メイクHOW TO
2024.3.27

【初心者】美容のプロが教える、チークの塗り方「12のワザ」

ただなんとなく入れてるだけではもったいない!印象が格段に変わる、チークの入れ方をご紹介します。基本の入れる位置からアイテム・顔方別塗り方、なりたい印象を作るテクまでたっぷりと。

チークの「魅力」

ヘア&メイクアップアーティスト

paku☆chanさん


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「ほかのポイントメイクと比べて、チークは顔の広範囲に入れるもの。使った方が断然、肌の透明感やキメ細かさ、さらには広角の位置までが自然に上がって見え、ベースメイクの仕上がりが100点から200点に高まります。ほかのポイントメイクをナチュラルに落とし込む効果があるのも、私がチークを”バランサー”と呼ぶ理由。最近はテクニック不要で肌や顔だちへ溶け込み自然な色味、ツヤ、キメ細かさを与えてくれる”なじませチーク”が豊富。大人こそ、使うべきですよ!」 (paku☆chanさん)

【チークなし】
\ちょっと疲れ気味!?/

【チークあり】
\リフトアップして見える!! 健康的で幸せそう! ポイントメイクがなじんでいる!/

チークを入れる基本の「位置」

美的専属モデル・美容研究家

有村 実樹さん


実樹的チアコスメ ▶︎
  • 斜め45度に顔を振り、歯を出して笑ったときのカーブでいちばん高くなる所が、チークの基準点。
  • 右に顔を振ったときは右頰のカーブを確認。反対側も同様に。ここを目安にチークを入れます。

正面から見ると、基本的には黒目の外側になる。

「アイテム別」チークの塗り方

「パウダーチーク」の塗り方

ヘア&メイクアップアーティスト

木部 明美さん


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【How to】
(1)大きめのブラシにチークをとったら、手の甲で量を調節。写真のように頬の高い部分の中央、内側、外側へとチークをオン。淡いベースを作る。

(2)笑って高くなる部分に、さらにチークを重ねづけ。ブラシは立ててピンポイントに。広げすぎないのが、キレイなグラデに見せるコツ。

「クリームチーク」の塗り方

【How to】

  1. ベースを崩さずキレイにぼかすためには、スポンジが◎。
  2. 頬の高い位置においたら、スポンジの面を裏返し、軽くたたき込むようにしてぼかします。

「リキッドチーク」の塗り方

ヘア&メイクアップアーティスト

イワタユイナさん

【How to】

  • スポンジを使い少量を頬にポンポンとなじませ、頬の外側に向かって3角形の形にシャープに広げていく。

【使用アイテム】
NARS アフターグロー リキッドブラッシュ

価格
¥4,840 02804

スキンケア効果のあるリキッドチーク。

「ティントチーク」の塗り方

ヘア&メイクアップアーティスト

北原果さん

【How to】

  1. ティントチークを手の甲に出して指にとり、なじませたら、頬の中心からたたき込んで丸く広めに染めていく。
  2. きちんと発色させず、頬全体がわずかに赤みを帯びて見えるくらいが◎。

【使用アイテム】
アディクション チーク ティント

価格
¥3,080 004

水のように軽くて浸透するようになじむリキッドチーク。上品&華やかなローズ色。

「顔の形別」チークの塗り方

「丸顔」さんのチークの入れ方

ヘア&メイクアップアーティスト

向井 志臣さん


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\やり方を動画でチェック!/

【ポイント】

  • チークの幅は3〜4cmくらいがベスト。
  • 顔の余白が上下均等になるように、内側から外側に向かってブラシをスライドさせるようにチークを入れるのがコツ。

【How to】
(1)額と顎の真ん中にチークを入れる。置いたブラシの上下同じくらいの余白を残しておく。

(2)顔の内側から外側に向けてブラシを水平にスライドして色をのせる。生え際まで色をのせずに縦指2本分の余白を残す。


「面長」さんのチークの入れ方

ヘア&メイクアップアーティスト

KUBOKIさん


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\やり方を動画でチェック!/

【ポイント】

  • チークを「こ」の字にいれて、横幅をだす。
  • ぼかしやすいパウダーチークを。

【How to】
(1)にこっと笑って頬が高くなる位置をチェック。

(2)高い位置の上と下に「こ」の字を描くようにチークを入れる。ブラシは頬骨に向かうように動かす。


「平面顔タイプ」のチークの入れ方

メイクアップアーティスト

村松朋広さん

  • 平面幼顔はくすみピンクを斜めシャープに

【How to】

  • くすみピンクのチークを頬骨の上部に沿って斜めにオン。血色と同時に陰影も生まれ、大人っぽくシャープな顔だちにシフトします。

「立体顔タイプ」のチークの入れ方

  • 立体大人顔はクリアなピンクを丸くふんわり

【How to】

  • クリアなピンクを頬の高い位置に丸くオン。こうすると頬がふっくら柔らかい印象に。血色も際立ち、フレッシュで若々しく!

なりたい「印象別」チークの塗り方

【1】「ふんわりピンク」でかわいいくて優しい雰囲気に

おすすめは、溶け込むようになじむクリーム系のピンクチーク。フェースパウダー感覚で淡い色味を薄く広く入れたら、頬以外の場所にもちりばめるようにトッピング。すると、肌がふわっとまろやか見え。優しげムードも高まり、どんなメイクも上品にまとまります。

【How to】
(1)頬の中央に大きな3角形を描く
チークを手にとったら、まず頬の中央にのせる。そのまま大きな逆3角形を描くイメージで、トントンと指をタップしながら塗り広げていく。

(2)鼻骨をまたぐように鼻にもチークを
もう片方の頬も同様に塗ったら、新たにチークを少量足して鼻骨をまたぐようにのせる。指はスライドさせず、ここでもタップするように。

\直接頬にのせず適量を手の甲にとって/


(3)そのままおでことあご先にものせる
指に残った分をおでことあご先にものせる。ここは発色しすぎないのが正解。ピンク色のニュアンスをかすかに感じるか感じないかくらいでOK!

(4)耳たぶにも入れて、ピンクをよりなじませる
最後はサラッと耳たぶにも。おでことあごに次いで、耳にも入れることで、頬のピンクがより肌になじみ、メイク全体のまとまり感がアップ!

【使用アイテム】
トーン ペタル リキッド リップ アンド チーク

価格
¥3,300 02

白みを感じるニュートラルなマットめピンク。みずみずしいテクスチャーで、繊細に発色。ハイライトも兼ねるような肌を柔らかく見せる淡ピンク。

【2】「キラツヤベージュ」で大人っぽく奥行のある表情に

控えめな血色でメイク全体を大人っぽくまとめながら、立体感まで欲張れるのがベージュを使ったつなぎチーク。透け感とツヤ感のある色味を骨格を意識しながら入れることで、顔の余白まで自然とカバー。シェーディングより簡単で今っぽく仕上がるのもうれしい。

【How to】
(1)頬骨に沿ってシャープに入れる
頬骨に沿い外側から内側に向かってチークを入れる。一気にのせず、ブラシを細かくはらうように短いストロークでのせていくと、より肌になじむ。

(2)輪郭にも入れて顔と首をつなぐ
フェースラインから首にかけて、上から下にブラシを動かしながらチークをのせる。耳下から口角下くらいまで3ストロークくらいを目安に。

\ブラシにたっぷりとり手の甲で調整/


(3)こめかみ部分の生え際にも陰影を
ブラシに残った分を、そのままこめかみ上の生え際にも。うぶ毛に重なるようにのせるのが、よりナチュラルな立体感を演出するポイント。

(4)頬の正面に血色感を足し陰影をなじませる
最後、頬の中央にブラシで半円を描く。陰影を演出する1~3の工程に対し、これは血色を演出する工程。この一ハケが加わると陰影がさらに自然に。

【3】透ける「オレンジチーク」で色っぽさと小顔効果をGET

ヘア&メイクアップアーティスト

小松胡桃さん

【How to】

  1. ブラシを使い、ジューシーなオレンジチークを小鼻の横辺りから頬骨に向かってふんわり広げながら入れる。
  2. 広めに入れることで、シェーディング効果も得られる。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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