お悩み別ケア
2017.7.27

不機嫌おば顔を予防!口角キュッな「ほほえみ唇」を作る簡単顔トレ

口角が下がっていると、不機嫌な印象になるだけでなく、老けて見られる原因にもなるもの。また笑っても口角が思うように上がらないと、「ムリして笑っている?」と思われ、笑顔が不自然な印象になります。

口角がキレイに上がっているかどうかは、素敵な笑顔に欠かせないポイント。

そこで今回は、口角が下がる原因と、“ほほえみ唇”をつくるトレーニングをご紹介します。

 

まるで不機嫌おばさん!? 口角が下がる主な原因3つ

口角が下がっている“への字口”は、怒っていなくても「怒っている?」と思われたり、老け顔の原因になるものです。そうと知っていても、「加齢とともに、口角が下がってきた気がする」という人もいるはず。

そこで、まずは口角が下がってしまう主な原因を3つご紹介しましょう。

(1)口周辺の筋力低下

キュッと上向きの口角をつくるのに必要な主な筋肉は、“小頬骨筋(しょうきょうこつきん)”、“大頬骨筋(だいきょうこつきん)”、“頬筋(きょうきん)”などです。これらの筋肉が衰えると、思うように口角が持ち上がらないばかりか、口元がたるみ、口角が下がる原因となります。

(2)舌の筋力低下

口周囲の筋肉は舌とつながっているので、舌の筋肉が衰えると日常的に口がポカーンと開いた状態になります。

試しに口を閉じ、舌先を上の前歯の裏側に置き、舌全体を上顎にピタッと吸着させるようにつけてみてください。この状態で鏡を見てみると、自然に口角が上がっているのを確認できるかと思います。

「キツくてできない!」という人は舌の筋肉が衰えている証拠。『美レンジャー』の過去記事「ゲ…口呼吸は危険!? “1回5秒のあいうべ体操”で病気や口臭にサラバ」でご紹介した“あいうべ体操”も、舌の筋力トレーニングに有効なので試してみてください。

(3)下向きでの長時間のスマートフォン操作

電車の中などでスマホ操作をしている人を見ると、大半が口をポカーンと開けたまま操作をしています。口がついポカーンと開いてしまうのは、舌や口周囲の筋肉が弱いから。さらに下を向いているので、顔の肉は重力で垂れ、口角も下がるのです。

スマートフォンを操作するときは、なるべく目線の高さまで本体を持ってくるようにしましょう。長時間連続して操作をしないようにすることも大切ですよ。

 

ほほえみ唇をつくる!「口角UPエクササイズ」

口角がキレイに引き上がるかどうかは、素敵な笑顔をつくる重要なポイント。そこで“口角UP”に効果的なエクササイズをご紹介しましょう。

体が冷えているとき、乾燥が気になるときは、肌や筋肉を痛める可能性があります。保湿を十分に行うか、入浴時などの体が温まっているときがオススメです。

(1)上下の唇を意識しながら、口を中央に寄せ、前に突き出す。歯は奥歯でやさしく噛みしめる

(2)口角を耳に引き上げるようなイメージで、唇を右上に引き上げる。このとき、顎も一緒に右にずれないよう注意し、口角は小鼻の内側に入るように意識する

(3)次に(1)の状態に戻してから、口角を左上に引き上げる。頬で下まぶたを持ち上げるようなイメージで、しっかりと顔の筋肉を使って口角を上げる

(4)以上の(1)~(3)動きを1セットとし、左右交互に5セット行う

速さは重視せず、ゆっくりと「右~左~」と、筋肉の動きを意識しながら行うのがコツ。

“左右差”がある場合は、動かしにくいほうを3~5セット多めに行ってみてください。口角をバランスよく引き上げることができるようになると、より素敵な笑顔がつくれるようになりますよ。

 

口角が下がる原因と、ほほえみ唇をつくる“口角UPエクササイズ”についてご紹介しました。

「もっと素敵な笑顔の女性になりたい」と思う方は、顔の筋肉を鍛えてみてくださいね!

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋裕美

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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