“タイトなひとつ結び”&“スカーフ巻き”で多毛感をカバー|大人な遊び心もあるひとつ結びアレンジ【美容賢者の髪コンプレックス解消vol.83】
「毛量が多い上、毛質もしっかりとしているため、ひとつ結びをするときはタイトな印象になるように心がけています」というサカノマリエさん。「ポイントは3つあり、1トップにボリュームを出さないこと、2低い位置で結ぶこと、3結び目から毛束の途中までスカーフを巻きつけること」とのこと。トップのボリュームをあえて抑えることで、正面から見るとすっきりと大人っぽい仕上がりに。また、スカーフで毛束が見える範囲を少なくすることで、後ろから見たときも多毛感が抑えられるそう。低い位置で結んでも、スカーフ使いでおしゃれな印象になるヘアアレンジ方法をレクチャーしてもらいました。
今月の賢人File
ヘア&メイク サカノマリエさん
名前:サカノマリエ
年齢:32歳
髪質:量が多く、ドライ
髪の長さ:バスト上のロング。前髪は鼻にかかる長さ
ヘアカラー:明るめのブラウン
パーマ:ナシ
髪コンプレックス: 毛量が多く、髪質もしっかりとしている
賢者プロフィール:色っぽさを引き出すヘア&メイクが得意で、女優からの指名が多い。元美容師ゆえ、髪悩みをカバーしたヘアアレンジはお手の物。ていねいかつ仕事の早さは撮影現場でも一目置かれている
多毛感のないすっきりと大人っぽいひとつ結びヘアスタイルHow to
【STEP1】センター分けにしてから髪表面を撫でつけるようにブラッシング
「すっきりと見えるように、髪の分け目をセンターできっちりと分けます。そのあと、髪の表面を撫でつけるようにブラッシングして、タイトな印象にします」
「サイドの髪もトップと同じように撫でつけるようにブラッシングを。ブラッシングしたところを反対の手のひらで抑えると、髪の広がりが落ち着きます」
【STEP2】ヘアゴムで結ぶ前にもみあげを出す
「後ろの髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムで結ぶ前にもみあげを少しだけ引き出しておきます。ひとつ結びに女らしいエッセンスが加わります」
【STEP3】襟足ギリギリの低い位置で髪を結ぶ
「ヘアゴムで髪をひとまとめに。襟足ギリギリの低い位置で結ぶと、髪のボリュームが抑えられます」
【STEP4】ヘアゴムの上からスカーフを巻きつけていく
「【STEP3】で結んだヘアゴムの上に、スカーフを巻き、毛束の途中まで巻きつけていきます」
「巻きつけ終えたら、スカーフを毛束の表面で固結びに」
【STEP5】もみあげにヘアワックスをつける
「【STEP2】で引き出したもみあげに、極少量のヘアワックスをつけて動きをつけます」
【完成!】
タイトにまとまって、すっきりと大人っぽい♪
正面からでも見えるスカーフの先がアクセントになって、シンプルなヘアアレンジがおしゃれに。
後ろから見ると…
スカーフのおかげで毛束のボリュームが抑えられて、後ろ姿もすっきり。
黒ベースのスカーフなら、スカーフ初心者でも取り入れやすい。
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。