにラウンドしてカット
  2. かきあげ前髪、下ろし前髪ができるように毛流れを確認しながらカットする
  3. こめかみ部分は、丸みを出したいので重さを残す

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん

 

【6】横顔美人に近づくダークトーンのハンサムショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくる。
  2. また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができる。
  3. カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイント。

【how to“スタイリング”】

  1. ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かす。
  2. 乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げる。
  3. 前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。

担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん

 

これも定番イメージ!「ボブ」前髪なし×ストレートヘア【4選】

【1】シンプルだけど抜け感が出るワンレンボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを肩上のギリギリ結べる長さでワンレングスにカット。
  2. 前髪はサイドと同じ長さに揃えます。ハネにくく自然な内巻きとなるようベースの内側はイングラデーションに。質感をセニングとスライドカットで調整し、柔らかさと束感のあるスタイルに仕上げる。
  3. カラーリングは、暗めの5レベル・アッシュベージュをチョイス。赤みを押えつつ透明感があり、ダークカラーでも柔らかい表情の色味になる。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ時のポイントは、分け目がつかないようにふんわりと乾かすこと。生えグセに逆らうようにドライヤーの風を当てるとナチュラルなボリューム感になる。
  2. 乾いたら32mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカールするだけで、簡単にスタイルがキマる。
  3. 保湿力があり立体的なスタイルをキープできるバター系のスタイリング剤を毛先に馴染ませ、揉み込んでから軽く崩したら完成。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 西川真矢さん

 

【2】流し前髪の上品なひし形ボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. アゴラインのワンレングスでカット。後頭部のボリュームと丸みシルエットをつくるため骨格に合わせたレイヤーを前下がりで入れる。
  2. 前髪は小鼻の長さでカットしてから、サイドに流した時、小顔を狙える頬の位置に落ちるように調整。
  3. カラーは8レベルのマロンブラウンに。暖色でも、寒色でもないニュートラルカラーで柔らかい印象とツヤ感を与える。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロン、太めの32mmアイロンで仕上げる場合、根元から毛先までを“Cを描く”イメージで。
  2. さらっとしたナチュラルな質感にするとぐっとスタイルアップするので、セット力のないミルクトリートメントやツヤ出しスプレーがおすすめ。毛先中心になじませたら完成。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

【3】クールビューティーなストレートボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体をアゴ下3cmの長さで、水平のカットラインが出るように切る。トップにのみレイヤーを入れ、表面に抜け感のある動きをつける。
  2. 前髪はつくらずに、サイドを同じ長さに。
  3. カラーリングは、地毛より暗い3レベルのネイビーブラックをチョイス。個性的な色味で、クールでモードな印象を与えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライヤーで乾かす時、風を上から当てて根元は立ち上がりをつけずにボリュームをおさえながえらドライする。
  2. ドライ後、ストレートアイロンで、毛先中心にやや外に沿わすようなイメージで熱を当てる。さらっとした質感のオイルを襟足→もみあげ→全体→トップ→前髪と塗布して、全体に馴染ませたらフィニッシュ。スタイリングで外ハネっぽくするとかっこよく決まる。

担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 野沢伯行さん

 

【4】毛先に動きをプラスしたグラデーションボブ


【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースは、前下がりのグラデーションボブをアゴラインでカット。全体をレザーでカットすることで、毛馴染みがよく柔らかい動きを出しやすくする。
  2. 後頭部は長さを残しながら軽さを出すよう、インナーにグラデーションを入れる。
  3. カラーは6レベルのアッシュブラウンに。暗めの中にも透明感や柔らかさを感じられ、光に当たった時の透け感がキレイな色味。


【how to“スタイリング”】

  1. パーマは、16〜18mmをメインに、中間から毛先にデジタルパーマをかける。
  2. スタイリングは、ラフに8割ほどドライした後、ソフトワックスとオイルを同量ミックスしたものを中間から毛先に揉み込む。オイルはツヤ感と束感を出してくれるので必ず混ぜて。
  3. 最後に、髪を上につまみ上げ、パラパラっと散らすように落とし、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん

 

「ミディアム~セミロング」美髪が目を引く黒髪系ヘア【3選】

【1】ゆるカールが上品な柔らかミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下くらいのレングスでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。
  2. 前髪はアゴ下の長めに設定して、サイドに繋げて流れるようにカットすることで、髪をアップにした時、大人っぽく下ろしても一緒にまとめることもできる。
  3. カラーは柔らかさとツヤ感のあるアッシュベージュに。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. 硬毛やアイロンカールがとれやすい人は、太めロッドでデジタルパーマをかける。ドライ後、32mmのアイロンを使い、全体を外ハネに巻いてから、中間をフォワード&リバースのミックス巻きに。顔まわりと前髪はリバースに巻いてふんわり華やかさをプラス。
  2. ややキープ力がありセミウェットな質感のバームを中間~毛先に塗布。手に残っているスタイリング剤を前髪の中間~毛先につけたら完成。

担当サロン:MINX 銀座店 田中柚衣さん

 

【2】美髪を活かすストレートスタイル

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スタイルのポイント

  1. ナチュラルなストレートスタイル(ワンカール)でも可愛いくなれるようにローレイヤーカット
  2. 顎先あたりでカットをすることで、かきあげたときに大人っぽさ、色気が2倍

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 内山 光さん

 

【3】下にボリュームを出したふんわりセミロング

カットのポイント

  1. 頬骨から下にボリュームが出るように巻くと柔らかな印象に
  2. 毛先に厚みを残すのもポイント
  3. 顔周りは、ふんわり頬骨あたりにボリュームが来るように長めにカット
  4. 鼻からリップラインくらいの長さの顔周りの髪は、顔の上側の横幅を狭く見せてくれる

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) mitsukiさん

 

女性総理を演じた映画「総理の夫風」凛とした女性ヘア【3選】

【1】顔にかかる前髪が色っぽい美人印象ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くする。
  2. 全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。
  3. カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流す。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。
  2. 最後にセット剤を中間~毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】ひし形シルエットのレイヤーヘア

【how to ベース&カラー】

  1. 全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出す。
  2. 前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。
  3. カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げる。

【how to スタイリング】

  1. 乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールする。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違う。
  2. 前髪はふわっと流れるように巻きにする。
  3. スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【3】ゆるい毛流れが大人っぽい美フォルムヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を肩下のワンレンボブでカットし、低めにレイヤーを入れる。
  2. 前髪は長めにリップラインで設定。前髪とサイドは繋がずに、独立した前髪とするのが鍵。
  3. 毛先の厚みは残しながら、チョップカット&スライドカットで柔らかい動きが出やすいように調整する。
  4. カラーは、寒色でも、暖色でもないニュートラルな7レベルのダークラベンダーベージュに。クールな印象を与えるラベンダーのニュアンスが絶妙で、色が抜けた時もキレイな色をキープできる。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす時は根元にドライヤーの風を当て、前方向に引っ張るようにする。ドライヤーの仕上げは冷風を当てるとツヤ感アップに。
  2. 前髪は太めのマジックカラーで巻き、全体は32mmのアイロンで外ハネにワンカール、レイヤーを入れた表面を内巻きにワンカール巻く。顔まわりと前髪はリバースに。
  3. スタイリング剤は、ツヤを出すオイルとキープ力のあるワックスを1:1で混ぜたものがベスト。髪を頭の上下で分け、最初にハチより下、次にハチより上につけると浮遊感がありふわっとした動きに仕上がる。最後に前髪に軽くつけ、全体を整えたら完成。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 中川崇広さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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