お悩み別ケア
2014.2.10

たった5分「歯茎を押すだけ」で徐々にほうれい線がスッキリ消滅

足や手に、体のあらゆる神経を刺激するツボがあるのは有名ですよね。そして、意外にもツボが集中しているパーツが他にも存在します。それは“口の中”です。

歯科衛生士として活躍されている高橋裕美さんにお話をうかがったところ、口内には40以上のツボが存在し、手や足のツボ同様、マッサージすることで体の不調改善に効果があるそうです。また、内側から口輪筋をほぐし、鍛えることができるので、ほうれい線をはじめとした深いシワやたるみの改善にもつながります。

そこで今回は、高橋さんに教えてもらった自宅でたった5分でできる、“口内エステ”の方法をご紹介します。

 

■現代人は口内が疲れている人が多い

就寝中に歯ぎしりをしたり、無意識で歯を噛みしめたりして、朝起きたら口が疲れているという人は少なくありません。また、運動中や会社でパソコンに没頭しているときにグッと歯を食いしばる人は、知らないうちに顎や歯肉、歯にまで負荷がかかっています。

口内に負荷がかかると、頭痛や知覚過敏を招くだけでなく、顔のゆがみも引き起こします。また、口まわりが疲れることで口輪筋が固まり、口元のシワやほうれい線ができやすくなってしまいます。

 

■口内エステの効果

口内をマッサージすることで疲れた歯肉をほぐすだけでなく、口内のツボを刺激することができるので眼精疲労や肩こり、頭痛、内臓の不調改善などに効果があります。

また、口輪筋をしっかりとほぐして鍛えることができます。口輪筋は顔のあらゆる筋肉に通じていることから、鍛えることでほうれい線、額、目元のシワ・たるみの改善にもつながります。

口内マッサージは血液やリンパの流れを良くするだけでなく、唾液腺が刺激されます。唾液には抗菌作用、消化作用などたくさんの作用があるので、虫歯や歯周病の予防、胃腸への負担を減らすことにもつながります。

 

■5分でできる“口内エステ”で口元スッキリ

指一本でできる簡単エステをご紹介します。口内マッサージ用のジェルが販売されているので、そちらを使用するとすべりがよくなるのでおすすめです。マッサージは人差し指の腹を使用します。

(1)上歯肉をマッサージ

歯肉をマッサージしやすいように片手で唇を上げます。歯肉をくるくると気持ちよい力加減でマッサージしていきます。前歯の中心から両サイドの糸切り歯までマッサージします。

(2)上奥歯の歯肉をマッサージ

糸切り歯から奥歯の歯肉までをくるくるとマッサージします。右左、両サイド行います。

(3)口の内側を奥から手前にグーッとのばす

小鼻の横からほうれい線を押し上げるようにグーッと内側の皮膚を伸ばします。下部分を行うときは奥から手前にグーッとのばします。口内はデリケートなので力加減には注意が必要です。

美レンジャー

(4)親指と人差し指で歯肉を挟み、圧迫する

歯を支えている歯肉を指で挟み、気持ちよいくらいの力加減で歯肉を圧迫します。まんべんなく全ての歯肉を刺激します。

美レンジャー

この(1)~(4)の流れを下の歯肉も同様に行います。

 

以上、自宅でできる口内エステをご紹介しました。エステ後は口の中がスッキリ軽くなるのを実感できます。歯磨きあとや、湯船につかっている間の時間を使って、ぜひ試してみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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