ヘアスタイル・髪型
2023.8.24

ゆるふわパーマに向いてる人が、わかる!【実例12】

ゆるっと柔らかいおしゃれな質感が出る上、スタイリングが簡単なゆるふわパーマ。抜け感が出るおすすめのスタイルです。向いてる人&上手く仕上がるポイントとゆるふわパーマヘアを『美的.com』の連載で好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ゆるふわパーマってどんなスタイル?

今っぽいゆるゆるっとしたカール感で抜け感のあるスタイル。スタイリングが楽々なのに、抜け感ヘアが簡単に作れます。


ゆるふわパーマが【向いてる人】

  • 簡単スタイリングでお洒落を楽しみたい人。
  • 直毛さんや軟毛さんで、アイロンで巻いてもすぐ取れてしまう人。
  • 硬毛さんでも柔らかさや動きが欲しい人、パーマにトライしたいけど、可愛くなりすぎるのは……、という人。


ゆるふわパーマが【上手く仕上がるポイント】

Point

・下ろしてもアレンジスタイルでもお洒落になれるウェーブヘアは、太めのロッドで大きく巻くのがポイントです。
・ショートなら23~27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。
・独立したデザインレイヤーを入れた場合、トップのデザインレイヤーのみ、根元まで巻き込んでパーマをかけます。硬毛さんには柔らかさを、軟毛さんにはふんわり感を与えてくれます。


【2023】ゆるふわパーマスタイル4選

【1】ぱっつん前髪を合わせたゆるふわミニボブ

Point

人気のボブヘアですが、柔らかい動きが欲しい人におすすめしたいのが、ゆるふわのパーマスタイルです。スタイリングが楽々なのに、抜け感ヘアが簡単に作れ、アイロンワークが苦手な人にもイチオシです。ミニボブで可愛いシルエットなのも◯。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下レングスのミニボブ。中間からグラデーションをつけて柔らかい動きを出しやすくします。トップには、少しだけレイヤーを入れます。前髪は、眉の長さでぱっつんとしたライン感を出します。

カラーはなしで、地毛を活かします。

【how to“スタイリング”】
パーマは、17~26mmのロッドで、毛先から1回転半平巻きに。前髪とトップは太めのロッドで巻きます。スタイリングは、ドライ後に、ヘアオイルと柔らかいタイプのクリームワックス混ぜて、後ろから揉み込みます。すっきり耳にかけてもOKですが、顔まわりに動きがある方が可愛いくお洒落感もUPします。

担当サロン:grico(グリコ) バタコさん

 

【2】柔らか見せが叶うゆるっとミディアム

Point

重めのベースに、パーマの動きをプラスすることで柔らかさのある重軽デザインを実現。今っぽい軽さが出るので、お洒落に垢抜けたい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

【3】ゆるウェーブロング

Point

ロングヘアのマンネリを解消したいならパーマスタイルがおすすめ。今っぽいゆるゆるっとしたカール感で、抜け感のあるリラクシーロング。

【how to“ベース&カラー”】
胸下10cmのグラデーションロング。動きを出しつつ、重めのベースをつくります。前髪は、眉下のシースルーでややラウンドにカット。顔まわりに流れがでることで小顔効果にも。おくれ毛はあご下2cmにカットします。

カラーは、10レベルのオリーブグレージュに。グレージュの透明感を活かしながら、オリーブ系をMIXすることで落ち着いた大人っぽい印象となります。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32~40mmの太めのロッドで、波ウェーブになるよう中間〜毛先を平巻きで巻きます。カールの重さがアウトラインにたまるとガーリーになるので、中間からゆるっとさせるのがポイントです。前髪は、左右が“ハの字”になるようリバースに巻きます。スタイリングは、全体を8割ほどドライしてから(乾いている状態なら、カールが復活する程度に濡らします)、重めのオイルを中間から毛先にかけてなじませ、濡れ感っぽく仕上げます。手に残っているオイルを、前髪とおくれ毛につけて束感を整えたら完成です。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

【4】ナチュラルカールのカジュアルボブ

Point

重めのボブスタイルから、イメージを変えたいけど長さは切りたいたくない、そんな迷いをスパッと解決してくれるのがパーマスタイルです。重さを残しつつ、パーマをかけたAラインシルエットが新鮮で、雰囲気が変わってお洒落を楽しめます。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、あご下2cmのワンレングスがベース。前髪は、長さと重さを残すよう切ります。

カラーは、6レベルのラベンダーブラウンをセレクト。暗めながら、光に当たると透明感があり、柔らかい質感をつくる暖色カラーです。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20~24mmのロッドを使い。フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりは、フォワードに巻くのがお洒落感のポイント。前髪は、1回転に。スタイリング剤は、硬毛ならオイル、軟毛ならバーム系を選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を揉み込むだけの簡単ヘアで、朝の時短を実現したい人や、ママ世代におすすめです。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 石原萌さん

 

「ショート」ゆるふわパーマスタイル【3選】

【1】くせ毛風パーマの外国人風ショート

Point

緩~くパーマをかければ、さらに簡単でお洒落ヘアを叶えます。ラフにキマる大人のショートスタイル。耳にかけられる長さを残し、毛流れをつくるのも今どきヘアの秘訣です。

【how to“ベース&カラー”】
ローレイヤーでカットしたショートスタイルがベース。前髪は長めのウザバングに。えり足は、丸みのあるフォルムに対して、程よく締める長さでカットします。

カラーは、8レベルのアッシュをセレクト。透明感があり、外国人の地毛のような柔らかい質感を醸し出します。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、23〜27mmのロッドを使い、ワンカールの緩めにかけます。スタイリングは、ドライ後、バーム系のワックスをクシュっと揉み込むだけ。簡単でお洒落にキマります。スタイリング剤は、ややセット力があるタイプを選んで。

担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん

 

【2】エイジング世代にもおすすめなふわっとショート

Point

ふわっとしたパーマスタイルは、ボリューム感が欲しいエイジング世代にもおすすめ。初めてショートにチャレンジする人や脱マンネリを狙いたい人にも◯。

1-1

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。えり足を長めにすることで、初ショートでも抵抗なく挑戦しやすいデザインに。また、流しもできるうざバングなら、幼くならず、2WAYも叶えます。

カラーは、8レベルのアッシュブラウンに。透明感のある人気色ですが、クールな印象を与え秋カラーにおすすめ。キレイな色を長く楽しめるのも特徴です。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、16〜20mmのロッドで平巻きのデジタルパーマをかけます。ワンカールパーマなので、髪が広がりやすい人も。ノンパーマなら、26mmのカールアイロンで内巻きにワンカール巻きます。どちらの場合も、ワックスを馴染ませる時に、外ハネにしながら動きを出します。最後に手に残ったものを前髪の毛先につけたら完成です。

担当サロン:Rougy (ロージ) 大石沙季さん

 

【3】オン眉×パーマが可愛い外国人風ショート

Point

簡単スタイリングでお洒落を楽しみたい人におすすめのこちら。クセ毛のような柔らかい動きやニュアンスを出すパーマなので、スタイリング剤をなじませるだけで可愛くなれます。

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【how to“ベース&カラー”】
えり足はすっきり短めにカットし、サイドは耳たぶラインに設定します。トップには、全体的にレイヤーを入れ、さらに、ふんわり柔らかい動きを演出する独立したレイヤーをオン。

カラーは、10レベルのスモーキーベージュに。オレンジっぽさや赤みが気になる人におすすめのカラーリングで、柔らかい透明感を感じられます。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、髪の長さに応じて12~20mmのロッドで平巻きに。スタイリングは、ドライな状態に(ややウェットな状態でもOK)、クリームワックスをなじませ耳に軽くかけるだけ!セット剤は、ややスタイリング力があるタイプを選んで。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん

 

「ボブ」ゆるふわパーマスタイル

Point

外国人風のニュアンスパーマが魅力のボブスタイル。くせ毛のような柔らかい動きで、ラフなお洒落感を演出します。

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【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩上のボブ。トップにレイヤーを入れ、軽さを出します。顔まわりに長めのおくれ毛をつくることで、抜け感スタイルに。また、前髪はウザバングのシースルーで今っぽく。

カラーは、12レベルのブラウンアッシュをセレクト。ブラウンベースで柔らかみのあるアッシュに仕上げた秋カラーは、ツヤ感、透け感が秀逸です。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜32mmのロッドをメインに使い、平巻きのデジタルパーマをかけます。トップは中間巻きにするのがポイントです。スタイリングは、セミウェットな状態で、ソフトムースを全体に揉み込みます。自然乾燥orドライヤーの弱風で優しく乾かしてから、ヘアバームを薄めに馴染ませたら完成です。ソフトムースは、しっかりカール感を出しつつ固まらないタイプがおすすめ。

担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 前田真吾さん

 

「ミディアム」ゆるふわパーマスタイル

Point

髪を伸ばしかけの方にチャレンジして欲しいこちらのパーマスタイル。軽さや動きをプラスしたい人におすすめです。デザインレイヤーとの組み合わせで、しゃれ感のあるこなれた大人の仕上がりを叶えます。

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【how to“ベース&カラー”】
ベースは鎖骨ラインでカットし、ローレイヤーを入れます。さらに、独立したデザインレイヤーを入れ、こなれ感のある動きを演出。前髪は、間引くイメージで薄めに。

カラーは、9レベルのミントアッシュをチョイス。アッシュよりも透明感があり、落ち着いたトーンで涼しげな印象を与えます。濡れ感スタイリングともベストマッチです。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは23〜30mmのロッドで毛先を1回転半の平巻きに。トップのデザインレイヤーのみ、根元まで巻き込んでパーマをかけます。硬毛さんには柔らかさを、軟毛さんにはふんわり感を与えてくれます。
スタイリングは、髪を8割ほど乾かしたら、保湿力のあるオイルを全体になじませます。最後に、ドライな質感をつくるシーソルトスプレーを重ね、おしゃれな質感にするのがポイントです。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

「ロング」ゆるふわパーマスタイル【3選】

【1】骨格カバーが叶う柔らかウェーブロング

Point

骨格四角さんはエラが角張った骨格が顔を大きくみられがちなため、ふんわりウエーブで優しく見せるのがポイント。

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【how to“ベース&カラー”】
たっぷりのレイヤーで髪に動きが出るようにカット。顔周りの髪は、骨格をカバーできるように顎下ぐらいに設定しています。

カラーは10トーンのアッシュグレージュ。赤みをけして外国人風の柔らかく透明感ある髪色になります。赤みが強い方や地毛が黒が強い方はダブルカラーがオススメです。

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【how to“パーマ&スタイリング”】
ケアデジタルパーマで負担を少なく低温でかける事で柔らかな潤いのあるカール感に。ミックス巻きで2回転しています。セットが苦手な方でも再現しやすいデザインです。ふんわりしたウエーブを作り、優しい雰囲気を出すのが四角顔さんにはオススメです。スタイリングは、バームとポリッシュオイルを1:1で艶感がでるようにつけています。

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 鳥居菜美子さん

 

【2】黒髪でも軽やかになるパーマロング

Point

ふんわり大人っぽさ抜群の巻き髪なら、結んでも疲れた感は全く出ないし、パーマをかければ毎日のスタイリングも楽だし時短で助かることだらけです。

【how to“ベース&カラー”】
ロングレイヤースタイル。全体的にレイヤーを入れて毛量調節しつつ、全体に動きが出るようにしています。顔周りは短くカットして、姫カットにしてます。前髪は長めのシースルーにして、横に流すことで若干面長のお顔をカバーしています。パーマは艶を与えながらかけられるデジタルパーマをワンカールてかけています。

カラーは施さず、地毛の黒髪のまま。伸びてきても、生え際のプリンも気にならないし、カラーによるダメージも気にしなくていいので、忙しくてなかなか美容室に行けない方は地毛が断然楽!

【how to“スタイリング”】
中間毛先を軽く濡らし、ねじりながらドライヤーで乾かすとカールがでます。顔周りの姫カット部分は、32ミリのカールアイロンで、軽く巻くと、より可愛いし感じになります。仕上げは、ワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】美人見え抜群の抜け感ロング

Point

ロングレイヤーにゆるっとパーマを組み合わせたこちら。抜け感たっぷりで柔らか見せを叶え、色っぽくややウェットに仕上げるのがポイント。

【how to “ベース&カラー”】
胸上レングスでベースをカット。全体にレイヤーを入れ、表面はスライドカットで動きと浮遊感を出します。前髪は、鼻先の長さでややラウンドにカットし、おくれ毛もつくります。

カラーは、6レベルのチャコールグレーに。しっかりグレー感のあるダークトーンにすることで、大人っぽい落ち着いた印象を与えます。パーマの場合、明るめだと可愛くなるため、暗めにおさえるのが◯。

【how to “パーマ&スタイリング”】
パーマは、26~40mmのロッドで毛先を平巻き。前髪は、40mmで根元まで巻きます。スタイリングは、8割ほど乾かしてから、重めのトリートメントオイルを中間〜毛先になじませ、手でクシャっと揉み込むようにウェーブ感を出します。パーマをかけると乾燥してパサつきやすいので、セット剤はトリートメントオイルを選んで。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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