地味にハズかしい!寒いと「赤いトナカイ鼻」になる理由と対策法
これから寒さが厳しくなるにつれて、「トナカイのように鼻が赤くなってしまう」とお悩みの人もいるのではないでしょうか?
赤くなってしまった鼻はできるだけ、人に見られたくないもの。マフラーやマスクで鼻を隠している人もいるでしょう。
今回は美容ライターの筆者が、冬にありがちな“赤い鼻”の原因と予防法をご紹介します。
■鼻が赤くなる原因とは?
鼻が赤くなってしまう原因をご存知でしょうか? 鼻が赤くなるのは、他の部位と違って皮膚が薄く、血管が透けて見えることが原因です。
冬は室内と外の気温差が激しく、温度調整のため皮膚の血管が収縮と拡張を繰り返します。これにより、急激に寒くなったとき、皮膚の温度を上げるために血管が拡張して、一気に赤くなってしまいます。
さらに、敏感肌の人は普通肌の人と比べて皮膚が薄いので、赤みが強く出てしまいます。そんな敏感肌の人がマスクやマフラーなどで鼻を隠すと、摩擦で炎症を起こしてしまうこともあるので、気をつけましょう。
■赤い鼻にならないための対策法
(1)カイロをハンカチで覆って鼻に当てる
上記でご紹介した通り、鼻が赤くなってしまう大きな原因は、“寒暖差”です。外出する際は、カイロやニット帽、耳当てなどを使用して、できるだけ顔の温度が急激に下がるのを防ぎましょう。
おすすめの対策法は、外出時の温度変化に顔の皮膚が慣れるまで、カイロを鼻に近づけて温めることです。このとき、カイロを直接鼻に当ててしまうと火傷をしてしまう可能性もあるので、ハンカチなどで覆ってじんわりと温めましょう。
(2)鼻の保湿を徹底する
乾燥によって荒れてしまった肌は、より赤く見えてしまいます。乾燥しやすいこの季節は、こまめにクリームを塗って保湿をしましょう。
また、鼻の赤みは紫外線の影響もあります。冬であっても日焼けをしてしまうので、紫外線対策は欠かさないようにしましょう。
(3)首のリンパマッサージする
血管の拡張で鼻が赤くなることがあります。鼻が赤くなったら、首のリンパマッサージすると血行がよくなるので改善しやすくなります。
この季節、鼻が赤くなってしまう人は、ご紹介した対策法を試してみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:船山葵
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