お悩み別ケア
2017.3.6

美肌に…なれない!? 女性500人が「むしろ汚肌になった肌ケア」TOP10

誰もが手に入れたい、陶器のようなツルツルすべすべ肌。「肌がキレイになる」と巷で話題の美容法があれば、試してみたくなりますよね。手軽でコストがかからなければ、なおさら。

しかし実際にトライしてみて「むしろ荒れた!」、「あんまりよくなかった!」と感じたスキンケア法もあるのではないでしょうか。

今回『美レンジャー』は、500名の女性を対象に“肌によいと聞いて実際にやってみたら、むしろ肌の調子が悪くなったスキンケア”について、アンケート調査を実施。あなたが試している方法も、入っているかも……!?

 

■「肌がキレイになる」は都市伝説!? むしろ汚肌になったスキンケアTOP5

結果は以下のようになりました。

1位・・・鼻の毛穴パック(9.6%)

2位・・・朝は水洗顔だけ(6.4%)

3位・・・『ニベアクリーム』青缶のがってん塗り(化粧水をつけず青缶だけを塗る)(5.4%)

4位・・・スクラブやピーリング洗顔(5.0%)

5位・・・肌断食(基礎化粧品を一定期間使わない)(3.8%)

どれも「肌にいいらしい」とよく聞いたり、美容ブログなどで紹介されたりするものばかり! 「今やっている!」という方も少なくないはず。

では一体なぜ、上記のケアで肌の調子が悪くなってしまったのか? 解説しましょう。

 

■なぜ肌が荒れた?意外と知らない原因を解説

(1)鼻の毛穴パックは肌に大ダメージ

水分を付けて鼻にペタッと貼り、乾いたらペリペリ剥がす毛穴パック。角栓がびっしり取れて病みつきになりますが、剥がすときに少し痛みを感じることもあるでしょう。

痛みを感じる時点で、それは肌を傷つけている証拠。詰まりがごっそり取れるのは見ていて気持ちいいですが、角質を取りすぎて肌のターンオーバーを早めてしまいます。すると、皮脂や汚れが詰まりやすく、トラブルを招きやすい状態になってしまうことも。

(2)水洗顔は肌の状態をよく見てから

人気女優さんが「朝は水洗顔だけ」といっていると、真似したくなりますよね。たしかに、乾燥を防ぐためには洗いすぎはだめ。

しかし、肌の状態を見ずにただ真似するのは危険。朝、肌に触れて皮脂を感じられるくらい多く皮脂が出ているなら、やはり洗顔料を使った方がよいでしょう。ただし、皮脂を奪いすぎない洗顔料をチョイスするのがポイントです。

また朝の肌には、寝ている間に分泌された皮脂や汗、ホコリなどの汚れも付着しています。これをきちんと洗い落とすためにも、水だけより洗顔料を使う方がベター。こすりすぎに注意しながら丁寧に洗いましょう。

(3)青缶で保湿はできるけど…

『ニベアクリーム』(花王)いわゆるニベアの青缶は、某高級クリームと配合成分が酷似しているといわれています。しかし、書かれている成分が同じでも、それぞれの配合量に違いがあります。また、高級クリームの方には、エイジングケアによいと謳っている独自の美容成分も含まれており、肌にもたらす効果には、やはり差が出ると思われます。

また、洗顔後は化粧水で乾いた肌を整えることで、そのあとに塗るクリームの浸透がよくなりますが、青缶だけを塗ると肌表面に留まりやすく、べたつくことも。

肌のうるおいが奪われないようにするシンプルケアとしてはよいですが、ずっと続けていると物足りなさを感じることでしょう。

(4)スクラブ・ピーリングはほどほどに

スクラブやピーリングも頻繁に行うと、肌のターンオーバーを狂わせ乾燥や炎症などのトラブルのもとになるので要注意。

(5)かなりリスキーな肌断食

肌断食は、肌の水分がみるみる奪われて乾燥を悪化させてしまう恐れがあります。肌が敏感になっているときには、何のお手入れもしない肌断食をするのではなく、肌に染みやすい化粧水をやめて保湿クリームだけにするなどのシンプルケアを心がけるとよいでしょう。

 

今回、ご紹介したような「いいらしい」というスキンケアは、逆に肌を悪化させてしまうこともあるようです。極端な方法のスキンケアは避け、肌の状態をよく観察しながら“洗いすぎない”、“保湿する”という基本のお手入れを丁寧に行ってくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:継田理恵

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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