【2025最新!ロングの髪型】大人かわいいヘアスタイルとアレンジを紹介

最新のロングや「最旬ヘアランキングTOP5」にランクインしたロングなどを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介。長さを活かした大人かわいいアレンジもご紹介します。
「2025最新トレンド」旬顔になれるロング【5選】
【1】チェリー系レッドの大人カジュアルなレイヤーロング
軽やかなチェリー系のレッドをセレクトすることで、明るい華やかさと知的な印象を兼ね備えることができます。ヘアスタイルはあえて巻かずに、ラフ感のある大人カジュアルを楽しんで。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは鎖骨下のワンレングス。表面をメインにレイヤーを入れ、まとまり感と軽さのバランスがとれたデザインに。前髪は目上の長さでややラウンド気味につくることで、柔らかい雰囲気をプラス。
カラーは10レベルのチェリーレッドに。ワインレッドより軽く明るいヘアカラーで、春にもぴったりな暖色カラーです。
【how to“スタイリング”】
トリートメントオイルをなじませてから髪を乾かし、バームをもみ込みます。前髪もくしゅっともみ込みランダムな動きを出すとグッド。硬毛さんや髪質がストレートの人は、32mmのコテで毛先をワンカール巻いてからスタイリングをなじませるとラフ感が1日キープできます。また、コテでキレイに巻けばキレイめな印象にもなるので、オンオフでスタイリングを変えたい人にも◎。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【2】ラフな動きが魅力のゆるふわ抜け感ロング
ロングヘアでカジュアル感を楽しみたい人にチェックして欲しいのがこちら。ウェーブ巻きの表情が活きるよう全体に絶妙なローレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーをプラス。前髪の長さと薄さのバランス加減で、ラフな動きでこなれ感のある仕上がりを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸下レングスのロング。巻いたときにラフな動きが出るようローレイヤーを入れます。前髪はリップラインで薄めにカットし、あごラインでもみ上げをつくります。
カラーは11レベルのミルキーベージュに。ベージュ系ではありますが、ほんのりブラウン感を加え、こっくりとした柔らかさと透明感を両立。明るめカラーに初チャレンジという人や派手カラーになりたくない人に◯。
【how to“スタイリング”】
全体を乾かしたら、32mmのアイロンでウェーブ巻きに。内巻き&外巻きが3回できるとキレイなウェーブ感が出せます。顔まわりはリバース、もみ上げは内巻きに巻きます。
最後に毛先のパサつきをおさえる程度に軽めのオイルを毛先になじませたら出来上がり。オイルはつけ過ぎると、カール感が取れてしますので塗布量に注意して。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【3】顔まわりデザインがポイントの内巻きレイヤーロング
ローレイヤーで扱いよさも抜群のロングヘア。顔まわりが軽やかな印象になるので、少しだけ雰囲気を変えたい人はもちろん、初めてレイヤーにチャレンジしたいという人にもおすすめです。前髪とおくれ毛をつなげて抜け感を出しやすくしているので、乾かすだけでも決まる優秀ヘアです。
【how to“ベース&カラー”】
胸上のワンレングスでベースをカットし、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかからない長さで切り、ほお骨ラインでつくったおくれ毛とつなげるようにカットし毛流れを出しやすくします。
カラーは8レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感カラーとして王道ではありますが、気になる髪の赤みを消すだけでなく、肌ベースを問わず誰にも似合う万能カラーでも。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンを使い、全体を上下2パネルに分けてから毛先を内巻きにワンカール。顔まわりもワンカール巻きます。ソフトバームorやや重い質感のオイルを毛先から揉み込んだら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 米本圭吾さん
【4】ステップカットでおしゃれに差が付くストレートロング
プツッとした存在感のあるラインを強調した“ステップカット”と合わせたこちらのストレートロング。フェイスラインに姫カットのようなデザインをつくるのがポイントで、シンプルヘアでもお洒落に差をつけたい人にぴったりです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下でぷつっとライン感が出るように切ります。ほお骨ラインと長め前髪を同じくライン感を出してカットするのがポイント。レイヤーは入れずにワンレングスの重さを楽しみます。
カラーは10レベルのレッドブラウン。トレンドの暖色のなかでも彩度が高いヘアカラーで、髪色をキレイに見せることができツヤ見せも満点。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをまっすぐ通すだけの簡単ヘア。アイロン後、軽めのオイルをしっかりなじませます。ラインを出すとお洒落感がUPするので、毛先、顔まわり、前髪にはたっぷりつけるのがコツ。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) 佐藤礼華さん
【5】ハイトーンカラーの華やかなロングレイヤー
上品で華やかな印象を与えるこちらのロング。レイヤーの軽やかな動きを出しつつ、髪表面にしっかり面を見せることで艶やかな大人スタイルへ昇華させます。また、前上がりレイヤーにすることでも軽さを演出しています。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカット。耳横から長めの前髪につながるように前上がりのレイヤーを入れ、前髪からサイドに流れる動きを出しやすくします。
カラーは12レベルのミルクティーベージュをチョイス。春カラーにもぴったりで、優しい女性らしさと柔らか見せを叶えます。
【how to“スタイリング”】
カットラインに合わせてストレートアイロンを入れ、レイヤーの動きを出します。前髪はドライヤーで乾かすときに立ち上がりをつけておくと◯。束感の出るオイルスフレを全体になじませたら出来上がり。
担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 浅沼雄元さん
「2025美的ヘアランキングTOP5」にランクインした人気のロング
2025年2月の第1位ランクイン!艶かダークアッシュの韓国風波巻きウェーブロング
第1位は暗めのアッシュカラーに波巻きで仕上げたこちらのロング。キレイめなファッションにも相性ばっちりです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはバストラインのワンレングス。引き続きトレンドのシースルーバングを長めにつくり、サイドに流れるようにします。顔まわりはあごラインにおくれ毛をつくります。
カラーは艶のあるダークアッシュに。こちらは6レベルの明度ですが、8レベル以下ならアッシュでもツヤ感を楽しむことが可能。赤みを出さないようにブラウンをMIXするのがポイントです。
【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで毛先から内巻き→外ハネを交互に巻き、S字カールのウェーブ巻きに。前髪は毛先のみアイロンを通します。ツヤ感が必須なので、髪のクセが気になる人は縮毛矯正をすると仕上がりがキレイになります。スタイリング剤はオイルorバームを選び、ベタっとならない程度に軽くなじませます。最後に前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
2025年2月の第3位ランクイン!大人上品な暗髪の韓国風ロング
第3位は憧れの韓国風スタイル。難しいアレンジに見えて、慣れればそれほど時間がかからないアレンジなので、ぜひ挑戦して。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下でカットし、耳前の顔まわりにたっぷりレイヤーを入れます。骨格を隠す長さのおくれ毛をつくり、ニュアンスをプラス。前髪はシースルーにカットします。
カラーは8レベルのブラウンベージュをセレクト。肌なじみがよくイエベ・ブルベを問いません。柔らかい雰囲気はもちろん、暖色系をMIXしているためツヤ感も抜群です。
【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで(胸上のレングスの場合32mm)、毛先を内巻きにワンカール、顔まわりはリバースに巻きます。巻いた後にブラシを通すことで柔らかいナチュラルな仕上がりに。巻きすぎないようにするのがコツ。前髪は軽めにワンカール巻きます。スタイリング剤は、手ぐしを通しても柔らかカールをキープできるシルエットワックスがおすすめ。全体的にスプレーし、さらに顔まわりにしっかりつけたら完成です。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん
おしゃれニュアンスが出る「レイヤー」ロング【3選】
【1】2WAYバング+たっぷりレイヤーの小顔見せも叶うロング
たっぷりレイヤーを入れつつ、今っぽくベースの重さを残したこちらのロングスタイル。軽やかな動きが出しやすく、まとまり感も抜群です。2WAYバングとしてはやや短めですが、前髪とフェイスレイヤーのスタイリング次第で、大人かわいいも、キレイめもアレンジ自在なのが嬉しい。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカット。特に、耳より前をぐぐっと前上がりにするのがポイントで、まとまりがありつつ動きのあるデザインを叶えます。さらに、耳前にはたっぷりレイヤーを入れます。前髪は短めの2WAYバングに。
カラーは8レベルのグレージュをチョイス。赤みをおさえた透明感のある色味で、キレイめな大人カジュアルを演出します。寒色に寄りすぎない無彩色なので、冬カラーとしてもぴったりです。
【how to“スタイリング”】
仕上げではブローでも、ストレートアイロンでも、カールアイロンでもお好みで。大人かわいくするならおくれ毛にカールをつけ、キレイめにするならかき上げバングに。ツヤ感とまとまり感が鍵になるので、髪質に合わせてスタイリングを。ツヤ出しスプレーを全体にスプレーし、ごく少量のヘアクリームを毛先になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
【2】姫カットをプラスした大人かわいいレイヤーロング
トレンドの顔まわりレイヤーがたっぷり入っているこちらのロングヘア。ストレート仕上げのかわいいデザインで、スタイリングも楽々です。また、印象チェンジを叶える姫カットは、毛先に軽さを出してナチュラルな雰囲気に。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカットし、耳前にしっかりレイヤーを入れたトレンドスタイルに。さらに、骨格に合わせたソフトな姫カットをつくります。前髪は薄めにカット。
カラーは、6レベルのアッシュグレージュをチョイス。やや暗めのカラーながら透明感があり、色落ちしてもオレンジっぽくならずに色持ちがいいのが特徴です。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンを全体に軽く通すだけ。最後に、軽めのオイルを毛先になじませたら、簡単でかわいいスタイルの出来上がりです。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
【3】顔まわりが大人っぽくおしゃれになるハイレイヤーロング
ストレートタッチや、まとまり重視のスタイルに飽きてきた、というお洒落上級者におすすめなこちらのロングヘア。顔まわりとフロントに技ありのデザインレイヤーを入れているので、重めベースでも髪の表情がつくりやすいのがポイント。独立したレイヤーは、結んだ時のニュアンスになるだけでなく、小顔効果ももたらします。
【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さは、胸下くらいでカット。顔まわりとフロントにダブルでハイレイヤーを入れ、毛流れや華やかなカール感をつくりやすくします。特殊な入れ方なので、髪型をデザインしたい人におすすめ。前髪は、頬の長さでカットします。
カラーは、9レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感、柔らかさを与える色味で、あか抜けも叶えます。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、ベースを内巻きにワンカール。さらに、顔まわりと表面はアイロンを根本から入れ、アーチを描くように滑らせ動きをプラス。スプレーワックスなどを軽くなじませたら完成です。ストレートに仕上げてもかわいく、巻き方で表情がガラリと変わるので、印象チェンジを楽しんで。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
ゆるふわ&カール感が魅力の「パーマ」ロング【3選】
【1】おでこ出し前髪がポイントの大きめカールのロング
バカンス感満載のこちらのロング。顔型を選ばず、アイロンを使わないパーマスタイルなのでスタイリングも楽々です。そして、スタイルのポイントは、前髪。短めの長さですが、おろさず分けてスタイリングすることで大人のムードを演出。分かれやすい前髪でもお洒落感UPを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、全体的にレイヤーを入れます。前髪は、目にかかる長さでカット。
カラーは、8レベルのアッシュサンドベージュに。アッシュとサンドベージュをMIXしたカラーで、くすみと赤みを解消し、地毛のような柔らかさをプラスします。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜28mmのロッドを使い、スパイラルパーマをかけます。根本からしっかりかけることで、大きめのカール感に仕上がります。
スタイリングは、オイルをもみ込むようになじませ乾かすだけ。前髪は、6:4くらいのパートで分けるのがおすすめです。最後に、ソフトバームか、やや重めのオイルを毛先からくしゃっともみ込んだら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【2】ゆるっとパーマの抜け感ガーリーロング
シースルーバングだけでなく、ゆるめのパーマをかけることで、さらなる抜け感をプラス。アイロンで仕上げても、ヘアスタイルが崩れてしまう人におすすめなデザインです。また、ロングヘアで、動きや軽さが欲しい人、伸ばしかけで変化を求める人も要チェックです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、胸ラインのローレイヤーに。毛先にはあまりレイヤーを入れずに、重さを残すことで今っぽい洒落感をUP。前髪は、長めのシースルーにカットし、顔まわりはあごアインで軽めにつくります。
カラーは、10レベルのラベンダーグレージュに。柔らかさと透明感を両立するヘアカラーで、上品なイメージも与えます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、大きめの32mmのロッドで毛先をワンカール、顔まわりと前髪はラフな動きが出るようやや細めのロッドを使います。
スタイリングは、毛先がやや濡れている状態までドライしてから、しっとり系のオイルを全体になじませるだけの簡単ヘアです。アイロン要らずなので、暑い季節にも◎。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【3】大きめウェーブとマスタードカラーが印象的なカジュアルロング
ロングヘアで動きやちょっとした甘さが欲しい人におすすめなのがこちら。大きめなウェーブのようなパーマにすることで、柔らかい質感でかわいい雰囲気を演出します。コンサバ系やマニッシュなスタイルからのスタイルチェンジにも取り入れやすいデザインで、気になるクセ毛を活かすことも可能。
【how to“ベース&カラー”】
胸くらい長さでカットし、全体的にグラデーション、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪は、リップラインからあごにかけてラウンドさせて切ることで、動きのある表情に。
カラーは、12レベルのマスタードベージュをセレクト。黄色味をあえて加え、肌写りがよく、こなれ感のあるお洒落カラーに仕上げます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmのロッドを使い、毛先から根本までの平巻きに。前髪は、太めのロッドでリバースに巻きます。
スタイリングは、髪が乾いた状態でドライな質感のフォームを毛先から持ち上げるように馴染ませるだけ。くしゃくしゃと揉みこんで、カールを整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
韓ドラやK-POPみたいな華やかな「韓国風」ロング【3選】
【1】ケンニプモリの波巻きウェーブロング
ケンニプはエゴマ葉を意味し、タイトに流した前髪と束感がポイントになります。そんなケンニプモリに合わせたいのが、ゆるっとした波巻きウェーブヘアです。ツヤ感重視で韓流女優のような女性らしさを演出しつつ、お洒落な抜け感をプラス。
【how to“ベース&カラー”】
胸下のカットベースに、顔まわりにレイヤーを入れ、ベースはあえて重さを残します。前髪は目の下の長さで薄めにつくります。
ヘアカラーは9レベルのマロンベージュに。カラーもツヤ感重視で暖色系を選びますが、赤みをおさえて柔らかさも欲しいのでベージュ系で。品よくいい女っぷりをあげてくれる色味になります。
【how to“スタイリング”】
45mmの太めのカールアイロンで、毛先を内巻きにワンカール巻いたら、中間から平巻きで2〜2,5回転巻いて波巻きに。前髪は中間から流すようにストレートアイロンを通します。ポイントとなる束感は、毛束をつまんで巻くとグッド。ウェーブ部分にはツヤ感を出すバームをなじませ、前髪と顔まわりはマスカラタイプのややセット力があるスタイリング剤で仕上げます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
【2】レイヤー×内巻きの韓国風甘めロング
毛先に重さを残しフロントにたっぷりとレイヤーを入れた韓国風ヘアは、ワンカールでつくれるためアイロンが苦手でも可愛い仕上がりを叶えます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。
カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。
【how to“スタイリング”】
32mm もしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。
担当サロン:Violet(バイオレット) 内田圭悟さん
【3】エアリー感のある韓国風くびレイヤーロング
韓国っぽい雰囲気で、ナチュラルさを感じられる、くびれヘア+レイヤー=“くびレイヤー”です。顔まわりの自然な毛流れが、今どきなエアリー感でお洒落を演出!
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さでカットし、くびれをつくりたい長さにレイヤーをオン。骨格と顔型に合わせ顔まわりを調整し、前髪はシースルーに。
カラーは、6レベルのグレージュに。透明感と柔らかさがあるので、ダークトーンでも透け感があり軽やかに。ツヤ感も抜群で、美人カラーにも。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、大きくワンカール巻きます。毛先から巻かずに、中間からアイロンを滑らせるように大きなカールをつくるのがコツ。顔まわりはリバースに巻きますが、斜めにアイロンを入れて頬骨に添うように。前髪は、マジックカラーで巻いておくとグッド。スタイリング剤は、少量のオイルと艶出しスプレーでペタッとしないようエアリーに仕上げます。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池澤大地さん
ふんわりボリューム感が出る「ウルフ」ロング
ハイレイヤーぷちウルフミックスパーマ。ウルフレイヤーの段ごとにパーマをかけたスタイル。無造作にちらしてボリュームを出せるので顔型を選ばずに合わせができます。
【how to“ベース”】
流せるように少し斜めにカット。おろしてもいいように少し薄めの前髪を内側に作り2WAY使用に。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
「40代・50代」におすすめ!美的GRAND世代のロングは質感とシルエットが大事
ハチ張りの場合、ロングヘアだと広がって頭の大きさが目立ちがち。髪質改善できるトリートメントを取り入れると質感が良くなり、まとまりがアップ。巻き髪にしたとき美シルエットに。
【how to“ベース&カラー”】
バストラインのロングは、毛先がまとまるようにカット。前髪は薄く作り、顔周りにはグラデーションカットをプラス。
明るくなりやすい髪質のため、暗めのブルーブラックのワンカラー染めに。自然な黒髪に見える色で、大人にぴったり。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、まずは根元から軽くストレートに。そのまま、毛先のみミックスに巻く。オイルワックスで束感を。
担当サロン:Sui表参道(スイ オモテサンドウ) 冬木慎一さん
「前髪あり」前髪の種類別×ロングヘア【5選】
【1】「シースルーバング」の抜け感のあるレイヤーロング
重たく動きの出にくいロングは、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れて印象チェンジを!長さを変えずに雰囲気を変えられ、トレンド感も上がるデザインに。また、前髪はシースルーにすることで、より抜け感を演出できます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上の長さで前上がりラインにカットし、レイヤーを欲しい場所から顔まわりにたっぷり入れます。サイドバングをあごラインで切り、フェイスレイヤーとつなげます。前髪は抜け感のあるシースルーに。
カラーは9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。ナチュラルなアッシュカラーを楽しめ、肌なじみも抜群。黄色っぽさをおさえ、透明感とツヤ感を与えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを中間〜毛先に入れ、自然なカール感に仕上げます。顔まわりはレイヤーを出すように毛先をワンカール巻くとグッド。軽めのオイルをさらっとなじませたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
【2】「重めフルバング」のエッジのきいたロング
思い切って顔まわりをリップラインでカットすることで、エッジのきいたデザインとなりますが、透明感カラーで柔らかさや甘さをプラス。前髪は、フルバングで重めに。顔まわりデザインは、結んだ時のニュアンスにもなり、フェイスラインのカバーにも。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、胸ラインの切りっぱなし。ぱつっと切り揃えることで、お洒落感をUPさせながら、パサツキもおさえられます。顔まわりはリップラインで切り、レイヤーを入れます。
カラーは、両サイドの耳後ろにインナーカラーを入れ、マロンブラウンをオンカラー。暖色ならではの優しい色味で、柔らかい仕上がりを実現します。
【how to“スタイリング”】
全体はストレートアイロンを真っ直ぐ通し、顔まわりのみやや内巻きに。ツヤ感を出す軽めのオイルを全体的になじませたら完成です。
担当サロン:GARD/ëN(ガーデンエン) nagiさん
【3】「2WAYバング」の韓国風ロング
顔まわりの柔らかい動きと小顔見せを実現するこちらの韓国風ロング。スタイリングに手のかかるイメージの韓国ヘアですが、自宅で簡単に作れるデザインをご提案します。耳前を前後2パネルに分け、リバースに巻くだけのシンプルスタイリングなので、テクニック要らずで時短ヘアなのもうれしい。
【how to“ベース&カラー”】
全体を胸下の長さで、やや前上がりベースでカット。ベースは重めで、顔まわりにのみ流れるようにレイヤーを入れます。前髪は、巻いて目にかからない長さに設定し、かき上げもできる2WAYに。
カラーは、10レベルのブラウンベージュに。肌トーンを明るくし、柔らかい印象に見せられるヘアカラー。ツヤ感も抜群です。
【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、毛先を内巻きにワンカール。耳前の髪を前後2パネルに分け、骨格に合わせてリバースに巻きます。面長さんは、ほお骨の位置よりやや下、丸顔さんはほお骨くらいがグッド。前髪とおくれ毛は、ストレートアイロンでワンカール。スタイリング剤は、パサつきや広がりが気になる人はオイルスプレー、軟毛さんはキープ力のあるワックススプレーがおすすめ。それぞれ全体になじませたら、荒めのブラシでとかし、柔らかい印象に整えたらフィニッシュ。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん
【4】「サイドパート」知的なイメージのロング
シースルーバングからの印象チェンジでお洒落に差をつけるなら、潔く8:2のサイドパートにするのも一案です。ピシっと分けるのではなく、ふんわりとしたニュアンスを残すのが今の気分。
【how to“ベース&カラー”】
カットは、胸上のレングスで切りっぱなしに。切りっぱなしのデザインを損なわない程度にトップにレイヤーを入れ、こなれ感を出します。前髪は、ほお骨の高さくらいでカット。耳周りのおくれ毛は、あご下の長さに切り擬似うぶ毛に。
ヘアカラーは、10〜12レベルで、毛先が明るくなるようグラデーションに。ラベンダーとサンドベージュをMIXした色味で、柔らかく温かみのある印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
ドライ前に軽めのオイルをなじませ、ドライヤーで乾かします。前髪を8:2パートで分けたら、耳かけしますが擬似うぶ毛は残したままに。最後にバームを毛先からくしゃっと揉み込むようにつけ、手に残ったもので前髪と擬似うぶ毛を整えたら完成。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【5】「ケンニプモリ」小顔も叶えるレイヤーロング
顔まわりにたっぷり入れたレイヤーを活かしたロングヘア。パラっとした束感が魅力の「ケンニプモリ(エゴマの葉前髪)」でも韓流スタイルを演出。ロングヘアの脱マンネリ感やレイヤーで印象チェンジをしたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
バストトップの長さで前上がりにベースを切り、サイドにたっぷりレイヤーを入れます。バックにもレイヤーを入れ、前髪は鼻の長さでラウンド状のシースルーにカット。
カラーはツヤ感のあるラベンダーベージュを7レベルで。程よいラベンダー味があり、肌色をキレイに見せる効果も望めます。髪の乾燥が気になる季節にもおすすめです。
【how to“スタイリング”】
太めのロールブラシを使い全体をブローし、ボリュームとツヤ感をプラスしてから、カールが欲しいところを40mmのスクエアバーアイロンで巻きます。スクエアバーアイロンは、しっかりとしたカールがキープできるので韓国アイドル風のヘアスタイルの再現にイチオシ。最後にスプレーワックスを全体にスプレーしたら完成です。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 川嶋映美さん
「前髪なし」大人っぽい雰囲気のロング【3選】
【1】センターパートのロングレイヤー
程よいレイヤー加減で、扱いやすくハンドブローでもまとまるロングレイヤー。顔まわりのおくれ毛ニュアンスが色っぽく、頬骨をカバーして小顔効果も望めます。また、長めの前髪にするならセンターパートが今季の気分。
【how to“ベース&カラー”】
全体の長さを胸上でカットし、ローレイヤーを入れながらトップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでカット。顔まわりに沿うようなおくれ毛をとり、あごラインのもみ上げとスライドカットで繋げます。
カラーは、8レベルのラベンダーベージュをセレクト。寒色でも、暖色でもないニュートラルな色合いで、ツヤ感があり品よく見せることができます。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ハンドブローだけでもまとまりますが、アイロンを使うなら38mmがおすすめ。毛先をゆるめに外ハネに巻き、前髪と顔まわり、表面はリバースに巻くとグッド。リバースに巻く際は、アイロンを滑らせるように毛流れをつくります。艶出しスプレーを全体にスプレーし、前髪や毛先の束感をヘアクリームで整えたら出来上がり。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
【2】顔まわりにふわっとした動きを出したロング
顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたこちらのロングヘア。柔らかい毛流れがポイントで、韓国アイドルを思わせる華やかな雰囲気が魅力です。クールになりがちなセンターパートですが、緩やかでふわっとした動きにより女性らしい印象に。
【how to“ベース&カラー”】
全体の長さはバストトップあたりでカットし、顔まわりにしっかりレイヤーを入れます。もみ上げにもレイヤーを入れると、空気感のある動きが出て韓国ヘアを再現しやすくなります。
カラーは、オリーブの柔らかさとベージュの透明感をバランスよく兼ね備えたオリーブベージュを8レベルで。イエベさんにも似合う寒色系カラーで、日本人特有の髪の赤みをおさえながら、くすみ知らずで肌写りもきれい。
【how to“スタイリング”】
たっぷりレイヤーが入っているので、38mmのコテで全体をワンカール巻くだけで柔らかい動きを実現。前髪は、太めのマジックカーラーで巻いておき、最後になじまます。スタイリング剤は、スプレータイプのオイルやワックスを選んで。全体に軽くスプレーをしてなじませたら完成です。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 川嶋映美さん
【3】センターパートのゆるふわロング
顔周りのニュアンスもお洒落で色っぽいロングスタイル。パーマで動きがあるので、センターパートにもチャレンジしやすい。さらに、面長さんのカバー、小顔効果も期待できます。
【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上の長さでグラデーションにカット。パーマの動きが出やすいようにトップのみにレイヤーを入れます。前髪は、あご下3cmで長めに薄くつくります。
カラーは、8レベルのラベージュカラーに。グレージュにラベンダーをMIXしたヘアカラーは、透明感のある上品な印象で、大人女性におすすめ。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜38mmのロッドで中間から毛先を平巻きに。トップは根本まで巻き込みます。前髪は、中間からリバースに巻きます。
スタイリングは、8割ほど乾かしてから、しっとりタイプのオイルを馴染ませ、最後にシーソルトスプレー(ドライな質感をつくる)で動きを出します。セミセットな今っぽい質感を目指して。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
大人かわいいロングのヘアアレンジ【9選】
【1】ぶきっちょさんにもおすすめしたい簡単なねじりワンポニー
手軽で簡単で、髪もジャマにならないひとつ結びアレンジは大人気。時間がないとサッとまとめて結んでしまうだけですが、ひと手間加えるだけでグンとおしゃれ度がアップします。
「結び目のゴムが目立たないように毛束をゴムの上に巻きつける“ゴム隠し”が苦手なので、テクいらずでゴムを見せないようにしたアレンジです。くずれにくいのも特徴。ゴムがふたつあればできるので不器用な方でも作りやすいですし、今日は巻いていますが巻かなくてもOKですよ」(木村さん)
【HOW TO】
STEP1:サイド部分は残してひとつに結ぶ
全体を細かいゆる巻きにしてから、少量のヘアクリームを薄くなじませておく。耳ラインよりの前の髪を残し、後ろ部分の髪は真ん中よりやや下の位置でひとつ結びに。
STEP2:残しておいた毛束も結ぶ
残しておいた耳前の髪を、ひとつ結びにした上でまとめて結ぶ。写真のように2段の結び目ができる。
STEP3:上の結び目に下の毛束を通す
STEP2の結び目の下から指を入れくるっと90°回転させ、その隙間に下の毛束を通す。
最初は上にあった結び目が下にくるので、その毛束を左右に分けてキュッとしごけば、ピンで留めなくてもくずれにくくなる。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:Violet(バイオレット)
【2】三つ編みよりも簡単なねじり編み

SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
ヘアアレンジが苦手だったり、ちょっと億劫に感じてしまう人にぜひ試してほしいのが「ねじり編み」。三つ編みは3束を編んでいく方法ですが、ねじり編みは2束を編むやり方です。
なによりもうれしいのは簡単なこと。手数が減るので時短になり、コツをつかめば5分程度でできるようになるはずです。
また、3つ編みほどキツくならないため毛束がなめらかに引き出せて、編み終わった後のほぐしがテクいらず。大胆にほぐすこともでき、こなれ感をプラスするのにぴったりです。
【HOW TO】
STEP1:2つの毛束をねじって重ねる
最初に、1円玉大のソフトワックスを髪全体になじませておく。手前の毛束は後ろ向き、奥の毛束は前向きに、それぞれきつくねじる。それから奥の毛束を手前に持ってきて、手前の毛束の上に重ねる。
STEP2:そのまま2束を交互に重ねていく
2束を交互に重ねながら、毛先まで編んでいく。毛束のねじりが緩んできたらきつくねじり直してOK。
STEP3:毛束をほぐして形を整える
編み終わりを手で押さえ、編んだ部分の髪をつまみながら引き出してほぐす。バランスを見ながら毛束全体をほぐしたら、耳の後ろの髪を少しつまんでふくらみを出し、全体のフォルムを整える。最後に編み終わりをゴムで結び、ヘアアクセを飾る。
完成
【SIDE】
担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA
【3】ロングだから映えるフェミニンなねじりハーフツイン

ALBUM スタイリスト
Nagisaさん
顔周りのカットやふわっとしたスタイルや、透明感のあるなじませハイライト、肌がトーンアップして見えるラベンダー系のツヤカラーが得意。フレンチガーリーから韓国ヘアまで、トレンドを取り入れたデザインが好評。スタイリングやヘアケアの方法、ファッションとのリンクまで、幅広く相談できる。
両サイドを結んだハーフツインをちょっと変えて、大人でもマネしやすいサイドアップアレンジに。顔周りがスッキリするから、髪が落ちてくることにストレスを感じている人におすすめです。
「ガーリーなスタイルが好きなので、サイドをねじり編みにしてパールのバレッタで留めました。巻き髪との相性がよく、かわいい雰囲気が楽しめます」(Nagisaさん)
【HOW TO】
STEP1:髪全体を巻く
顔周りの髪を分け取っておく。32mmのカールアイロンで、毛先は内巻き、中間はミックス巻きにする。顔周りの毛束は根元から外巻きに。なるべく高い位置で巻くと、ロングでも髪がダレない。
STEP2:スタイリング剤をつける
オイルを2プッシュ出して指の間にまでしっかり広げてから、手ぐしでなじませてカールをほぐすようにする。スタイリング剤は一度でたっぷりつけず、少しずつなじませて質感を調整するのがコツ。
STEP3:サイドをねじり編みにする
サイドの髪を2束取り、交互に重ねながらツイスト編みに。目の高さの位置にバレッタを留める(これがかわいく見える秘訣)。逆サイドも同様に。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:ALBUM GINZA
【4】表面だけくるりんぱの華やかひとつ結び

K-two Esola IKEBUKURO スタイリスト
吉川夏海さん
大人っぽくてキレイめなスタイル作りが得意。オンでもオフでも使いやすいヘアは、働き女子の味方! 自分でも手早くスタイリングができる再現性の高さにも定評あり。
フィッシュボーンみたいに見えるけれど、これは小さなくるりんぱをつなげただけ。しかも毛束の表面だけをくるりんぱにしているから、手元が見えなくても手早く簡単に作れるのもポイント!
【How to】
STEP1:後頭部を結ぶ
髪にツヤとまとまりを出すためにオイルをなじませてから、後頭部の上部をゆるっと結ぶ。
STEP2:ハチ周りの髪をくるりんぱに
Step1でまとめた下部分のハチ周りの髪を1の結び目の上に重ね、くるりんぱを作る。その後、後頭部の毛束を指で引き出してふっくらさせる。
STEP3:耳下の髪をくるりんぱに
囲んだ部分の髪も2のようにくるりんぱにする。
STEP4:毛束の両端をくるりんぱに
毛束の両端の髪を取り、真ん中で結んでくるりんぱに。これを3回繰り返したら、くるりんぱした部分の毛束を指で引き出して、ラフさをプラス。最後に下に結び目にヘアアクセを飾る。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:k-two Esola IKEBUKURO(ケーツーエソラ 池袋)
【5】インナーカラーロングにおすすめ!くるりんぱシニヨン
シニヨンだけでもいいけれど、ちょっと差をつけたいときにいいのがくるりんぱをプラスしたアレンジ。とくに、インナーカラーが入っている場合は映えがアップして、満点の後ろ姿に!
【HOW TO】
STEP1:ハーフアップを作る
毛先を中心に少量のオイルをなじませておく。耳の上で逆V字に髪を取って結び、ハーフアップにしてからくるりんぱに。ねじった部分の髪を指でつまみ出し、崩しながら立体感を出す。
STEP2:シニヨンを作ってクリップを飾る
顔周りの髪を残して全体を下の位置でまとめ、毛先を引き抜かない輪結びに。毛先を結び目に巻きつけてシニヨン風にし、ヘアクリップで押さえる。
STEP3:顔周りの髪を巻く
残しておいた顔周りの髪をカールアイロンで縦巻きにして、ゆるっとした曲線をつける。ぐるんと強くクセづかないように、アイロンで巻いたら時間を置かずスルーさせる程度に。
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:PearL
【6】ワンランク上の仕上がり!くるりんぱ+ロープ編みのひとつ結び

MINX shibuya smart salon デザイナー
高野亜美さん
シンプルだけれどどこかひとくせあるスタイルが得意。ファッションとメイクに溶け込むおしゃれなヘアデザインを提案! パーマのコンテストで受賞歴も多数。
「結び目の下をくるりんぱにして、その下はねじりながら編むロープ編みにした形です。くるりんぱやロープ編みって誰でもできるくらい簡単なテクなんですけど、そういう簡単なものをいくつか組み合わせると凝って見えるんです」(高野さん・以下「」内同)
ロープ編みは3つ編みに比べて緩みがちだからこそ、こなれたニュアンスが出しやすくて気に入っているそう(今回のアレンジはきつく編んでいますが)。そしてアレンジをキレイに見せるコツは「スタイリング剤をしっかりつけること」なのだとか。
【HOW TO】
STEP1:前髪を留める
髪全体にバームをしっかりなじませ、まとめやすいようにしっとりさせておく。こめかみの髪は残し、前髪の真ん中の毛束を後ろ向きにねじって留めて。ポンパドールの要領で!
STEP2:ひとつ結びにしてくるりんぱに
後ろの髪は後頭部の真ん中あたりでひとつに結び、毛束の一部を結び目に巻き付けてゴムを隠す。結び目の少し下をまた結び、2つの結び目の間の毛束をくるりんぱに。
STEP3:毛先はロープ編み
残った毛束はふたつに分け、それをさらに2束に分けてそれぞれねじりながら交互に重ねていくロープ編みに。毛束はしっかりねじってきゅっと編むこと。編み終わりはくるりと折り返してゴムで結ぶ。STEP1で残しておいたこめかみや顔周りの毛束をミニアイロンで軽く巻いて、完成!
完成
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン)
【7】帽子と合わせても◎フィッシュボーンで作る大人に似合うツインテール

SHEA トップデザイナー
佐藤比香瑠さん
柔らかくて女性らしさのあるヘアを提案させていただきます!ダメージのない透明感のあるカラーはお任せください*顔まわりのおくれ毛や、小顔カットが得意です♪再現性の高いヘアスタイルを提案させて頂きます。
帽子と合わせても◎なツインテールアレンジのご紹介。低めの位置で、トレンドのフィッシュボーン編みで作れば、子供っぽくならずにママさんにもおすすめ。
【HOW TO】
STEP1:ハーフアップにする
後ろをハーフアップにします。耳上ぐらいの髪をまとめるのが、量としてはオススメ。
STEP2:下も結ぶ
下の毛も結びます。上と下の結び目を少し左右にずらしてゴムでとめるのがポイント。
STEP3:フィッシュボーンを作る
片方をフィッシュボーンに編んでいきます。
STEP4:崩す
下まで編んだら、編み終わりを指で押さえながら側面の毛を引き出します。そのあと、ゴムで結びます。
完成
反対側も同じように編んだら、フィッシュボーンのツインアレンジ完成です。帽子をかぶっても可愛く決まりますよ。
担当サロン:SHEA(シア 表参道)
【8】かんざしがポイントのねじりお団子

LOAVE スタイリスト
mayuさん
美容師歴6年。ナチュラルなヘアに顔周りのニュアンスや無造作に動くパーマスタイルや、ブリーチを使わないダメージレスなダブルカラーやハイライトで肌になじむ柔らかい透明感のあるカラー提案が得意。
まとめ髪にぴったりなビッグかんざしを効果的に使ったお団子アレンジ。
「今日は崩れないように土台を結んでいますが、結ばずに髪をまとめて挿すだけだともっとゆるっとしたこなれ感が出ます」(mayuさん)
【HOW TO】
STEP1:ひとつ結びにする
髪全体にオイルをたっぷりなじませ(mayuさんの場合は100円玉2個量)、髪を低めの位置でひとつに結ぶ。
STEP2:ねじりながら丸める
結んだ毛束をきつくねじりながら、結び目を中心にぐるりと丸める。
STEP3:かんざしを挿す
丸めた毛先は結び目の外ではなく内に通し、ねじった毛束と地の毛と毛先がきちんと止まるようにグッとかんざしを挿し込む。これで完成!
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:LOAVE
【9】ゆるっとしたニュアンスが出るねじり編みシニヨン

THE GARDEN TOKYO スタイリスト
田中麻由さん
セルフスタイリングがとても簡単にできる、今っぽい「くびれるレイヤー」スタイルが推し。細部までこだわる顔周りと前髪で、小顔効果を発揮できる提案も得意。骨格・髪質・好きなテイストとともにお客さまに寄り添ったカウンセリングを大切にしている。悩みを一緒に解決して、人生でいちばん素敵なヘアを提案! 実は韓国も大好きです。
「シニヨンの上からグッとゴムをかぶせて留めているから、ピンを使うより楽ちんだし、髪が多くてもしっかりまとまります。ゴムひとつしか持っていないときにも便利。ねじり編みは3つ編みよりゆるっとほぐれやすく、ルーズなニュアンスを出すのにもぴったり。これ、飾るだけで今っぽさが増してすごく使えるんですよ。ダークな色は髪になじみやすく、明るい色だとポップになるので気分によって使い分けても◎」(田中さん)
【HOW TO】
STEP1:ねじり編みにする
合計6プッシュのオイルを、髪全体になじませる。オイルは一気にたくさんつけるのではなく、2プッシュずつくらい塗布して状態をみて足していくのがおすすめ。顔周りの髪を残し他はひとつにまとめて、それを2束に分けてそれぞれねじりながら交差させて編んでいく。
STEP2:シニヨンにしてミニクリップを飾る
毛先まで編んだら襟足より少し上の位置あたりでくるりと丸め、シニヨンの上からゴムをかぶせて留める。シニヨンはほぐさなくても自然とルーズになるので、そのままに。ミニクリップでシニヨンと地の毛をはさみ、崩れを防ぎつつ形を整える。
【SIDE】
【BACK】
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
バイオレットの愛され&いじられキャラ。気づかいを大切にした丁寧な接客を心がけている。カラーが得意。